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野村絵梨花 うつわ展

先日、陶芸家になった中学時代のクラスメイトの個展があったので行ってきました。
名前を野村絵梨花と言います。
結婚後、何故だか突然陶芸に目覚め、専門の学校に入って3年間勉強してプロの陶芸家になった、ガンバリ屋さんです。

彼女が陶芸家になったと聞いたのは2年前に行われた20数年振りのミニクラス会。
結婚するまでは普通に地元でOLをしていた彼女の変身ぶりに驚かされたのと同時に、この20数年の間に、彼女に一体何があったのだろうかと、不思議でもありました。
それ以来、地元で個展を行う時には連絡をもらって出かけています。


今回の『野村絵梨花 うつわ展』は夏を意識した、涼しげな白いうつわをメインにした個展で、白地に青のラインが入ったコップは川面に吹く風の様でもあり、或いは波紋にも見え、とても爽やかです。


僕は陶芸には全く疎いのですが、こういった手作りの物はプロ・アマ問わず作者の人柄が出るので、作った人を知っていると
「なるほど、ヤツはこういった物を作るのか」とか、
「アイツの詰めの甘い性格が仕上げに出ているなぁ」(←コレは僕の場合)
などと、作品と作者を見比べるとナルホドと思ったり、意外な発見もあったりしてとても面白く、楽しめます。

中学時代の彼女は、当時大人気だったベイ・シティ・ローラズの大ファンで、特にボーカルのレスリーに夢中でした。
その影響かは定かではないけれど英語が得意で、アメリカへ留学したいと言っていましたが、コレは親の反対により出来なかったみたいです。
そんな、好きになると一途な彼女らしく、作品から陶芸が大好きという事が伝わってきます。


今回、僕はビア・タンブラーを購入しました。
これは去年の個展でコーヒーカップを買った時に、「次はビア・タンブラーを作って」と注文していたものです。
白いうつわをメインにした今回の個展の中で、数少ない茶色い作品なのですが、手に持った肌ざわりがいい感じだったのでこれにしました。
白い線は本体を作ってから線を掘って、そこへ白い粘土を詰めるんだけど、そのままでは白い粘土が盛り上がっているので余分な部分を削り落しているんだと説明してくれて、
「メチャメチャ手間が掛かっているんだから、『ああ、苦労したんだなぁ』と思って使ってね」と言っていました。
その日の晩酌はいつもの発泡酒とは違い、特別にプレミアなビールで感謝して飲みました。
いつもの発泡酒だって、格段に旨くなっちゃうから不思議です。

僕が購入した魔法のビア・タンブラー

彼女の個展は名古屋近辺だけでなく、東京や長野などでも開催していて、もし近くでやっていたら是非、覗いてみて下さい。
きっと彼女らしい、可愛い作品たちを気に入ってもらえると思います。




2009. 7. 12



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