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第8回ボクデミー賞 〜クズベリー賞発表〜

映画を観ると2時間前後掛かるし、映画館で観るとなると交通費だって掛かる。
DVDを借りるにしたって、経済的には幾分楽だが、観ている時間は同じ。(つまらなければ、途中で観るのを止めればいいんだけどね)
そんなワケで、観る前には面白いのか、楽しめるのかを調べるだが、それでもハズレを引いてしまう。
しかし、ボクデミー賞も8回ともなると、自分がどんな映画と相性がいいか、悪いかが
なんとなく分かってくる。
そんな事もあり、ハズレを観ることも少なくなってきました。
少なくなってきたということは、やはり有るんですね、クズデミー賞を取ってしまう映画が。


[解説]
本家のアカデミー賞には駄作に送られるラズベリー賞(通称、ラジー賞)というものがあるのだが(もちろん、公式な賞ではない)、僕もそれにならって、まずはガッカリしたた映画を紹介するのだ。
もちろん、100%僕の主観によるものなので、僕の好みに合わなければバツなのです。

[ルール]
話題作の割には期待はずれだった作品に送られる名誉ある賞です。
よって、話題作でないものは含まれません。


★クズベリー作品賞 金賞
『ハウルの動く城』

宮崎駿監督作品と聞くと、期待値が上がってしまうのかも知れないが、2年連続のクズリー作品賞 金賞の受賞です。
僕としては『ナウシカ』や『ラピュタ』の様な大空を駆け回る冒険映画が見たいところだが、宮崎駿も70歳近い老人である事を考えれば、それは仕方が無いのかもしれないが、それにしても酷い。
物語の展開が独りよがりだし、そもそも、魔法に掛けられて年寄りにされてしまうと言う話しはどこかで聞いた事がある。
それに加え、どこかで見たことのある登場人物がいくつか出てくるし、やはり宮崎駿も限界なのかな。
次回作は『借りぐらしのアリエッティ』という、家の庭に住み着いた妖精の物語だそうで、多分、大空は駆け回らないのだろうな。
『借りぐらしのアリエッティ』では、宮崎駿は脚本だけで、監督はしていません)


★クズベリー作品賞 銀賞
『神様のパズル』

クズデミー賞は話題になった映画が対象なので、この映画はその点、微妙なのだが、あえて銀賞にした。
なぜならば、メチャメチャな映画だからだ。
大学生が宇宙を作ろうとするのは、まぁ映画だから良しとするにしても、市原が物語の流れに関係なくエレキギターを背負っていたり、そんでもって突然、第九を歌いだしたり、かと思いきや、土砂降りの雨の中で寿司を食べたり、「なんで?」という展開ばかり。
こういった事を予想外の展開だと解釈できる人には楽しい映画なのかもしれないが、僕にはムリ。
絶対ムリ。


★クズベリー作品賞 銅賞
『2012』

ハリウッド映画にありがちな、CGを見せて、「どうだスゴイだろ」と言う為に作られた作品。
中味は無いし、ありふれた演出(例えば、離陸を始めた飛行機を走って追いかけるジャクソン→間に合う)で、先の展開が読めてしまう。
しかも「家族の絆って大切」と謳っているが、家族の居ない人は次々に死んでいくってどうよ。
ちなみに、ここでの"家族"とはジャクソンの様に離婚していてもOKだが、恋人や愛人は含まれないので死んでしまいまう。
唯一、双子のお父さんは死んでしまうが、こいつはワルイ奴なんだが、子供だけは大切にするという点だけは心が救われる。
もう、人類滅亡系の映画は結構です。


★主演男優
竹中直人 (『僕らのワンダフルデイズ』)
西田敏行 (『釣りバカ日誌』)

今に始まった事では無いが、二人とも演技がいつもワンパターン。
竹中の場合は低音で話すシリアスバージョンと、ハイトーンでのオチャラケバージョンの2種類。(おっと、いきなりワンパターンじゃない)
西田の場合、最近ではどんな役でも皆、ハマちゃんに見えてしまう。
たとえシリアスな役をやっていても、「今日のハマちゃんはマジメだなぁ」と思ってしまう。
二人とも、いつものパターンに嵌めて演技をする事で、楽をしているんじゃないのか。
自分のこれまでの演技を壊し、新しい演技を見せて欲しい。
(と、偉そうな事を書いている僕は、演技の事などさっぱり分かりません)
ちなみに、映画自体はそこそこ面白いです。


★主演女優
長澤まさみ (『曲がれ!スプーン』)

「新しいコメディエンヌの誕生!」という記事を見て、少しは期待していたのに、やっぱりダメだった。
『世界の中心で愛を叫ぶ』は良かったけれど、あれがピークだったのかな。
彼女の作品はTVドラマも含めて、他に見たのは『涙そうそう』だけだが、あれもダメだった。
どうしても妹キャラから抜け出せない様で、あの舌足らずの話し方も含めて、まだまだ修行が必要でしょう。
念のため言っておきますが、映画は面白かったです。
つまり、キャスティングミスですね。
例えば、水川あさみの方が良かったんじゃないかな。


2010. 3. 29



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