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第8回ボクデミー賞 〜金賞発表〜

ちょっと遅くなりましたが、金賞の発表です。
去年は外国の映画が良かったですが、邦画はアニメの実写版やリメイクが多くてつまらないです。
もっとがんばってください。

[ルール]
あくまでも僕個人の偏った好みで選んでいます。
だから、金賞だからと言って、「面白くないじゃないか」と文句を言わないで下さい。

★ボクデミー作品賞 金賞
『人生に乾杯!』

老人版『俺たちに明日はない』と言った感じで、主人公が老人なだけに殺伐とした感じにはならず、どこかほのぼのとしている。
そして、国は老人には冷たいが、市民は暖かく彼らを迎えているところが、この映画をやさしく観られる所以だろう。
それに加え、ラストが良かった。
老人に冷たい国に対して、一杯食わせてやるのだが、それは観てのお楽しみ。

『パイレーツ・ロック』

ひょっとしたら、僕はこういった音楽関係の映画が好きなのかもしれない。
以前に観た『ドリーム・ガール』や『シカゴ』も気にいったし、もちろん、この『パイレーツ・ロック』も面白かった。
ロックという、当時は少々反社会的な音楽はそれを放送する人たちも反社会的で、そんな彼らを強烈に支持するリスナーは、いわば、不良に憧れる女子中学生の様だ。
また、全編に流れる曲も良かった。
これらの曲がこの映画の主人公で、主人公に影響を受けた人達が海賊放送を続け、そしてリスナーが次々に行動を起こしていく。
ロックを締め出そうとする政府がなんと言おうとも、人の心を動かす音楽っていいね。
ファッションもサイケで良かった。

★ボクデミー作品賞 銀賞
『フィッシュストーリー』


話題には成らなかったが、案外掘り出し物の作品かもしれない。
時代も場所もバラバラな話が続くので最初はオムニバス映画なのかと思ったが、実はそれはラストに向かって一本のストーリとして繋がっていく。
こんな仕掛けのある映画って割りと好き。
「ああ、そうだったのか」とか、「そう来るか」と思わず膝をポンと打ちたくなる、そんな楽しさがこの映画にあった。
ところで、この映画でも「2012年に人類が滅亡する」と言っていたが、マジ?

『グラン・トリノ』

クリント・イーストウッドの作った映画を観るのは多分これが初めて。
役者の趣味で作っているのかなぁと思っていたら、これがまたカッコイイ話なんだな。
家族や周りの人達とはうまく付き合えない偏屈親父で、友達との会話も変化球ばかりで素直になれない、実はシャイなところもあるが、「男とはこうだ」と背筋をピンと伸ばして生きている。
「武士道」と言う言葉が頭に浮かんだが、ちょっと違うかな。


ボクデミー作品賞 銅賞
『グッド・バッド・ウィアード』

最近の日本映画は優しさや、癒しといった軟弱な作品ばかりで、まぁこれは女性をターゲットにしているから仕方がないのだけれど、もっと元気の出る、ワクワクする映画を見たいなぁと思っていた所にこの『グッド・バッド・ウィアード』だ。
走り回って、撃ちまくって、暴れまくって、実に楽しい映画だった。

★主演男優
ソン・ガンホ(『グッド・バッド・ウィアード』)


韓流俳優と言えば、ペ・ヨンジュンやイ・ビョンホンなどのイケメンを思い浮かべるが、ソン・ガンホは彼らをダンプカーの様に押しのけていく猛烈なインパクトを持っている。
『グッド・バッド・ウィアード』の中でもこのソン・ガンホに目が行って仕方が無かった。

★主演女優賞
<該当者なし>

ああ寂しい

★助演男優
<該当者なし>

そういう事もあります。

助演女優賞
松たかこ(『K-20 怪人二十面相・伝』)


キムタクと競演していたTVドラマ、『ヒーロー』でもそうだけど、彼女にはコミカルな役が似合っていると思う。
シリアスな役を演じる人は沢山居るが、コミカルな役をこなせる女優はそんなには多くない。
彼女には是非、コメディエンヌを目指して欲しい。


★ベストソング賞
15の夜(『うた魂(たま)♪』)

尾崎が歌う「15の夜」よりも歌に厚みが有って、ある意味聞き手にグッと向かってくる。
昔バンドをやっていた頃、みんなの音が合った時はそりゃもうスカッとしたものだ。
きっと合唱にもそんな所があるんだろう。
DVDで観たのだが、ゴリ(ガレッジセール)が率いる合唱チームが歌う場面だけを何度も繰り返し観ていた。
それ程僕は気に入っている。
http://www.youtube.com/watch?v=4pszPSjRHLg&feature=related

ミリオネア賞
『スラムドッグ & ミリオネア』
『人生に乾杯!』

たまたま、あの高額賞金クイズ番組の『ミリオネア』が映画に出てきた。
それもインドとハンガリーという、それぞれ異なった国でだ。
世界的に有名な番組なんだねぇ。
日本では全部正解すると1000万円で、それでも「スゲー」と思うが、インドではその倍の2000万円!!(ハンガリーは不明)。
一方、日本では4択だが、ハンガリーは6択で1.5倍難しい。
インドのミリオネアを見る限り、番組の司会者はみのもんたの方がうまいと思う。
並の司会者には中々、あの引っ張りは出せません。
それにしてもみのもんたって、インド人よりも黒光りしているんじゃないかな。

★ベストアイドル賞
仲里依紗 (『パンドラの匣』)


巷ではどうかは知らないが、僕にとっては突然現れた美少女だ。
誰かに似ているなぁと思っていて、それが中々も出だせなかったけど、今思い出した。
若い頃の宮沢リエだ。
ただ、見る角度によっては竹内結子だったり、一色紗英だったり色々な表情を見せる不思議な娘で、今後も目が話せない。
内容がよく分からない映画だっただけに、砂漠でオアシスといった感。
ちなみに、"なかざと いさ"では無く、"なか りいさ"です。


★特別賞
マイケル・ジャクソン(『This is it』)


マイケル・ジャクソンはスキャンダルばかりが目に付くアイドル歌手だと思っていて、食わず嫌いの所があったが、この映画を観てガラリと印象が変わった。
リハーサルでのスタッフやバンドメンバーへの指示やプロ意識の高さが想像以上で、改めて惜しいアティーストを亡くしてしまったと感じた。
そんな事で、ブルーレイを買っちゃいました。
2010. 4. 18



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