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はるかぜちゃん

僕は最近、『はるかぜちゃん』という小学5年生の少女に夢中です。
いやいや、決してロリコンという事では無いんです、ホントに。
はるかぜちゃんとはハンドルネーム(インターネットで使う名前)で、本名を春名風香といい、近頃では『早泣き少女』とか、『嘘泣き少女』とかでちょくちょくテレビに出ていてご存知の方も多いと思いますが(残念ながら、僕は一度も見た事は無いです)、そんな事どーでもいいんです。

彼女が9歳の時に始めたツイッター(ブログは3歳から始めたそうです。彼女曰く「書くのは難しいけど、入力なら出来る」)でのつぶやきを『はるかぜちゃんのしっぽ(ω)』という本になって8月に発売されたんですが、その内容がすごいんです。(一気に読むのがもったいないので、チビチビ読んでいるので、まだ半分しか読んでません)

例えば、1年生の時に箸の持ち方が分からない子がいるので学校で箸の持ち方を教える授業があったり、あるいは5年生になって生理についての授業があった事について、

『生きるための常識とか、いのちのこととか、いろんなマナーは家で教えてもらってきてほしい』
とつぶやいたり、また或る時は、例の都条例(青少年育成条例)についても

『いいまんがも、悪いまんがも、ちゃんと自分でえらべます』
と訴え、

『時代劇で毎週刃物で人を殺したり、火曜サスペンスで人が死んでもそれが中止になることはないのに、まんがだと中止にされる』
とつぶやいてもいる。

大人が作った社会を冷静に、しかも真っ当に見ていて厳しく批評するそれが一々正論なので、大人の方がどうかしていると思わざるを得ないし、事実、どうかしている。

『どうにもならない状況になったとき(ω)大人はどうするのか(ω)ぼくたちにどんな奇跡を見せてくれるのか(ω)ぼくたちは見ています(ω)』
ともつぶやいています。((ω)は彼女のマークです)

「本当に小学5年生なんだよな」と読みながら、僕は何度も本の帯に写っている彼女の写真を確認しました。
彼女の仕事に対する姿勢にも学ぶべき点がある事に気づかされ、背筋がピンとなりました。
僕が小学5年生の時は一体何をしていただろう。
社会のことや、大人の事なんかはまったく考えていなかっただろうな。
ちなみに、『サザエさん』のカツオも小学5年生。
僕の場合はたぶん、あんな感じだったと思う。
しっかりしなくちゃ、大人たちよ。
はるかぜちゃんたちにどんな奇跡を見せてあげられるのでしょう。

  

もちろん、本やツイッターに書かれているのはそんな硬い話ばかりではなく、大部分は子供っぽい(子供だから当然か!!)話題も豊富で、ソフトバンクの孫社長を"まご"社長だと思っていたり、タモリの名前はタモリ友郎だと勘違いしていたり(いいとも〜いいとも〜いい友〜郎〜)、現在の悩みはすね毛が生えてきた事という、まぁ普通の女の子です。

2011年 9月 16日

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