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桐島

一部では話題の『桐島、部活やめるってよ』だが、気が付いたら名古屋では既に上映が終了していて、いてもたってもいられず、東京 新宿まで交通費2万円も掛けて観に行ったが、その価値は十分にあった。
本当なら何度も見たいところだが、何度も東京へ行けるほどブルジョワでは無いので、DVDが出るのを待つしかないところがツライ。

まずは人物紹介から。

【主要人物】

ヒエラルキー キャスト 名前 部活  
上位 桐島 バレーボール部
(リベロ)
キャプテン
スポーツ万能で学年の人気者だが突然、バレーボール部を辞めてしまったとこからこの映画は始まる。

東出昌大
菊池宏樹 野球部の幽霊部員 桐島の親友だが彼が部活を辞めた事を知らされていない。
沙奈とつきっているが・・・。

落合モトキ
竜汰 帰宅部 いつも宏樹や友弘とバスケをしながら桐島の部活が終わるのを待っている。
最近パーマをかけた。

浅香航大
友弘 帰宅部 いつも宏樹や竜汰とバスケをしながら桐島の部活が終わるのを待っている。
パカーを着ている。

山本美月
梨紗 帰宅部 桐島とつきあっているが彼が部活を辞めた事を知らされていない。

松岡茉優
沙奈 帰宅部 宏樹とつきあっている事や梨紗たちのグループに属している事にステータスを感じている。

清水くるみ
宮部実果 バドミントン部 努力をしているがかすみの様にプレイが出来ない事にコンプレックスがある

橋本愛
東原かすみ バドミントン部 あまり努力をしなくても実果よりも上手くプレイが出来る。
涼太とは同じ中学だった。
下位
神木隆之介
前田涼太 映画部 新作(ゾンビ映画)の監督、脚本、演出を務める。

前野朋哉
武文 映画部 涼太の親友で、右腕的存在。
無所属
太賀
風助 バレーボール部
(リベロ)

桐島が退部した事によりリベロのポジションを任されるが努力をしても桐島の様には出来ないことに悩む。


大後寿々花
沢島亜矢 吹奏楽部々長
(サックス担当)
教室では宏樹の後ろの席に座っていて彼に片思いをしている。
校舎の屋上から宏樹たちがバスケットをしているのをサックスの練習をしながら見ている。

高橋周平
野球部キャプテン 3年生 3年生なので、本来なら夏で引退するのだが、まだ野球部に属している。
その理由は・・・。



【ストーリー】
ストーリらしきものは特にない。
或る日、学年で一番の人気物の桐島が親友や恋人に何も言わずバレーボール部を辞めた事から、ヒエラルキー上位の彼の周りは動揺する。
一方、桐島の退部の件には関係の無いヒエラルキー下位の映画部、前田や武文たちは顧問の先生の意見に逆らって自分達の撮りたい映画の撮影を進める。

この映画の予告編では高校生活の中での『ヒエラルキー』を大きく取り上げているが、ハッキリ言ってそれは物語の味付けであって、本質では無い。
それでは何が本質か。
それは「本当に自分がやりたい事をやっているか」という事。
最近僕が思っていた、「高校野球児たちの誰もがプロになれる訳でもないのに、彼らはどうしてあんなに一所懸命に練習をしているのだろう」と言う事。
僕自身も陸上部や柔道部で汗を流していたが、あれは一体何だったんだろうか。
その答えは実は単純だった。

「好きだから」
全てはこの一言に尽き、ここから始まっている。

例えば仕事をするにしても、単に責任感だけではやりきれない。
そこに「好き」という情熱がなければ大成しないだろう。
だからこそ、この映画の本質である「本当に自分がやりたい事をやっているか」が大事なのだ。
はたして僕は「本当に自分がやりたい事」をやっているのだろうか。
そもそも、僕が「本当に自分がやりたい事」とは一体なんだろうか。
もちろん、好きな事だけをやって生きていける訳では無い事は十分承知しているが、それが一番大事だという事も知っている。

2012.10.13


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