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第11回 ボクデミー賞 〜金賞の発表〜

もう春です。
ウチの近所では桜も咲き始めました。
そんなこんなで、金賞はあの作品です。

[ルール]
全て僕の好みと偏見と勢いで選んでいます。
僕が選ぶから『ボクデミー賞』
そこんとこヨロシク。

★ボクデミー作品賞 金賞
『桐島、部活やめるってよ』


当然の結果だが、それよりも驚いたのは今年の日本アカデミー賞の最優秀作品賞を受賞した事。
世間的には大きく話題になった訳でもないから、どうせ『あなたへ』や『北のカナリアたち』が獲るんだろうと思っていたし、そもそも日本アカデミー賞の選考委員は東宝などの大手映画会社が4割ほどを占めているそうなので、『桐島、〜』の様な作品は一般的に不利という事もある。
そんな中での受賞だから驚いたのだ。

どこが良かったかについては、コチラをごらん下さい。

★ボクデミー作品賞 銀賞
(該当なし)
『桐島、〜』が余りにもダントツだったので、今年は相対的に銀賞とすべき作品が見当たりませんでした。

★ボクデミー作品賞 銅賞
『サニー 永遠の仲間たち』

この映画の良さは思い出がキラキラと輝いて見える事の心地よさだ。
楽しかった事
だけでなく、つらかった事も含めて全てが思い出で、それを分かち合える仲間たちが居る事の幸福感だ。
しかし、それを懐かしさだけで見せるのでは無く、恋愛もあり、対立グループとの喧嘩もあり、しかもそれがコメディタッチだったりと、様々な要素を入れて飽きさせない。
その一方で韓国社会の皮肉というか、そんな印象を受ける映画でもある。
物語の中でも過去のシーンでは反政府運動が出てくるが、現在のシーンでも格差社会やトップダウンで物事を決めていく現在の韓国の状況も描かれていて、この様な社会の為の反政府運動だったのだろうかという疑問も投げかけている。
(考えすぎだろうか)
もちろん、そんな事がこの映画の主題ではないけれど、ある意味リアルなのかもしれない。
それにしても、日本映画界は癒しとかまったりとか、未だにそんな作品しか作らない。
僕は韓国映画をあまり観る方ではないが、僕の見た限りでは韓国映画は勢いがあるね。

『DOCUMENTARY of AKB48
Show must go on
少女達は傷付きながら、夢を見る』


最近ではアイドルの一大勢力に上り詰めた感のあるAKB48だが、その一方で、恋愛禁止やAKB商法と呼ばれるCDの売り方などにより逆風もある。
しかしそれらは彼女達には責任の無い事で、彼女達は彼女達なりにファンへ最高のパフォーマンスを見せる事に懸命になっている。
本来、パフォーマーとしては舞台裏を見せる事はどうかと思うが、あの努力や覚悟には見習わなければならない事が沢山ある。
・・・・という事と映画の出来とは関係ないけれど、AKB48って凄ぇと感じさせ、AKB48の見方が変わる作品である事は間違いない。
良い映画という事ではないけれど、果たして僕はあんなにも悔し涙を流せるだろうか。
友と抱き合って、喜びの涙を流せるだろうか。
決して、女の涙に騙されているワケではない。


舞台裏で過呼吸や熱射病でバタバタと倒れていくシーンでは思わず、
「衛生兵!衛生兵はいないか!」と叫びたくなる。
過呼吸はともかく、熱射病で倒れるなんて、スタッフの準備不足以外の何物でもない。

★主演男優賞

(該当者なし)
何度も考えたんだけれど、やっぱりいない。

★主演女優賞
ミシェル・ウイリアムズ (『マリリン 7日間の恋』)

『ブルーバレンタイン』のシンディを見た時に、演じている女優を「どこがで観た事があるなぁ」と思ったら、ミシェル・ウイリアムズだった。
マリリン・モンローと彼女は全然似ていないのだけれど、細かな仕草とか雰囲気でマリリンに思わせてしまう。

シム・ウンギョン (『サニー 永遠の仲間たち』

田舎からソウルの高校へ転校してきた少女・ナミ役を見事に、ダサく演じきった。
都会のソウルに戸惑いながらも純粋に真っ直ぐなナミを、「ああいう子って居たかもしれない」と思わせる存在だった。

★助演男優賞
高橋周平 (『桐島、部活やめるってよ』)

初見では野球部の監督だと思ったら3年生役だった。
それくらい老けて見えるけれど、実年齢は公開当時で29歳だから、まぁ仕方がないか。
だけど、実際にこれくらい老けている見える高校生も実在するもんなぁ。
気が優しく、どこの野球部にでも居そうな3年生で、野球が好きだから11月になっても引退せずに練習を続けている。
その理由もいいね。
笑っちゃうんだけれど、ジーンとする。
そういう気持ちって分かる。
野球が好きなんだから、辞めたくないよねぇ。
だけど、当の本人は『桐島、〜』に出るまでは引退していたそうで、『桐島、〜』で復帰後もまた俳優を引退したらしい。

★助演女優賞
アン・ハサウェ (『レ・ミゼラブル』、『ダークナイト・ライジング』)


恐らく、実生活に彼女が現れたらあの大きな瞳に異様を感じずにはいられないだろう。
けれど、スクリーンではなんて映えるのか。
『ダークナイト・ライジング』でのボンデージ衣装もイイね。
その上、身体も柔らかく、アクションシーンも様になっている。
一転して『レ・ミゼラブル』での坊主頭に体当たり演技を見せつけられる。

★ベストアイドル賞
能年玲奈 (『グッモーエビアン!』)


ホンワカした話し方や表情が好き。
NHKの朝の連ドラの主役が決まったそうで、今後の活躍を期待せずにはいられない。
もちろん録画予約済みです。

ミン・ヒリョン (『サニー 永遠の仲間たち』

作品の中でも学校のアイドルで、実際に可愛いという筋金入りの可愛さだ。
役柄がクールで少し影のある美少女という事も影響されているのかもしれないが、いつも仲間たちから一歩離れていて、本心がどこに有るのか分からない、謎の美少女を演じている。
その反面、焼酎で酔っ払い、「美人でごめんね」とナミ(シム・ウンギョン)と抱き合って泣くという、コミカルなところもある。

★とにかく、このシーンは見ておけ
『さよならぼくたちのようちえん』


拓実役の佐藤瑠生亮の泣きの演技がイイ。
極め付けはパンケーキの作り方を説明しながら、徐々に泣いていくシーン。
彼を天才と言わずして、何と言うのか。
共演の芦田愛菜や本田望結が子供に見える。(いや、子供だって)

★このシーンは見てはいけない
『ドライヴ』

主人公のドライバーが愛する人を守るために、闇の組織と戦う正義の味方かと思いきや、敵の殺し方が半端じゃない。
あんな殺され方だけはされたくない。
しかも、音が・・・・。
決して見てはいけません。

★ボンデージ対決

『GANTZ』での夏菜と伊藤歩のパワースーツがエロカッコイイ。
伊藤歩は好きな女優だけれど、この役はサトエリの方が見た目は良かったと思う。
一方、アメリカ代表のアン・ハサウェは中々のモンで、やはりガイジンはスタイルがいいね。
しかし、地味だなぁ。
黒いウエットスーツを着ているみたいに見える。

2013 3. 27

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