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信州旅行

5月25日(土)
毎年、5月の最終土日に『クラフトフェアまつもと』というイベントが開催される事を、友人の野村絵梨花から以前から聞いていて、いつか行ってみたいと思っていたところ、ようやく行くことが出来た。

そして僕は、9時ちょうどの名古屋発『特急しなの5号』に乗り込み、一路松本へ。

11時過ぎに松本に到着したら、まずは昼食をとる店を探す為、一旦駅を出る。
長野高速道路が出来る前の20年ほど昔、白馬へスキーの為に行く時に時々松本駅前を通った記憶があるが、その時は深夜だったという事もあるかもしれないけれど、あまり開けた街ではなかった記憶がある。
それが今では何てことだろうか、ビルや店が建ち並び、すっかり都会だ。

ランチは駅ビルのエキナカマルシェ食堂でハンバーグランチを注文。
ここではハンバーグやミートソーススパゲティなどに鹿肉を使ったメニューが並んでいた。
長野って鹿肉が有名なのだろうか。

クラフトフェアが行われている『あがたの森公園』へは期間中、シャトルバスが運行しているが、僕がバス停へ行ったタイミングが悪く、待ち時間が40分。
係員によれば、松本駅から真っ直ぐ続く通りを歩いて行けば15分とのなの事で、歩いていく事にした。

『クラフトフェアまつもと』は今回で29回目という、長く続いているイベント。
陶器や木工、革、紙、鉄、ガラス、布などの様々な素材を使った作品のブースが200以上あり、ひとつひとつ見ていくとキリが無いので、パッと見て興味を引いたものを重点に見て回った。

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一通り見たら、次は松本市美術館へ向かう。
松本駅からあがたの森公園までの道の途中にあり、世界的アーティストの草間弥生の作品が常設展示されている。


松本市美術館の次は国宝松本城。
ここまで歩き回ってクタクタだったので、バスで行こうと思いバス停を探していたら横断歩道で、「higan君」と呼び止められた。
誰かと思ったら同じ会社のNさんとその奥さん。
奥さんは子供の頃、近所に住んでいて小学生の時から知っていて、親友コウイチのお姉ちゃんだ。
僕が眼球摘出の手術を受けた際、その当時、長野の子会社へ出向していたNさんとお姉ちゃんは、わざわざ東京の東邦大学病院まで見舞いに来てくれた。
今日は僕同様、クラフトフェアを見に来たとの事で、まさか松本の横断歩道で会うとは思わなかったなぁ。



信州と言えば蕎麦である。
お姉ちゃんに聞いたら、浅間温泉の『あるぷす』という蕎麦屋を進められたが、ここから遠いし、腹も減っているので「どこの店でもそこそこ美味しいよ」というアドバイスもあって、駅前で済ませる事にしたが、確かにそこそこ旨かった。

駅前にはビジネスホテルが有るのだが、温泉のある宿という事で検索して今日の宿は『ホテル 末広』をチョイス。
松本駅からバスで少し行った所にあるが、30分ほど待たなくてはならず、クタクタに疲れていて早く宿で休みたいと思い、ここはゴージャスにタクシーで移動する事にした。

宿の近くにあるモスバーガーでタクシーを下車し、そこからは車一台がギリギリ通れる道を歩いていくと『ホテル 末広』がある。
事前にGooogleマップで確認していたから分かったものの、いきなり来たら辿り着けなかったと思う。

建物は外も中も寂れたホテルだか、廊下にはのべ100人以上の有名人のサイン色紙が飾られている。
大地喜和子、穂積隆信、入江杏子、江守徹、西田敏行・・・昔は錚々[そうそう]たる芸能人たちが羽を休めた宿に今夜は僕がクタクタの足を休める。
僕の部屋のドアの上には松本ちえこのサイン飾られていた。
(この部屋に泊まったのかなぁ)

中学生の頃は彼女のファンでした


5月26日()



2日目は安曇野へ。
スキーで信州を訪れた時に美術館への案内看板が多いと思ったら、長野県は日本一美術館の多い県と言う事らしく、納得である。

まず初めは『安曇野ちひろ美術館』。
いわさきちひろを中心とした絵と絵本が展示されている。
そして何と言っても、美術館の周りには芝生が張り巡らされていて、ちょっとした緑地公園になっている。



訪れた時はアルプホルン(アルペンホルン)の演奏会が行われていた。


いわさきちひろ自身は生まれも育ちも東京だが、母親が松本市出身で終戦間近に松本に疎開している。
(母親の岩崎文江は白馬岳に登った最初の女性である)
そんな関係もあり、東京都練馬区につづいて安曇野にも美術館が造られた。

次は『安曇野ジャンセン美術館』。
聞きなれない名前の画家だが、ジャン・ジャンセンはフランスを中心に活動しているアルメニア人の画家で、絵のタッチはベルナール・ビュッフェに少し似ている。

ジャンセンの描く女性は全て細見で、これはジャンセンの好みのタイプなんだろう。
ルノアールの描く女性はその逆で、皆ふくよかで、これもルノアールの好みだ。


ジャン・ジャンセン

ベルナール・ブュッフェ ピエール・オーギュスト・ルノアール

安曇野の辺りには他にも多くの美術館があるが、事前のリサーチでは他に観ておきたい所も無いので、松本に戻り再びクラフトフェアへ。

安曇野では晴天だったが、あがたの森公園に着いた時には雲行きが怪しくなってきた。
遠くでは雷も鳴っているし、店じまいを始めているブースもちらほら・・・いつ雨が降り出してきてもおかしくないので、昨日見た中でもう一度見ておきたいブースを足早に回って帰宅の途に就く。

その前に、これもお姉ちゃんに教えてもらった松本唯一のデパート、井上百貨店の開運堂でお土産を購入。
「開運堂なら間違いない」とのアドバスだ。
お姉ちゃんに感謝。

2013 6. 8

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