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第12回 ボクデミー賞 〜ノミネート作品の発表〜

今年も ボクデミー賞の時期になりました。
去年は観る数を意識的に減らしましたが、それでも70本も観ていました。
毎年これくらいの数の映画を見ているおかげで、だんだん自分にあった映画かどうかが分かる様になってきました(「やっとかよ」という声が聞こえてきそう)。
でも、たまに、思いがけなく良い作品に巡り合う事もあるから、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」方式になってしまうのがツライところ。

まずは、恒例のルール説明からです。

[ルール]
・去年見た映画(DVDも含む)の中から選ぶ
・初めて見た作品に限る   (よって、公開日が大昔でも去年が初見であれば審査対象)
・洋画・邦画は問わない

[参考]
僕の主観による点数も付けています。
75点だと“まぁまぁ”な映画、普通です。
ただし、独断と偏見で点数を付けていますので、体調の悪い時に観たら点数は低くなるし、手持ちカメラの作品も画面がブレて乗り物酔いのようになってしまうので点数は低いです。
一方、『映画生活』と言うのは映画生活と言う映画のサイトで、映画を見た人達が各自で評価し投稿した点数の平均点で、世間一般の評価です。
(但し、投稿者が少ないと点数が偏る場合もあります)



点数 映画
生活
タイトル 感想 ひとくちストーリ 監督 脚本 出演
60 63 京都太秦物語
KYOTO STORY
監督が山田洋次って事だけでDVDを借りたけど、ドキュメントなのかフィクションなのか、何だか変わった映画だ。単にラブストーリーって事であれば45分くらいで終ってしまう内容で、それもフツーの展開で何も特別な事は起こらない。退屈な映画だったけれど、所々に寅さんで馴染みのある山田洋次監督らしいカットが入っていて、その時だけは「おっ」と思わせる。

京都・太秦の大映通りにあるクリーニング店の娘・京子は、立命館大学の図書館に勤める日々を送っていた。ある日、図書館で白川静文字学を研究する大地と出会い、彼は京子に一目ぼれ。大地は一途な想いを京子へ注ぐが、彼女の心には幼なじみ・康太の存在があり……。
山田洋次
阿部勉
山田洋次
佐々江智明
海老瀬はな
USA
田中壮太郎
西田麻衣
北山雅康
75 73 ツレがうつになりまして。 僕の父親が一時期うつ病の様な症状が出て、結局はその当時飲んでいた薬のせいだったんだけど、その時、この原作の本を買いました。会社でもうつ病で何人かが休職をしていて、わりと身近にあったりするけど、実際のところは良く知らない。治るのは大変な様で、それを支える周りも大変だと思う。物語の最後は出来過ぎた展開だったけれど、ヨシとする。「この本を作ってくれて、ありがとう」というのは正にそうだと思う。

売れない漫画家の晴子としっかり者のサラリーマン・幹夫は仲の良い夫婦。だが、幹夫がある日、うつ病になってしまう。今まで怠けてきた晴子はその事実を受け止め、一念発起。ふたりの生活を漫画にし、編集部に持ち込む。やがて幹夫に好転の兆しが現われて……。
佐々部清 青島武
(原作:細川貂々)
宮崎あおい
堺雅人
吹越満
津田寛治
犬塚弘
梅沢富美男
田山涼成
大杉漣
余貴美子
65 71 パーマネント野ばら 何か、ダメな男とダメな女の話で、物語の推進力が何なのか、どこに向かって話が進んでいるのかが全く分からない。途中から「江口洋介はなんか怪しいなぁ」と思っていたら、やはりそうだった。見どころは池脇千鶴のフラれっ振り。色んな男に色んなやり方でフラれるところは笑える。

娘を連れて故郷の村に出戻ったなおこ。彼女の母が営む村で一軒のパーマ屋さん“パーマネント野ばら“は、まるで女たちのザンゲ室のようだった。村の女性たちが、日々、恋の悲しさや辛さ、人には言えないような小さな告白をしに来て……。
吉田大八 奥寺佐渡子
(原作:西原理恵子)
菅野美穂
小池栄子
池脇千鶴
夏木マリ
宇崎竜童
江口洋介
本田博太郎
75 96 渾身 KON-SHIN 甲本が財前にプロポーズするシーンが可笑しかった。まぁ、酔っ払ってプロホーズするのは失礼だけれど、酔ってなくちゃ出来ないんだろうな。シラフで出来るんだったら、とっくにしているって。物語はゆっくり、のんびりと進んでいって、古典相撲のシーンが一番盛り上がる。観ているこちらも、チカラが入ってしまう。ところで、肝心な所か分からなかった。英明は何が原因で、どんな迷惑を島の人達にかけたのだろうか。それが父親から勘当された原因なのに、それが最後まで明らかにされない。だから、物語の最後に許されるシーンでも、どうして許されたかが分からない。

多美子は、生まれ育った隠岐諸島で夫、英明と夫の前妻の娘、琴世と共に幸せに暮らしていた。島には20年に一度行われる古典相撲大会が開催され、今回の大会で英明が最高位の正三役大関に選ばれる。そして、英明は島一番の実力者を相手に対戦することに。
錦織良成 錦織良成
(原作:川上健一)
伊藤歩
青柳翔
甲本雅裕
笹野高史
中村嘉葎雄
財前直見
長谷川初範
宮崎美子
中本賢
高橋長英
真行寺君枝
松金よね子
桜木健一

80 82 東京家族 「忙しい」という漢字は"心が亡びる"と書くんだなぁと思い浮かべた。東京で暮らす子供たちは上京してきた両親を暖かく迎えようとするが、開業医の長男は急患の為往診に向かい、美容院を経営し、「先生」と呼ばれる長女も町内の催しで忙しい。それぞれの価値観も微妙にすれ違い、物を持つ事に汲々としたり、人の価値が役職で計ったり。そんな中で末っ子次男だけはフラフラしている様に見えるが、ボロボロのフィアット500を乗っていたり、震災のボランティアをしていたり、物や肩書では無い別の所に人としての価値を示してくれる。

個人病院を営む長男、美容院を経営する長女、舞台美術の仕事をしている次男。東京で暮らす3人の子供たちに会いに瀬戸内海の小島から上京した周吉ととみこ。だが、楽しく滞在してほしいという子供たちの思いは噛み合わず、ある日とみこが長男の家で倒れ……。
山田洋次 山田洋次
平松恵美子
橋爪功
吉行和子
西村雅彦
夏川結衣
中嶋朋子
林家正蔵
妻夫木聡
蒼井優
小林稔侍
風吹ジュン
荒川ちか
60 75 さよなら ドビュッシー こちらの地方では、かなり広告が行われていて、それは地元が舞台だからで、「きっと、つまらない映画だろう」と思っていた僕は、それならば観ておこうかと思ったのが間違いだった。ストーリーがどこに向かっているのかが全然分からない。事前の知識では、ミステリーという事ぐらいだったので、犯人捜しの物語かと思えば、知らないうちに犯人は捕まっていて、犯行の動機も刑事が「実は・・・」と説明する。『このミステリーがすごい』で大賞を受賞したそうだが、別の意味ですごい。

16歳の高校生、遥は両親や祖父、帰国子女の従姉妹に囲まれ、幸福な日々を送りながらピアニストを目指していたが、火事に巻き込まれ、家族や親戚を失い、自身も大怪我を負ってしまった。遥は再びレッスンを再開するが、周囲で不可解な出来事が起こり……。
利重剛 利重剛
牧野圭祐
橋本愛
清塚信也
ミッキー・カーチス
吉沢悠
柳憂怜
相築あきこ
山本剛史
清水鉱治
熊谷真実
サエキけんぞう
相楽樹
戸田恵子
三ツ矢雄二
75 79 ムーンライズ・キングダム 子供の愛の逃避行映画と言えば真っ先に思い出すのが、『小さな恋のメロディー』。そんな映画なのかなと思ったら、まぁ、似ているといえば似ているけれど、そんな事よりキュートという言葉に尽きる。アイシャドーべったりのカーラやのびたの様なジャレッドには『小さな恋のメロディー』のトレイシー・ハイドとマーク・レスターの様な可愛さが無く、ちょっと感情移入が難しかったけれど、もう一度見直して、愛し合う事の喜びについて考察してみたい。映像は監督のこだわりなのか、左右対称の画面が多い。また、髪の毛の有るブルース・ウィリスも久しぶりだし、人を殺さないのも久しぶり。だけど、ダイハード的なところはあいかわらずかも・・・・。

1965年、ニューイングランド沖に浮かぶ小島。12歳のスージーは厳格な父、せわしない母と3人の弟たちと暮らしていた。そんなある日、趣味のひとつである双眼鏡での観察を行っていたところ、偶然にも母とシャープ警部が密会している現場を目撃し……。
ウェス・アンダーソン ウェス・アンダーソン
ロマン・コッポラ
ジャレッド・ギルマン
カーラ・ヘイワード
ブルース・ウィリス
フランシス・マクドーマンド
ティルダ・スウィントン
エドワード・ノートン
ビル・マーレー
ジェイソン・シュワルツマン
80 80 人生、ブラボー! 親が子供を作るのではなく、子供が親を作るんだなぁと感じた。初めは、過去の精子提供により裁判を起こされたと知り、その子供たちのリストを一旦はゴミ箱に捨てるが、ものは試しに1枚だけ抜き出した子供がサッカーのスタープレイヤー。そこから、次々にこっそりと子供たちの様子を見ていくうちに、父親としての自覚と、そんな自分のカッコ悪さの狭間で悩んでいく。物語全体が家族っていいな、というテイストで描かれていて、ダヴィッドの父親や兄弟、そしてヴァレリーとの間に出来た子供。そしてその子の兄弟となる142人の子供たち。そんな繋がりの中に絆を感じて心が温かくなる。それにしても、『人生、ブラボー!』なんて、ダサイ邦題は誰が付けたんだ。

ダヴィッドは42歳の独身男性だが、20歳の頃の精子提供を通じて533人もの子どもの“父親“であると告げられ、さらに142人の子どもから身元開示の裁判を起こされていると知る。裁判の準備を続けるうち、彼は応援しているサッカーチームの選手が息子であると知り……。



ケン・スコット ケン・スコット
マルタン・プティ
パトリック・ユアール
ジュエリー・ルブルトン
アントワーヌ・ベルトラン
ドミニク・フィリー
マーク・ベランジェ
イゴール・オヴァディ
ダヴィッド・ミッシェル
パトリック・マルタン
ダヴィッド・ジゲー
サラ=ジャンヌ・ラブロッス
パトリック・ラベ
60 77 世界にひとつのプレイブック 町山智浩の解説でおおよそのストーリを聞いた時点では面白くなさそうだと思ったのだが、その後、アカデミー賞にノミネートされたり(受賞き逃しました)して評判がどんどん良くなってきたものだから、観に行ったら全く面白くなかった。食事会の4人のうち2人が精神病患者という状況も僕の日常ではありえないし、もちろんアメリカ人は精神科の敷居は日本よりもずっと低いのは知っているが、それにしてもだ。そもそも、ハリウッド映画に出てくるアメリカ人って、普通にあの様な行動をしているじゃん。それに、アメリカでは合法なのかどうかは知らないが、親が賭けのノミで生計を立てようとしていたり、この特殊な状況についていけなかった。

精神病院を退院した元教師のパットは、前妻の理想の男性になるために奮闘する日々を送っていた。ある日、パットはティファニーというミステリアスな女性と出会い、反目しながらも距離を縮めてくが、彼女が目指すダンスコンテストに出場することになり……。
デヴィッド・O・ラッセル デヴィッド・O・ラッセル
(原作:マシュー・クイック)
ブラッドリー・クーパー
ジェニファー・ローレンス
ロバート・デ・ニーロ
ジャッキー・ウィーバー
クリス・タッカー
アヌパム・カー
シェー・ウィガム
ジュリア・スタイルズ
ブレア・ビー
65 83 横道世之介 一部では評判が良いと聞いたけれど、僕はこういった、どこへ向かって物語が進んでいるのか分からない作品は苦手です。長崎から大学進学の為に上京した世之介が、色々な人と出会い、その人たちが何年か経ったあとに、「そう言えば、あんなヤツがいたよなぁ」と思い出す・・・だから?  まあ、ちょこちょこ面白いところもあったけれど、全体としてつまらなかった。

1987年の春。横道世之介は大学に進学するため上京し、入学式で出会った倉持一平と共にサンバサークルに入会する。学生生活を通じ友達もでき、高級ホテルでのバイトもはじめ、毎日を忙しく過ごしていた世之介はある日、友人に奇妙なバイトを紹介される。 沖田修一 沖田修一
前田司郎
(原作:吉田修一)
高良健吾
吉高由里子
池松壮亮
綾野剛
伊藤歩
江口のりこ
朝倉あき
柄本佑
佐津川愛美
國村隼
80 79 ジャンゴ
繋がれざる者
奴隷制度廃止の為の南北戦争前の西部劇だが、舞台は南部。これまで西部劇のガンマンと言えば白人だったけれど、実際には黒人もいたらしい。で、本作品だが、痛快というか、勧善懲悪というか、実に分かり易いストーリー展開。主題歌もストーリーの展開も70年代に流行ったマカロニウエスタンと似ていて、終盤の少し前で主人公が勝利してハッピーエンドになる直前、一転して絶体絶命のピンチに陥ってしまうが、最後は撃って撃って撃ちまくって、勝ちを収めてしまう。2時間45分の長さを感じさせず、一気に物語が進んでいく。

19世紀半ば、南北戦争が起きる2年前のアメリカ南部。ジャンゴは、元歯科医師の賞金稼ぎ、キング・シュルツに出会い、奴隷の身分から解放される。シュルツとタッグを組んだジャンゴは次々とお尋ね者を捕まえていき、ある日、奴隷市場ではなればなれになった妻の居場所を突き止め……。
クエンティン・タランティーノ クエンティン・タランティーノ レオナルド・ディカプリオ
ジェイミー・フォックス
クリストフ・ヴァルツ
ケリー・ワシントン
サミュエル・L・ジャクソン
ドン・ジョンソン
RZA
トム・サヴィーニ
75 77 おおこみこどもの雨と雪 アニメなんだけど、時々実写の様な映像が出たり、カメラアングルと言うか画面がアニメっぽくなく、演出が実写的。例えば雨が降っていて、カメラのレンズに雫が付く様なシーン。物語は母の子に対する思いと巣立ち。悪くは無いが各方面で絶賛されているほどには良いとは思えなかった。

大学生の花は、ある日恋をする。しかし、なんとその人は人間の姿をした“おおかみおとこ“だった。それでも花の気持ちは変わらず、やがてふたりの子供ができる。そして、姉は“雪“、弟は“雨“と名付けられたが、実はふたりにはある秘密があり……。
細田守 細田守
奥寺佐渡子
宮崎あおい
大沢たかお
林原めぐみ
染谷将太
谷村美月
麻生久美子
菅原文太
75 72 キャビン 森の別荘に出かけた若者男女の5人のグループが、次々に襲われていく、というホラー映画で有り勝ちな展開かと思ったら、状況がどこか変。他の部屋で誰かが見ている・・・というのは割と早いうちに明らかになるのだが、それは何のためかという所が見所。ストーリーよりもどういう設定の映画なのかを楽しむ作品なので、あとで考えるとつじつまが合わない所もあり、最後には「なんじゃそりゃ」とえらく大風呂敷を広げて終わる。

デイナら5人の大学生は夏休みにカートのいとこの別荘のある山へと出かける。一行は地下で謎の日記を発見。それを読んだことを機にひとり、またひとりと殺されていく。実はこの一連の事件は謎の組織が仕組んだ“定番のシナリオ“通りに進行しており……。
ドリュー・ゴダード ドリュー・ゴダード
ジョス・ウェドン
クリステン・コノリー
クリス・ヘムズワース
リチャード・ジェンキンス
ブラッドリー・ウィットフォード
アンナ・ハッチソン
フラン・クランツ
ジェシー・ウィリアムズ
ブライアン・ホワイト
エイミー・アッカー
65 72 オペラ座の怪人 結局のところ、オペラ座のオーナーと怪人がヒロインのクリスティーヌを奪いという物語。クリスティーヌも幼馴染のオーナーに寄って行ったかと思えば、歌教えてくれた怪人にも寄っていく・・・。このヒロインが優柔不断なものだから、彼女が死んだ後も二人を翻弄し続けて、なんだかイライラしてくる。その上残念な事に、このヒロインがカエルみたいな顔をしていて、どうしてこんな女を取りあうのか意味不明。見どころはオペラ座の装飾の数々。

パリ、1870年代。オペラ座では奇怪な事件が続いていた。オペラ『ハンニバル』のリハーサル中、プリマドンナのカルロッタ(ミニー・ドライヴァー)の頭上に背景幕が落下した。腹を立てたカルロッタは役を降板。代役を務めたのは、バレエダンサーのクリスティーヌ(エミー・ロッサム)だった。喝采を浴びた彼女は、幼馴染みのラウルと再会。だが、その喜びも束の間、仮面をかぶった謎の怪人・ファントム(ジェラルド・バトラー)にオペラ座の地下深くへと連れ去られてしまう。

ジョエル・シューマカー ジョエル・シューマカー
アンドリュー・ロイド・ウェバー
(原作:ガストン・ルルー)
ジェラルド・バトラー
エミー・ロッサム
パトリック・ウィルソン
ミランダ・リチャードソン
ミニー・ドライヴァー
シアラン・ハインズ
サイモン・カロウ
ジェニファー・エリソン
65 69 天使と悪魔 前作の『ダ・ビンチ・コード』がやたらと理屈っぽかったけれど、オカルト要素も少し入っていて、まあまあだったけれど、今作は理屈っぽく無い代わりに、ワケの分からない固有名詞が次々と出てきて、何か大変な事が起きているのは分かるけれど、どれだけ大変なのかが全然分からない。キリスト教についての知識があると分かるのだろうか・・・。

ヴァチカンの教皇が逝去した。新たな教皇を決めるコンクラーベ(教皇選挙)を前に、有力な候補である4人の枢機卿が誘拐される。その陰には、かつてガリレオを中心とした科学者たちによる秘密組織イルミナティの姿があった。科学を信仰するイルミナティは、宗教を第一義とするヴァチカンからの弾圧によって消滅を余儀なくされた組織だった。 ロン・ハワード デヴィッド・コープ
アキヴァ・ゴールズマン
(原作:ダン・ブラウン)
トム・ハンクス
ユアン・マクレガー
アイェレット・ゾラー
ステラン・スカルスゲールド
ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ
ニコライ・リー・コス
アーミン・ミューラー・スタール
65 71 めぐり逢えたら 字幕翻訳家の戸田奈津子のおすすめラブコメと聞いたのでレンタルしたのだが、なんじゃこれ!?である。ラジオの人生相談を聞いてサムに興味を持ったアニーが婚約者と別れて、まだ見た事も無いサムに会うため、ボルチモアからシアトルやニューヨークへと駆け回る。そしてエンパイアステートビルの展望台で出会った二人は恋に落ちる・・・・?、そんな事あるのか? それにしてもメグ・ライアンの車を運転する演技がメチャメチャ下手。こんなに演技が下手だったっけ。全く前を見ずに、よそ見ばかりしていて、気になった仕方が無い。

ボルチモアの新聞記者アニー・リード(メグ・ライアン)は、カーラジオで偶然聞いた番組に心ひかれた。それはリスナー参加のトーク生番組で、シアトルに住む8歳の少年ジョナー・ボールドウィン(ロス・マリンガー)が「落ち込んでるパパに新しい奥さんを」といじらしいまでに切々と訴えていた。続いて電話口に出た父親サム・ボールドウィン(トム・ハンクス)は、1年半前に妻に先立たれてからのやるせない心境を淡々と語り出し、孤独で眠れぬ夜もあると告白する声にもらい泣きするアニー。その時から彼女の内部で何かが変わった。

ノーラ・エフロン ノーラ・エフロン
デヴィッド・S・ウォード
ジェフ・アーチ
トム・ハンクス
メグ・ライアン
ビル・プルマン
ロス・マリンガー
ロージー・オドネル
ギャビー・ホフマン
ビクター・ガーバー
ロブ・ライナー
75 75 96時間 親バカのスーパーお父さんの映画。パリで娘のキムを誘拐されたブライアンは単身、パリに乗り込み、キムを救い出す為には、何でもする。誘拐組織の連中は皆殺しなのはもちろん、フランス警察をも敵に回しても構わない。スーパーお父さん過ぎて、大したピンチも無く、次々と敵をやっつけていくのは、物語の展開がスピーディーになるから、これはこれでアリかなと思う。ブライアンを演じるリーアム・ニーソンは日本で言えば、長塚京三の様な風貌で、これほどのアクションをする様には見えず、DVDのジャケットも、そんなオジンが大写しになっているから、アクション映画に見えなくて損をしていると思う。

別れた妻レノーア(ファムケ・ヤンセン)の再婚相手である資産家と一緒に暮らしているキム(マギー・グレイス)ももう17歳。親友のアマンダとふたりでパリに行きたいというキムの訴えを、ブライアン(リーアム・ニーソン)は一度は頑なに却下するが、娘の喜ぶ姿を見たいという親心から結局許してしまう。だが、ブライアンの不安は最悪の形で現実のものとなった・・・ ピエール・モレル リュック・ベッソン
ロバート・マーク・ケイメン
リーアム・ニーソン
ファムケ・ヤンセン
マギー・グレイス
リーランド・オーサー
ホリー・ヴァランス
70 55 HICK ルリ13歳の旅 クロエが主演の作品なので、映画館で観ようと思っていたのだが、予定が合わないうちに見逃してしまっていた。物語としては、ロードムービーかと思いきや、最初の場所から全く進まず、その割には色々と経験するルリなのだが、最後はこんな感じで終っていいのだろうか。「私には未来がある」なんて、そんな事は旅に出る前から分かっていた事なんじゃないの?

アメリカの中西部で暮らす13歳のルリは、両親に相手にされず、友達もおらず、孤独な日々をおくっていた。そしてある日、両親が蒸発したのを機に、ルリは憧れの地ラスベガスに旅立つ。彼女はまずエディと名乗る青年の車をヒッチハイクすることができたが……。
デリック・マルティーニ デリック・マルティーニ
アンドレア・ポーテス
(原作:アンドレア・ポーテス)
クロエ・グレース・モレッツ
エディ・レッドメイン
レイ・マッキノン
ロリー・カルキン
ジュリエット・ルイス
ブレイク・ライヴリー
アレック・ボールドウィン
45 69 天使の分け前 こういう映画は好きではない。これまでは無法を繰り返していたロビーだが、子供が生まれた事から真っ当な生活をしようとするが、結局のところ、泥棒をして得たお金でその真っ当な生活を始めようとする。なんだか、「働いて得た金も盗んだ金も、どちらも同じ金だ」という結論になっていて、胸クソ悪い。せめて盗んだ先が悪いヤツならまだしも、こちらは正真正銘の真っ当な人々だから、尚更だ。

スコッチ・ウイスキーの故郷、スコットランド。何かとトラブルを起こしてばかりいるロビーは恋人の出産が間近なことを理由に刑務所送りを免れる。社会奉仕活動を命じられた彼はそこで出会った指導者のハリーにウイスキーの奥深さを教えてもらい、興味を持つ。
ケン・ローチ ポール・ラヴァーティ ポール・ブラニガン
シヴォーン・ライリー
ジョン・ヘンショウ
ガリー・メイトランド
ウィリアム・ルアン
ジャスミン・リギンズ

85 80 情婦 戸田奈津子女史の推薦映画で、先に観た『めぐり逢えたら』が散々だったので、期待値もやや低下気味。殺人事件の弁護という法廷劇で、主人公の弁護士が被告のアリバイを立証して一件落着のありふれた展開かと思いきや、ここから凄い。どんでん返しの連続で、最後はちょっと胸がジーンとする。

ロンドン郊外に住む金持ちの女性が殺された事件で有力容疑者とされた男レナードは、裁判の弁護をロンドンきっての弁護士ロバーツ卿に依頼する。レナードのアリバイを立証できるのは妻のクリスチーネだけ。が、妻の証言ではアリバイは成立しない。公判の当日、クリスチーネは検察側の証人として出廷し、思いがけない証言をした……。

ビリー・ワイルダー ビリー・ワイルダー
ハリー・カーニッツ
(原作:アガサ・クリスティ)
タイロン・パワー
マレーネ・ディートリヒ
チャールズ・ロートン
エルザ・ランチェスター
70 55 ピラニア・リターンズ 前作が思いの外良かったので、ちょっと期待してDVDを借りたわけだが、ボカシが無くてもOKなのかというシーンもあったりと、チョットHなのは相変わらずだが、ジワジワとピラニアの恐怖が迫ってくるという前作の感じでは無く、色々な所でピラニアが襲ってくるものだから、なんだか少し散漫になった感じ。「そんなバカな」という展開が続いて、パニックコメディだね。

棲家の湖を閉鎖された古代ピラニアたちは、湖から旅立ち、新たな住処を探していた。そして、仕掛け満載のプールが揃うウォーターパーク“ビッグ・ウェット“に辿りつく。オープン日、バカ騒ぎをしたい若者たちがパークを訪れるが、それが惨劇の始まりで……。
ジョン・ギャラガー パトリック・メルトン
マーカス・ダンスタン
ジョエル・ソワソン
ダニエル・パナベイカー
マット・ブッシュ
クリストファー・ロイド
ヴィング・レイムス
デヴィッド・ハッセルホフ
ゲイリー・ビジー
70 75 リンカーン 中学くらいまでは、南北戦争って南アメリカと北アメリカが戦争したんだと思っていた。しばらくして、USAの南部と北部の戦争だったと知った後も、北部が勝ったから奴隷制度が無くなったと思っていたら、この映画を観て、どちらも併行して進んでいたんだね。奴隷制度の憲法改正の為の交渉は僕には難しくて良く分からなかったけれど、それだけの情熱をもって事にあたったんだなぁ。日本の政治家も見習ってほしい。

南北戦争が長期化し多くの兵の命が失われる中、リンカーン大統領は永久的な奴隷制度廃止を保障するための手段として、幾度となく議会で否決されてきた憲法第13条の修正に再び挑むことを決意。しかし、刻一刻と戦況が変化する中で側近でさえも難色を示し……。
スティーヴン・スピルバーグ トニー・クシュナー
(原作:ドリス・カーンズ・グッドウィン)
ダニエル・デイ=ルイス
サリー・フィールド
デヴィッド・ストラザーン
ジョセフ・ゴードン=レヴィット
トミー・リー・ジョーンズ
ジェームズ・スペイダー
ハル・ホルブルック
ジャッキー・アール・ヘイリー
ジョン・ホークス
40 68 ハッシュパピー
〜バスタブ島の少女
映画生活でのポイントが低かったけれど、主演の少女が8歳でアカデミー賞にノミネートされていて、受賞は逃したけれどどんなものかと、丁度無料招待券もあった事だし、観に行ったのだ。で、のっけから手持ちカメラで画面がフラフラしているものだから、ダメでした。それ以外にもハッシュパピーの家も島もゴミだらけで、ゴミ箱の中で生活をしている様で、絵面が汚い。ダメです。

6歳の少女ハッシュパピーは世界の最果てにある島“バスタブ“で、父親のウィンクと共に暮らしていた。彼女は自分には動物と会話が出来て予知能力があると信じていて、いつの日か氷河に閉じ込められている猛獣たちが解き放たれることを恐れていたが……。
ベン・ザイトリン ベン・ザイトリン
ルーシー・アリバー
クヮヴェンジャネ・ウォレス
ドワイト・ヘンリー
リービ・イースタリー
ローウェル・ランデス
パメラ・ハーパー
ジーナ・モンタナ
アンバー・ヘンリー
ジョンシェル・アレキサンダー

75 66 探偵はハBARにいる 2
ススキノ大交差点
前作がそこそこ面白かったという記憶があったので観に出かけたのだが、んーーーである。コミカルな所はそれなりに面白かったけれど、全体のテンポが悪いし、間違いなくラストのバーのシーンは不要。それに2度も謎のマスク軍団に襲われるというのも芸が無いし、弓子とマサコの関係も途中で何となく分かっちゃうし・・・。こう書くと悪い所ばかりだけれど、全体的に悪くはない。

札幌・ススキノを拠点に活動する探偵のもとに、彼の行きつけのショーパブの従業員で友人のオカマのマサコちゃんが殺された、という知らせが届く。探偵は相棒の高田と調査を開始するが「マサコちゃんは“政界の闇“に触れたから殺された」という噂が入り……。 橋本一 古沢良太
須藤泰司
(原作:東直己)
大泉洋
松田龍平
尾野真千子
ゴリ
渡部篤郎
田口トモロヲ
篠井英介
波岡一喜
近藤公園
筒井真理子
松重豊
安藤玉恵
75 90 箱入り息子の恋 笑わせ所ではしっかりと笑わせてくれて、まあまあ面白かった。目の見えない人への対応の仕方とかも勉強になるった。菜穂子の父親も映画では悪人の様に描かれているが、障碍者の父親としては、どうしても心配になってしまうのも理解出来なくもない。健太郎の父親もそうだけれど、子離れできない親の物語なんだろう。それにしても、何故かアップのシーンが多く、非常に見づらい映画だった。

天雫健太郎は、市役所勤めで全然異性にモテない独身男。そんな彼を見かねた両親は、親同士が婚活する“代理見合い“で美人な奈穂子との見合いのチャンスをつかんでくる。やがて訪れたお見合い当日、健太郎はその場で彼女に会った途端に恋に落ちるのだが……。
市井昌秀 市井昌秀
田村孝裕
星野源
夏帆
平泉成
森山良子
大杉漣
黒木瞳
穂のか
竹内都子
80 82 百年の時計 行人が自分の過去を振り返った時、行人と涼香がその場に居合わせて若き日の行人と彼の初恋相手のやり取りを傍観するという演出は中々面白いと思った。物語も最初は取って付けた感じだったけれど、終盤ではちゃんと回収されていて、「なるほどね」となる。但し、終盤の展開がテンポが悪く観ていて辛くなってくる。

高松市美術館の学芸員、神高涼香は、憧れの芸術家、安藤行人の回顧展を担当することに。しかし、やる気に満ちた涼香とは対照的に、年老いた行人は企画に乗り気ではなかった。そこで涼香は行人にやる気を取り戻してもらうべく、彼の人探しを手伝うことに……。 金子修介 港岳彦 木南晴夏
ミッキー・カーチス
宍戸開
水野久美
井上順
中村ゆり
鈴木裕樹
木内晶子
岩田さゆり
近江陽一郎
小林トシ江
桜木健一
螢雪次朗
木下ほうか

70 74 ローマでアモーレ 旅行先のローマで出会った二人。同棲中のふたり。田舎から新しい生活の為にローマへ出てきた二人。普通のサラリーマンの夫婦。この4つのストーリーが併行で展開していくのだが、どこかで繋がるのかと思ったら結局平行線のまま終わってしまった。なんだったんだ、この映画。これで分かった。僕はウディ・アレンの映画とは相性が悪い。けれど、ウディ・アレンの演技が一番良かった。

アメリカ人の観光客ヘイリーは、ローマで夏を過ごしている間にミケランジェロという弁護士と恋に落ちて婚約する。そんな恋愛映画のような娘の婚約話を聞き、元オペラ演出家の父と母はミケランジェロの両親に会うためにアメリカからイタリアへと向かうが……。 ウディ・アレン ウディ・アレン ウディ・アレン
アレック・ボールドウィン
ロベルト・ベニーニ
ペネロペ・クルス
ジュディ・デイヴィス
ジェシー・アイゼンバ−グ
グレタ・ガーウィグ
エレン・ペイジ
85 88 きっと、うまくいく ハートフル・コメディー。たまたま大学の寮で同部屋になった3人の友情の物語だが、これが可笑しくて、感動的で、劇場のあちこちから涙をすする音が聞こえてきた。

行方不明だったランチョーが街に戻ってくると聞き、ファルハーンとラージューは母校に向かう。10年前、三人は名門大学の学生だった。真っすぐなランチョーは異議があれば学長にすら物申し、好きなことに打ち込んでいた。しかし、ランチョーと学長の娘・ピアが接近したことから、3人は卒業目前で退学を言い渡されてしまう。

ラージクマール・ヒラニ ラージクマール・ヒラニ
ヴィドゥ・ヴィノード・チョプラ
アビジャート・ジョーシー
アーミル・カーン
カリーナー・カプール
R.マーダヴィン
シャルマン・ジョーシー
ボーマン・イーラーニー
オーミ・ヴァイディヤ
65 66 007 ドクター・ノオ 1962年公開の007シリーズの第1作目だが、このあと50年以上続くとは思えないほど、淡々と物語が進み、一言で言えば地味である。もちろん斬新な秘密兵器も出てこない。どうしてこんな映画が50年以上も続いているのだろうか。

ある昼下り、英国秘密情報部支局長が何者かに射殺された。彼の任務は、ケープカナベラル基地から発射されるロケットの弾道を狂わす電波発信地を突きとめることだった。ロンドン本部は事件を重視、直ちに背後関係追及のため007ことジェームズ・ボンド機密員を現地へ派遣した。
テレンス・ヤング リチャード・メイボーム
(原作:イアン・フレミング)
ショーン・コネリー
ジョゼフ・ワイズマン
ウルスラ・アンドレス
70 48 スカイライン 征服 謎の光に包まれた街に突如現れた巨大な物体に人が次々と吸い込まれていく。理由も何も分からないのは登場人物も見ている我々も同じで、「どうなっているんだ」と思わざる得ない。ラストになって少し状況が分かってきた所でThe END。続編があるのだろうか・・・と調べたら無いらしい。起承転結の"転"で終ってしまっていて、中途半端にも程がある。

ロスに住む親友のペントハウスを訪ねていたカップル、ジャロッドとエレインは、その日の早朝、最上階の部屋のブラインドから差し込む青白い光と不気味な音で目を覚ます。そして、その光を見た友人の一人が、一瞬にして光の中に吸い込まれて姿を消すのを目撃する。更に、窓の外に広がる光景に彼らは呆然と立ちつくした。目前に迫るこれまで見たことのない巨大飛行物体。しかも、それは1機だけでなく、空を埋めるほどの数の飛行物体が、地上から人間を吸い上げていたのだ。

グレッグ・ストラウス
コリン・ストラウス
リアム・オドネル
ジョシュア・コルデス
エリック・バルフォー
スコッティ・トンプソン
ブリタニー・ダニエル
デヴィッド・ザヤス
ドナルド・フェイソン
クリスタル・リード
ニール・ホプキンス
85 67 世界侵略
:ロサンゼルス決戦
『スカイライン 征服』の続編かと思ったら違うらしい。でも、パッケージの解説には以前に観た『ブラック・ホーク・ダウン』のSF版と書かれていたので、期待して観たら確かにその通りだった。序盤は侵略の24時間前から始まり、登場人物の人となりが描かれていて、それがこの後に続くドラマに厚みを持たせている。その後は戦闘シーンが延々と続き、しかも海兵隊はリアル現代の武器で闘う白兵戦。これがSF映画とは思えないが、現代に異星人現れたらこうなるんだろうなぁと妙な所でリアルな思いにさせられる。

突如現れた飛行物体は、相次いで海に落下。中から現れた侵略者たちは世界中の都市に一斉攻撃を開始した。各主要都市が次々と壊滅状態に追いやられる中、ロサンゼルスもまた例外ではなかった。ロサンゼルス近郊にあるアメリカ海兵隊基地所属のナンツ二等軍曹の小隊もロサンゼルスの防衛に投入されることとなる。侵略者の急襲で圧倒的に不利な戦況の中、ナンツ二等軍曹の所属する海兵隊第2大隊エコー中隊第1小隊は、激戦区サンタモニカの警察署に残っている民間人の救出に向かうよう指示される。

ジョナサン・リーベスマン クリストファー・バートリーニ アーロン・エッカート
ミシェル・ロドリゲス
ラモン・ロドリゲス
ブリジット・モイナハン
マイケル・ペーニャ
Ne−Yo
78 83 SR サイタマノラッパー
ロードサイドの逃亡者
シリーズ3作目で、僕的には一番面白いと思う。前2作はダラダラとした展開だったけれど、今回は同じ監督が撮ったとは思えないほど、次の展開にワクワクする。シビアな現実に、「どうしてこうなってしまったんだろう」と思うマイティと、コミカルなシーンが続くイックとトム。別々の道を歩く3人だが、これが最後に一つになる所が良い。夢からこぼれ落ちてしまったマイティがイックとトムによって、もう一度夢を取り戻すところが良い。

イックとトムと別れ、上京してきた元“SHO-GUNG“メンバーのマイティ。ラップを諦めきれない彼は“極悪鳥“という恋愛系右翼ヒップホップクルーのメンバー入りをするために、パシリのような日々に耐えていた。ところが、参加したバトルで罠にかけられ……。
入江悠 入江悠 奥野瑛太
駒木根隆介
水澤紳吾
斉藤めぐみ
北村昭博
永澤俊矢
ガンビーノ小林
美保純
75 81 HESOMORI -ヘソモリ- タイムスリップ物だけれど、妙なSFチックさは無く、さらりと観る事ができる。ヘソを悪い事に利用しようとする、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で言えばビフ的な役どころの村田とヘソを巡っての攻防がハラハラドキドキの展開、と言ったところだろう。過去から現代に来るのは決まって侍で、『ちょんまげふりん』や『満月 MOONLIGHT』もそう。そろそろ、町人や農民が来てもよいかも。

福井県に暮らす10歳の少年さとしは、友人たちと山菜取りに出掛けた山で奇妙なほこらと穴(へそ)を見つける。好奇心が抑えられなくなった彼らはその穴を探検し始め、気が付くと幕末の世界に迷い込んでしまいピンチを迎えるも、間一髪で「へそもり」のたけじい(若林豪)に助けられる。40年後、さとし(永島敏行)は越前和紙の紙すき職人として働いていたが、穴の存在が世間に知られてしまい……。

入谷朋視 入谷朋視 永島敏行
渡辺いっけい
若林豪
石丸謙二郎
村田雄浩
烏丸せつこ
中村育二
佐野史郎
谷村美月
中西良太
75 72 BUNGO
〜ささやかな欲望〜
告白する紳士たち
どれも、昔の文豪による短編小説を映像化したものだが、恥ずかしながら、どの作家の作品も読んだことが無い。


これら3作品の中では『幸せの彼方』が一番好きだ。僕は信一と絹子の様な夫婦に憧れ、彼らは信一の子供に会いに行く汽車で出会った化粧水売りの夫婦に憧れる。ふんわりと、優しい雰囲気が良く、小説も読んでみたいと思った。


『鮨』は何も食べない子供に何とかして食べさせようとする母親の愛情が良く分かるが、その後がどうしてなのかが分からない。良い雰囲気の作品なだけに残念だ。


『握った手』は最初から最後まで分からない。松夫と由子のやり取りはコメディと言えばそうかもしれない。

『鮨』
「福ずし」の看板娘・ともよは、常連客の中でも異彩を放つ無口な中年紳士・湊に淡い恋心を寄せている。或る日、ともよは買い物の途中に湊と遭遇する。湊はともよに亡き母との思い出を語り出す。それは鮨にまつわる、切なくも美しい、親子の物語だった。


『握った手』
映画館で衝動的にOL・綾子の手を握り、その手を握り返された事がきっかけで、彼女と付き合うようになった内気な大学生・松夫。綾子はあのような時、誰に対しても握られた手を握り返すのではないか? 不安に陥った松夫は心理学のたつじんである女学生・由子の手を握るという革命をおこすのだが・・・


『幸せの彼方』
戦場で片目をうしなった信一と見合いした絹子。優しい信一と幸せな結婚生活を送っていた絹子だったが、ある日信一に子供がいる事を告白される。衝撃を受ける絹子だったが、信一と共に子供に会いに行く決心をする。

『鮨』
関根光才


『握った手』
山下敦弘


『幸せの彼方』
谷口正晃
『鮨』
大森寿美男
(原作:岡本かの子)

『握った手』
向井康介
(原作:坂口安吾)


『幸せの彼方』
鎌田敏夫
(原作:林芙美子)
『鮨』
橋本愛
リリー・フランキー
市川実日子


『握った手』
山田孝之
成海璃子
黒木華


『幸せの彼方』
波瑠
三浦貴大
でんでん
60 59 探偵物語 松田優作が出ているが、テレビの『探偵物語』とは違う。ところで、僕はひろ子のファンだが、結構見ていない映画が多いので、これからは少しずつ見ていこうと思い、その第一弾が本作。ひろ子が大学受験による一時休業から復帰の第1作目。言ってしまえばアイドル映画そのもので、ひろ子が映っていればそれで良いという程度。松田優作以外、ひろ子も含めてみんなの演技の下手さがストーリの邪魔になって仕方が無い。よく辛抱して最後まで見ることが出来たと、自分で自分を褒めてあげたい。

アメリカ出発を1週間後に控えた女子大生が殺人事件に巻き込まれ、監視役の私立探偵とともに事件の捜査に乗り出す。
根岸吉太郎 鎌田敏夫
(原作:赤川次郎)
薬師丸ひろ子
松田優作
岸田今日子
秋川リサ
財津一郎
ストロング金剛
80 74 風立ちぬ これまでの宮ア駿監督の映画の様なものを想像していたら全く違う事に驚かされる。そもそも実在の人物が主人公なので、いくらフィクションとはいえ、事実から大きく逸脱するわけにはいかない。本作の核となるのは『運命』だと思う。天才的な飛行機設計の才能を持った堀越二郎が生きた時代がたまたま戦争の時代であったのも運命だし、愛した人が亡くなってしまうのもまた運命だったと受け入れるしかない。だけど、『生きねば』なのである。人は生きて行かなくてはいけないのである。『いざ生きめやも (さあ、生きようじゃないか)』なのである。

不景気や貧困が社会を覆い、大震災をも経て日本は戦時に突入する。そんな生きることが易くない時代に堀越二郎は、片田舎で少年時代を過ごしながらも、飛行機の設計者になることを決意する。やがて、その夢を実現させ、彼は“ゼロ戦“を作り上げるのだが……。 宮ア駿 宮ア駿 <声>
庵野秀明<堀越二郎>
瀧本美織<里見菜穂子>
西島秀俊<本庄>
西村雅彦<黒川>
スティーブン・アルパート<カストルプ>
風間杜夫<里見:菜穂子の父>
大竹しのぶ<黒川夫人>
竹下景子<二郎の母>
志田未来<加代:二郎の妹>
野村萬斎 <カプローニ>
65 61 ありがとう 阪神淡路大震災の時の避難誘導や街の復興の為に駆け回る前半と、それから2年が経って働かずに家でゴロゴロしていた忠夫が突然、「プロゴルファーになる」と、夢に向かっていく後半がまったくかみ合っていない。前半だけであったらもっと良かったのに。有名俳優がチョイ役で沢山出ているが、無駄使いである。

1995年1月17日未明。神戸市を突然襲った激しい揺れにより、家々は倒壊し、やがた火災が発生。火は三日三晩燃え続け、鷹取商店街を燃やし尽くし、105名が命を落とした。商店街でカメラ店を営んでいた古市忠夫は、街の復興に向けてボランティア活動に取り組む。そんなある日、忠夫は自分の車が無事だと知らされトランクを開けると、無傷のゴルフバッグが横たわっていた。街が徐々に復興へと向かう中、忠夫は焼け残ったゴルフバッグの衝撃に突き動かされるかのように、プロテストへ挑戦を決意する。 
大島満 平山譲
万田邦敏
仙頭武則
七字幸久
赤井英和
田中好子
薬師丸ひろ子
尾野真千子
前田綾花
光石研
柏原収史
永瀬正敏
豊川悦司
佐野史郎
鶴見辰吾
仲村トオル
尾美としのり
正司照枝
でんでん
里見まさと
テント
島木譲二
桂きん枝
Mr.オクレ

70 70 96時間/リベンジ 前作が面白かったので、その続編をレンタル。結論を言えば、前作と同レベルくらいは面白いが、やはり見る方としてはそれ以上を期待してしまうから、もっとハラハラドキドキさせてほしかった。そもそもの原因は敵が全然強そうにみえなかった事。ラストの何か円形の台の上での格闘するシーンだが、相手がズングリムックリの一見、荒井注みたいな男。ああ、全然強そうに見えない。

元CIA秘密工作員のブライアンは、イスタンブールに元妻レノーアと娘のキムを招いて家族の絆の修復を試みようとしていた。しかし、かつてブライアンに息子を殺された犯罪組織のボスがレノーアを誘拐。彼女を救うためにブライアンは自ら捕まることを選び……。 オリヴィエ・メガトン リュック・ベッソン
ロバート・マーク・ケイメン
リーアム・ニーソン
マギー・グレース
ファムケ・ヤンセン
ラデ・シェルベッジア
リーランド・オーサー
ジョン・グライス
D・B・スウィーニー
85 84 じんじん どんな物語だろうかと思ったら、大筋はチラシに書いてある通りだった。予想外だったのは、感動一辺倒で有る意味暗い作品かなと思っていたところ、どこか『男はつらいよ』に似た感じがあり、銀次郎と寅次郎が重なって見えてくる。この作品の凄いのは、銀次郎と彩香は互い気付いているけれど親子だと名乗り合わず、、結局最後まで知らない振りをして別れるという脚本。「お父さんを許してくれ」と抱き合って泣くという様な、クサイ物語になっていなくて良かった。

大道芸人の銀三郎には、かつて毎晩のようにお話を聞かせてやった娘がいたが、妻との離婚後ずっと離ればなれになっていた。そんなある日、故郷、剣淵町で幼馴染が経営する農場に女子高生4人が研修でやってくる。しかし4人のうち彩香だけは、銀三郎らに心を開こうとせず……。
山田大樹 坂上かつえ 大地康雄
小松美咲
佐藤B作
中井貴恵
井上正大
若村麻由美
絵沢萠子
中田喜子
小宮孝泰
村田雄浩
手塚理美
板尾創路

75 64 海がきこえる 結局、いつも周りに嘘つく里伽子に拓や裕実、豊が振り回される物語だ。なんか嫌な女、嫌いなタイプだ。だから余り感情移入ができなかったけど、空気感は良かったと思う。どこと言えば難しいけれど、多分、教室や街並みの背景がリアルで、それが現実感を出しているのだと思う。逆を言えば、アニメにする必要があったのかと思う作品だ。

土佐・高知の名門私立で中・高六年間を過ごした杜崎拓は、東京の私大に合格、無事ひと学期を終え、帰省のため高知行きの飛行機に乗り込んだ。機内でクラス会の通知を眺めながら、彼は武藤里伽子と出会った“あの夏”を思い出す。
望月智允 中村香
(原作:氷室冴子)
80 69 グミ・チョコレート・パイン 無駄なシーンが多いけれど、なんか良い。何者でもない賢三たちが、空回りしながらも何かを掴もうともがいている様が、「あゝ、青春」って感じ。ちっとも前に進めていないと言っていた美甘子はチョコレート(ジャンケンをしてチョキで勝つと「チ・ヨ・コ・レ・エ・ト」と言って進んでいく遊び)を連発したかの様に、あっと言うまに賢三の手の届かないとこへ行ってしまった。21年後の今、賢三は美甘子に追いつけているのだろうか。もしあの時チョキを出していたら、追いつけていたのだろうか。もしあの時好きだと言っていたならば、今は変わっていたのだろうか。どこか、見覚えのある感じが愛おしい。

2007年の東京郊外、会社をクビになり実家へ帰ってきた賢三は、放ったらかしになった手紙の束の中に、「山口美甘子」と署名された一通の手紙を発見する。「あなたのせいなのだから」と一行だけ書かれたその手紙は、一年前に自殺した高校時代の同級生・美甘子から届けられたものだった。37歳になった賢三は、知らぬ間にこの世を去った美甘子の面影とともに、21年前の冴えなかった高校生時代を思い出す…。
ケラリーノ・サンドロヴィッチ ケラリーノ・サンドロヴィッチ
(原作:大槻ケンヂ)
石田卓也
黒川芽以
柄本佑
マギー
大森南朋
高橋ひとみ
犬山イヌコ
中越典子
金井勇太
森岡龍
甲本雅裕
80 71 きみの友だち 冒頭の二人の少女の物語かと思ったら、彼女達を取り巻く少年少女も含んだ友情の話だった。勿論中心となるのは恵美と由香のストーリーだが、恵美の弟の話も良かった。親友に彼氏が出来て志保と疎遠になり、そのストレスから視力に異常をきたしてしまったハナと、入院して由香が居なくなっても別の友達を作らない恵美との対比も良い。重松清の原作で、この小説は読んでいないが、『その日のまえに』と同様なのかもしれないが、言葉での説明が多い。これは原作よりも脚本や監督のせいかな。

20歳の恵美がボランティアをしているフリースクールにある日、駆け出しのジャーナリスト中原が取材に訪れる。思い通りに取材が進まず戸惑う中原に、恵美はかけがえのない友だちの思い出を語り始める──。交通事故の後遺症で松葉杖が手放せなくなった中学生の恵美。以来、“みんな”の中にうまくとけ込めず孤立してしまう。やがて恵美は、身体が弱く、学校を休みがちで同じように孤立していた少女・由香と仲良くなり、次第に絆を深めていくが…。 廣木隆一 斉藤ひろし
(原作:重松清 )
石橋杏奈
北浦愛
吉高由里子
福士誠治
柄本時生
森田直幸
中村麻美
大森南朋
柄本明
田口トモロヲ
宮崎美子
華恵
80 83 パシフィック・リム 怪獣と巨大ロボットの戦いとくれば、我等オッサン世代にはたまらないものがある。操縦士がロボットに乗り込む時はマジンガーZの様にパイルダーオンだし、そもそもガンダムの様に人がレバーでロボットを操作するのでは無く、操縦士の動きがそのままロボットの動きになるというのも子供の頃にそんなアニメを見た記憶がある(タイトルは忘れちゃった)。ロケットパンチの様なのもあるし(吹替版では「ロケットパーンチ!!」と叫んでいる)、ワクワクが止まらないって感じ。もちろんストーリーはあるけど、そんなものはどうでも良い。

2013年、太平洋の深海から突如、巨大生命体が出現し、世界中の大都市が次々と破壊される。絶滅の危機に直面し、人類は人型の巨大戦闘兵器“イェーガー”を開発。操縦者の動きとシンクロして動く画期的な巨大メカは破壊的な生命体に、どう立ち向かうのか!?
ギレルモ・デル・トロ ギレルモ・デル・トロ
トラビス・ビーチャム
チャーリー・ハナム
イドリス・エルバ
菊地凛子
チャーリー・デイ
ロブ・カジンスキー
マックス・マーティーニー
ロン・パールマン
クリフトン・コリンズJr.
バーン・ゴーマン
芦田愛菜
80 77 少年H 映画の最初から水谷豊と伊藤蘭の夫婦には安心感があった。本当の夫婦が夫婦の役をやるという照れも無く、それは多分普段からあの様な夫婦であるに違いない。物語は戦前から戦後までを通して描かれている。原田泰造が演じる鬼教官が実は気の小さい質屋の店主だったりと戦争によって変えられてしまう人もいれば、肇の親友のいっちゃんの様に変わらない友情を誓う人もいる。肇は昨日までと今日からの違いに疑問と混乱が生じたに違いない。それは観ていた僕も同じで、どうして父・盛夫はあんなにも気が抜けた様になってしまったのだろう、一番しっかりしていた人なのに。

昭和初期、洋服仕立て職人の父・盛夫と敬虔なキリスト教徒の母・敏子の間に生まれた肇は、好奇心が強い少年でリベラルな父と博愛精神の母の温かい教育を受けて成長する。やがて終戦を迎え、時代と人々の急激な変化に疑問を感じた肇少年は家出してしまい……。
降旗康男 古沢良太
(原作:妹尾河童)
水谷豊
伊藤蘭
吉岡竜輝
花田優里音
小栗旬
早乙女太一
原田泰造
佐々木蔵之介
國村隼
岸部一徳
75 68 素敵な相棒
実の子供たちよりも、ロボットの方が親身になってくれる・・・という物語ではない。子供達なりにボケてきた父親フランクを心配しているのだが、フランクはそれが鬱陶しくてならない。老人はどうも独りよがりに成りがちだ。一方、介護ロボットはフランクが健康に暮らせる様にプログラミングされているだけだから、泥棒の手伝いだってやってしまう。フランクにとって本当に必要なのはどちらだったのだろう。ハートフルな展開だけど、思い返せばフランクが一番悪いのだった。

近未来。引退した老齢の泥棒フランクが息子から贈られた介護用ロボット。それは、物忘れの酷かったフランクに刺激と活気をあたえ、かけがえのない友人となる。おかげで心も体も若返ったフランクはロボットを相棒に迎えて“仕事“への復帰を決意し……。
ジェイク・シュライヤー クリストファー・D・フォード フランク・ランジェラ
リヴ・タイラー
ジェームズ・マースデン
ジェレミー・ストロング
ジェレミー・シスト
ピーター・サースガード
スーザン・サランドン
75 74 ワールド・ウォー・Z CMでは分からないだろうが、これはゾンビ映画です。日本ではゾンビ映画だとお客が来ないので隠しているそうですが、色々なところから洩れ伝わってきています。だけど、確かにゾンビが出てくるけれど、全体としてウイルスのパンデミック映画。ゾンビを見えるウイルスとして観てみるとそれが良く分かる。物語には深みがある訳ではないが、ゾンビ退治は出来ておらず、続編の可能性もあるらしく、ちょっと期待している。

ある日、中国の閑静な農村で、原因不明の謎の疫病が発生した。未知の疫病の感染力の高さと速さは異常なもので、次々と感染者が発生していく。同じ頃、家族と幸せなひと時を過ごしていた元・国連捜査官のジェリー・レインは、街の様子がおかしいことに気付く。 マーク・フォースター マシュー・マイケル・カーナハン
J・マイケル・ストラジンスキー
ドリュー・ゴダード
デイモン・リンデロフ
(原作:マックス・ブルックス )
ブラッド・ピット
ミレイユ・イーノス
ジェームズ・バッジ・デール
ダニエラ・ケルテス
マシュー・フォックス
デヴィッド・モース
ファナ・モコエナ
アビゲイル・ハーグローヴ
スターリング・ジェリンズ
75 85 タイピスト スポ根ラブコメと言ったところの様で、確かにその通りだ。ローズにスピードタイプの素質が有る事を見抜いたルイは自分の家に住まわせて猛特訓を課すのだが、若い男女が一つ屋根の下で何も起こらない不自然さ。それに、ルイはどうしてローズのコーチを買って出たのかが不明のまま話が進んでいき、ラストでルイの口から語られるのだが、それは大した理由ではなかった・・・。それに一番の疑問はスピードタイプがこんなにも世界中の話題になっていたのだろうかと言う事。フィクションと言ってしまえばそれまでだが、違和感がずっとあった。全体的には、ローズを演じたデボラ・フランソワがキュートでした。

都会の暮らしに憧れて田舎から出てきたローズは保険会社を経営するルイの秘書になるが、ドジばかりしていてクビがほぼ確定になる。しかしルイはローズにタイプの早打ちの才能があることを見抜き、彼女とタッグを組んで世界大会で優勝を目指すことを決意する。 レジス・ロワンサル レジス・ロワンサル
ダニエル・プレスリー
ロマン・コンパン
ロマン・デュリス
デボラ・フランソワ
ベレニス・ベジョ
ショーン・ベンソン
ミュウ=ミュウ
70 74 キャプテン・ハーロック 公式ホームページで予告編を見ていたが、やはり人物の動きが変だった。一応、モーション・キャプチャーを使っていたらしいが、それでも変。そこと、ストーリーの大事な所を言葉で説明したり、ヤマとその兄とのどうでもいい確執を除けば、まあ良かったんじゃないか。人物以外のCGの出来は良く、質感もそこそこ描けている。この映画の見どころはそういったCGの映像しかない。

かつての大戦での英雄でありながらも現在は広域指名手配犯の宇宙海賊となったキャプテンハーロック。彼を暗殺する命を帯びた青年ヤマは、海賊船アルカディア号に潜入する。しかし、ヤマは今まで知りえなかった地球の真実や、ハーロックの真の目的を知り……。 荒牧伸志 福井晴敏
竹内清人
(原作:松本零士)
[声]
小栗旬
三浦春馬
蒼井優
古田新太
福田彩乃
森川智之
坂本真綾
沢城みゆき
小林清志
大塚周夫
85 80 ホワイトハウス・ダウン ドキドキ・ハラハラと楽しめる映画で、『ダイ・ハード』のホワイトハウス版と言ったところ。ホワイトハウスにシークレット・サービスの面接を受けるが不合格になり、その後、離婚の為別れて暮らす11歳の娘とホワイトハウスの見学ツアーに参加中にテロリストに襲われてしまう。なんだか、あっけなくホワイトハウスが占拠されてしまい、爆破されてしまうけれど、それが反って怖さを増している。最後までとうなっていくのかが分からない(助かるのは想像出来るけれど)ので、目が離せない。

議会警察官のジョン・ケイルは、ジェームズ・ソイヤー大統領を護衛するシークレットサービスの試験に落ちてしまう。しかし、ジョンは娘を落胆させるまいと、ホワイトハウスのツアーに連れだすのだが、ツアー中に謎の武装集団がホワイトハウスを襲撃し……。 ローランド・エメリッヒ ジェームズ・ヴァンダービルト チャニング・テイタム
ジェイミー・フォックス
マギー・ギレンホール
ジェイソン・クラーク
リチャード・ジェンキンス
ジョーイ・キング
ジェームズ・ウッズ
ニコラス・ライト
80 87 あの頃、君を追いかけた 台湾の青春映画。予告編を観た感じでは中々よさそうで、遠い日の青春の轍[わだち]・・・、そんなほろ苦い物語かと思ってたのだが、まぁそんな感じではあったけれど、やはり僕は青春映画とは相性が良くない。理由は、大抵の物語では悪ふざけの度が過ぎて思い入れが出来ないから。その上、外国の作品だと習慣も違うから尚更。アメリカだと高校生が車で通学していたり、今回の場合は卒業式なのに半袖の制服、そして卒業式が終わってから受験。色々と感情移入を妨げる壁が立ちふさがるのだ。でも面白かった。

台湾中西部の町、彰化。高校生のコートンと友人たちにはシェンという憧れの美少女がいた。ある日、コートンは授業中にした悪フザケのせいで、シェンの前の席に座らされることに。しかし、コートンはお目付け役になったシェンに冷たい態度をとってしまい……。 ギデンズ・コー ギデンズ・コー クー・チェンドン
ミシェル・チェン
スティーブン・ハオ
イエン・ションユー
ジュアン・ハオチュエン
ツァイ・チャンシエン
フー・チアウェイ
75 80 そして父になる ハリウッドでリメイクされるニュースがあったけれど、どうなるんだか。過去に『幸せの黄色いハンカチ』がトンチンカンな映画になっていたのでちょっと心配。さて本作品を見た感想だが、なんだか福山の夫婦だけが悩んでいるみたいで、本当はリリーの夫婦も悩んでいるはずなのにその描写がなく、どうなっているのかが分からない。福山夫婦だけにスポットライトが当たっているので、この事件の全体が見えない。それに全体的に説明的なところが多い。分かり易くする為なのだろうけど、『風立ちぬ』とは大違い。とこで、この映画での福山はエリートサラリーマンで、高層マンションに住み、その上男前。唯一の欠点は人の心を慮る[おもんばかる]ことが出来なかったのだけれど、この事件をきっかけに、そういった、人の心が芽生えてきて・・・と言う事は非のうちどころの無い、最強の男になっしまった。
夏八木勲が福山の父親役で出ていましたね。合掌。

6歳の息子と妻と暮らす良多のもとに、病院から連絡が入る。なんと息子は出生時に病院で取り違えられていたというのだ。血の通わない息子に変わらぬ愛情を注ぐ妻と、粗野だが温かい相手側の家族との交流を通じて、良多は“父親“としての自分を問い始める。 是枝裕和 是枝裕和 福山雅治
尾野真千子
真木よう子
リリー・フランキー
二宮慶多
黄升
風吹ジュン
國村隼
樹木希林
夏八木勲
中村ゆり
高橋和也
田中哲司
井浦新
吉田羊
ピエール瀧
70 80 地獄でなぜ悪い 歴史に残る映画が撮れるのなら死んでもいいという映画人の作品で、そこにヤクザがからんできて・・・。聞くところによるとヤクザが映画やVシネに絡んでいる事は結構あるらしく、大映を作った永田雅一氏は元ヤクザらしい。で、今回の作品もまったくのフィクションではなく、園子温が若い頃、ヤクザの親分の娘とHした事をその娘がレイプされたと言ったものだから、監禁されたという実話がベースとなっていて、公園で子供達に馬鹿にされながらも撮影していたというのも実話。ただし、実話だから面白いとは限らず、刀でバッサバッサと切って、血の海になっていく様を、コメディとは言え笑えない。

ふたりの男、武藤と池上は、ある事情から激しく憎しみ合っていた。ところが池上は、はからずも武藤の娘で女優のミツコに恋してしまう。そんなとき武藤は、妻の夢でもあるミツコの映画デビューを叶えるため、素人のくせに映画を撮ることを決意して……。 園子温 園子温 國村隼
二階堂ふみ
友近
長谷川博己
堤真一
星野源
坂口拓
70 61 タイハード・ラストデイ だんだん当初のダイハードらしさがなくなってきている。とんでもない事件に巻き込まれてしまうツイてない男の話がダイハードなのに、今回はワザワザ自分から巻き込まれにいっている。第一、まだ何がどうなっているか分からない段階なのに、息子が運転する車を追いかけるために、車を盗んだり、強奪したりと犯罪を繰り返すのは全然共感できない。ただ、ドンパチが派手なだけの映画でした。

ジョン・マクレーン刑事は長い間、疎遠になっていた息子のジャックがトラブルに巻き込まれ、身元引受人として裁判所に出廷するべく苦手な飛行機に乗ってモスクワへと向かう。言葉の通じない異国の地でマクレーンはまた謎のテロ集団の計画に巻き込まれ……。
ジョン・ムーア スキップ・ウッズ ブルース・ウィリス
ジェイ・コートニー
ユーリャ・スニギル
ゼバスティアン・コッホ
メアリー・エリザベス・ウィンステッド
85 68 ルーパー ループと言うのはぐるりと回ってスタート地点に戻ってくること。この映画では老ジョーが若ジョーの元に30年の時を越えて戻ってくる。だけどそれだけでは無い。老ジョーが戻ってきたのは妻を殺さした組織に復讐するため。そして実はその組織は・・・という壮大な流れ。その悲しみのループを断ち切るには・・・、中々面白い映画だった。若ジョーが老ジョーになっていく様子、どの様にジョーが30年間を過ごしてきたのかを表すシーンがあるが、ジョセフ・ゴードンのフサフサの髪がドンドン抜けてブルース・ウィリスのハゲになっていくのには別の怖さがある。

2074年のタイムトラベルが実現した未来から送られてくる標的を処分する“ルーパー“と呼ばれる男たち。その一員のジョーは、いつものように決められた時間に決められた場所で銃を構え、標的の到着を待っていた。しかしそこに現れたのは30年後の自分で……。 ライアン・ジョンソン ライアン・ジョンソン ブルース・ウィリス
ジョセフ・ゴードン=レヴィット
エミリー・ブラント
ポール・ダノ
ノア・セガン
パイパー・ペラーボ
ジェフ・ダニエルズ
80 78 クロニクル 誰にも負けない超能力を得て、誰よりも強くなったアンドリューだが、それ以外は何も出来ないフツーの高校生。自分の感情をコントロールする事も病気の母を守る事も、ましてや女の子とエッチする事すら出来ない。これらはアメリカとその軍事力のメタファーになっているのではないだろうか。最強の軍事力を持っているが、何かあるとすぐに軍事力を使おうとする。まるで駄々っ子の様に。それにしても、空を飛んでいるシーンは気持ちよさそうだったね。あんな風に飛んでみたい。

冴えない高校生のアンドリューはある日、パーティ会場の庭で巨大な穴を発見する。彼はマット、スティーヴと3人で穴の中に入り、そこで“特殊能力“を手に入れる。彼らはその力を使ってイタズラをしては楽しんでいたが、次第に力が大きなものになっていく。 ジョシュ・トランク マックス・ランディス デイン・デハーン
アレックス・ラッセル
マイケル・B・ジョーダン
マイケル・ケリー
アシュレイ・ヒンショウ
80 76 パコと魔法の絵本 映画館で予告編を見た時は僕には合わない映画だと思い観に行かなかったが、最近になって、「あの独特な色彩感覚は、今後の僕の作品作りの参考になるかも」と思ってDVDをレンタルしたワケだが、良かった。登場人物や設定は奇妙奇天烈で、「そんなワケ無いじゃん」と思っても、そこに描かれている事は現実にありそうな事ばかり。自分の事を覚えられる事に腹が立つ大貫だが、記憶が1日しか持たないパコにだけは覚えて欲しいと毎日絵本を読んであげる。カエルは死んで美しい水草を咲かせるが、パコは大貫の心に何をのこしたのだろう。ところで、出演者のメイクが激しくて、誰が誰なのかさっぱり分からない。

一代で莫大な財産を築きあげた富豪の大貫は、ある病院に入院していた。偏屈な彼の口癖は、「お前が私を知っているだけで腹が立つ。気安く名前を呼ぶな!」だった。その病院には、奇妙な患者ばかりがいた。そんな中に天使のような少女パコがいた。ベンチに座って、絵本『ガマ王子対ザリガニ魔人』を毎日読んでいるパコは、交通事故で両親を亡くし、その後遺症で記憶が1日しか保たない病を患っていたのだ。 中島哲也 中島哲也
門間宣裕
役所広司
アヤカ・ウィルソン
妻夫木聡
阿部サダヲ
加瀬亮
小池栄子
國村隼
上川隆也
劇団ひとり
山内圭哉
土屋アンナ
75 64 おもひでぽろぽろ 小学5年生のタエ子はかわいかったのに、成人のタエ子はシワがあり、オールドミスかと思ったら28歳という設定。んー馴染めなかったなぁ。小学5年のタエ子が生き生きしていて、面白いというか、可笑しい。わがままだったり、すぐ上の姉に張り合ったり、「あるある」と思わせる。一方、成人してからは農業問題とか、これも或る意味「あるある」ネタなんだけれど、楽しくない。

1982年夏。会社から10日間の休暇をもらったタエ子は姉のナナ子の亭主の実家である山形の片田舎・高瀬へ旅をする。東京生まれの東京育ちだったタエ子には、小学校5年生の時、田舎がなくてとてもさみしい思いをした記憶があった。それが姉の結婚によって自分にも田舎が持てたのだった。そんな旅の途中にふとそのころの数々の出来事を思い出すタエ子。そして、彼女は小学校5年生の自分を連れたまま高瀬に到着した。

高畑勲 高畑勲 今井美樹
柳葉敏郎
75 84 任侠ヘルパー ツヨポンが主演だったので、「どうせ大したことの無い映画だろう」と思って観に行っていなかったけれど、ヒットしていると聞いて、行こうかどうかと迷っているうちに上映が終わってしまたからDVDを借りてきた。良い映画という事はないけれど、所々良いところがあり、メッセージも分かるし、悪くない。

指定暴力団を抜けてカタギになった翼彦一は、ある事件がきっかけで逮捕され、出所後に再び裏の世界に足を踏み入れる。彼は闇金で破産した老人を特定の介護施設に入れて生活保護や年金をせしめる仕事をはじめるが、次第に状況のヒドさに苛立ちが募り……。

西谷弘 池上純哉 草なぎ剛
安田成美
香川照之
堺正章
杉本哲太
宇崎竜童
風間俊介
80 88 ?道(しゅんどう) 海外版のタイトルルは『BUSHIDOU』だそうだ。武士道は時代によってその考え方が違うらしく、桃山時代から江戸時代初期に活躍した宮本武蔵は「武士は勝たなければならない」と言い、世の中が安定した江戸中期に発行された武士の心得『葉隠』では、「武士道と言うは死ぬ事と見つけたり」と書かれている。ここでの「死ぬ事」とは自分を殺して忠義を尽くすという事。今回の作品は葉隠が書かれた同時代で、白井や結城たちは上司の命令で香川廣樹を討つべく追いかける。これは藩に対する忠義で、武士道。香川廣樹は追手から身を守る為に勝たねばならない。こちらもまた武士道。城代にしても藩を思っての事で、これもまた武士道。どちらが正しいかという事を現代のものさしで計る事は出来ない。そして、これだけの人的被害を出しておきながら、幕府からの使者・西崎には「とりあえず、今日のところは安泰ですな」と言われる。10人以上の命が失われても、幕府にとっては虫がうごめいているに過ぎないのだ。

徳川吉宗の時代。山陰の因幡藩を取り仕切る城代家老・荒木が、幕府から派遣された剣術指南役・松宮の不審な動きを察知する。すかさず荒木は部下に監視を命じるが、事態は藩の存亡に関わる危機に発展。その緊張が高まるなか、荒木は重大な決断を迫られていく。

三上康雄 三上康雄 平岳大
若林豪
目黒祐樹
中原丈雄
さとう珠緒
栗塚旭
脇崎智史
細川純一
75 75 AKIRA 先に観た『クロニクル』が本作品と似ていると聞き、未見だったので観たら超能力を得た少年がそれをコントロール出来ずに破滅に向かっていく所は同じだった。最初のうち、物語がどうなっているのか全然分からなかったけれど、少しずつ明らかになっていくにつれ、グイグイと引き込まれていく。ただ、終盤は何が何だか分からなくなってしまう。ちなみに、2020年の東京オリンピックを予言したと話題になった作品でもある。

1988年7月、東京で核爆発が発生、第3次世界大戦が勃発した。30年後の2019年、ネオ東京では軍の指揮下で新兵器・超能力の研究が進められていた。職業訓練校生の鉄雄は友人の金田らとバイクで走っていたところエスパー実験体のタカシと遭遇。避けようとしたが、転倒して重傷を負ってしまう。そして鉄雄はタカシと共に軍に連れ去られ、エスパーとしての訓練により恐るべきパワーを身につけ、周囲を破壊していく。
大友克洋 大友克洋
橋本以蔵
(原作:大友克洋)
[声]
岩田光央
佐々木望
小山茉美
玄田哲章
大竹宏
渕崎由香里
大倉正章
荒川太郎
北村弘一
70 59 エコール ロリコン映画かと思ったら少々違う。テーマは恐らく『好奇心』だろう。森の中の塀に囲まれた学校での寄宿生活。少女たちは塀の外がどうなっているのか興味深々だが、そういった好奇心が初潮を迎える頃には異性にも向かい始める。そんな思いの一方、ここから出ていくことの恐怖心もあるが、いざ出てしまうと・・・。原題は『INNOCENCE』(純粋・無垢)。いつかは汚れてしまうのだろうか。

高い塀で外界と遮断された森の中の学校に、6歳の少女イリス(ゾエ・オークレール)がやってくる。そこでは6歳から12歳までの少女たちが年齢を区別するリボンと白い制服を身につけ、ダンスと自然の生態を学んでいた。やがて、男性のいない女性だけの閉ざされた世界にイリスは順応していくが、1人の少女が脱走を図り……。 ルシール・アザリロヴィック ルシール・アザリロヴィック
(原作:フランク・ヴェデキント 「ミネハハ」)
ゾエ・オークレール
ベランジェール・オーブルージュ
リア・ブライダロリ
マリオン・コティヤール
エレーヌ・ドゥ・フジュロール
70 71 モテキ 違和感バリバリだ。モテナイ代表の藤本を演じているのが森山未來だからモテナイ訳が無い。以前、途中で見るのを止めた『苦役列車』でも主人公を演じた森山未來に違和感があった。それはそうとして、マンガチックな演出が楽しかったです。

31歳の藤本幸世は、金なし夢なし彼女なし。派遣会社を卒業し、ニュースサイトのライター職として新しい生活を踏み出そうとしているが、結局のところ新しい出会いもないまま。だがある日突然、“モテキ”が訪れた。
大根仁 大根仁
(原作:久保ミツロウ)
森山未來
長澤まさみ
麻生久美子
仲里依紗
真木よう子
金子ノブアキ
リリー・フランキー
70 69 ロリータ 『源氏物語』の様にタイトルは知っているけれど、物語を知らない小説や映画って結構あって、この『ロリータ』もその一つ。ロリコンと言う言葉の元になった映画という事までは知っていたが、物語は知らない。それで、DVDを借りたのだが、驚いたのはロリータって高校生だったのね。僕のロリコンのイメージとしては10歳以下の少女だった。先に観た『エコール』ぐらいの女の子の物語だと思った。それで物語だが、全編が嫉妬の話。嫉妬ってみっともないと思った。

アメリカの田舎町に下宿するハンバート。未亡人シャーロットは彼を愛するが、その娘ロリータの美しさに心を奪われたハンバートは、彼女との絆を保つため未亡人と結婚する。 スタンリー・キューブリック ウラジミール・ナボコフ スー・リオン
ジェームズ・メイソン
シェリー・ウィンタース
ピーター・セラーズ
70 秘密 娘の身体に妻の心が入ってしまうという設定は面白いのだが、それをリアルで見せるのかそれともコメディで見せるのか定まっていなくて、観ている方の気持ちの置き所に戸惑ってしまう。娘の心は無くなってしまっているのに、その事には触れないのも違和感がある。

スキーバスの転落事故で、病院に運ばれた杉田平介の妻・直子と高校生の娘・藻奈美。直子は息を引き取るが、意識不明だった藻奈美は一命を取りとめる。ところが、意識が戻った藻奈美の体には直子の人格が宿っていたのである!
滝田洋二郎 斉藤ひろし
(原作:東野圭吾 )
広末涼子
小林薫
石田ゆり子
伊藤英明
岸本加世子
金子賢
篠原ともえ
80 80 スタンド・バイ・ミー 名作の誉れ高い作品だが、実は見た事が無かった。名作が故、観てもし良かったと思えなかったらどうしようか、僕が馬鹿だと言う事が判明してしまうのでは無いだろうか。そんな思いもあって避けていたのかもしれない。いざ見てみたら面白いというのもあるが、4人の少年による冒険が彼らを少し成長させるというストーリーは僕自身にも経験がある(但し、死体を探しに行ったのではありません)。1度見ただけでは僕には充分理解できていないと思う。観る年齢によって感じる事が違う作品と言われているので、何度も見るとその深さを知る事が出来るに近い無い。

ゴーディ、クリス、テディ、バーンの4人は、性格も個性も異なっていたがウマが合い、いつも一緒に遊んでいて、少年期特有の連帯感で堅く結ばれていた。ある日バーンは、兄たちの会話を盗み聞きしてしまう。ここ数日行方不明になっている少年が、30キロ先の森の奥で列車にはねられ、野ざらしになっている場所を知ったバーンは、仲の良いゴーディたちに話す。『死体を見つければ英雄になれる』と考えた4人は、線路づたいを歩いて死体探しの旅に出かける。
ロブ・ライナー レイナルド・ギデオン
ブルース・A・エバンス
(原作:スティーヴン・キング)
ウィル・ウィートン
リヴァー・フェニックス
コリー・フェルドマン
ジェリー・オーコネル
キーファー・サザーランド
ジョン・キューザック
リチャード・ドレイファス
75 70 夢と狂気の王国 スタジオ・ジブリの、特に宮崎駿にスポットを当てたドキュメントだけれど、何を伝えたかったのか全くわからなかった。ただ、どんな場所で作業をしているのかとか、名前だけは知っていたが顔を知らなかった川上量生や日テレの奥田氏がどんな人だったのかが分かっただけでもよかった。それと、若き日の宮崎駿が、恐らく花見だと思うのだが、『狼少年ケン』の替え歌を歌っているところも面白い。それにしても、7月20日公開の『風立ちぬ』が11月16日現在、まだ上映しているというのはスゴイ。終盤、引退記者会見の直前、部屋の窓から町の屋根や排水溝や電線などを指さしながら、何でもない町が上から見ると空想を掻き立てられるを語るシーンは宮崎アニメの発想の一部を見た気がした。

監督の砂田麻美は、東京・小金井にあるスタジオジブリで撮影を開始する。そこでは新作映画『風立ちぬ』と『かぐや姫の物語』の製作が進められていた。カメラは宮崎駿監督、高畑勲監督、そして鈴木敏夫プロデューサーたちの姿をありのまま映し出していく。 砂田麻美 砂田麻美 宮崎駿
高畑勲
鈴木敏夫
川上量生
70 74 櫻の園 初っ端から長回しで、リアルに有りそうな女子高生の会話だから、実際の現場にいる彼女たちを柱の陰から盗み見でもしている様な錯覚になる。物語は『桜の園』を上演できるかどうかとか、杉山の補導や、志水と倉田と杉山の三角関係とか、いろいろあるけれど、何がメインだったのだろう・・・・。

郊外にある私立櫻華学園高校演劇部では毎春、創立記念日にチェーホフの舞台劇「櫻の園」を上演することが伝統となっていた。そんな開幕2時間前の早朝、部長・由布子がパーマをかけた髪でやって来た。普段はまじめな由布子の変化に演劇部員たちは驚くが、そんな時、紀子が他校の生徒とタバコを吸って補導されたというニュースが部員の間に駆けめぐる。
中原俊 じんのひろあき
(原作:吉田秋生)
中島ひろ子
白島靖代
つみきみほ
宮澤美保
三上祐一
岡本舞
南原宏治
70 78 かぐや姫の物語 かぐや姫って結構ワイルドだったんだなぁと思った。それはさておき、何か罪を犯して地球に送られたと語っていたが、どうして月から来たのかが明確に語られなかった。

ある日、竹取の翁は竹やぶの中で美しい女の子を見つけ、天からの授かりものとして育てることを決める。女の子は竹の子のような速度で成長し、翁は竹やぶで見つけた金を基に都に屋敷を建設。女の子は“かぐや姫“として高貴な姫になるべく教育を受けるが……。
高畑勲 高畑勲
坂口理子
朝倉あき
高良健吾
地井武男
宮本信子
高畑淳子
田畑智子
立川志の輔
上川隆也
伊集院光
宇崎竜童
中村七之助
橋爪功
朝丘雪路
仲代達矢
80 79 くじけないで 八千草薫のアップから映画は始まるが、あれだけアップに耐えられるおばぁちゃんて他にいるのだろうか。それはさておき、本作の主人公はトヨさんだが、トヨさん自身は何も変わらない。ボケ防止の為に一人息子の健一に勧められ、しかたなく始めた詩が回りの人を変えていく。劇中に読まれるトヨさんの自由な詩が幾つか読まれるが、中でも僕が気に入ったのは「特売日、好きな言葉は特売日」。映画を観終わった後、早速原作本を買いました。

夫・貞吉に先立たれた柴田トヨは、短気で仕事が長続きせず、妻に迷惑ばかりかけている息子・健一のことを気にかけていた。緑内障の手術の後、日課の散歩に行けなくなったトヨはすっかり元気をなくすが、健一のすすめで詩を書き始め、元気を取り戻していく。
深川栄洋 深川栄洋
(原作:柴田トヨ)
八千草薫
武田鉄矢
伊藤蘭
檀れい
芦田愛菜
上地雄輔
ピエール瀧
鈴木瑞穂
黒木華
橋本じゅん
尾上寛之
85 84
ゼロ・グラビティ
破片が飛んでくるのに無重力空間で何かをやろうとすると、地上でやる様には出来ないからムズムズしてきて、それがハラハラドキドキに繋がっていく。映画が始まってほんの数分でトラブルか発生して破片のマシンガン攻撃(こう言うと勘違いされるかもしれないが、適切な表現が浮かばない)がやってきて、一気に緊張感に包まれる。それがずっと続いて、ようやく帰還船のパラシュートが開いた時に劇場内の緊張感が フッ と抜けるのを感じた。

メディカル・エンジニアのライアン・ストーン博士とベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキーは地球から600キロ上空で周回しているスペースシャトルで船外ミッションを行っていた。しかし、突発的なトラブルが発生し、ふたりは無重力空間に放り出される。 アルフォンソ・キュアロン アルフォンソ・キュアロン
ホナス・キュアロン

サンドラ・ブロック
ジョージ・クルーニー


2014. 2. 24

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