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今度は香川へ
朝、ウ○コをしていて思った、「そうだ、金毘羅さんへ行こう」と。
もちろん、ウ○コと金毘羅さんは全く関係がなく、元々丸亀市と高松市の美術館へ行く予定だったので、ならば金毘羅さんへも行っておこうと思ったのだ。

岡山と香川は瀬戸大橋で地続きになっていて、ここを走るのは初めて。
車窓からは瀬戸内の島々が見えてのどかな風景だが、瀬戸内工業地域のコンビナートや造船工場などがその景観を損ねていて残念だ。


出発直前に金毘羅さんへ行くことにしたので、金毘羅さんについての事前調査はゼロ。
知っているのは石段を凄く沢山登らなきゃいけない事くらいで、その為、金毘羅さんからは少し離れた駐車場(琴平駅前町営駐車場)に止めてしまった。

表参道の両脇には様々な店が並んでいて、香川県なのでうどんや竹細工などの民芸品の店があるのは普通だけど、ジャニーズ等のアイドルグッズの店や周りの雰囲気とは真逆のおしゃれなカフェがあったりと、見ているだけでも楽しいが、帰りにじっくり見るとして、まずはゴールを目指す。


石段は表参道に入るとわりとすぐに現れる。この石段は365段もあるというのをどこかで見た様な、聞いたような・・・・そんなたよりない情報しか持ちあわせておらず、とにかく石段は延々と続くので登っていくほか無い。
それで分かったは、この石段を365段登って着くのは金毘羅宮の入口である大門だと言う事。
つまり、まだまだ石段が続くのだ。
「えー、聞いてないよー」と言いたくなるが、お爺ちゃん、お婆ちゃん、小学生にもならない子供も登っていたり、あるいはお参りを済ませて下りてきているので、ヤングな僕が引き返すわけにもいかない。


ここから先は宮域

石段は所々に踊り場があり、表参道と比べて境内はこの踊り場が多いので登りやすい。
しかし、ここも僅かに上り坂になっていて(恐らく雨水が溜まらないようする為だろう)、初めのうちはどうって事ないが、次第にこの微妙な上り坂もしんどくなってくる。

 
金毘羅宮があるのは『象頭山(ぞうずさん)』なので、象の像があった

金毘羅さんは海の神様

神様が乗る『神馬(しんめ)』
この白馬(道産子)は月琴号(馬年齢10歳/人間年齢40歳)
こちらはサラブレッドのトウカイ・スタント号(馬年齢23歳/人間年齢92歳)
父馬はGT優勝のホリスキー

フラフラになりながらも漸く本宮に到着。最後の階段が特にきつかった。

ラストの階段 本宮 ビール飲みてェー!!

そして僕は本宮に到着して驚愕の事実を知った。
ここがゴールでは無く、まだこの先に奥社(厳魂神社/いづたまじんじゃ)という神社があるというのだ。
この本宮までで石段は785段だったが、奥社まで行くと1368段にもなる。
ムリムリムリムリムリムリ、更に583段も登るなんてもう無理っす。
奥社には今度行くことにして、今日のところはゆっくりと下山。
表参道で讃岐うどんを食べて次の目的地である『丸亀市猪熊弦一郎現代美術館』へ向かう。


『丸亀市猪熊弦一郎現代美術館』では現在、『マルティーノ・ガンパー 100日で100脚の椅子展』が開催中で、今後、椅子作りの際にデザインの参考になればと思ったのだ。
(ここは美術館ではめずらしく、写真撮影がOK)




1日1脚ずつ作って、100日で100脚という作品展。
これらは芸術作品なので実用性は全く無いが、だからと言って木工の参考にならないとは限らない。
要はインピレーションなので、家具屋で椅子を見るよりも新しい発想が湧いてくる事もある。
例えば、自転車のサドルを使った椅子から、「椅子の足は1本でもいいじゃん」と思ったり。
(これも実用性は低いけど)

この『丸亀市猪熊弦一郎現代美術館』はその名の通り猪熊弦一郎の作品が常設展示されていて、今回は猫の絵が展示されていた。


猪熊弦一郎については何も知らないが、きっと猫好きな人だったのだろう。

次に香川県立ミュージアムでおこなわれている『この男がジブリを支えた 近藤喜文展』を観に行く。


近藤喜文は47歳の若さで早世してしまったが、生きていれば高畑勲と宮崎駿の後を継ぐと言われていた人物で、僕が好きな『耳をすませば』は生涯で唯一、近藤喜文が監督した長編作品。
主に作画監督をしていた人で、ジブリが『となりのトトロ』(宮崎駿)と『火垂の墓』(高畑勲)の2本同時上映作品を作る際、宮崎駿と高畑勲がこの近藤喜文を取り合った話は有名。

この『近藤喜文展』では『未来少年コナン』や『赤毛のアン』などの彼が携わってきた作品のキャラクターデザインやイメージボード等が展示されていて、僕の様な素人が見ても異様に絵が上手いことがわかる。


2015. 9. 7


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