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信州・松山へ行く
師走の忙しい最中、信州・松本へいってきました。
もちろん仕事関係です。
とは言え、転んでもタダでは起きない僕ですから、チャッカリ観光もしてきました。

長野県には信州木工会というのがあり、そこが主催する『ガラス塗料講習会』へ参加することが今回の目的。
しかし、開始が12/3(土)の午前10時からという事で、日帰りで行こうとするとメッチャ朝早く出発する必要がある為、前日のうちに松本へ向かったのです。


目の前にそびえる南アルプスが美しい。
白馬方面でスキーをする為、中央道はよく利用していたのですが、いつも夜なのでこの様な景色を見るのは初めてではないだろうか。


松本インターを降りると近くに『日本浮世絵博物館』がある。
松本と浮世絵って何か関係するの? と思いつつも行ってみた。

浮世絵と言えば、歌川(安藤)広重の『東海道五十三次』とか、葛飾北斎の『富嶽三十六景』などが思い浮かぶが(あ、それから去年、東京で見た春画も浮世絵の一種)、今回僕が『日本浮世絵博物館』へ行った時の企画展は『美人競 びじんくらべ −やまとなでしこからモダンガールへ−』で、主に女性がメインの浮世絵が展示されていた。
中でも僕の目を釘付けにしたのは、橋口五葉という明治から大正にかけて活躍した浮世絵画家で、特に僕のお気に入りは『長襦袢の女』という作品で、スッと立っている姿にめっちゃリアリティが感じられ、それは重心がしっかりと描かれているからだと思う。
それから、襦袢の隙間から見える乳房の艶っぽさもイイ。

この『日本浮世絵博物館』は展示室はそれ程広くは無いのだが、壁という壁にはビッチリ浮世絵が展示されていて、受付のあるロビーはもちろんの事、トイレの前にも展示されていて、タップリ楽しむ事が出来た。

松本と言えば、『国宝・松本城』。

3年前に来た時は天守閣の中に入ったが今回は節約の為、外から見るだけ。
けれど、お城の周りをグルグル回っていると新しい発見がある。

@お堀の鯉はメッチャでかい。

お堀の際を歩いていると50cm以上あると思われる鯉が口をパクパクさせながらウジャウジャと団体で寄ってきて、それはもう気色悪い。

A門が意外とイイ

前回来た時は気が付かなかったのだが、『太鼓門』がイイ。
どっしりとした構えで、松本城の威厳を表しているなぁと感じた。

その他、鯉は内堀、カモは外堀といった様にテリトリーが分かれているとか、松の木の影で女性2人が逃げ恥・恋ダンスの練習をしているとか(忘年会でやるのカナ)、公衆トイレが何故だか多いとか、色々と発見があった。

松本城からJR松本駅方面へ歩いていくと途中に川があり、その川沿いに縄手通りがある。
この通りはちょっとしたレトロな商店街の様になっていて、イイ味を出している。


この商店街の終わりにある橋で川を渡ってもう一本先の通りに出ると中町通りに出る。
ここは土蔵が並んだ街並みで、縄手通りとはまた違った雰囲気のあるレトロな通りだ。


松本って侮れないな。

「信州に来たらば蕎麦を食わずして何を食う」と言う事で、僕の行きつけの蕎麦屋(ちなみに松本は今回で2回目です)のJR松本駅にある『榑木野(くれきの)』で夕食をとる。
今回は"天然有頭海老天かけそば"と地酒の"福源"を注文。
ヤラシイ話、お値段はそこそこするのだが、海老天は2本あるし、そもそもの蕎麦の量も多くて美味しいし、それだけの価値が十分にあると思う。


さてさて松本2日目は主目的の『ガラス塗料講習会』。
会場の長野県工業技術総合センターはJR松本駅近くのビジネスホテルから車で15分ほどの場所に有るが、ナビを使っても道を間違えるという僕の得意技により、30分近くかけて到着。


近くの交差点には『木工町』とあった。
木工が盛んな地域なのだろうか。


今回の講習会は午後だけの人と午前と午後を通して参加する人が居て、僕は後者(総勢70名という事で、午後には会場は満員)。
木工で行う塗装の主な目的は木を汚れや腐食を防ぐため。
その目的の為に様々な塗装方法があり、ウレタン塗装やオイルフィニッシュが一般的で、訓練校でも実習で使った事があるが、『ガラス塗料』というのは聞いたことが無く、一体どんな物なのかと思い今回参加する事にしたのだ。

2つの塗料メーカー(玄々化学工業、tatara)の方によるガラス塗料や自社の説明の他、各自で用意した手板へ実際にガラス塗料を塗るという実技も行われた。また、長野県工業技術総合センターによる8社・10種類のガラス塗料の比較や既に使われている方の体験談なども聞けて、すごく参考になった。
そして何よりも、参加者の方々が話している事に耳をダンボにして聞いて(新参者の僕はまだまだ、その会話には入っていけません)刺激を受け、勉強になった。


ガラス塗料は木だけでなく、色々な使い方が有る様なので、今後検討していく価値はありそう。
但し、1リットルで1万円以上もするところがネックかな。



2016. 12. 4

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