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おらぁ、東京さ行ぐだぁ的闘病記
   〜番外編27〜


■下北沢
2006年11月 3日
〜 4日


2006年11月3日(金)
明日は東邦大病院での診察と入院の予約手続きを行うので午後から半休にして東京へ向かう。
取りあえず新宿まで行き、テアトル新宿で「幸福のスイッチ」という映画を観て時間を潰す。
映画の方は可も無く不可もなくといった所だけど、先週の「涙そうそう」よりは数段良かった。
上野樹里の不機嫌な演技が「いつまでも甘えてんじゃねぇよ」と腹が立ってくる程良かった。
映画を観た後はそろそろ夕食の時間。
新宿で何軒かの店を見て回ったのだが、他の人たちにとっても夕食の時間の様でどの店も満員御礼だった。
仕方が無いので、今日の宿であるホテルニュー東京がある幡ヶ谷で食べる事にした。
(定宿である築地のバンは満室で、予約できなかった)
幡ヶ谷へ行くには新宿駅から京王新線で行くのだが、京王電鉄には新宿駅が2つあって、そこから京王線と京王新線が出ている。
もちろんそれぞれのホームの有る場所は違う。
その上、どこに京王新線の改札があるか分からない。
更に言えば、僕は今どこにいる?新宿は日本で一番乗降客の多い駅なのだが、その割りには案内板が分かり難い。
案内板の通り、馬鹿正直に進んでいくと壁にぶつかって進めなくなる事もしばしばで、実際はクランク状になっているのだ。
だからこちらで融通を利かせながら、アバウトな案内板にはあまり頼り過ぎ無い様にしなくてはいけない。
ああ、都会は不親切だ。
悪戦苦闘の末、ようやく辿り着いた幡ヶ谷。
新宿から2つ目の駅なのに、静かな街で、すごくほっとする雰囲気がある。
下町というワケでもないのだが、大通りから1つ角を曲がっただけで、小さな商店街があって、銭湯もある。
川を埋めて作った様な細長い公園もある。
人が住んでいるのでは無く、暮らしている場所と言った言葉がしっくりきそうだ。
結局、その小さな商店街にあったスパイスと言うカレー屋で夕食をとった。
この店のおばさんに寄れば、3連休なので静かなんだとか。
僕は良い時に来たらしい。
今日の宿のホテルニュー東京は商店街の手前の角を曲がってすぐ。
外見は立派だが、上の階のドアの開け閉めや水を流す音がモロに聞こえてきて、非常にやかましい。
そんな環境でも眠れてしまう事が僕の長所。

2006年11月4日(土)
ホテルでは朝食のパンとコーヒーが食べ放題・飲み放題なのだが、その2つしかないので、そんなに食えない。
結局クロワッサンを2個とコーヒーを飲んだだけで済ませた。
幡ヶ谷駅から京王新線で明大前まで行き、井の頭線に乗り換えて駒場東大前で下車。
途中、ベンチに腰掛けてコンビニで買ったおにぎりとチキンナゲットで2度目の朝食を取って病院へ向かう。
予約では9:30からなのだが、ちょっと早めの9:00頃に到着。
受付を済ませて眼科前の長椅子に座るとすぐに名前を呼ばれた。
今日は金子卓先生だ。
検査の結果、不整脈があるとの事だが、それは高校入学の時の検査で判明していて、今は会社で年に一度検査しているので(多分)問題ない。
入院や手術はこの前に聞いた通りで、15日に入院して17日に手術、その後24日に退院の予定。一つ追加になったのが、手術の説明を16日にしてもらう事。
その為、家族は16日に上京する予定でいたが、1日早めなくてはならなくなった。
それから眼内出血のせいで眼圧が高くなっているので、眼圧を下げる薬を出してもらうことになった。
金子卓先生の診察が終わった後は入院予約を行い、会計を済ませると本日のメニューは全て終了。
薬は処方箋を貰って病院の前にある薬局で購入する。
どちらかと言えば、病院での待ち時間よりも薬局での待ち時間の方が長かった。
まだ11時にもなっていないので、このまま帰るのももったいないが、さりとて特別行きたいところも無い。
今日、ホテルから来る途中、京王・井の頭線の駒場東大前の2つ手前が下北沢であった事を発見。
数年まえから注目されている街で、「ざわざわ下北沢」という映画が出来たり、最近ではTVドラマにもなっている。(ちなみに、僕はどちらも見ていない)
と言う事はミーハーな僕が放っておくワケが無い。
さっそく120円の切符を握り締めて、電車に飛び乗ったのだった。
下北沢の駅を降りた最初の印象は「地味な町だなぁ」。
人も少なく、開いている店も少ない。本当にここが、あのシモキタなのか!?疑問に思いながらズンズン歩いていくと商店街も終わってしまい、仕方がないので角を曲がってまた歩いていくと踏み切りに出てきた。
どうやら井の頭腺の様だ。踏み切りを渡り、駅に向かって歩いているとだんだん賑やかな街になってきた。
どうやら駅は街の端っこにあったらしい。
商店街と言うよりも街全体が店で(だから商店街なのか?)、表通りも裏通りもお店だらけで、連休中と言う事もあってか、大勢の人でごったがえしていた。
街全体が店なのだが、基本的に衣料品と飲食店が殆ど。
腹の減った僕は自然食の店で「やわらかロールキャベツ定食」を食べると、後はもうこの街には用は無いので、さっさと家路についた。

2006.11.12記

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