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おらぁ、東京さ行ぐだぁ的闘病記
   〜義眼編R〜



大忙しの師走
2009年 12月6〜7日
12月 6日(日)
クラリオンガールでデビューし、今日では「必殺仕分け人」と呼ばれている蓮舫が訪れた事で一躍人気となった陸上自衛隊広報センター、通称『りっくんランド』に来ている。
"陸上自衛隊"と限定していると言うことは、航空自衛隊や海上自衛隊にもやはりこういった施設があるらしいが、名称は忘れてしまった。
東武東上線の和光市駅から途中、小粋なイタメシ屋でランチをしながら市内を歩いていく。
公式ホームページでは駅から徒歩15分と書いてあったにもかかわらず、短足な僕は20分くらい掛かってしまった。
『りっくんランド』は町の中にある。
その為、向かいにはマンションが建っていたり、車のディーラーや飲食店が軒を連ねている。
駐屯地なので輸送用の大型ヘリが当然の様にバリバリバリと大きな音を立てて飛んでいたが、住民の皆さんはやかましくないのだろうか。




『りっくんランド』に入ってすぐに装甲車が展示されている。
もうこれだけでワクワクしてくる。
決して戦争好きで無ければ、ミリタリーオタクでも無いが、基本、男の子っていう生き物はこういった物が好きなのだ。
多分、子供の頃に見たロボットアニメの延長にあるのだろう。
そう言えば、前回はお台場へ実寸大のガンダムを見に行ったっけ。

建物に入ってまずエレベータで2階へ上がる。
そこは自衛隊の広報センターらしく、自衛隊の年譜が掲示されていたが訪れる人の目的はそんな物じゃなく、戦車やヘリコプターだ。
その部屋を出ると1階から吹き抜けになっている所に出て、展示されている戦車やヘリコプターが目に飛び込んでくる。
おおっ、スゲェ!。
建物の中に戦車やヘリコプターがあるという日常では有り得ない状況に、一体何があったのかと、ちょっと頭の中か混乱してしまう。
(イヤ、展示されているだけなんですけど)
それにしても多くの人が訪れているなぁ。
なんでも、蓮舫が視察に来たニュースで人気となり、入場無料も手伝って来場者は一気に増えたそうだ。
(更に、僕が訪れた日はこれまでの最高入場者数だったそうだ)
目玉コーナーのフライトシミュレーターには30〜40人くらいが並んでいて、折角なので僕も並ぶことにした。
しかし、よくよく観察していると、1度に2人ぐらいしか出来な様子で、しかも5〜6分ほど掛かっている。
この調子だと2時間以上並んでいなくてはいけない計算となり、1人で来ている僕は間が持たないので20分くいでリタイヤしてしまった。

   



来場者の中には若い人も多く、説明員が
「自衛隊は18歳から26歳までなら入れるから」とか、
「大学生? 今は就職が厳しいでしょ、どうよウチなんか」
としきりに勧誘をしている。
確かにこんなご時世なら卒業してフリーターになるよりも良いのかもしれない。
この建物の外にも戦車や装甲車などが展示されていて、更に柵の外には飛び立つ準備をしている大型ヘリがバリバリと大きな音を立てていた。

そんなに大きな施設では無いので割と短時間で一通り見て回れた

 
   

『りっくんランド』を出て、まだ早いが築地のいつものホテルへ行き、ちょっと休憩してから歌舞伎を見ることにした。
歌舞伎座は建て替える事になり、この建物で歌舞伎を観るのも多分これが最後だし、演目に『野田版鼠小僧(のだばんねずみこぞう)』なので、これは見に行かないワケかない。

   


この歌舞伎座も来春まで




【あらすじ】
辺見勢左衛門(亀蔵)の妻おらん(扇雀)と、娘のおしな(七之助)、番頭の藤太郎(彌十郎)が、勢左衛門の葬列とおしなの嫁入り行列とが混じった一行を連れて現れ、金にしか興味のない棺桶屋の三太(勘三郎)に棺桶をタダで貰おうとする。
一方、兄に莫大な遺産があると知って喜ぶ三太だが、遺言状には違う名前が書かれていた。
しかし、諦めきれない三太は勢左衛門の棺桶に忍び込み、遺産を盗みだそうとするが、辻番人の與惣兵衛(井之上隆志)に見つかってしまう。
その年の暮、鼠小僧のフリをした三太が貞女と評判のお高(福助)の屋敷に忍び込むと、善人と評判の與吉が現れる。
次に名奉行と誉れ高い大岡忠相(三津五郎)がやってきて、更には大岡の妻りよ(孝太郎)が駆け込んできて大混乱。




救いの無いラストだったけれど、楽しくて笑いに包まれた歌舞伎だった。
勘三郎が演ずる三太のセリフが異常に多く、「なんてセリフを書くんだ、野田の野郎は」とアドリブで文句を言って観客を笑わせていた。
『歌舞伎』と言うと「何を言っているか分らない」と敬遠してしまう人がいるが、今回の『野田版鼠小僧』や以前見た『東海道中膝栗毛』の様に、ほぼ現代語でやるものもあって、決して肩肘を張って観るようなものでは無い。

観劇後、今度は表参道へ向かう。
聞くところによると、10年振りにイルミネーションが復活したんだとか。
イルミネーションの消灯時間は22時。
歌舞伎座を出たのは21時過ぎで、のんびりしていられないと、急いで行ったのだが、その割にはこれといって感動が無い。
並木に取り付けられた電飾が通りを彩っていてとても綺麗だったけれど、一人で見てもちっとも楽しくない。
分かってはいたが、やはりこういったロマンチックな場所は恋人たちのものなんだろう。
写真だけ撮って早々に引き上げてきた。



表参道のイルミネーション



今年のミキモトのツリーはこんな感じ

12月 7日(月)
今日はMRIの検査があるので保険証の確認窓口が開くのを待ってから、MRI検査へ向かう。
前回来たときは検査室が変わっていたが、今回は待合室も変わっていた。
その上、待っている間に問診用紙にあれこれと書かされるが、質問内容に分からないところが有ったので(手術の既往歴についての質問・・・一番最初の手術をした日を書くのか、一番最後に手術をした日を書くのか)受付の人に聞くと「ちょっと分かりませんねぇ」との返事。
結構年配の人なのに、何の為の受付なんだか。
「検査技師に聞いて下さい」と言われたので聞いてみるが、彼女からもはっきりした回答が無く、結局空欄のままとした。
そんなに難しい質問だったのか?
腑に落ちないまま検査をする。
これまでも問診をせずにやってきているのだから、構わないだろう。
腹部のMRI検査はいつもの通り20分くらいで終了し、眼科へ向かう。
これまではカルテの入った黄色い袋を渡されて、それを持って眼科へ行き、眼科の受付に渡していたが、それが無くなっていた。
電子カルテになったのだろう。
いろいろと技術は進んでいるが、人間の方はどうなんだろう。
眼科では木村先生に眼圧と視力検査を受ける。
眼圧は17mmHg(正常値は10〜21mmHg)で、視力は1.2。
最近、老眼になってきて(あーヤダヤダ)、近くの物が見えづらくなってきた以外は問題なし。
鈴木先生の診察でも問題なし。
先ほどのMRIの検査結果も問題なしだった。
検査は半年に一度にしてもらい、次回は6月。
今度上京する時は王子の水島先生のところにも行きたいと考えていて、先生が富山へ出張されている毎月第2月火水を外した日とした。



前回売り切れだったマスクの自販機で購入

会計を終えてもまだ10時過ぎで、この後の予定は柴又の寅さん記念館へ行く。
5日にリニューアルされたと、昨日の新聞に載っていた。
リニューアルは定期的に行われているそうで、今回は昔の下町のジオラマが展示されていると書かれていたがいったいどんな物なんだろう。
東京メトロや京成電鉄を乗り継いで到着したのは12時少し前。
検査の後に売店でおにぎりを2個買って食べただけなので腹がペコペコ。
帝釈天で参拝を済ませてから、川千家へ向かう。
川千家は帝釈天参道にあり、門のすぐそば。
映画『男はつらいよ』でも時々映るので多分有名な店だと思う。
僕が注文したうな重定食は、以前行った浅草の『小柳』よりも美味しいんじゃなかろうか。

昼食の後は矢切の渡しに行く。
出来れば一度乗ってみたいと思ったが、土日しか運行しておらず、これでは「連れて逃げてよ」と言われても、泳ぐしかない。



帝釈天の柵に王貞治の名前をむ発見
他にも渥美清や倍賞千恵子などもあるらしい


江戸川の土手を歩いて寅さん記念館に向かう。
今回が3回目だけど、以前来た時はどうだったか覚えていないので、どこを変えたのかは分からなかったが、寅さんの少年時代をテーマにしたジオラマはなかったはず。
それは紙芝居風の窓を覗き込むと賠償千恵子のナレーションで当時の様子を解説してくれるもの。
他には昔の町並みのジオラマもあったけれども、これは寅さんと何か関係があるのか不明。
どちらかと言えば、『三丁目の夕日』チックだと思った。



大怪獣現る!!・・・ではなく、遠近感を強調する為、奥へ行くほど小さくなっている

展示室を出るとリニューアルを記念してお祝いの花が沢山届いていて、その中に長渕剛・志穂美悦子からも届いていた。
そういえばこの二人、男はつらいよで競演していた。
寅さんは結局、独身のままだったのになぁ。



志保美悦子は好きだったなぁ

2010.1.4記



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