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おらぁ、東京さ行ぐだぁ的闘病記C
   〜骨転移編 @〜



■ヤバイヨ!ヤバイヨ!ヤバイヨ!
2016年 12月11〜12日
12月 11日(日)
今回の上京の最初の目的地は品川駅近くの原美術館。
ここでは現在、篠山紀信の『快楽の館』という展示会が開催されていて、展示されている写真の全ては原美術館で撮影され、撮影した場所に展示されている。

(原美術館HPより)

例えば、上の写真は受付から入った場所で女性がジャンプをしているが、この写真を大きく引き延ばしたものがこの部屋の壁に展示されているのだ。
階段で撮影した写真は階段に、廊下で撮影した写真は廊下に展示され、「あれ?、ここは・・・ここかァ」という感覚になる。
ただそれだけなのだがこれが不思議なもので、自分がどこに居るのか分からなくなってくる。
写真に映る彼女たちと今はもうここには居ない彼女たちの姿を実際の部屋に重ねて想像することにより、虚と実が入り混じった不思議な空間になるのだ。

総勢33名(男は1人だけ)のモデルがジャンプしたり、ポールにからまったり、縄跳びをしたり・・・そんな写真を見ていると何となく分かってきた。
僕の解釈では、モデルは楽しい妖精を表していて、その妖精たちが楽しい世界へ誘っているのだ。
後で国語辞典で調べてみると"快楽"とは「楽しいこと」とあるので、多分、そういう事だろう。

ところで、写真が展示されている幾つかの部屋をブラブラ見ていたら、1つ部屋に人だかりが出来ていた。
そこにはこれらの写真を撮った篠山紀信がいて、どうやら取材を受けた後に関係者と記念写真を撮っている様だった。
篠山紀信はすぐに別のドアから部屋を出て行ったので、僕はチラリとしか見る事が出来なかったが、思っていた以上に小柄な人だなぁと言うのが僕の印象。

入場券を買った時にコーヒーの無料券をもらったので、美術館内のレストランでランチして、その後もブラブラと展示室を見て回り、そろそろ次の目的地へ行こうと美術館を出た所で再び篠山紀信に遭遇。
篠山紀信はベンツに乗って帰っていった。

原美術館に到着したのは開館時間の前だったので、庭をブラブラしていたらこんな写真が・・・



この辺りは子供も入ってこられるのでヌードではありません。

次に向かったのは目黒雅叙園。
ここでは『神の手●ニッポン展U』が開催されている。
この展示会を見た経済アナリストの森永卓郎がラジオで「スンゲー」と言っていたので見に来たのだが、彼が言っていた通り、本当に「スンゲー」作品の数々だった。




みやび
水引工芸家:内野敏子

熨斗などに使われる水引で花や鳳凰などの立体作品。



アルフォンス・ミュシャ「夢想」の
猫バージョン
ペーパーアーティスト:中山ゆかり

紙だけで様々な作品を作り上げる、正にカミワザ。



エッグアートの玉手箱
エッグアーティスト:遠藤一恵

卵の殻を細く彫刻していく。今回は和テーストの作品が多かった。



レザーアーティスト:本池秀夫信

信じられないかもしれないが、すべて革で作られている。



松野松造邸(おそ松くん)
立体間取りアーティスト:タカマノブオ

のび太の家やサザエさんの家などを立体的に再現。星飛馬の家では、一徹が卓袱台をひっくり返していた。

ところで、この『神の手●ニッポン展U』が開催されているのは目黒雅叙園の中にある"百段階段"という場所。
この"百段階段"は和風モダンの作りなのだが、僕にはこの建物の中にあるとは想像が出来ないのである。


次に向かうのは僕にとっての『快楽の館』である家具屋。
事前に僕好み家具店をリサーチしておいた中から最初に向かうのは、青山通りから少し入ったところにある『WOOD YOU LIKE COMPANY』というお店。

ここの家具は全て幾つかの工房の手作り作品。
鏡板のデザインに参考になるものが有ったのが収穫。
今現在、それをどうやって作ろうかと考えているところだ。

次は仲御徒町にある、『WOODWORK』という家具屋。
JR御徒町駅から店に向かい歩いていたら、店の近くに大勢の警官がバダバタしている。
しかも道路は封鎖。
何があったのかは知らないが、僕は僕の『快楽の館』へ向かうのみだ。
この店でも幾つか参考にしたいと思うものがあった。
例えばTV台では、本物のTVを置いているのではなく、MDF(木材の繊維を接着剤で板状に固めたもの)で作られたTVの模型を置いている。
これならば家具との色合いも合っていて見た目がいい。
(実際にTVを用意するのも大変だし)

店を出ると100人くらいに警官が増えていた。
一体何が有ったんだ?(又は有るんだ?)まあ、そんな事はお構いなしに店の写真を撮る。

(この写真を撮っている僕の後ろには大勢の警官がいるだ)

今日は歩き回って疲れたので築地のビジネスホテルへ向かう。
途中、この時期の定点観測であるミキモトのクリスマスツリーを見に寄る。
確か去年は建物が工事中の為、クリスマスツリーは中止だったので2年ぶりだ。
今年のツリーは色が変わるのが特徴。
    

12月 12日(月)
今日は8時40分からMRI検査。
8時に行ったら保険証チェックの受付は既に列が出来ていた。
いつもの様にMRIの検査を受けて、眼科の鈴木先生の診察。
おっとその前に視力や眼圧などの検査。
視力は1.2(眼鏡あり)で、眼圧は17mmHgでいつもの通り問題なし。

鈴木先生の診察では先ほど行ったMRI検査の結果の話があり、これまで背骨にあった影が大きくなっているとの事。
ついては今後についての説明があった。
整理すると
・影が何かは分からない
・良性か悪性か分からない
・転移性のものか、原発性のものかも分からない
・一番転移しやすいのは肝臓だが、骨にも転移する可能性もある
・生検で確認が必要だが、まずはPET検査で他にも無いかを調べる必要あり
・もし治療が必要な場合、脊髄の近くである為手術で取り除くのは難しいので、まずは放射線になるだろう
・治療は国立がんセンターでも出来るが要望があれば紹介状を書く事も可能

嗚呼、なんか面倒くさい事になってきたぞ。
とにかく、まずはPET検査をする事が先決なので、来週にこちらで検査をしてもらう事にした。

まぁ、ジタバタしても始まらないので、久しぶりに『土手の伊勢屋』へ行く。
前回上京した時は耐震工事中で行けなかったが、工事も終わり営業再開していた。
どこを工事したのか分からないほど、以前と変わらない佇まいなのが嬉しい。
耐震強度は必要なのはもちろんだが、その為に鉄筋コンクリートになってしまったら味気ないじゃないですか。
店の造りも味の内です。

伊勢屋の次は谷中へ移動して『開運谷中堂』へ行く。
ここは招き猫の専門店で、かわいい招き猫が沢山販売されている。
値段もリーズナブルで僕も1つ買ってきた。
これで運勢も上昇するでしょう。



2016.12.16

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