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おらぁ、東京さ行ぐだぁ的闘病記C
   〜骨転移編 A〜



■PET−CT検査
2016年 12月19日
12月 19日(月)
今回の検査は10時からなので前泊はせずに、早朝に家を出発。
その為には6時くらいには家を出なくてはいけないのに、起きたのは6時を過ぎていた。
こんな時にどうして目覚まし時計の電池が切れるかなぁ。
まるで仮面ライダーが変身するかの如くあっと言う間に着替え、寝癖が付いた髪もそのままに家を飛び出した。

そんなバタバタで始まったが、検査には余裕で間に合った。
今回の検査はPET−CT検査というもので、がん細胞は正常細胞よりも多くの糖を吸収するという性質を利用した検査で、全身のがんを一度に調べる事ができる。
(但し、健康な細胞でも糖が沢山集まる脳や膀胱、腎臓等のがんには使えない)

検査は地下2階の核医学検査室で行われる。
どうやら放射性の物質を注射するようだ。
点滴の様に腕に針を刺し、放射性薬剤投与器から自動的に投与される。
1-2分で投与は終了し、その後はPET待機室で安静。
動くと投与した糖が筋肉で使われてしまうからとの事。

PET待機室の中はパーテーションで幾つかのブースに区切られていて、それぞれに足を伸ばして座れる椅子とテレビが設置されている。
この漫画喫茶の様なスペースで僕は予め持ってきていた本を読みながら1時間ほど待っていると検査技師が迎えに来て検査室に案内される。
検査室にはTVの健康番組でよく見るCTスキャンがある。
僕はMRIは年に2回行っているが、CTスキャンは他の病院でも殆どやった事がないが、検査台にベルトで固定されて動けない状態である事には変わりがない。
25分くらいで検査は終了。
MRI検査の様に息を止めたりしないで済むので楽だ。

検査が終わったのは11時半頃で、この後は眼科の鈴木先生の診察が13時半から予定されているが、今日はまだ食事をしていないので病院の外へ出て昼食。
病院の中にも食事が出来るところがあるが、入院していた頃に食べた時は不味かったのでそれ以来利用していない。
とりあえず築地場外市場へ向かったが、道路は歩行者天国の様に大混雑。
結局ジョナサンで日替わりランチを注文。

食後は病院へ戻り、眼科へ。
CTスキャンの画像が上がってくるのが遅くなった為、鈴木先生の診察は14時過ぎになってしまった。
鈴木先生からCTスキャンの画像を見ながら説明をして頂いた。
結論を言えば、残念な結果だ。
先に書いた様に、正常細胞よりがん細胞は糖を吸収するという性質を利用した今回のPET-CT検査で、強く反応しているという事はがん細胞という事だ。
しかし、このがん細胞が転移したものか、あるいは新しく発生したものかは今の段階では分からないので素性を見極める為、入院して生検を行う必要がある。
生検とは直接がん細胞に針を刺して組織を取り出し、それを検査すること。
ひとつに見えるがん細胞の塊だが、複数のがん細胞がある可能性もあるので、何か所から組織を採取するらしい。
治療の方法だが、選択肢としては代表的な物として放射線と抗がん剤があるが現時点ではどの方法が良いかは分からない。
また、手術で取ってしまうという方法も有るが、腫瘍が脊髄の近くにある為特殊な技術が必要となり、その場合は国立がんセンターでは無く慶応大学病院か神奈川県の病院になるとの事。



生検を行うのは整形外科らしいので、整形外科の小林先生の診察室へ行く。
診察室の前の椅子に座って呼ばれるのを待っていると鈴木先生が来て入院についての打ち合わせ。
生検をいつ行うかという事だが、僕はこういう事はサッサとやってしまった方が良いと考え、年内を希望したが、国立のこの病院の仕事納めは12/28(水)なので年内であればそれまでにやる必要がある。
生検自体は1泊2日で終わるので、1日余裕を見て(出血が残る場合はもう1泊)12/26(月)からとしたが、まだ確定では無い。

小林先生がCTスキャンの画像を見た診断結果も鈴木先生と同様で、やはりがん細胞の可能性が高いとの事で、鈴木先生から受けた説明と同じだった。
再び眼科へ戻り鈴木先生に小林先生の診察の結果を話す予定だったが、既に小林先生から電話が入っていたのでそれは割愛して、予備としてこの後、採血と心電図をする事にした。
採血は6月に行ったが今回は行っていない。
また、元々僕は不整脈の気があるので、もし生検の最中に不整脈が現れると中止となってしまうので心電図の測定も行う。
(心電図の測定を行ったからと言って、生検中に不整脈が起こらないという事では無いのだが・・・)
採血と心電図が終わったら入院申し込みの手続きを行って、ようやく帰宅となった。

眼球摘出から10年目で新たな展開になってきた。


【これまでの経緯と今後】 多分、こんな感じ・・・


フローチャートを書いたのは数十年振りなので、書き方が間違っているカモよ。

2016. 12. 21

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