MOVIE 09/10/04
ウルトラマン 05/03/29
ウルトラセブン 05/03/29
帰ってきたウルトラマン 04/11/13
ウルトラマンA 06/03/25
ウルトラマンタロウ 06/09/24
ウルトラマンレオ 07/10/24
ザ☆ウルトラマン 09/04/29
ウルトラマンティガ 08/03/09
ウルトラマンダイナ 08/03/21
ウルトラマンガイア 08/04/06
ウルトラマンネクサス 08/05/05
ウルトラマンマックス
ウルトラマンメビウス
【番外編】 【ウルトラQ】 07/07/29
【怪奇大作戦】 07/08/31
【恐怖劇場アンバランス】 07/08/27

目次

ウルトラマン
本放送 1966・7/17〜1967・4/9 「毎回毎回同じ人物が事件に巻き込まれるのは不自然すぎる」 という
ウルトラQの矛盾を解決するために設定されたのが、科学特捜隊。
ウルトラマンも当初は光の巨人ではなくて、ベムラーという
地球に生息する正義の怪獣という設定でした。

意外とも思われるかもしれませんが 「ウルトラマン」 の主役は
実はウルトラマンではありません。

ウルトラシリーズ第一弾 「ウルトラQ」 の世界観は
自然界のバランスが崩れた 「アンバランスゾーン」 を跋扈する怪獣に
人類がその叡智で立ち向かうというもの。その世界においては
怪獣がどのような活躍をするのかが物語の中心になります。これは
「ゴジラ」 に代表される怪獣作品の描き方で、当然主役は怪獣になります。

「ウルトラマン」 を見てみればわかるのですが、怪獣の描写に比べて
ウルトラマン本人の描写というものはほとんどありません。
「ウルトラQ」 の世界観を継承する 「ウルトラマン」 においては
これは当然のことで、主役はあくまで怪獣。最終的な火消し役というのが
ウルトラマンの存在意義で、そこに求められるのは 「強いこと」 の一点のみ。

セブン以降のウルトラ戦士と違って、ウルトラマンはピンチらしいピンチに
陥ることはほとんどありません。ピンチになってしまったりしたら目立ちすぎです。
ウルトラマンは 「怪獣たちの魅力を引き出す役回りのホスト」 であって
ある意味 「ウルトラゾーンに存在する最強のレギュラー怪獣」 となります。
防衛チーム 科学特捜隊
 ハヤタ      ・・・ 黒部進
 ムラマツキャップ ・・・ 小林昭二
 アラシ隊員    ・・・ 石井伊吉
             (毒蝮三太夫)
 イデ隊員     ・・・ 二瓶正也
 フジ隊員     ・・・ 桜井浩子

 岩本博士     ・・・ 平田昭彦
 ホシノ少年    ・・・ 津沢彰秀


 ウルトラマン   ・・・ 古谷敏
 ナレーター    ・・・ 石坂浩二
ウルトラマンデータ 身長40m 体重3万5千t
全39話
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ウルトラセブン
本放送 1967・10/1〜1968・9/8 シリーズ最高傑作と呼ばれるウルトラセブン。おそらくそれは
「大人の視点から見ても十分に楽しめるから」 であると思うのですが
確かに大人の視点から見ても十分に楽しめます。
隊員の個性と描き方、メカのバランス、音楽、そしてシナリオそのもの。

隊員の個性と描き方だけを例にとってみますが、第2期以降
そして特撮に限らず、アニメやドラマなどでもそうですが
人物の個性を強調するがあまりに、あまりにうけを狙ったり
非現実的な設定になる人物が多い。そうしたキャラクターは
その時はよくても、時間を置いてあらためて見てみたりすると
ちょっと浮いたキャラクターに見えてしまい、それが作品そのものを
安っぽいものに見させてしまう危険がある。

キリヤマ隊長・フルハシ・ソガ・アマギ・アンヌ・ダン隊員。
みんなそれぞれ際立った個性の持ち主ですが、うけを狙たっり
非現実的な感じには描かれていない。逆に非常に現実的です。
そうしたことが、未だに作品を古びたものに感じさせないで
シリーズ最高傑作たらしめているのではないかな?・・・と思います。

子供の時にはわからなくても、大人になってから見なおしてみると
その時にはわからなかったことがわかる・・・というのが
一番よく感じられる作品であると思います。

ただ、リアルタイムの視聴者である子供にとっては
メッセージが少し難しすぎたのかもしれず
それが視聴率の低下を招くことになってしまいました。
実際、私も子供の時にはセブンが一番興味なかったですからね(笑)
防衛チーム ウルトラ警備隊
 モロボシ・ダン ・・・ 森次晃嗣
 キリヤマ隊長  ・・・ 中山昭二
 フルハシ隊員  ・・・ 石井伊吉
            (毒蝮三太夫)
 ソガ隊員    ・・・ 阿知波信介
 アマギ隊員   ・・・ 古谷敏
 アンヌ隊員   ・・・ 菱見百合子

 ヤマオカ長官  ・・・ 藤田進
 タケナカ参謀  ・・・ 佐原健二
 マナベ参謀   ・・・ 宮川洋一
 クラタ隊長   ・・・ 南廣


 ウルトラセブン ・・・ 上西弘次
 ナレーター   ・・・ 浦野光
ウルトラマンデータ 身長40m 体重3万5千t
全49話
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帰ってきたウルトラマン
本放送 1971・4/2〜1972・3/31 現在でこそシリーズ最高傑作の評価のあるウルトラセブンですが
ハードSF路線に走ったセブンは、物語が終盤になり
緊迫の度合いを深めれば深めるほど、視聴率が低下していきました。
セブン終了後経営危機に陥った円谷プロは、起死回生の為に
もう一度ウルトラマンに夢を託しました。それが帰ってきたウルトラマン。

セブンの失敗を反省した制作サイドは、宇宙人から怪獣へ・・・という
原点回帰を目指しました。しかし、ただ原点に戻れば良い
というものではなく、新たな試みがなされました。
それはウルトラマンを主役に置くこと。つまり、ウルトラマンは
完全無欠なヒーローなどではなくて、人間と同じように苦しみ悩み
克服することによって成長を遂げる存在であること。
つまり、郷秀樹の物語ということになります。郷はハヤタやダンと違い
心の弱さをよく見せます。そんな郷の成長を描く為に
防衛軍の描かれ方もガラリと変わりました。
MATはそれまでの物とは違い、非常にピリピリした
緊張感張り詰める組織として描かれました。MATの何よりの特徴は
全ウルトラシリーズを通して最も現実味のある組織とメカでした。

鳴り物入りでスタートした帰ってきたウルトラマンは、しばらくして
視聴率に苦しむことになりました。そこで、現状打開の為に
様々な試みがなされました。全51話のリストを見ていただければ
一目瞭然ですが怪獣番組の王道を目指して始まった初期の頃は
非常にストイックな作風でありますが、シーゴラスやテロチルス
といった大怪獣の登場を経て、ベムスターの登場から始まる
宇宙怪獣編。そして最後には宇宙人の尖兵としての怪獣となります。
バラエティにとんだ怪獣の登場は、エースにおける超獣の
母胎ともなります。
防衛チーム MAT
 郷秀樹     ・・・ 団時朗
 加藤勝一郎隊長 ・・・ 塚本信夫
 伊吹竜隊長   ・・・ 根上淳
 南猛隊員    ・・・ 池田駿介
 岸田文夫隊員  ・・・ 西田健
 上野一平隊員  ・・・ 三井恒
 丘ユリ子隊員  ・・・ 桂木美加

 坂田健     ・・・ 岸田森
 坂田アキ    ・・・ 榊原るみ
 坂田次郎    ・・・ 川口英樹
 村野ルミ子   ・・・ 岩崎和子


 帰ってきたウルトラマン
         ・・・ 菊池英一
 ナレーター   ・・・ 名古屋章
ウルトラマンデータ 身長40m 体重3万5千t
全51話
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ウルトラマンA
本放送 1972・4/7〜1973・3/30 怪獣番組の王道としての 「ウルトラマン」 の基本スタイルを受け継いだ
「帰ってきたウルトラマン」 は、トップクラスの成功をおさめました。
しかし、シリーズとしての継続が決定すると 「ウルトラマン」 という
フォーマットを守りつつも、斬新すぎない程度に
革新をしなければならない・・・という難題が
立ちはだかることになりました。その為 「帰ってきたウルトラマン」 は
実質的な最終回が約 3ヶ月も早められ (第37・38話) 主力ライターは
新しいウルトラマンの企画に忙殺されることになります。

こうして誕生したのが 「ウルトラマンA」。
その目玉となったのは 「怪獣を越える超獣」
「ヤプールというメインの敵役の設定」
「北斗と南という 2人による男女合体変身」 「ウルトラ 5兄弟」
などでした。しかしこれらの斬新な設定は
ほとんど中途で解消されてしまうことになります。

また、大きな路線変更が何度も繰り返されてしまった為
はなはだ実像を掴み辛いウルトラマンになってしまいました。
そして 「新マン」 からはじまったハイブロウな作風は
「ウルトラマン」 が持っていた、深いテーマでありながら
爽快感ある娯楽作品ともかけ離れたものになってしまうことになります。
防衛チーム TAC
 北斗星司    ・・・ 高峰圭二
 南夕子     ・・・ 星光子
 竜五郎隊長   ・・・ 瑳川哲朗
 山中一郎隊員  ・・・ 沖田駿一
 今野勉隊員   ・・・ 山本正明
 吉村公三隊員  ・・・ 佐野光洋
 美川のり子隊員 ・・・ 西恵子

 梶洋一主任   ・・・ 中山克巳
 梅津ダン    ・・・ 梅津昭典
 梅津香代子   ・・・ 宮野リエ


 ウルトラマンA ・・・ 中西正
             武内正治
 ナレーター   ・・・ 岸田森
ウルトラマンデータ 身長40m 体重4万5千t
全52話
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ウルトラマンタロウ
本放送 1973・4/6〜1974・4/5 円谷プロ創立 10周の記念として作られた作品。
新マンにはじまった深遠なテーマ性は、ハイブロウになりすぎた観があり
ウルトラマンがもともと持っていた娯楽志向は、だんだんと置き去りに
されてしまっていたような観がありました。またエースはシリーズとしての
新たな新機軸を生み出すことに成功はしたが、設定の二転三転などは
決して成功したとは言えないものでした。

それらを踏まえた上で 「ウルトラマンタロウ」 は
徹底した単純明快さと爽快さ、娯楽性を追及することとなりました。
タロウに登場する人物も、全てポジティブなキャラクターとなります。

ウルトラシリーズの中ではダントツの知名度を誇りながらも
「ふざけすぎている」 として、これを嫌う人もまた多い。
しかし作品としての大きな路線変更が生じなかったのはタロウのみで
現在に至るまで大きな人気を博しているということは
初志が貫徹され、またその目指したものが間違っていなかったことの
何よりの証拠になるような気がします。

タロウには実は、これといった目新しい要素というものはありません。
初代ウルトラマンが持っていた娯楽性の追及という、ある種の後退とも
とれる選択を、製作サイドは英断をもって実行しました。
クリエイティブな仕事をする人にありがちな盲点は、常に新しいものを
追求するあまり、後退を良しとせず、結果として人々の求めるものと
大きな開きができてしまうこと。しかし後退を英断を持って実行したことが
ウルトラマンタロウという大傑作を生み出すことになります。
防衛チーム ZAT
 東光太郎     ・・・ 篠田三郎
 朝日奈勇太郎隊長 ・・・ 名古屋章
 荒垣修平副隊長  ・・・ 東野孝彦
             (東野英心)
 二谷一美副隊長  ・・・ 三谷昇
 北島哲也隊員   ・・・ 津村秀祐
 南原忠男隊員   ・・・ 木村豊幸
 西田次郎隊員   ・・・ 三ツ木清隆
 上野孝隊員    ・・・ 西島昭彦
 森山いずみ隊員  ・・・ 松谷紀代子

 白鳥さおり    ・・・ 朝加真由美
              小野恵子
 白鳥健一     ・・・ 斎藤信也
 みどりのおばさん(ウルトラの母)
          ・・・ ペギー葉山


 ウルトラマンタロウ・・・ 長沢寛
 ナレーター    ・・・ 瑳川哲朗
              名古屋章
ウルトラマンデータ 身長53m 体重5万5千t
全53話
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ウルトラマンレオ
本放送 1974・4/12〜1975・3/28 ウルトラマンタロウは大成功をおさめました。しかし、徹底した
娯楽指向に対しては、内部からも 「ふざけすぎた」 という声が
あがることになります。更に、年々ゴージャスになる設定は
それはそれで先細りになるのは必須のことでもありました。
変化球がなければ、いずれウルトラシリーズは廃れる。
そこで現れることになったのが 「異色作」 として
叩かれることも多いウルトラマンレオとなります。

レオの最も大きな特色は、レオがウルトラの星出身ではないこと。
そして、防衛チームたる MAC の弱さにあります。

レオの物語は 「レオがウルトラマンになっていく」 物語。
レオにはもう後がない。レオが倒れたら地球はおしまい。
だから、レオはイヤでも戦わねばならず、必ず勝たねばならない。
そこまでレオ (ゲン) を追い詰めるには、敵の強さを引き立てる為の
ヤラレ役が必要となる。それにうってつけなのが、地球防衛軍たる
MAC 。MAC が強かったら意味がないのである。MAC の存在意義は
やられること。ただそれだけ。だから個性も必要ないのである。

そしてレオという物語に漂う、重く影を引くようなイメージは
時代の影響もありました。「エクソシスト」 の大ヒットに代表される
オカルトブームと UFO ブーム。1973年末からはじまるオイルショック。
鬱屈した不安が社会に漂っていた時代になり 「日本沈没」 や
「ノストラダムスの大予言」 といった終末観漂う時代でありました。

1973年末に封切られ大ブームとなるブルース・リーのカンフー映画
「燃えよドラゴン」 は、鬱屈とした不安を吹き飛ばすヒーローとなり
レオもその影響を受けることになります。
しかし特撮とは金のかかるもの。オイルショックの影響から
原材料の入手も困難になり、番組後半はなるべく金のかからない
作りがとられることになり、レオ終了後、ウルトラマン80が
登場するまで、実写ウルトラシリーズは眠りにつくことになります。
防衛チーム MAC
 おおとりゲン    ・・・ 真夏竜
 モロボシ・ダン隊長 ・・・ 森次晃嗣

 大村正司      ・・・ 藤木悠
 山口百子      ・・・ 丘野かおり
 野村猛       ・・・ 伊藤幸雄
 梅田トオル     ・・・ 新井つねひろ
 梅田カオル     ・・・ 冨永美子
              (冨永みーな)
 美山咲子      ・・・ 春川ますみ
 美山いずみ     ・・・ 奈良富士子
 美山あゆみ     ・・・ 杉田かおる


 ウルトラマンレオ  ・・・ 二家本辰巳
 ナレーター     ・・・ 瑳川哲朗
ウルトラマンデータ 身長52m 体重4万8千t
全51話
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ザ☆ウルトラマン
本放送 1979・4/4〜1980・3/26 オイルショックなどの余波で、特撮ものの製作が敬遠されていた時期
SFアニメ 「宇宙戦艦ヤマト」 の大ヒットや 「スター・ウォーズ」
といったSF特撮の大ヒットにより、SFブームが起こる。
こうした流れは、純度の高いSF性と空想性を謳い続けてきた
ウルトラシリーズに再び脚光を浴びせ、ウルトラ復活を望む声が
大きくなってくることになります。

こうして復活した 「ザ☆ウルトラマン」 ですが、
ファンの意表を突いたのは、それがアニメであったことでした。
これは、実写特撮作品を作るだけの環境を整えることができなかった
ためでもありますが、実写では無理であった事柄も
アニメの利点を活かした話しを作ることを可能にしました。

第2次ウルトラは、ウルトラマンの神格化と人間ウルトラマンという
両立させがたい命題に、明確な解答を出すことができませんでした。
それを 「ザ☆ウルトラマン」 では、U40という新たなウルトラの星を
設定することにより、具体的且つスマートに、ウルトラマンの神性と
人間性を表現することに成功しました。
これは後に 「ウルトラマンティガ」 において
更に洗練された形となって描かれることになります。

ただ、アニメーションゆえの軽さと、終盤の宇宙戦艦ヤマト的な展開は
これは時代を考えるとしょうがないのでしょうね。
防衛チーム 科学警備隊
 ヒカリ超一郎     ・・・ 富山敬
 アキヤマ徹男キャップ ・・・ 森川公也
 ゴンドウ大助キャップ ・・・ 柴田秀勝
 トベ博明隊員     ・・・ 二瓶正也
 マルメ敬隊員     ・・・ 兼本新吾
 星川ムツミ隊員    ・・・ 島本須美
 ピグ         ・・・ 滝口順平
 ヘンリー・ニシキ博士 ・・・ 熊倉一雄
 アミア        ・・・ 滝沢久美子
 エレク        ・・・ 池田勝
 ロト         ・・・ 宮村義人
 大賢者        ・・・ 宮内幸平 
ウルトラマンデータ 身長70m 体重5万t
全50話
ウルトラマン80
本放送 1980・4/2〜1981・3/25
防衛チーム UGM
矢的猛(長谷川初範)
ウルトラマンデータ 身長50m 体重4万4千t
全50話


平成ウルトラ三部作

ウルトラマンティガ
本放送 1996・9/7〜1997・8/30 「ウルトラマン80」 の後、沈黙することになったウルトラシリーズは
1990年、オーストラリアで制作し、ビデオでリリースするという
異例の方法をとった 「ウルトラマンG(グレート)」 として、まず復活する。
これはそこそこの傑作となったが、ハリウッドに発注された
海外制作の第2弾 「ウルトラマンパワード(1993年)」 は
大いなる勘違いとして、完全な失敗作となる。

が、この2作がきっかけとなり、テレビシリーズとしてのウルトラ復活への
動きが胎動してくることになり、1996年3月、劇場用映画として
「ウルトラマンゼアス」 が公開され、9月、満を持して
16年振りのテレビシリーズとなる 「ウルトラマンティガ」 が
放映開始されることになります。

ティガはこれまでのウルトラの定番であった 「M78星雲」 という設定を
はずし 「古代の地球に存在した巨人」 という新しい設定をとる。
そしてこれを単なる設定に留めず、シリーズの縦軸としたことが
大成功の要因ともなる。

また、複数のウルトラマンを登場させる訳ではなくて 「タイプチェンジ」
という新しい要素を付け加えたことも、人気の一因となった。

またティガは 「光の巨人」 となったことで、これまでのシリーズから
完全に脱却して華麗に羽ばたき 「光」 というフレーズは
続くダイナ・ガイアに受け継がれ 「平成ウルトラ三部作」 というものを
紡ぐことになります。
防衛チーム GUTS
 ダイゴ       ・・・ 長野博
 イルマ隊長     ・・・ 高樹澪
 ムナカタ副隊長   ・・・ 大滝明利
 ホリイ隊員     ・・・ 増田由紀夫
 シンジョウ隊員   ・・・ 影丸茂樹
 レナ隊員      ・・・ 吉本多香美
 ヤズミ隊員     ・・・ 古屋暢一

 サワイ総監     ・・・ 川地民夫
 シンジョウ マユミ ・・・ 石橋けい
ウルトラマンデータ 身長53m 体重4万4千t
全52話
ウルトラマンダイナ
本放送 1997・9/6〜1998・8/29 「ティガの 7年後」 という設定ではじまった 「ウルトラマンダイナ」。
これまでのウルトラシリーズも、縦の繋がりはありますが
それはとても曖昧で、セブンと新マンが連続した世界の話しなどとは
とても思えない。ところがダイナは 「7年後」 という
かつてない明確な前作の続編としてスタートすることになる。

このことは、ティガのエピソード、およびティガの登場人物が
無理なくダイナの世界に登場することを可能にし
35・36話では、GUTS と スーパーGUTS の共闘という
かつてない演出を可能にする。

また、ティガがシリアスで、ややマニアックな方向に走ったのに対し
ダイナは隊員を全てポジティブな性格の持ち主とした。
これは、主人公のアスカが、新マンに似た世界を作りだすのと同時に
タロウの雰囲気も持たせることになり、倒れても倒れても立ち上がる
というダイナの姿は、レオの雰囲気をも持たせることになる。

全体として、コメディ的色合いが強くなり、作風としては
かなり明るく、幅広く楽しめるものとなっている。

また、ティガが隊長にシリーズ初となる女性隊長を設定し
女性隊長ならではの雰囲気を作り出し成功したのに対し
ダイナでは、これまたシリーズ初のオヤジ隊長を設定し
更に物語に味と深みを与えることに成功している。
防衛チーム スーパーGUTS
 アスカ シン      ・・・ つるの剛士
 ヒビキ ゴウスケ隊長  ・・・ 木之元亮
 コウダ トシユキ副隊長 ・・・ 布川敏和
 ユミムラ リョウ隊員  ・・・ 斉藤りさ
 カリヤ コウヘイ隊員  ・・・ 加瀬尊朗
 ナカジマ ツトム隊員  ・・・ 小野寺丈
 ミドリカワ マイ隊員  ・・・ 山田まりや

 サワイ顧問       ・・・ 川地民夫
 イルマ参謀       ・・・ 高樹澪
 シンジョウ マユミ婦長 ・・・ 石橋けい
ウルトラマンデータ 身長55m 体重4万5千t
全51話
ウルトラマンガイアウルトラマンアグル
本放送 1998・9/5〜1999・8/28 平成ウルトラ三部作のラストになります。

前二作の続編という作りではなく、完全に独立した
話しとなり、時間設定も放映当時そのままとする。

また、防衛チームには 3人編成の戦闘機隊 3チームを
はじめ、ハーキュリーズ ・ シーガル ・ マーリンと
3人編成の専門部隊を計 6つも持ち
ウルトラQを思わせる KCBテレビの民間人 3人、更に
アルケミースターズという天才科学者集団の設定など
独自性も強く、レギュラーの数だけでも最多となる。

最大の特徴は、まったく同格のウルトラマンが
2人存在するという点でもある。
そして、2人のウルトラマンの正義の観点が違う点も
大きな特徴となる。

こうしたことは、現在のヒーローものでは
珍しいことではないが、当時としてはなかったことで
そうした点でも、ウルトラマンガイアというものは
現在の潮流のはしりになった作品とも言える。
防衛チーム XIG
 高山我夢              ・・・ 吉岡毅志
 藤宮博也              ・・・ 高野八誠

※多すぎるので、メイン所のみ
 千葉辰巳参謀            ・・・ 平泉 成
 石室章雄コマンダー         ・・・ 渡辺裕之
 堤誠一郎チーフ           ・・・ 宇梶剛士
 梶尾克美 チームライトニング隊長  ・・・ 中上雅巳
 米田達彦 チームファルコン隊長   ・・・ 賀川黒之助
 稲城美穂 チームクロウ隊長     ・・・ 川嶋明子
 吉田悟  チームハーキュリーズ隊長 ・・・ 松田優
 神山篤志 チームシーガル隊長    ・・・ 権藤俊輔
 佐々木敦子オペレーター       ・・・ 橋本愛
 ジョジー・リーランドオペレーター
              ・・・ マリア・テレサ・ガウ
ウルトラマンデータ (ガイア) 身長50m 体重4万2千t
ウルトラマンデータ (アグル) 身長52m 体重4万6千t
全51話


・・・

ウルトラマンネクサス
本放送 2004・10/20〜2005・6/25 ウルトラマンの概念を一新する為の 「ULTRA N PROJECT」 の1つとして
制作されたテレビシリーズ。物語の終盤で、映画 「ULTRAMAN」 と
世界がリンクすることが明示されます。

他の作品と根本的に違うのが、防衛隊のあり方と
ウルトラマンのあり方となります。
まず、市民は怪獣がいるということを認識していない。
防衛隊は、怪獣の存在を認識されないように活動し、目撃した人からは
その記憶を奪う。怪獣も同じものが数話に渡って登場し
全話を通してみると、17種しかいないことになる。
そして 「ウルトラマンが主役でない」 というのに驚かされる。

「ネクサス」 の主人公は、孤門一輝というナイトレイダーの隊員で
彼はウルトラマンではない。ウルトラマンに変身する人間も一人ではなく
全37話を通して、4人の人間にその力が継承されていくことになる。
最終回において孤門にそれが継承される訳ですが
これは継承されないほうが良かったのではないかな・・・と思う(汗)

大人の視点から見ると、かなりおもしろい作品なのですが
物語がハードで重厚、悪く言うと重苦しすぎ
子供が楽しめる内容ではない。それが低視聴率を招き
1クール短縮で、37話で打ち切られてしまうことになる。
防衛チーム TLT
 孤門一輝     ・・・ 川久保拓司
 和倉英輔隊長   ・・・ 石橋保
 西条凪副隊長   ・・・ 佐藤康恵
 石堀光彦隊員   ・・・ 加藤厚成
 平木詩織隊員   ・・・ 五藤圭子

 吉良沢優作戦参謀 ・・・ 田中伸彦
 松永要一郎管理官 ・・・ 堀内正美
 首藤沙耶チーフ  ・・・ 日高ひとみ
 三沢広之     ・・・ 竹内義人
 野々宮瑞生    ・・・ 宮下ともみ

 姫矢准      ・・・ 桐島優介
 千樹憐      ・・・ 内山眞人
 斎田リコ     ・・・ 中丸シオン
 溝呂木眞也    ・・・ 俊藤光利
ウルトラマンデータ
全37話
ウルトラマンマックス
本放送 2005・7/2〜2006・4/1
防衛チーム DASH
ウルトラマンデータ
全39話
ウルトラマンメビウス
本放送 2006・4/8〜2007・3/31
防衛チーム CREW GUYS
ウルトラマンデータ
全50話