不条理




不条理はこの世に満ち溢れている。

それに気づかない人生。それだけで少しオトクだ。




何度でもいうが、俺はかなりの「巨チン」の持ち主。

何故かそれが、俺についていること自体がまず不条理。

振り返ってみれば、それが故に不条理に悩まされている。







中学時代の俺。水泳部に所属。

「金曜ロードショーのヨットのようだ!」
背泳ぎを禁止されたのが14の夏。



チ●ポによる水の抵抗が大きくて
タイムの伸び悩みに悩んだのも14の夏。



そもそも
競泳用水着の着用が禁止
されたのが15の夏。








高校の通学時。

両手をつり革に固定しているにもかかわらず、痴漢の手と間違われ、
「やめてください。」とOLに
思いっきりチ●ポをつかまれたのは
17の冬。






修学旅行の時。

温泉の排水溝にチ●ポを詰まらせて
抜けなくなったのは18の夏。







子供の頃の夢だった、F1レーサーの夢も、

コックピットにチ●ポがでかすぎて入らない
という理由で挫折したのが19歳の春。








隅田川を背泳ぎしてたら、

勝どき橋が開いてしまって
「生きてる間にもう一度勝どき橋の開くのが見れるなんて!」
近所のジジイを喜ばせてしまったのが19の春。








朝、目覚めて、

勃起したチ●ポの先っぽで、
登山服を着た男が尿道に
「初登頂!」と書いてある旗をさしている

のに気づいたのが20の春。







ソープにて、

「ごめんなさい。入りません。」
素股で済まされてしまったのが20の冬。








バランスが悪すぎて、

もう既に「バイクに乗れない体」になってる
ことに気づいたのが21の夏。








そうそう。こんなこともあったっけ。



俺は新入社員。

その会社、「朝会」と称する新人5人と上司一名で会議を行う慣習があったけど、

朝も早いので、頭はまだ寝ている状態。

俺の「革ジャン反抗期」くんは朝立ち状態。

やばいやばい、と思いつつも収まる気配なし。



背中を丸めて、書類を股間にあて、何とかやり過ごそうとするも、

態度の悪さに、その上司が気づいたのね。



「貴様あ!
人の話を聞くのにナンじゃあその態度は!!」




そりゃそうね。
男しかいないし「ええい。ままよ。」と書類を取っ払う。



スーツ越しに勃起くん
机の上より大幅に上に
「ビヨ〜ん」とそそり立つ。




一同、絶句。



おしゃべりな同期が、支店の女性全員に言いふらすも、

誰も確かめにこなかったのが22の春。







・・・




は〜あ。







先日もいい気分で昼寝してたら、

羽田発、札幌行きの飛行中の航空機が
勃起してるチ●ポに引っかかり、
墜落






・・・





今のとこ、ただの排尿器官なのに。




不条理。








もう既にこんな心境・・・









じゃまだあ。こんなもの!

(2001/7/24)


デカイのはホントよ