■モバイル版のサイト開設について 2010/06/30 (水)

例えば週末の終電間際。酔っぱらったお父さんと、やる気まんまんのカップルしか乗り合わせていない車両でない限り、大抵の場合でiPhoneぽいスマートフォンを操る御仁の姿を確認できるようになった昨今、しみじみ私は「これで人柱から解放されたなあ」と思うのである。

電子手帳、電子辞書、ザウルスにクリエにシグマリオン。東芝のジェニオにウィルコムのW03シリーズを経る中で、「こんなことができる」「こんなことができるようになる」と信じて黙々と新機種を追い求めてきたが、結局のところ通信にせよ写真にせよ動画にせよ実用に耐えるようなものではなく、満足に使えるのは連絡先ぐらいなものだった、という印象がある。