構造改革
最近の日本の構造改革は、
大政奉還、廃藩置県。
ポツダム宣言受諾、日本国憲法制定。
・・・この辺まで遡るらしい。
それほど構造改革は難しいといわれている。
「聖域無き構造改革」というフレーズをよく耳にする。
郵政事業の民主化、道路特定財源の見直しなど。
前出よりは、ずいぶん細かい構造改革であるが、
それでも実行は困難であろう。
しかし、それに対しての期待があるからこそ、
今の内閣の支持、総理の人気が高いのである。
しかし、”漢”と書いてオトコの諸君。
我々にとって、”聖域”でなくてはならない領域がある。
「風俗」の構造である。
その昔、風俗は国家が管理してきた。
吉原、赤線などは戦後に封鎖。
「売春禁止法」制定。
男女同権の観点から「買春禁止法」制定。
その後も「未成年者保護条例」から
「援助交際に関するガイドライン」に至るまで。
硬い話で恐縮だが、硬いついでに日本の憲法は「硬性憲法」と呼ばれ、
憲法を変えずに、文言の解釈を変えることをその旨とする。
条文の変化なく、自衛隊が飛行機を飛ばすのも、
その昔はオッパイを見せても捕まったエロ業界は
現在ではマン毛までは可能。
すべては解釈論である。
よって恣意次第では、風俗の規制強化もありうる。
ちなみに”性”風俗の営業はおおむね3つに分かれる。
第1種風俗許可・・・「特殊浴場」(ソープ)等
その次 ・・・イメクラ・性感・ヘルス等
その次 ・・・ピンサロ等
本番ができるのは2段目以下。
ANなどで求人広告を出せるのは3段目以下。
しかし日本の最高クラスの風俗「ソープ」でさえも、
本番をおおっぴらに認められているわけではなく、
あくまで
「マンコという体の一部で、チンコという体の一部を洗うサービス」
なのであり、性交渉なのではない。
今でも、ソープではマットやローションなどは禁止されており、
警察の手入れがあると、それを隠すためボーイは走り回るそうである。
高い情報料を払い、”体を洗ってくれた女性”に聞いた話だ。ホントの話。
逆にAF(アナルファック)は2段目では可。
「性器と性器による性交渉」ではないからだ。
所詮アナルは排泄器官。屁理屈もいいところである。
現在の日本は「本番」産業は禁止なのである。
実際にあるのは、犯罪抑止のための「必要悪」としての措置なのである。
そこで、構造改革論。
小泉総理曰く・・・
そんな言葉を弄するような議論は
我々小泉内閣では通用しない!!
(仮定)もし「本番行為」そのものを禁止したら、
(結論)俺の”犯罪者になる確率”がグ〜ンとアップ!
(仮定)もし「どの風俗でも本番可!」としたら、
ちなみに風俗の求人広告を見たことある?
あの激しい”性感”の広告に
「超ソフトサービス!未経験者でも安心して稼げます。」
なんて書いてあるの。
本番が無い、と思うから女の子の垣根が低くなるのだね。よって・・・
(結論)風俗の質がそーとー低くなる!
どっちにしてもヤバいぞ!!
ここはひとつ・・・
頑張れ!族議員!
頑張れ!橋本派!
コイズミっ!俺はアンタの最大の「反対勢力」だ!!
終わりっ!
(小泉内閣はそんなこと議論しない?あっ、そう。じゃあ別にいいや・・・)
(2001/6/13)