大麻

掲示板にて、最近一名様より、よくネタの注文が入る。

エロ抜きのコラムを書くには、もうこの人の注文に因るしかない。

自発的にやるほど、洞察力に長けてないから。





さて、お題の石田一成の大麻騒動

俺にはさしたる驚きはないです。



芸能人にとって、あくまで氷山の一角でしょ。多分。





沈痛な面持ちで会見に望む父親、石田純一息子をかばうつもり

「芸能人はみんなやってんだよ。見ろ。俺も持っている!

と大麻を掲げて、現行犯逮捕!というぐらいだったら、面白いなあ。







人間の罪悪感には二通りあると思うのです。

一つは倫理的罪悪感。もう一つは社会的罪悪感



殺し・盗みなどは、人が生まれもって”悪い”と感じる行為で、

大麻所持、賭けギャンブルなどは後者で「政策的に犯罪」とカテゴライズされているだけなんです。



他の国にいって犯罪にならないもの、もしくは微軽なものは大抵そうです。



ほら、あなたがたがよく買う”裏ビデオ”!

これも犯罪なんですよ。日本では。

でも罪の意識はないでしょ。あんまり。

裏ビデオを見たら死刑!と言われたら絶対に見ませんよ。





でも、そんな政策的犯罪には裏ビジネスが付き物でありまして。

一成君の持ってた大麻数グラムで末端価格2万円相当。

原材料の栽培コストを考えると、大量の中間マージンを得る業者の姿が伺えます。

競馬の呑み屋さんも、裏ビデオの販売業者も、皆さん違法であるが故のリスクの対価として、

強烈な中間マージンを確保していらっしゃいます。



日々警察組織とのいたちごっこを展開してるわけですが、いっそのこと

これらを合法化しちゃえってそんな感じです。



大麻って、あんまり人体には影響ないようですよね。

タバコには専売特許、酒には思いっきり税金をかけておいて、

何故に大麻は違法なのか?その根拠が解りません。



上野とかに合法ドラッグなどという商品を扱う店もあるようですが、

それらと大麻の区別もわかりません。



大麻が市場に出回っていれば、コワモテの中間業者

大麻買う金欲しさに売春に走る少女
なんかが激減すると思うんですがね。





あくまで俺の意見なんですが、

人間って「わかっちゃいるけどやめられない」ってのが多いですよね。

酒、タバコ、ギャンブル、風俗、etc・・・

これらすべてに国家は何らかの制約をかけてきているわけですが、

やっぱりこれは国家原理?管理社会?



酒はほとんど税金。発泡酒は税金が安いから安く売れるわけでしょ?

タバコもほとんど税金。しかもほとんど国の専売特許。

競馬のJRAだって、現在の取り分(テラ銭)の30%を引き下げれば、

全国の呑み屋は利潤が上がらなくなるとも言いますよね。

人生を狂わせる率の高い、競馬・競艇・競輪・・・

これらは公営ギャンブルですよね。何故違法にしない?



答えは簡単ですよね。儲かるから。



人の「わかっちゃいるけどやめられない」ものを握ってれば、そりゃ儲かりますよね。

所得税払わない人でも、これらばっかりは国に貢献さぜるを得ない。

じゃあ大麻も国営の商売にしちゃいなさいよってのが俺の考え。



まあ実際には俺は、大麻とかに興味がないから、どーでもいいんですけどね。

下戸だから酒にも興味ないし。だから仮に酒が違法でもあまり苦にならないですね。

酔った勢い、とか、ツブれた女性を介抱した、なんてオイシイ思いもしたことありませんし・・・

そんな人間が何を言っても、説得力はないですね。










話が堅くなったので、軽く締めます。



大麻が好きな有名人って誰?




それはね・・・










マリ ファナえ (もり はなえ:ファッションデザイナー)



ぎゃはははっ〜つ!!
(2001/8/21)

このギャグを聞き飽きた人・・・長い付き合いだね