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10月31日(木)


今月の最終日に当たる今日も、私は出張でした。

本日は
京都へ日帰り出張。

午後の4時には新幹線”のぞみ”に乗り込み、東京へ向かいます。



IT革命、eビジネスの台頭といったところで

東京〜新大阪間の新幹線の席がスーツメンでごった返しているのは

とりもなおさず、やはりビジネスの基本が”人と合うこと”ということを

如実に証明しているに過ぎないのだろう。



事実、私も
メール一本で済むはずの仕事

ムリムリ現地に飛んだ、という経緯であり、今回の仕事で最も注力したのは

『出張に出てもいいですか?』と上司を説得したのが9割程度という事実。



それでも『メールで済ませや!』と、言われきれないところが、

やはり
ビジネスの基本が人に会い、人と会話し、人をその気にさせる・・・

そこが重要である所以であろう。





・・・そう考えると、

俺に言わせると
キャバクラの女の子こそが真のビジネスマンじゃない?





(・・・女の子は”マン”じゃないか。フフフ)



と、中学生なみに下らないことを考えながら読書をしていた。



ちなみに


”おま●こ”
という言葉は北の政所(まんどころ)から来ているらしいが、

ビジネスマンのマンとは全くもって関係ない。ああ我ながらホントに下らない。





まあ、のぞみ号の乗客の8割以上を占めるビジネスマン然とした

したり顔したスーツ姿の男が、

すべてがすべてまともに仕事をしてるわけじゃない。



・・・例えば、俺の席の隣の男。



歳の頃、30を少し越えたぐらいだろうか?

難しい顔して前の座席についている机の上にラップトップを広げ、

加えタバコで颯爽とマウスを操ってはいるが、



よくよく見ると
ソリティアの画面である。





・・・



しかも、
頭が弱いのであろう。

京都で乗り込んだときから取り組んでいるにもかかわらず、

名古屋を越えてもクリアする気配はなく、毎度のようにカードを配り直している。





さ、ほっといて読書読書。




・・・



いつのまにか、うたた寝をしてしまったようだが、

”ちゃら〜ん”という効果音で目を覚まされた。

言わずとしれたソリティアのクリア時のファンファーレ。ようやく解けたらしい。



外を見ると視界一杯に湖が広がる。

どうやら浜名湖である。夜のお菓子のうなぎパイで有名な。





(あ〜あ。東京までまだかなりあるよ。もう寝れないから本でも読むか。)



そう思って、

先ほどより手に握っていた
フランス書院文庫に目をやった。





『哲也ちゃん・・・これがお姉さんのおま●こよ・・・』


『姉さん!たまらないよ!もうガマンできないよ!』






・・・ごくっ





哲也ちゃん・・・
ガマンできないのは俺のほうだよ。

なんなんだよ。こんな新幹線というパブリック・スペースで

とんでもない気持ちになってきちゃったよ、俺は。



隣のソリティアおじさんがいなければ、間違えなく股間に手を伸ばしてたね、俺。

新幹線大爆破!の世界よ。





ぐいぐい引き込まれていく私。

日々の日記で文章がすらすら出てくるのは、

このような日々の読書の賜物であることを、

漫画世代の君たちはキモに命じるといい。



時が過ぎるのを忘れるのも忘れ、甘美な世界に没頭していると









『次は新横浜ァ〜』





待ってよ。今一番いいとこなんだよっつ!





『あと10分少々で終点、東京に到着いたします』





待ってよ。10分じゃおさまんねーよ。
俺と俺の息子。





とにかく



東京駅のホームで、
カバンを手前に腰を丸めて歩く

不振なビジネスマン
を見たアナタ。





それが私です。



10月30日(水)


私、意外に”味のある顔”が好きだったりします。

当然、女性のことですよ。



よくAVなんかを借りてきまして、まあ普通の人なんだら

(うわっつ!キッツいなあ〜)

と、思われがちなお顔の方がブラウン管に登場しても

自分としては、有名なAVアイドルなんかよりも

何故か猛烈にそそってしまったりするわけです。





「理想が高いんじゃないの〜?」



なんて声もたまに耳にしますが、

内心としては、そんなでもありません。

でも”理想が低い”なんていったら、近い将来現れるであろう(?)

私のステディに大変失礼だから、そんな事は言わないんですけどね。





話は変わりますが



今日、ちょっと
出会い系サイトを覗いてみたのですよ。



もとより猜疑心の強い私。

普通に考えれば、男からチヤホヤされがちな
フェロモン美人ちゃんが

平然と書き込んでるわけはないんですよね。



ほら。

彼女達が仮にエッチな気分になったとして、無性にヤりたくなったとしたら

職場なんかでうろうろしてる男を捕まえて



「ねえ、今度やる●●って映画ってすごく面白そうだよねえ」



なんていって、男に車を出させて土曜日の深夜あたりに映画に行き、

その帰り際の車の中で、ちょっと
いかがわしい建物が見えるあたりで



「なんだか、疲れちゃった・・・」



なんて言えば、間違えなく
一発!ですよ、文字通り。





でもね。そういう手段が使えそうもない女の子にもね、

やっぱりスケベになる時っていうか、悶々とする時が来るだろうし、

そんな時に渋谷か新宿でぶらぶらしてみて、

やっぱり誰にも声をかけられなくて

一人寂しくパソコンの電源を立ち上げて



「チ●ポほし〜よぉ」



なんて打ち込んでるんじゃないか、と

オジサン目頭が熱くなるわけです。





僕は外見では女の子を判断しませんからね。

もし君が、ちょっとブサイクな部類に入る女の子だとしても、

却って需要と供給のバランスが取れちゃうこともありますから。

出会いのきっかけなんてあんまり関係のないことだし。

こんな私でよかったら、

是非君のぽっかり空いた
心の隙間と、両足の付け根の部分

私の愛で埋めてあげたい、と、本気で考えているんですよ。





・・・そんなことを考えていながら

いつの間にか、とある書き込みに返信を書き始めている自分がいました。





『結構カッコいい人がいいな』





贅沢言ってんじゃないよアンタ




結構カッコいい人が、こんなところでセフレ探すわけないだろ?

俺みたいのばっかなはずだよ、見かけはね。ガハハ

・・・ま、のっけから夢を奪うのは忍びないけど、





『芸能人でいうと誰に似てるのかな?』





なんて言われて



・・・上島竜平?


・・・宮川大輔?


・・・中川家礼二?





・・・おすぎ?





あんま
バカ正直に書いて夢を奪うのもかわいそうだから

この話題には触れないでおこうね。



ん?いいのいいの。

仮に君の顔がね、ちょっと美人じゃないにしても



あき竹城レベルまでなら、全然大丈夫だから、俺。





さ、送信送信。





楽しみだなあ。こんなにドキドキするのは、久しぶりだよ。

なにかを待つ、ってのは、結構いいものだね。

という余韻を残しつつ、お休みなさい。





(PS)



その数時間後、届いたメール。





『メールくれて、ほんとにありがとう。私の本当の名前は●●といって、実は下記の●●っていう会員制のサイトに登録しているんです。私以外にも、本当にカワイイ女の子が一杯ですよ。凡作さんともっとお話がしたいなあ。男性の方は月額たった・・・・・・』





・・・もういいよ!



10月29日(火)


今日は仕事で岡山に行ってきました。



仕事自体はお昼に終わり

かといって真昼間から盛り場がサカっているはずもなく

”のぞみ号”を使って早々に東京に帰ってきました。



岡山、というと東京からはちょっとした距離があるので、

今日のお仕事はこれでおしまいです。

会社の上司も認めてくれるでしょう。



早い時間に自宅に着ける・・・ちょっとした充実した時間。

土曜日曜祝日が、殆どパチスロに費やされる自分の生活では、

こんな時間こそが、自己啓発に当てるバリアブルな時間なわけです。





(今日は黒澤明の映画でも観て、泣こう)



そう思ってビデオ屋に行きました。

手に取ったのは
『7人の侍』



ええ。

確かに昔、衛星放送でやってたのを録画したことは思いだしたのですが

その上に
AVを重ねどりしてしまったことも思い出しました。



AVのことを思い出したので、
ついでにAVも借りることにしました。



よく行くそのビデオ屋は、新作を3本以上借りると、1週間レンタルできるという

そんなサービスをしています。



私の場合、それをダビングしてコレクションするという
使命がありますので

やはり1週間の方が都合がいいのです。3本の方がおトクなのです。



ですから、あれこれ吟味して、3本の新作AVを手にしていました。

正確にいうと、

あれこれ吟味して、3本に
絞りこみました。





カウンターに持っていくと、店の人が



「新作はサービス対象外となりま〜す。」と言ってきました。



なんのこっちゃ?と、ふと頭上を見あげると



『本日は旧作はすべて半額』との張り紙が。





「ちょっと待ってて」と、駆け足でAVコーナーに舞い戻り

新作のシールの張ってない
AV5本を手に戻ってきた、と、そういうわけで。






こんな経緯もあって、今、私の目の前には
8本ものAVがあるわけです。













俺、幸せです



なんだか俺ばっかり幸せで、なんだか申し訳ないなあ。



10月28日(月)


日本人男子の精子の量が減ってきている、という調査報告があります。



某大学が行った調査によると、世界保健機関の精子の量の基準である

1ミリリットルあたりの2千万個以上という数をクリアしている対象が

非調査対象34人中、半数ぐらいしかいなかった、という事実があります。



加えて、精子の運動率や形などの総ての面において、

世界保健機関の基準を上回っていたのは、34人中、たったの1人でした。



何に影響されているのか?

それは、ちょっと古い話題ですが、『環境ホルモン』という議論なんです。





いきなりアカデミックな話題ですが、













私には全く関係がありません





多分、私が調査に参加していたら

35人中、2人という結果だったでしょう。無駄に。



10月27日(日)


「あなたみたいな人と結婚する人って、幸せだと思うなあ・・・」




・・・正直、自分でもそう思う。





とにかく、
俺はやさしい。



釣った魚にはエサをやらない、的な発想が、そもそもない。

むしろ
『親しき仲にも礼儀あり』

仮にも自分を伴侶として選んでくれた女性に対して、

気持ちをないがしろにする気など毛頭なく、

お互いの努力で居心地の良い空気を作ることこそ、重要なのではないか?

『親しき仲にもレイプあり』。トンでもない話だ。



・・・ま、
釣ったことがないので、その後の心境は良くわからないが。





とにかく、
俺は生命力に溢れている。



よく
”セックスレス夫婦”なる単語を耳にするが、

仮に該当しなかったとしても、妻の欲求を満たせない夫も多いだろう。

それは夫が妻に興味をなくしたのか?

それとも妻の欲求に耐えうるだけの体力を磨耗してしまっているのか?

もし私の場合であったなら、
一日一発。

必要とあらば
おはようの一発も文字通り朝飯前である。



一度でいいから
『チンポがインポ』などという

体を張ったギャグを放ってみたいものである。

あと20年は無用だろうが。





とにかく、
俺は愛に溢れている。



俺から別れを切り出すことはないだろうね。

”君が思うよりも、僕は君が好き”

ややもすると懐メロの部類のチャゲ&飛鳥の曲のフレーズ。

この愛が冷めるとしたら、多分君のほうが先さ。



この間、テレビを見てたら桃太郎侍でお馴染みの
高橋英樹

『キレイな別れ方?それは"捨てられること”です』と言っていた。

だから僕には恋愛のトラブルはありませんでした、と

ウィットに富んだ会話を披露していた。



(ああ。まさしくその通りだなあ)

と感じてしまうほど、私の方から愛がなくなったケースはない。



ま、私の場合は別にウィットに富んでいるわけでもなく、


残酷な事実
に過ぎないのはココだけの秘密だ。







「あなたみたいな人と結婚する人って、幸せだと思うなあ・・・」



・・・正直、自分でもそう思う。





が、しかし





それが久しぶりに行った


今日のソープでの女の子の発言
であることを加味すると

言葉の額面どおりに受け取っていいものか、



甚だ疑問である。




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