「周りはあんま関係ないッスから」とか言ってるヤツほど

猛烈な勢いで周りを気にしていたりするそんなご時世。

どうしてそんな不思議ちゃんであり続けたいのかさっぱりである、と

そんな辛辣なトークを展開する常識人でありたい２８歳。



例えば私などは、爆裂に周りに気遣い

そして普通になりきれないで頭を抱える。



今日も何故か応接間に転がる通販カタログをパラパラとめくると

乳首がピンク色になるクリームなどという商品のページがあり

ご丁寧に”使用前”と”使用後”の乳首の写真が乗っかってて

不思議にも”使用前”の方に欲情し、部屋に戻って息子を握り

ふと我に返ってズボンを履いて、また応接間に戻って再度見だして

（そういや俺の乳首も黒すんで来たな）と、その足で洗面所に向かい

ユニクロのフリースを捲り上げて、

右の乳首ちゃんをホワイトアンドホワイトで擦り上げ、思わず



あっ・・・（指を咥えながら）



と声をあげたところで

何気にチチ毛が３ｃｍ程度まで伸びていることに気づいて

そういえば３か月ほど前にカルティエのライターで焼ききったにもかかわらず

まるで太陽に向かって育つマイ☆チチ毛に対し



「鉄人！」



と語りかけた後、右の乳首を擦りあげていた歯ブラシをバギッと折り、

洗顔フォームで両方の乳首を磨きあげた後、

部屋に戻って、そのチチ毛を乳首から０．５ｃｍ程度のところで丁寧にカット。



♪壊れ、かけの、レディオ



おお。壊れとるよ。



しかたなかんべ



クリスマスが近いんだから

さて、13日の金曜日である。

ほぼ毎日不吉な日々を送る私においては

取り立てて騒ぐほどの一日ではなく、

まあ良くある一日を過ごしたというのが正直なところ。



話は変わる。

無駄遣いが過ぎる、とよく言われがちな私であるが、

ソープを初めとする風俗に関しては、やはり健康な成人男性として

そこでしか欲求のはけ口がないことを鑑みるに、

それに関しては一概に無駄遣いとは言えないのであるが

まあ、他の事に関しては無駄遣いが多いのも事実か、と

自分なりに思うこともあるので、反省してみようと思う。



例えば、である。



今年一年頑張ったご褒美として32型のテレビかＨＤＤ＆ＤＶＤ−Ｒを

一生懸命比較考量し、どうにかＨＤＤ＆ＤＶＤ−Ｒに決定して購入したところ

取り付けたその翌日にテレビがどうやら壊れた様子。

結局のところ、両方購入しなければならない状況にて、

（こりゃパチスロをもうちょっと頑張んなきゃな）と一念発起し

パチスロ屋に赴くも、気合が空回りして３万円の敗戦。



（大人しくＤＶＤでもいじくってよ、っと）

と、初めて使うＨＤＤ＆ＤＶＤ−ＲのＤＶＤ書き込み機能を満喫すると

どうやらそのデッキで再生する分にはまったく問題ないのだが

プレイステーション２や他のＤＶＤデッキでは再生ない、という

鬼のような互換性のなさに気づいて、爆裂にヤル気をなくす。



（何か書き込みの設定に問題があるのでは？）

と思い、説明書を熟読するも何ら回答を得られず

コンビニに情報誌がないか、と思ってふらふらと外出する。



とりあえず、１．５リットルサイズのトマトジュースとお弁当二つを

小脇に抱えて、雑誌欄に行くと、そうやらそれっぽいタイトル

”ＨＤＰ”という雑誌があり、（ハードディスクプレイヤーの略か？）と

それを手にすると、なんてことはない



ホットドック・プレスだってよガハハ



いや〜懐かしい。

ファッションやデート情報や女体とか、高校生あたりが食いつきそうな

そんな記事ばっかで構成された雑誌。まだあったのね。

”女の子の感じるポイント”なんてのも良く載っていて

”クリトリスは焦らして責めろ！”なんてレクチャーも載ってたっけ。

まったく実践する機会がないもんだから、買わなくなってきたんだけど。

ま、

今においても全く実践する機会がないもんだから、そのまま棚へ戻す。



！



またかよ・・・



またかよ東京１週間の「ラブホ特集」



「冬のラブホ天国」

「お昼寝ラブホサービスタイムＭＡＰ」

「飲み会・デート・合コンに使える店＆ラブホ」



もし私が裁判官であったなら、

軽いタップを踏みながら笑顔で事前差止めの命令を出すところだが、

よくもまあ、ここまで特化できるものである。





さて、要は何が無駄遣いか、ということであるが

まったく役に立たないであろうその雑誌購入に要した４９０円（税込み）のこと。



もしものことを考え、遊撃的にレジへ持っていってしまったわけであるが、

よくよく考えるとＡＶの一本でも借りとけばよかった、と

今、頭を抱えて後悔しているところなのである。

（パチスロの３万負けは忘れている）

この間、新しく出来た彼女はかなりお酒が強い。



強い、というよりも、その雰囲気が好きなのか

そもそもお酒が好きなのか、ともかく下戸な私よりも、かなり呑む。



金曜の夜ということもあり、彼女は彼女の友達と飲みに行ったらしく

かといってそんなことに目くじらを立てることもないので、


「どう？楽しかった？」


と、帰り際に携帯に電話をしてきた彼女に問いかけてみる。





「ん・・・ちょっと飲みたりないかな？」


「じゃあ、こっちに来て、少し飲む？」



たまたま私が自宅にいたので、ちょっと誘いの水を向けてみる。





「ええ〜いいの？じゃ、ちょっとだけ寄っちゃおうかな？」





ちょっと年上の彼女は、少しだけ甘えた声を出した。





「ウチの近くの駅まで迎えにいくから、着いたら電話して」


「凡作君、いつも優しいね。じゃ、後で電話するね」



ちょっと酔いがまわってるんだろう。

いつもより感情の表現がストレートだ。



この時期の夜は寒い。

身支度を整え、ひとたびドアを開けたとたんに身を裂くような冷たい風。

（こんな日に呼んじゃ、悪かったかな？）

そう思い、いつもなら歩いていく距離の地下鉄の駅なのに

寒さに耐えられないように車に乗り込み、キーを回す。



ほんの数十秒、車を走らせて、駅の前の信号待ちで停車していると、

横断歩道の向こうに足踏みしてる彼女が見える。

赤いマフラーの上の顔はキョロキョロと何かを探し、

彼女がはく吐息が外気に触れて、淡く口元をぼやかせる。





「待った？」


「ううん。全然」


「じゃ、どこに行こうか？」


「どこでもいいよ」





ちょっと前までの私なら、気の効いた飲み屋も知らなかった。

実は、今もそうなのであるが、

仮にどこに連れて行っても満面の笑みを浮かべて喜んでくれる

そんな彼女なので、却って色気のないところも新鮮だろう。



車内でちょっと小さめに音楽をかけ、車を錦糸町に走らせる。

そこでお互いの今日一日の報告をして、気づくともう到着してしまった。



下戸、といっても彼女だけに飲ませておくわけにもいかず、

自分も軽い感じのお酒を口にした。





「”百年の孤独”って焼酎、知ってる？」


「知らない。随分凝った名前だね。」


「前に流行ったお酒なんだけど、この店にあるから飲んでみる？」


「へえ。じゃ、ちょっと飲んでみようかな」



まるでその時の雰囲気のように、甘くて、フルーティーな味だった。

そしてその時には、お酒の力でちょっと頬が熱くなっているのを感じた。





「今夜も、楽しかったよ。送るよ」



店を出たときには、既に終電が終わっているであろう時間帯。

ちょっと酒は入っているが、まあこんな時間なら取締りもないだろう。



「え〜大丈夫？」　いたずらっぽい表情をする彼女。


「大丈夫だって」


「でも、送ってくれても凡作くんが家に着くまで心配だよ」


「じゃ、ちょっと酒が冷めるまで付き合ってもらっていい？」


「・・・いいよ」





30分後には、彼女と私は錦糸町のラブホテルにいた。

部屋に入るやいなや、私は、彼女に優しく口づけをした。



初めて結ばれた時には、彼女は私を受け入れるのに

必死で隠してはいたが、痛そうな表情を浮かべていた。



ちょっと前によく書いていたように、

私のものは、やはり人並みより少し大きいのだろう。



しかし今では、潤いをもって、私を受け入れてくれる。





「どう？痛くない？」


「うん・・・大丈夫だよ・・・あっ･･･くる」


「初めから、今日はこうなる気がしてた？」


「ええ〜、すごく凡作くん・・・エッチな顔してるよ」


「君も、ね。」


「そうかも。お酒に誘ったときから、そうなる気はしてたかな」


「やっぱね」


「・・・でも、女からホテルは誘えないもんね。誘ってくれて、ありがと」





たまらなく愛おしくなった。

私が欲望のままにすると、彼女もまた欲望のままに私を求めてきた。

そして、二人同時に絶頂を迎えた・・・





「もう、こんなに気持ち良くなったら、凡作くんと離れなれないよ」


「えっ？もう離れられないんじゃないんだ」　


「・・・ばか」







・・・



さて、残念ながら本日の日記にオチはない。

















まあ強いていうならば、この出来事は



２００３年１２月１２日金曜日・・・つまり来年の今日の出来事であって

俗にいう未来日記であるわけである。

ちゃんと冒頭の帯にも、（金）と書いたはずだし、

なにより、何の違和感もないはずだ。





わかんだよ来年の事ぐらい



ニュータイプだからよ





だからわざわざ京都まで出向いて仕事で悶絶し

日帰りで疲れてオナニーする気力しか残っていない

そんな2002年12月12日（木）の日記を書くよりは



君たちも楽しんで頂けたのではないか、と思う今日この頃。

フリークとして欠かせないのが市川昆監督の『犬神家の一族』。

今でも１ヶ月に一度は見なければ気の済まない私にとって

日常会話がたまに石坂浩二演じる金田一になってしまうのは、

これまた仕方のないことであるように思う。



ともかく昨日購入したＨＤＤ＆ＤＶＤ−Ｒデッキ。

寝る間も惜しんでイジり倒して、ついでに寝る間際に当然のように

『犬神家の一族』のＤＶＤをセットし、高峰三枝子の声を子守唄にして

眠りについた、とあれば、当然翌日は金田一モードである。





先輩「どうよ凡作。新しいデッキの感想は？」



その刹那「１２０％の満足度です」と答えることが出来ないモードである。





凡作「いや、実に良く出来ています。実に良く出来ているので

　　　ただ一点だけどうしても納得できない点があるんです・・・」





先輩「何よ？」





先輩にそう問われ、おもむろに頭を書きなでながら、ボソッと





凡作「たった一点、引っかかるんです。

　　　その一点がどうしても引っかかる・・・」


先輩「凡作さんは何が気になっているんですか？」


凡作「それは・・・リモコンなんですよ。」


先輩「リモコン？」


凡作「そう、リモコンなんです・・・アレだけ周到に作りこんだメーカーが

　　　どうしてあんなリモコンを付けているのか・・・その点なんです。」


先輩「わからんなあ・・・リモコンがそんなに重要なの？」


凡作「ええ。このデッキを買う者にとって、とっても重要なことなんです。」


先輩「・・・それは、何で？」


凡作「そのリモコン、早送りと巻き戻しのボタンが、実に妙なところに

　　　ついているんですよ。おかしいと思いませんか？」


先輩「確かに・・・でもそれがどうして引っかかるんですか？」


凡作「考えても見てください。こんなところにそのボタンが付いていると






　　非常にオナニーがしにくいんですよ


　　　肝心なところで巻戻したり早送りしたり、そういうこと、ありますね。

　　　その点がまったく考えられていない・・・



　　　ちなみに私、昨日試したのです。やはり使いにくい・・・



　　　実におかしいと思いませんか？」



先輩「・・・思わん」





・・・





そんな感じで一日の幕が開け

つつがなく業務をこなした後は、本年度一発目の忘年会である。



私の属する部は二つのチームに分かれている。

仮に私の属しているチームを東屋、属していない方を西屋としておこう。

（当然、仁礼家と由礼家、本鬼頭と分鬼頭として頂いてもかまわない）



私の属していない方の西屋には、結構な数の女性がいて、

当然、職場では話す機会は滅多にない。

しかしながら、今回の忘年会には来るというので、チャンスはチャンスである。



宴開催の約1時間後には、村の駐在（ヌケル君）を連れだって

そそくさとその女性達の集まるところに酒を持って擦り寄り

まあ酒の力も手伝って、ムリヤリトークを展開したのであるが・・・





凡作「あっ！しまった〜！」





当然といえば、当然。展開される会話の８３％ほどは下ネタであり、

さらにその下ネタは得意のマシンガントークで乱射され、

日々クールな印象を保ち続けていたはずの私に対する印象は地に落ち

ついには「サモ・ハン・キンポーぽいですね」までの

お笑いキャラクター的扱いにまでなる始末。





おかげさまで、明日からの私の職場のアダ名はサモハン。



いつだってそうなんだよ、俺。

いつだって、女の子の前に出るとこうなっちゃうんだよ、俺。

もっと早く気づいて、若いうちに直せていたらなあ。





凡作「もう少し早く（私の人生の）糸口に気づいていれば、

　　　あんなに酷いこと（私の青春）にならなくて済んだのではないか、と

　　　本当に後悔しているんですよ・・・」





・・・



『犬神家の一族』を知らない人、興味のない人には

まったく判らないであろう本日の日記。



最後の最後に、もう一言だけ言わせて頂く。





凡作「私、明日、京都に行ってみようと思うんです・・・」





仕事で、ね。

掲示板によく書き込んでくれる、まだ会ったことのない漢、匿名さまより

”価格ドットコム”における東芝のＨＤＤ　ＤＶＤレコーダーの情報を頂きました。



型番は”ＲＤ−ＸＳ４０”。パソコンとの接続も出来る新しい機種。

先日、日記にも書いたとおり、一年間頑張った自分に対する

自分によるプレゼント購入企画。今回はコレにしてみたわけである。



しかし、人気機種なのか、メーカーが出し渋っているのか

どの店に行っても”在庫なし”。

売る気あんのかバカヤロー！と

ビッグカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダ電機、セレクトインキムラヤ等を

渡り歩いた私は、最後の最後にそう呟いた。

仮にも私、半日あればパチスロで７万円程度は負けれる男。

これ以上、ない在庫の為に探しまわることは、時間と労力の無駄なのである。





そこに、匿名さまよりの書き込み。

こんなＨＰを運営しつつも、インターネットは殆ど利用しない私にとって、

欲しい物はキャッシュでポン、店頭で”コレ”と一言、が主だっていて

ネットで安いところを探す、という行為は皆無に等しかった。



が



ありましたよ。しかも今まで聞いた中での最安値、１２２，０００円で。



その瞬間、”とっておいて！”とその店舗に電話。

本日購入に到った経緯であります。

ありがとうございます匿名さま。早く、しかも安く入手できました。





さて、先ほど設置接続を終え、ためしに録画と再生をしたところ、

まあ、一言で言えばカルチャーギャップである。



すげーよ



いや、便利ですよ。感動ですよ。デジタルですよ。

要はね、ＭＰＥＧ２という圧縮方式でデジタル信号を記録するらしいですが

これは市販のＤＶＤにも使用されている技術。

動きにくい背景等には高い圧縮率を適用、

激しく動く人物等は低い圧縮率を適用して、全体的にデータを圧縮。



つーことはですよ奥さん。

静止画に近い映像は、たとえビットレートが低くとも

それほどの画像劣化はない、と、そういうことなんですよ。



ためしにテレビ番組を標準モードと長時間モードで録画したところ、

標準モードでは殆ど画像劣化なし、

長時間モードでも、激しく動いている部分がちょっとシャギーになる程度。



素晴らしい



ビデオデッキであれば、仮にＳ−ＶＨＳ標準で撮っても

鮮明さでいうと、少しもやがかかったようになりますから。





その次の瞬間には、財布を持って

いきつけのビデオ屋のアダルトコーナーに走っていましたよ私は。





ええ。初日にして

汚れてしまったのね、アナタ（ＲＤ−ＸＳ４０）たら・・・





追伸



加藤鷹のバックのパコパコシーンではシャギーが出てた。（低ビットレート）

最新の圧縮技術を持ってしても”激しい動き”と認定される

そんな男に、来世にはなりたいものです。

久しぶりに私の大学時代の同窓生の集まる掲示板を見たら

またもや結婚する人間が現れたらしい。



ちょっと学生時代を思い出し、かつ一人一人が大人の階段を登る中で

また私がちょっとずつ世間から取り残されていくセンチな気分の中で

今夜はちょっとだけ

私の思い出フォトアルバム〜ゼミ編〜をひも解いてみる。



当時、私は周囲には●●体育大学と呼ばれる大学に席を置いており

その学び舎には、その名の如く身体を鍛え上げる体育会系の学生と

まったく鍛える必要がないほど立派な筋肉ような脳みそを持つ学生と

そんなヤツらに囲まれて、日々青春を謳歌していた。



大学３年になると、とあるゼミに入り、それなりの活動をしていたのだが

そのゼミというのは、法律学部らしく”憲法の下の人権”を扱うゼミであった。



ただ、他の憲法のゼミとちょっと異なるのは

男女比率は１対１の１６名から成る、さらに２対２で１つの班を構成する、

４人の男女のチームで一つのテーマを扱うゼミであった。



懐かしい話になるが、私がそのゼミに入った時は、

あの”松本サリン事件”（後にオウム騒動に繋がる）の直後であり、

その事件の容疑者として、いわばグレーの段階でプライバシーを剥奪された

●●さん（覚えてるけど、プライバシーの観点から、ね）の話を契機に

”憲法第２１条の下の表現の自由と報道の自由とプライバシー権”という

なんともカタいテーマを選択して、１年ちょっとを過ごした。



そのゼミではフィールドワークと称して、机上に留まらず、

様々な人を取材したり、人権団体に赴いたりして

現実社会において、どのように人権を確立すべきか、というゼミでもあった。



かくいう私たちも、麹町に事務所を構える高名な弁護士を訪問したり

今もなおニュース原稿を読み上げる某キャスターにインタヴューをしたり

それなりの学術活動に勤しんでいたわけである。



さて、男女４人。そんなこんなで行動を共にするわけで。

時には徹夜で発表資料の作成に取り掛かり、

時には４人で車に乗ってフィールドワークに赴いた日々。



二十歳そこそこの男女がこれだけの時を共有したら

どれだけロマンスの芽生えることよ、と想像したアナタ、

実に勘が鋭い。





ええ。ご想像のとおり、私を除いた一組の男女がカップルになった。





私が「吉野家で３０分待たされた」とか「電車が込んでた」とか

「家の前で象さんのパレードがあったから」と遅刻の釈明をするたびに、

または前日に行った風俗レポートを熱い目でするたびに、

そのカップルはお互いの距離を縮め、もう一人はヒき、



そして僕は一人になった。





当時、坂本竜馬に傾倒していた私はおもむろに



「脱藩じゃあ！」と反体制を掲げたものはいいものの



誰一人として「帰っておいで」の声をかけるものはおらず、

挙句の果てには、４人連名で提出するはずの卒業論文には何故か

「凡作のコーナー」と銘打たれた巻末の５ページが与えられる始末。



それが、今よりも２０ｋｇも体重の少なかった

ともすればジャニーズ系ですらあった私の青春である。





うさぎさんはね、寂しくなると死んじゃうの・・・



寂しがり屋の私は、他の３班の人たちにムリヤリかまってもらって

なんとか九死に一生を得たわけであるが、



その一班には”バンブー君”

その一班には”Ｋ君”と”ズッキー君”



今なお続く友情には、そんな経緯もあるのである。



誤解なきように。その班の３人とも仲が良かったのではあるが

単に私の思想と文章がハイブロー過ぎて、他の３人とテーマを

共有できなかっただけである、と自分では思っているのだから。

ま、自分で思っているだけだが。





さ、ここまで書いてみて

全くゼミ内では恋愛のレの字もなかったことはお分かり頂けたと思うが、

ご存知の通り、その後も恋愛のレの字もない人生。



そのゼミの同期、１６名のうち、男性２名は結婚（バンブー含む）、

女性２名も結婚。不明が５名。消息不明が１名。



Ｋ君とズッキー君に何かあったら



漢一匹





今なお存続し、当時”第２８期”まで来ていた歴史あるそのゼミにおいては

私の後輩に当たる学生が、懇々とテーマを模索してるところに違いない。





後輩たちへ。








俺の人権について考えてみて欲しい

日曜だというのに、仕事である。



かといって人並みに休みを欲しているか、と言えばそうではなく

なんというか、土日祝日には時給が約１．５倍に跳ね上がるので

むしろ大歓迎である。



いつもなら笑点を嗜む時間帯に、スーツ姿で笑みを浮かべる２８歳。

これで年も越せるな、と、ほくそえむ男がいることを

ボーナスが例年より少ない、と嘆くあなたは思い出して欲しい。



こんな感じで日々自虐的な日記を繰り広げている私ではあるが、

来年は私の年になるのは間違えない。



おっ、大きく出たな、という諸兄の声も聞こえそうだが

勘違いしないでほしい。







単に羊、ということであるからして。