以前の日記へ


2月8日(金)

君たちは鮮やかな花束を持って、女性を訪れたことはあるだろうか?



女性にとっては花束がどのような位置付けにあるのかはわからないが、

男にとって、スーツに花束とはそれなりに照れくさいが

なんとなく背筋がシャンとする気がするだろう。





実は今日は、私がそれをやってしまった。



大東京は新宿、歌舞伎町。時に22:00・・・



多分この状況で絵になる花束を抱える男は、現段階では

松崎しげる西田敏之、そしてをおいて他ないであろう。



ま、何処に行くかと言えば、予告の通りの
キャバクラであり、

「私の誕生日なんですよ。」というMさんのメールを受けて

単に舞い上がっているという背景はあるのだが。



おやおや・・・



こら。

今(おやおや・・・)といった奴は歯を食いしばれ!



私はね。キャバクラというところに酒に酔いに行くのではないのだ。



夢に酔いに行くのだ。



日々見れぬ現世の夢、それをかなえてくれるのがキャバクラであり、

そこには焼肉屋やすし屋や商品券よりも花束を喜ぶ女性が存在し、

ならばさりげなく花束をささげるのが漢って奴だろ?



違う?

・・・まあ違うでしょうね。



実はね。私は女性にプレゼントをするのがニガテなのですよ。

「心がこもったプレゼント」ってよく言うけど、

そもそも心が通じたこともないもの。何を送れば喜ぶのかわからんのですよ。



以前には月間の可処分所得の半分を投入して、電子手帳を購入してね、

それに自分の連絡先と


こじゃれたメッセージを添えて
プレゼントしたことがあるんだけど、



何故か知り合いに
そのまま転売されて

えらく
こっぱずかしい想いをしたこともありましたしね。





今日はキャバクラの予定はあったのですが、

プレゼントは何にするか、ずっと悩んだ挙句に職場の女性に相談する始末。



「女性は何をもらったら喜ぶかね?」



「花束だったらアナタからのプレゼントでもあきらめがつくでしょ。

綺麗で、
すぐ枯れてくれるから。」



なんとまあ
途方も無くわけのわからないアドバイスを頂き、

また同伴の
バンブー氏にもお墨付きを頂き、

花束と決定した次第であります。



これが大正解でしたね。

ま、俺的に。



花束を抱えた瞬間に

凡作、ナウ・ロマンティック!



ということで先のように危ない出で立ちで歌舞伎町を練り歩いていたわけです。





君たち。キャバクラはいいよ。



私がキャバクラに入店しても、ロマンティック・モードがスポイルすることなく、

Mさんをはじめとし、皆様暖かく受け入れてくれたので(シャバじゃ考えられん)、

居心地が良くて、思わず
終電を逃してしまいました。



おいおい終電逃しちゃまずいのだよ。

明日は朝から九州行きの飛行機に乗らなきゃならないのだから。

しかも

参加者6名、全員分のチケットは俺が預かっているのだ。



しょうもないので、新宿からタクシーに乗り込み帰路につく。



しかしロマンティック・モードの余韻が続いているようで

思わず運転手さんにキザに話しかけてしまう。





「運転手さん・・・



なんだか青春って、パーティーみたいですよね・・・」






思いっきりひいてしまっている運転手さんの姿に気づき、ようやく我に返る。





九州旅行参加の皆さ〜ん。



空港には、なるべく間に合うように行きますから

首を長くして待っててね。



*ということで3日間は更新なしです。
 決してHP閉鎖ではないのでご心配なく。

2月7日(木)

普通の勤め人生活を1週間以上続けているというのに、

いまだ何の不具合も現れない私の体。

意外にタフに出来ているな、と自分でも驚いているのだが、

それが当たり前だと言われればグウの音もでない。



しかし前出「普通の勤め人生活」をしているにもかかわらず、

いまもなお
この日記が続いている現状をみても

それが当たり前だと、君たちは言えるのだろうか?





エロビデオネタ、日本を股にかけた風俗ネタ、

オスギというあだ名がついた、恥辱ネタ・・・



さらにわかっているだけで、明日のキャバクラネタ、あさっての九州ネタなど

今日明日でこの日記が終わるとは思えないペースである。





・・・と、前フリをしたところで、

今日はさしたる出来事があるでもなく、まあ、
ごくありふれた一日だった、と。



そんな状況において、

いつもは身に降りかかる災難を文面にしているだけだが、

今日はあえてネタ探しの視線で、世の中を見渡すこととする。





〜 地下鉄における人間模様 〜



私は現在、営団地下鉄
銀座線という地下鉄を利用しており、

主な経由駅は「
渋谷」「表参道」「赤坂」「新橋」「銀座」「日本橋」

「神田」「浅草」
・・・と、多岐にわたる。



若者の町、渋谷

オシャレな町、赤坂、表参道

オヤジの町、新橋

ハイソな町、銀座

金融業界が集結する、エセエリートの町、日本橋

下町オヤジと電気系オタクが入り混じるカオス、神田

理由無く殴られても文句いえない町、浅草



どうだろ?

東京を体現する人種が集う路線であるといっても過言ではないだろう。



そこで今日は、銀座線に乗り込む乗客の呼んでいる書籍に客目し、

奴の人生に私の人生が
勝ったか負けたかを競うことにして、

目的地までの時間つぶしをすることにする。ま、全く意味は無い。





まず、渋谷にて発見した隣の若き女性。

中国語で書かれた新聞を手にしており、彼女は求人広告を凝視している。

何気に「非風俗」と見出しの躍った項目にチェックがしてあり、

彼女の就職志望からすると、私との接点は今後も
ありえないので引き分け。





表参道で乗り込んだ、買い物袋を腕に下げた女性。

何やら女性誌を読み始めたが、

そもそも私が
女にかなうはずがないので、負け。

今後は女性は度外視する。





対面の同世代の男性。

偉そうに「日経新聞」を読んでやがるが、

夜の時点で読んでいるので、私の勝ち。

無理やり読むのならば、読まないほうがマシ。

そう。それが私の価値観だ。





隣のブサイクな男。

彼は住宅情報誌を読んでいて、

家族向けの2,000万〜3,000万円の価格帯の物件に注目している。

その時点で、ある程度の収入と既に所帯を持ってることが推知されるが、

(でもブサイクだぜ〜。)

ま、傍からみれば私も
同レベルなことに気づいて、負け。





金融業界の社内マニュアルを持ち込み車内に入ってきた同世代の男。

金融業界という

人のふんどしで相撲をとろうと画策する人たちに漢侠では勝ってるが、

・・・ガタガタ言わずに私の勝ち。

奴らのような人種を選ぶのは、そう。
女だけだ。





まあね。彼らにしてみれば

私のように

パチスロ必勝ガイドの
「1,000円あたり30円得する攻略法」

胸ときめかせて読んでいる人にアレコレ言われたくないだろうけどね。





オチも見えないまま目的地に近づいていくのであるが、

最後に強烈な若者を発見。





その十代に見える若者は、

そうやら小説を読んでいる。



意識せずに「どんな小説かなあ?」と覗きこんでみると






「もう我慢できないんだろう・・・」



「いやあ。もう
うんちがでちゃうう!」





???



イヤに
前衛的な小説だなあと思っていたら







フランス書院文庫だった・・・








満員電車とまではいえないまでも、

周りの目を気にせず堂々と読みふけるこの青年。



負けました。



ああ。年下にでも負けたときは負けたといえる男だよ俺は。








帰りにやっとこさビデオ屋で、昨日言ってた
「エロアニメ」を借りれて

今はチョットだけ彼に近づけてご満悦のひととき。

2月6日(水)

「人を呪わば穴二つ」とはよく言うが、



決してその穴とは
ヴ●ギナ●ナルを指すのではなく、

人を恨むという行為は、その相手と他ならぬ自分の墓を用意するハメになる、と

そういう意味である。





結局のところ、円滑に幸せな生活を送ろうと思うならば

相手の気持ちに立って物事を考え、怒ることを極力我慢し、

思いやりを持って日常を過ごすことが重要である。





私の場合

日々摂取する脂肪分や糖分なみにカルシウムも摂取していれば

他愛もないような事柄に腹を立てることもないのだろうが・・・





最近の私の日課は、
近所のビデオ屋巡礼。



小さく、恥ずかしい話で、とても人に話せるものではないのだが、

だからといって”書く”ところが自分でもしょうもない話。



前回購入した
エロゲーがOVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)として

映像化されているというので、
「これは是非借りてみよう!」と、

おもむろにビデオ屋を訪ねるのだが、



貸出中の札がはがれていたことは、ない。



さすがにその巡礼の回数が
10回を超えると、

いかに
平成のガンジーと呼ばれた私でも頭に来る。



こうなりゃ
意地なのである。借りるまでは引き下がれない。



エロアニメごときで、バカだね・・・って



おっしゃるとおりですが、まあバカついでに告白しますと

10回を超えたのは先月の中旬の話。

この日記を書いている2月6日現在では、

本日の巡礼を含め、既に
20回を超えてるわけで。



もうこの時点で、怒りのレベルがカチンと1アップ。



そしてその
エロアニメ。どうやら新作扱いなので翌日返却が原則。

毎日却って来てるはずのビデオにめぐりあえないことに



も一つ、怒りのレベルがカチンと1アップ。



エロアニメ
なんぞというなんら生産性を有しない趣味において、

脅威の回転率を誇る、
変態含有量の多きわが国を憂いて



さらに怒りのレベルがカチンと1アップ。



そもそもその輪にすら入れない、自分の運のなさを憂いて



おまけに怒りのレベルがカチンと1アップ。



待てよ・・・

もしやこれは
「期限が来ても返さないバカヤロー」一人が原因では?

黒ブチメガネをかけただらしのない、しなびた
のび太くん風オ●クを想像し



一段抜かしで怒りのレベルがカチンカチンと2アップ。





さて、と。

温厚と呼ばれる人間であっても、ここらぐらいが我慢の臨界点。





振り返って見ると、カチャカチャキーボードを叩いている現状に感謝。



何故って?

もし運悪く、そのビデオ屋の返却カウンターで

そのエロアニメを返却しに来たのび太くんに遭遇したら



私はきっと奴の腕をギュッとつかんで、こう言い放つだろう・・・









「この変態野郎!!



アニメの2次元な世界でなァ!アニメ声で
「お兄ちゃん、そこいいのお」とか「いや〜んそこもっとお」とか聞きながら自分で自分のチ●ポしごいて悶絶してて恥ずかしくねーのかバカヤロー!オメーはなァ、エロの知識は身につけてても、「ドラえもん」の世代からなんの成長もしてねーんだよ。なあ、なあ!オメー彼女いねーだろ?いるわきゃねーだろーが!マ●毛の生えてない女の絵を見て興奮してるような男を相手にする女なんかいるわきゃねーだろうが!

おめーなんぞ一生彼女なんてできねーよっ!」






と、そこでのび太くん。







「何もそんなに怒り狂って・・・



じゃあアナタはどうなんですかっつ!」







まったく
返す言葉が見つからないので、取っ組み合いが始まり





仲良く二人、変態をカミングアウト。





ハイ




これで「穴二つ」


2月4・5日(月・火)

とある男女がいたとします。



彼らはとあるラブホテルに入り、お風呂のお湯が溜まる間に話をします。

ある程度お湯が溜まったところで、男が風呂場の電気を落とし、

「それじゃあ、一緒に入ろうか・・・」と、声をかけます。



女は「んもう・・・」と言いながら、着ているセーターを脱ぎ始め、

先に男の入っている湯船に、バスタオルで体を隠しながら

「おじゃましま〜す♪」

とか言いながら、入ってくるわけです。



「もう・・・何コレ?」

知っていながら、女が「きり〜っつ」している男自身を指で軽くはじくと

もう男の方は我慢が出来ません。



やさしく胸を愛撫し、両足の付け根で軽く閉じられた部分に手を伸ばすと、

「続きはベッドでね・・・」

と、上気した表情で、女が耳元で囁きます。



ベッドに戻り、いつものように深い口づけを交わし、

いつものように、めくるめく愛の世界へ・・・





一ラウンド終了後、男はズボンのポケットに手を伸ばしタバコを取りだし、

火をつけた後、一呼吸おいてしゃべり始めます。



「そういえばこの間、

『漢と書いてなんちゃら〜』ってHP見たんだけどさあ・・・」






女が使用後のコンドームの根元の部分を結び、

ティッシュでくるみながら、こう言います。














「・・・私って、下ネタってダメな人だから。」














ご安心ください!





当HPページ。

アナタ方の行為ほどの下ネタまでは掲載しておりません。





せいぜいが



おっぱい揉みたい!

とか

♪僕のポテトはチンチンチン



ぐらいのレベルのものです。



何故に先ほどぐらいの行為を
反復継続しているぐらいの方々が

このHP程度で眉間にしわを寄せるのか、まったくもって理解できませんが、

そんな
カフカの小説の題材ぐらい不条理に満ちた方々にも

広く門を開いたスタンスを貫いております。



「成分の半分はやさしさでできている・・・」



そんな
バファリンのようなHPです。是非ご愛読を。





・・・っつうかさあ。



愛があれば何でもいいの?ってことよ。



「付き合ってればエッチは当たり前でしょ?」って感じのコが、

風俗で
乳揉んだぐらいの話でギャーギャーって・・・



愛、って大義名分の下では人殺しもしかけない彼女達の為に

今回は男の心理を教えてあげたい、と考えており、



そこで
珍しく風俗の話でもしたいと思います。



今日は二日分だから大増量。ここからが本編です。



・・・



さて先日述べたとおり、今回は
広島へ一泊の出張でございます。



さておいていいものかはわかりませんが、仕事の話はさておき、

舞台は夜の繁華街へ。同じ職場の方々3人も一緒です。



やっぱ風俗かよ、と怪訝にアナタはおっしゃるでしょうが、

言いたいのは、私はやはり新入りであり、

仕事以外のところで親睦を深めることが必要であり、

そのためには職場で見せない恥ずかしい部分を共有することが大事で、

それで風俗は全くもって適当な・・・



えっ?言い訳ですって?



まあ、広く一般にそういう言い方もできますね。



とにかく
「エロティカ・セブン」ってダッコちゃんパブです。





中に入ると、ほんとにかわいらしい女の子が隣につきました。

私にある
「3タイプの好きなタイプ」の一つにジャストミートな顔。

加えてですね、

地方の女の子の方言って、
妙にそそるんですわ。



そんな高揚感の中での楽しいおしゃべりがスタートしまして。

うん。なんだかいい感じです。



「私ね。お客さんみたいにガッチリした体の人、タイプなんですよ。」



デブをデブと言わないところ
が、またかわいらしい。



「そう?君はちっちゃくて、カワイイタイプだもんね。」



そういうと、彼女は恥ずかしそうにうつむきながら、小さな声で





「でも私・・・おっぱい小さいけぇ。」



カワユイ!




『けぇ』っていう訛りもグッドだ!




もうおっぱいなんて気にしなくともいい。

君のそのすべてが愛しい。

理屈じゃない。

今は君の華奢な体を

俺の腕で、愛で





抱きしめたい!





時々はこういう感情になることもあるのだが、

いつもはハスに構えている自分に対しての照れからか、

相手に拒否されることを恐れた自分の臆病さからか、

抱きしめるに至ることは皆無に等しいのだが



この時ばかりは、
彼女を思いっきり抱きしめた。








なぜなら








ここは







ダッコちゃんパブだから!



ガハハハハハハ〜ッツ!








は〜あ。満足。



虚しい?なんで虚しくなんなきゃならねーの?

最高ですよ。ええ。広島の出張は今後も無条件でOKです。







な?



男なんてこんな感じで、単純なんだからさ。

2月3日(日)

人は一人では生きてはいけない・・・

と、人はよく言う。

真偽の程はわからないが、とりあえず

私は一人では生きてはいけない。





世間のシステムとして、一人で生きていけるであろう立派な方ほど

暖かい家庭に育ち、信頼できる友人ができ、

愛する異性と付き合い始め、そして自らも暖かい家庭を構築する。

うん。間違えなくそういうシステムである。



一人で生きていけるはずもない私は、というと

立派という形容からは全くかけ離れたところに位置するわけだが

とりあえず運がいいのは、

見る目のある近頃の女性に全く相手にされないだけであって

家族は健在であり、実家で同居。

職を世話してくれる先輩や、

焼け石に水なのを知りながら合コンを企画してくれる友人がたくさんいる。

これは運がいい。素直にそう思う今日この頃。





本日は友人の結婚式の出し物の段取りために、

同席予定の友人3名と新宿で待ち合わせ。



17:00の待ち合わせのはずが、17:30分に到着。

生涯二日目の
コンタクト装着に悶絶した時間そのまま遅刻したわけだが、

それでも暖かく迎えてくれる。

以前は
「電車が込んでたから。」とか

「吉野家で一時間待たされた。」
という

具にもつかない言い訳に、よく激怒されていたものだが。





「デートにいつも遅れるあなたに、5分進んだ時計のプレゼント」



そんなどこかで聞いたような歌詞がメロディーに乗って頭の中を駆け巡るが、

まあ、これに関しては
当分の間は望むべくもない。

しかし遅刻しても怒られないキャラになりつつあるのは、運がいい。

本当は遅刻しないのが先決なのだろうが、

それができないからダメ人間というのだ。





ともあれ、会話はお互いの近況に移り



一人は今年中にするであろう結婚の話。

一人はキャリアアップの為の転職の話。

一人は新しくできた彼氏の話。



さて、私は新しい職場の話でもしようか、と構えていたところ







「凡作君の最近の風俗状況はどう?」



・・・






どう?って聞かれても・・・






女性もいるので
発射系のハードな風俗の話は避ける方向であったが、

話はいつやら
「凡作君の恋のきっかけ」という流れになり、





最終的な結論は
「キャバクラの正しい歩き方」であった。








なぜ俺の場合は有料系なんだあ!



・・・と、素直にありがとうもいえない私に対しても

暖かい笑顔を投げかけてくれる友人達。

こんな友人を持てて、運がいいと思う。







新宿を出て家路に着き、玄関で靴を脱ぐと、

幾粒かの豆が散らばっているのを発見する。



(ああ、今日は節分かあ。)



と、初めて今日が節分の日であることに気づく。



電車に乗る前に

一人でMONZOKU SHOPにてエロ本を吟味している間に

家族の無病息災を願い豆を撒いている母親の姿を想像し、

ちょっとだけ家族のありがたさを感じてしまう。



(いくらダメ息子でも、あんまり心配かけちゃいけないなあ・・・)



と、若干神妙に自分の部屋に入ると・・・










部屋内、大量に豆、撒きっぱなし








言わずもがな、
嫌がらせである。



息子の更正を願うフリして、一心不乱に豆を撒く母親の姿を想像。

こんな家族思いの母親を持てて、本当に私は運がいい・・・







・・・わきゃなーだろーがババア!

豆なんぞいくら撒いたところで、俺がまともになると思ったら大間違いだ!

豆撒いて人生変わるなら

とっくに
自らの意思で大量に豆撒きしとるわ!







・・・と、こんな感じで今週が始まるわけですが、

明日は
広島に出張です。



明日は更新は無いけど、見捨てないでね。寂しいから。

2月2日(土)

本日、コンタクトレンズの導入を決定。



ご存知の通りのパチスロ狂である私。

当然、目が受ける悪影響は図り難く、

ここ数年で思いきって視力が低下している。





こんな私も10代の頃は視力が2.0あって



「お前、目いくつ?」



「俺?2.0だよ。」



「バ〜カ。目の数聞いてんだよ!」




という会話を持ちかける
若さあふれるアホにも、



「だから2.0個だって。」



・・・と答えられる。



それだけが私の自慢だった。





両親が
オツムの出来を犠牲にしてまでも視力をよく生んでくれたのに、

自らの不摂生で視力を低下させてしまうとは、なんとも申し訳ない。



そんなこんなでここ数年は眼鏡をかけて日常生活を営んできたのだが、

どうやらこの私。眼鏡をかけると思い切って
老け込んで見えるらしい。





「まあ、ハンデだよ。元の顔が良すぎるから・・・」





と、善意の人の意見も馬耳東風であった私だが



昨今

ハンデをつける必要が全くないこと

に、うっすらと気づき

本日のコンタクトレンズ導入に踏み切ったわけである。





ということで、とある
メガネスーパー錦糸町店

コンタクトレンズを作ったのだが、

自分が思ったより面倒な作業が待ち構えておりまして。

まず眼科医の検査から始まり、

着けたりはずしたりのレクチャーがあったりします。



自分を担当してくれたのは年頃のカワイイお姉さんだったのですが、

今まで他人に触られたことの無い私の眼球を優しく愛撫してくれたりして

(ま、単にコンタクトがつかなくて悶絶していただけなのだが)

嬉しさと恥かしさと
痛さから、私の眼球は真っ赤になっておりました。



そしてようやくコンタクトが正常に装着され、

恐る恐る目を開けるとそこに広がるは若き日に戻ったような

クリアでシャープな世界。

もっと早くコンタクト導入を考えるべきでしたね。





クリアな視界から来る嬉しさに、思わず自分も上気しておりまして



「いやあ。コンタクトがついて良かったですよ。

メガネだと老けて見える、ってよく言われるものですから・・・」




と、思わずお姉さんに語りかけてしまいます。





お姉さんもお客さんが喜ぶ姿が嬉しかったんでしょうね。





お姉さん
「そうですよ〜お客さん。メガネはずすとまだまだ







20代に見えてもおかしくないですよ〜。」






ちょっとお金を払いたくなくなった
27歳。

2月1日(金)

偉い偉いと誉めていただいて結構。



普通のサラリーマンのような生活の中でも、日記を欠かさないこの態度。

意外に几帳面な性格が現れる瞬間である。



さて出稼ぎ生活も3日目に入り、

気の効いている私の新職場において

歓迎会を催していただける運びとなったわけです。



私、といえば歓迎される立場にあぐらをかかず、

むしろ
企画してくださった方々を楽しませてこその酒宴

という
立派な考えの持ち主である。



よって酒が一杯入った瞬間から

おすぎのモノマネという荒業を繰り出し、

課長以下参加していただいた方が楽しむ姿を見て、

いい仕事をしたなあ、と悦に入る27歳。





課長「お〜っ!似てる似てる!」





そう言っていただければ、当然悪い気がするわけもない。



皆様に一つお伝えしておくが、

モノマネが得意な人間、モノマネが似ている人間というのは

得てして
頭のいい人間が多い。

相手の特徴をつかみ、

その上でデフォルメして表現する力を有しているからである。



私も、そういう理屈からモノマネが似てる、と評価されると

それなりに優越感に浸る部分もあるのだが・・・







課長「凡作君。ホントに似てるよ・・・・・・顔が。





その刹那、私の顔から優越の表情は消え、

トイレで鏡を見ながら

少し泣く。





さあ。

今まで
あった

大輔花子の大輔、上島竜平、あばれはっちゃくのお父さん、
etc・・・

という「似ている人」のヴァリエーションに、

新たに
「おすぎ」が加わったわけだ。



心が痛いのは、

やはりそれなりに似ていることを
自分でうすらうすら自覚しているから。

そんなことは言われるまでもないが、

それでもほぼ初対面の方々に言われるにはあまりにも遠慮がない形容である。



まあ、皆様においてはバカにすることなく、

親しみやすい私のキャラに共感を覚えるがいい。





顔で笑って心で泣いて、そんな6時間。



自分でも驚くほど早いスピードで時が流れたのは、

やはり職場の皆様がいい人たちで、心地よい空間を提供してくれたから。



当然終電もなくなり、

2次会3次会で始発を迎えるのか、それともタクシーで帰るのか・・・

新入りの私としては民主的多数決に従うのが適当であると思い、

そぞろ歩きで外に繰り出すも



「大宮方面の人〜。」 「は〜い。」



「蒲田方面の人〜。」 「は〜い。」






・・・



残念ながら手を挙げるタイミングはなく、

気がつくと自分以外の方々は早々にタクシーに乗り込み、

瞬く間に自分の視界から消え去った。





2月の寒空の中、一人。





偉い偉いと誉めるがいい。



始発を待つつもりで渋谷の
マンガ喫茶にて時間を潰すも、

泥のような眠りにつき、気がつくと土曜の昼下がり。



タクシーで帰っても、ホテルに泊まってもお釣りが来るであろう出費を

1ページもめくっていないマンガ喫茶にて請求される私。





ああ。いつものリズムだ。


    以前の日記へ