以前の日記へ


3月9日(土)


男前
はキャバクラに来るべきではない、と。

常々そう思っていたわけです。



こういっちゃなんだが、キャバクラの女性の方々はお仕事なんです。

どんな男が来ても、とりわけ私のような男が来たとしても

美しい夢を魅せてくれる、そんな場所なんです。



それをね、そこの男前君。

例えば仕事を忘れてキャバクラの女性が目を輝かすような男前が来たら、

他のお客さんはやっぱり面白くはないですよ。

いつも置かれている社会生活の現状と同じなんですから。

あなたがたは実社会で、女の人にモテテてください、と

まあ、そんな風に考えていたんですね。



しかし、今日ある一人の
によって、私のこんな陳腐な考えが

大分改まったような気がします。



その漢の名は
『バンブー君』

言わずもがな私のキャバクラの師匠であります。





今日は土曜日ですので、相変わらずパチスロ店にいました。

幸か不幸か、本日の出玉は揉みに揉み、

出る気配もなければ、かといって泣きたくなるほどのハマリもない。



そんな時に私に電話してきたのが、件の『バンブー君』だったのです。





「凡作、今日ヒマ?」



「ま、パチスロやってるけど、すぐ止めれるよ。」



「それじゃあメシでも食いに行こうぜ。車で迎えに行くから。」






私と同様、想像力に乏しい方におかれては

夕飯の後にキャバクラという流れで、日記が進行していくと思うでしょう。

事実、私はそう思っていました。



パチスロ店にて、まあ7,000円ほど負けている状況ではありますが、

もしやキャバクラという展開となっても何とかなるか、という持ち合わせ。

二つ返事でOKを出したわけです。

多分、彼は自宅に向かえに来るのだから、

今のパチスロを打ってる、だらしないさ満開の衣服もその時着替えよう、と

彼の到着する時間を逆算するように、パチスロをだらだら打ってました。





彼の到着を告げる携帯の呼び出しがなります。

どうやら、思いっきり近くまで来ているようです。



「そこで待ってて、今すぐ行くよ。」



と、待ち合わせの場所までテクテク歩いていく。



視界の先に、見慣れた彼の車が止まっているのを発見。





いや同じ車だけど、違う人だろう。

なぜなら
美男美女のカップルが乗っているからな。

あれ?でも男の方は見覚えがあるぞ。

やっぱり、見覚えがある。

というか、
やっぱりバンブー君じゃないか!





車に近づく過程で、確実に運転席の男がバンブー君であることは確認。

しかし・・・



隣の女性には全く見覚えがない





「凡作〜。こっちこっち。」



「どうもこんばんわ〜」



???




かわいらしい感じの女性が私を手招いている。
何故だ?





「あの〜、何がなんやらさっぱりわからんのですが・・・」



「あのね。このコはキャバクラで知り合った●●ちゃんです。」






先生!店外デートですか!


アグレッシブですなあ!






皆さん。

最初にお断りしておきますが、

同伴出勤ではありません。



デートですデート




それだけで私には信じられないのですが、その上

私のような
ア行くん(愛、飢え夫)にも声をかけてくれる友達想いぶり。



漢です。



きっと私は彼の背中を見つづけながら、キャバ道を歩くしかないでしょう。

器が違います。





ということで、お台場でメキシコ料理を食べ、トークに華を咲かせ、

楽しいひと時を過ごさせていただきました。



多分、お邪魔だったでしょう。女の子にとっては。

でもバンブー君は、まったくそのそぶりを見せず、

屈託ない楽しそうな笑顔を浮かべていました。

そして、女の子はこれから仕事(キャバクラ)だというので

そこで爽やかに再会を約してサヨナラ。

どうでしょう?ホントに同伴じゃないでしょ。





ありがとうバンブー君。

多分、あのままではパチスロで負けたという泣き言を

淡々と語り続けるはずだった今日の日記を彩ってくれて。



今夜はいい夢が見れそうです。今日は本当にありがとう。

これからもアナタについていきます・・・










・・・と、心の中で彼に感謝をしている時の、彼の一言。












「さ、キャバクラでも行くか!」



・・・マジ?






本当に
天才は留まる事を知らない

私、もう結構マンゾクなんですけど。





まあ、
せっかくですから行っときますかっつ!





結局、銀座のとあるお店に行きました、とさ。




ああ、当然彼は女の子のハートをがっちりキャッチさ。

その上、店の前に立っている
男の従業員とも仲良しになってたさ。

「今度、また来るから宜しくね。」って。



男性従業員と名刺交換する奴、初めてみたよ俺。





どうだろう。

私はキャバクラについてはズブの素人なのだが、

彼の
能動的なスタンスについては

風俗における私のスタンスにかなり通じるものがある。





男前はナンパでもしてろや!

職場でキャーキャー言われてろや!

わざわざキャバクラまで来んなやボケッ!




今までの私は、少なからずこんな感情を持ち合わせていた。



しかし、私の隣の男前。

彼にとってのキャバ道とは、夢を見るためでも、自分に酔うためでもない。

彼に課せられた使命であり、宿命であり、そして日常なのだ。



彼の徳によりもたらされる彼の同伴者、キャバクラの女の子、

そしてまさしく彼自身の溢れんばかりの笑顔・・・



人はそれを青春と呼ぶ

3月8日(金)



最近、胸の谷間から資料を出すコピー機のCMがあるが、

あの娘は乳首が擦れて、気持ちよくなったりしないのだろうか?



・・・



寡黙に、窓の外を見つめる謎めいた男に出会いたかった君。

そんな君は、今日、私の職場に来るべきだった。

単にカラオケで喉が潰れただけとはいえ

寡黙にしてミステリアスな匂いを漂わす男、松田凡作。



そんな男は沈黙の中で、一日中こんなことを考えて過ごしていた。



ま、女性の皆さん。

男なんて所詮、遠い目してても難しい顔してても

大抵エロいことを考えてしかいないんだから。

そんな男に惚れちゃ、ヤケドするぜ。





どうでもいい話はさておき、

ホントに今日は、声が出なくて困りました。



相手に言葉で物事を伝えようとするならば、

思いっきり低い声でしか喋れないんです。

いつもの声のトーンで喋ろうとすると、声が割れてしまうんですね。



だから必然的に寡黙になるし、喋っても低い声で言葉数も少ない。

こんなシブい私は、通常営業ではまずもってお目にかかれません。



しかし今日は金曜日でありまして、アフター5のイベントがないはずもなく、

本日のイベントは男3人で
六本木のバーに乗り込むという内容でした。



???



どうして六本木で、どうしてバーなのかは、さっぱりわからないのですが、

とにかく、そうなりました。

日記を通してお分かりになると思いますが、

私は酒も好きではなく、かつ、そういうところにも滅多に行きません。

ほとんどは
キッチリ確実に抜けるところに行くことが多いのですが

まあ何事も経験です。

たまには
お金を払わず女の子としゃべれるところもいいでしょう。

そんな気持ちで、六本木に乗り込みました。



しかし、そのなんちゃらってバー。

ほとんどが外人です。



しかも男女を問わず慣れ慣れしく話しかけてくる。

しかも音楽が非常にうるさい。

しかも声が出ない。



確かに綺麗なお姉さんもいるのですが、しゃべれないんだから

何しに来たの?の世界であります。



変な
男の外人が語りかけてきます。



「キャンユースピークイングリッシュ?」



イングリッシュどころか
母国語すらままならない状況なので正直に

「アイキャントスピーク
エブリシング!と発声。



でも声が小さいから相手に自分の真意が届いていないらしい。

ありがた迷惑なことに、なんとかコミュニケーションをとってこようとするので

も一度耳元で同じことを囁いてあげると、

ま、言ってる内容も行動も、クレイジーなジャパニーズだと思ったんでしょうね。

例の
「オーノー!」のポーズをとってどこかに行ってしまいました。



若干カチンときつつも、いいことを思いついてしまいました。



周りを見渡すと、あまりにうるさい音楽のために

耳元に口を近づけて話す男女がほとんどであります。



これは女性に接近する大チャンス!



キャバクラにおいてさえも

50cm程度の
距離制限が引かれてしまう私にとって

まったくもってチャンスなのであります。



そこで、一人きていると思われる日本人女性に接近。



凡作「失礼ですが、日本の方ですか?」




ええ、という感じで優しくうなづく日本人女性。



凡作「よかった。あまりに言葉が通じないから寂しかったんですよ。」



・・・音楽がうるさすぎて、どうやら聞こえていないらしい。

何を言ってるかを聞くために自ら耳を近づけてくる女性。





(嗚呼・・・髪の毛のシャンプーの匂いが・・・)





凡作「声を枯らしてまして、大きな声を出せないんですよ。」



次は女性が私の耳元に顔を近づけてくる。



「どおして声がでないんですかあ?」





(嗚呼・・・耳に女性の吐息が・・・)






ってな感じのやり取りを何回か続け、次に私が女性の耳元に口を近づけた時

思わず
その耳を優しく噛んでしまいたい衝動に駆られました。



ええ
変態ですから衝動を抑える理性などございません。実行。



しかし実行に移しても、「もおう」という感じで、ちょっと困ったそぶりをするだけ。



(中略)




なんだなんだ



なんかいいとこのようなきがしてきたぞ








ということで
来週も行ってきます!

3月7日(木)


ヤリて〜ビジネスマン
の松田 凡作だ。

君たちのご機嫌はいかがだろうか?



いつもの通り、こんばんわ、と始めてみたいのだが、

残念ながら、現在外ではスズメの鳴く音が聞こえ、

時計を見ると、AM6:30分である。



おはようございます皆さん。

日記とか言いつつも、もう翌日の朝なんですね。

ハイ。
朝帰りでございます。



あと3時間後には勤務に就かなければならないというのに

何かにとりつかれた様にパソコンに向かう。

習慣とは、なんと恐ろしいものなんでしょう。



今日(昨日か・・・)は職場の
憧れの女性と飲み会の予定。

予定に若干の変更があったものの、ま、そんなこんなで朝帰り・・・



まあまあ、話は最後まで聞いて。



普通はね、

普通の人だったら9割5分ぐらいの確率で
スケベで朝帰りでしょうが

私の場合は、違う。



先ほど述べた『若干の予定の変更』というのが、

先輩(男)同伴という点である。

私とお食事、というのに危険を感じたのであろうか、

急遽上司の監督下におくべく、オファーをかける女性。

ま、社会なんてこんなものだ。



であるからして、食事とバーとカラオケと、

吉野家の牛丼と、渋谷〜浅草の旅(始発に乗り込み、かつ寝過ごした為)で

家に着いてみればこの時間、と、そういうわけである。



しかし、食事のつもりがここまで展開したのは、

やはり楽しい時間は鬼のような勢いで過ぎていくため。



どうやら先輩も憧れの女性も、私のトークを楽しんでくれたようだ。

当然、その
会話のほとんどが下ネタなのだが。



最近、うすうすと気づきつつはあるのだが、

「下ネタ」という会話ツールは、急激に親密度を上げる効用を有しているが、

絶対にそれ以上の関係には発展しない。



「楽しい人ね。」とは思っても、「彼氏にしたい。」とは思わんだろ?



まあ、平たくいえば「またやってしまった」わけだ。私。



悲しさを紛らわすために、カラオケボックスで
沢田研二などを絶唱。

あんまりやりすぎて、喉がつぶれて
声が出なくなってしまいました。



さ、もう寝ます。



次の日も仕事だというのに、オールで下ネタ。

女性に白眼視され、

挙句の果てにカラオケが原因で声が出せない破竹の勢いのバカ。



周りにいれば楽しい奴かも知れませんが、

それが
自分だと思うと、

頬を伝う一筋の涙を拭うことができません。



3月6日(水)



今日、昼時に
ズッキーちゃんから電話が来た。



何でも仕事で近くに来ているというので、

僕とお昼を、という話である。



嬉しいことですね。二つ返事でOK。

最近私がよく通っている
『ココットカレー』という

親の敵のような勢いでカラいカレーを食わせるレストランに案内する。



ズッキーちゃんは、どうやら金曜日には異動が出る可能性があり、

もしかしたら、遠い地に旅立ってしまうかもしれない。

そこで、今月の終盤には

『漢だよ!名古屋に風俗ツアー』が企画されている。

ズッキーちゃんは自分の転勤の不安も感じる様子もなく、

私は、ココットカレーの辛さに悶絶するでもなく、

やがて訪れるであろう
トロピカルナイトに想いを馳せるのであった。





3時の休憩時。



とてもマズい感じで職場に慣れてしまっている私は、

またもや自分の変態趣味を披露してしまっている。



話が何故か暴走族の話になっており、

以前
私がレディースに追っかけられた話に展開していく。



そこで、いつものような
妄想を、淡々を語りだしてしまうのだ。



その妄想とは、



私は、当時乗っていたRG−γというレプリカバイクの性能を過信している。

だから、原付でたむろしているレディースに追いつかれる訳がない、と

楽観的に思っている。

しかし、何かの拍子に追いつかれて、5〜6人の少女に囲まれてしまう。

妄想の中の私は、非常に非力で、女性の羽交い絞めを振りほどけない。



「やめろ〜。何すんだ。」

と、叫ぶ私に、少女達は容赦はしない。



「テメー。さっきアタイらのことをバカにしてたろ?」



「そんなことないよ。ホントにそんなこと無いよ。」


と言い訳をする私。



「みんな。ソイツのことを押さえておきな!」

と、リーダー格の
加藤あい似の少女が、他のメンバーに命じる。

それを聞いて、4人の少女が、私の両腕、両足にお尻を乗っけて

私は原っぱの上に大の字のような格好になってしまう。



「やめろ〜。放せよお!」

と叫ぶも、両手両足に感じる少女達のお尻の感触に

密かな愉悦を見出す私。



「ちゃんと押さえておくんだよ。」

と加藤あい似がおもむろに私の股間をそのかわいいアンヨで踏みしごく。



「・・・あっ、あっ、やめて・・・」

思わず悶絶を始める私。



「わ〜何コイツ。だんだん硬くなってきたよ。」

「え〜うそ〜信じられない!」




「やめろよ〜。ホントにやめてくれよ〜。」


と涙ながらに語る私の顔は、既に紅潮ぎみだ。



「ズボン脱がすから、ちゃんと押さえておくんだよ!」

と、ちょっと赤面しつつ、加藤あい似が私のベルトに手をつける。



「うわ〜っつ!やめてくれ〜!」

叫びつつも
白い巨塔状態になっている私自身。



「わ。アンタのカレシのコージよりもデカいんじゃない?」

と、取り巻きの少女がリーダーに語りかける。



「生意気なんだよ。こいつめ、こいつめ!」

と、
でこピンされるように、指でピシピシ、チ●ポを弾かれる私。



「あふっ、あふっ・・・」

既に快楽を感じてしまっている私。



「げー。コイツ乳首たってるよ。」

「うそ?マジで。」


「ちょっとナメちゃおうか?」




と、両脇の少女が同時に私の乳首を舐め始める。



「うわあああああ〜っつ!」








・・・・・・





凡作「・・・ってことになったら、どんなモンでしょうかね?」





同僚「・・・というか凡作さん。





   
筋金入りの変態ですねアナタって・・・」





・・・ま、ワザと言ってんだから、あまり気にしないで。





それはそうと、ここまで自分を赤裸々に表現するこの日記に対し、

私の社会生活を危惧する暖かい声をかけてくれる優しい人もいるのだが、

さっきも言ったとおり、ワザと言ってる内容だから

あんまり気にしないでいいですよ。
本当の出来事には違いないけど。



私だって、知られたくない出来事とかは、実は日記には書いておりません。

あくまで
完成度の低いエンターテインメントとして楽しんでいただければ、

それでいいんです私。



今日は家に戻ってから、ホントにシャレにならない出来事が起こって

実はブルーなんですが、

それは日記には書きません。

いろいろな起こる我が人生・・・





もし私が女に生まれていたら




歌を歌わずして

『女ののど自慢』でA賞を頂く自信アリ



3月5日(火)



私のように全身で人生を謳歌していると、とにかく腹が減る。



今日も、昼飯時、



出先で


「しゃぶしゃぶ食べ放題!ランチで1,000円割引!」
という

よくありがちだが、よくよく考えると

「誰が昼からしゃぶしゃぶなんて食うんだよ!」

と、ツッコみたくなるお店を発見。



ふと気づいてしまうと、笑えるこの光景。



思わず入店し、しゃぶしゃぶの食べ放題をオーダーしてしまいました。



30人以上着席しているお客の中で、しゃぶしゃぶを食しているのは

当然といえば当然、私のみ。



店の奴も
躍起になって、肉の皿を持ってくる。



試されているようで悔しいので、いいなり喰い続けてみる。



私がおよそ1,500グラムぐらいの肉を食い上げたあと、

ニヤリと語りかける店員。





店員「お客様・・・」



凡作「・・・何ですか?」







店員「この後、雑炊かラーメンが付きますが・・・どうしましょう?」






(どうせ喰えるわけがない・・・)

といった感じの店員の笑みに怒りを感じ、至極当然のように



「あっ、それじゃあラーメンで。」と答えてみる。



(おい・・・ホントに食うのかよ。)

という表情に店員がなったのを確認した後、ダメだしの一言。










凡作「あの〜。ラーメンも食い放題なんですか?」







そういう感じで、日々戦い続けている(何に?)男にとって、

例えば合コンというのは、数少ない癒しのひと時なのである。





来週にも合コンが勃発すると聞いて、既に悶々としている私なのだが、

今日はそのしゃぶしゃぶバトルの直後に、

以前参加した
合コンの参加女性から携帯に電話が入ったのだ。



!!!



目を閉じると、まるで昨日のように思い出す・・・

あの明るく爽やかでありつつも、甘美なニオイに満ちたあの宴を・・・



私の人格が災いして、自虐ネタなしでは語れない合コン人生において

間違えなく最高級の感動を与えてくれた合コンであった。



その参加者から、突然の電話である。

胃の中のお肉ちゃんが逆流するほど舞い上がったのも仕方ない。





凡作「もしもし・・・」



女性「久しぶり。●●ですけど・・・元気?」



凡作「やあ、アナタでしたか。突然でビックリしましたよ。



   
アナタからの電話でしたら、いつでも大歓迎ですけどね。」





・・・多分、リチャード・ギアが日本語を話したら、こんな感じだろう。





凡作「アナタも元気でしたか?仕事はどうですか?」



女性「ええ。相変わらずよ。保険の仕事も大変でね。」





・・・そういえば彼女。保険会社に勤めてたっけ。





女性「ところで、凡作君。『翼くん』の電話の番号知らない?」





(えっ・・・どうして翼君なの?どうしてわざわざ俺に・・・)





女性「最近、『翼くん』と連絡が取れないのよね。」




うりゃあ!
翼くん!



こっそり連絡を取り合ってたね。オノレえ。



アナタはいつだってそうだ。結構イイ思いしてるんだよ実は。

ちくしょ〜。

あのね●●さん。翼くんはね。

単に電話が止められてるだけなんですよ。

所詮アナタなんてそんな程度の認識なんですよ。

もし私ならね。
専用線引きますよマジで。





・・・と、感情をあらわにするほど、私も子供ではないわけで。







凡作「いいなあ翼くん。●●さんとよく連絡とってるんだ。」



女性「いえいえ、そうじゃなくてね。」



凡作「え?何なんですか?」









女性「前に保険に入ってもらったんだけど、書類の件で。」







すいませんすいませんすいません翼さん!




誤解してしまいました。貴方という
を。



まったく貴方って人は・・・

ニオイたつ男の色気と、洗練されたトーク

きめ細かな気配りと、時に強引な女性に対する口説き、

その上において



保険にまで勧誘されてしまうとは。



まさしく、漢





女性「凡作君も、入る?」






ま、
付き合ってくれるなら考えんこともない。



3月4日(月)


皆さんは、
お札に羽が生えてるのを見たことがありますか?

私は、あります。



一万円札が、遠い空へ飛んでいくのです。

夕焼けの空へ。群れをなして。



ちょっと詩的に語ってみたが、まあ
金遣いが荒いというわけです。

とにかく、金は貯まらない。



かといって、食い扶持分ぐらいは、稼いでます。私。



貸借対照表でいうと、時には貸方か借方かはわかりませんが、

とにかくパチスロでも負けてはおりません。



しかし2日前までは、財布に
諭吉ーズがいたのですが、

本日は3,000円です。何が起こったのでしょうか?

別に何も起こってません。惰性で買い物やパチスロを打つことによって

普通のサラリーマンよりも消費が早いのです。

(ま、パチスロで儲けるときもあるけどね。)



私は無駄を楽しみます。

時間の無駄。

金の無駄。

それこそが、人生を豊かにする肥やしではないでしょうか?



その考えが昂じて、既に
人生をも無駄にしようとしておりますが、

考えても見てください。

歴史、芸術界、そんなところで名を馳せた人たちは、

総じて、そんな風じゃないでしょうかね。

無駄を極限までカットして、体をなすのは実業家のみ。

まあ、ある程度の無駄遣いは、結構必要なんだと思いますね。



私は、食べ物と、雑誌に関しては金を使うのを惜しみません。

食べ物は1日3回しかない貴重な時間を彩ってくれますし、

雑誌は飽く無く深まる私の知的好奇心を満たしてくれます。

月々の小遣いでガマンできるようでなければ結婚できないというのなら

ならば結婚しない、というのもアリでしょう。



しない、じゃなくて、できない?



それは余計なお世話ですよアンタ。





さておき、それにしても浪費が過ぎるようなので、

本日、一つ決心でもしてみましょうか。



それは、私の多岐に渡る多彩の趣味の一つに



通帳を眺めるという趣味を加えてみようかと思ってます。



こんな人たくさんいるようですが、楽しそうですよね。



自宅で、休日の昼下がり。

カプチーノを片手に通帳を見てご満悦。



絶対楽しそうだね。よし、それやってみよう。



そこでまずは、私の支出の見直しから入る。

何事も形から入る私は、支出チェックソフト
『しっかり君』を作成。

ここ一ヶ月の支出を大まかに打ち込み、何が無駄かを

コンピューターにチェックさせるというスグレモノ。



例えば、

食費・光熱費 80,000円
出費額:★★★★
必要度:★★★★★


マンガ代 260円
出費額:★
必要度:★



・・・とこんな感じに入力する。



食費などは出費もデカいが、それがないと生きてはいけないので、

間違えなく必要な出費であり、

マンガ代などは必要度はあまり無いが、

かといって出費も大したこと無いので、削ることもない、という判断。



この方式で、私にとって何が一番無駄遣いなのかをチェックしていくのだ。



さて、シコシコと数値を打ち込み、

Enterキーでコンピューター君のアドバイスを求めると・・・








無駄な物:
風俗





うわ〜。わかってないね。

ま、所詮はコンピューターだということよ。

昔から人間の世界ではね、

「健康に勝る財産はない」って言ってね、

風俗に行かなきゃ
心の健康が害される私にとっては

小金貯めこむより大切な出費なんだよ。わかる?



ま、気を取り直して次のチェックに入ろう。

さあ、風俗以外の無駄な出費はなんだろね。









無駄な物:合コン





・・・





カチン





こらっ。コンピューターちゃん。

俺様が
かわいい彼女を求めて合コンに行くのがそんなに・・・





無駄だってのかバカヤロー



もういいよもういいよ。

もうお前なんかに聞かねー。





ということで、久しぶりの
漢会(合コンのことである)の日程が

本日、決定した模様。



いくら無駄だとわかっていても、当然行かせて頂きます。



主催の方、ありがとねえ。



頑張りますよ。
鈴木宗男ぐらいの勢いで!


3月3日(日)


(職場でお楽しみの方は、とりわけ大音量でお楽しみ下さい。)



さて、BGMは沢田研二の
『ストリッパー』であります。

そう、あの『♪ぶらじゃあ脱ぎ捨てえ、ぱんつも脱ぎ捨てえ』である。



実は最近、沢田研二が
局地的にブームだ。



先週、翼くんとスキーに行ったのは日記に記したとおりだが、

翼くんって・・・なんだろうこの人。



彼の車には、
沢田研二の全曲集のMDが置いてあった。



沢田研二が最もノッてた頃は、私はまだ幼く、

なんとなく歌詞は理解はしていたが、それほど感慨深くは無かったのだが、



おいおい・・・今聞きなおすと、結構エロいぞ、このオッサン。





『おまえにチェックイン』





なんだよソレ!ガハハハ!





いやいや、笑ってる場合ではない。

今聞きなおすと、沢田研二の歌は、

どうやら”漢”のために書き下ろされたかのような

エロとナルシズムと、ストイックさから成るものが多い。





♪壁ぎわに寝がえりうって 背中できいている 

 やっぱりお前は出て行くんだな

 悪いことばかりじゃないと 想い出かき集め 

 鞄につめこむ気配がしてる

 行ったきりなら幸せになるがいい 戻る気になりゃいつでもおいでよ

 せめて少しはカッコつけさせてくれ 

 寝たふりしてる間に 出ていってくれ アアア・・・






今の歌にありがちな

「スキならスキって言っちゃえばいいじゃん」的な軽さがないね。

そう、漢はみんな意地っ張りで見栄っ張り。

不器用で、それでいて寂しがり屋なのさ。



上の歌詞は、未だ愛している女に愛想を尽かされ、

ホントは今でも一緒にいたいのに、

素直にそういえない男の哀愁を歌いあげたもの。

わかる。わかるなあ。

今ならわかるよ。俺。何しろ漢だから。







それはそうと、漢ナンバー2の翼くんたら、なんていったと思います?





翼くん「デリヘル呼んだ後の歌じゃねーか?」





なんでデリヘルのお姉さんに「寝たふりしてる間に出て行って」もらうのか

さっぱりわからないが、それはそれで面白かった。さすが。





この歌のタイトルは
『勝手にしやがれ』





今日も休日だというのにパチスロ。しかも今日と昨日で二連続ですね。

儲かってりゃ休日をフイにした甲斐もあろうものですが、

本日は3万6,000円負けと、なんだか悲しくなりますね。

しかし、彼女もいない、用事もない。

そんな男の週末の過ごし方なんて、所詮はこんなものでしょう。



しかも勝ったら勝ったで、
超高確率で風俗に行ってしまうので、

全然金は残らない。



私の中の良心が語りかける。



「お前もさあ、休日やることないなら、本を読むなり、運動するなり

 もうちょっとちゃんとしたらどうだよ。

 そんな奴が彼女がいないなんて僻んでも何も始まらないぞ。」



こんな自己問答を数年前から繰り返すも、

一向にいつものリズムで進み行く我が人生。



いい加減疲れた私の良心が、遂に一言。



「勝手にしやがれ」



ハイ。勝手にやらせてもらってます。私の人生ですから。



3月2日(土)


『羊たちの沈黙』
という映画は、とても私の好きな映画である。



サイコムービーの元祖は、間違えなく

アルフレッド・ヒッチコックの
『サイコ』(1960)なのだが、

この『羊たちの沈黙』は、新たなサイコムービーの流れを構築。

その後の『セブン』や『ザ・セル』などに繋がっていくのである。



ただ気味が悪いだけの映画ではなく、登場人物の描写が素晴らしい。

『レクター博士』にはアンソニー・ホプキンス。

『クラリス』にはジョディ・フォスター。そうそうたる演技陣である。



特にレクター博士は『ハンニバル(人喰い)』と、

ホントにどーしようも無いキャラクターなのだが、

アンソニー・ホプキンスの知的で上品な出で立ちが、

より恐怖を誘いながらも、観る人の興味をつかんで離さない。



この映画で語られる真理。

それは
「欲望は目に付くところから生まれる」ということ。



この映画においては、一見無差別な地域で行われる連続殺人、

その中で、唯一死体の発見が遅れた地域があり、

その場所こそが、犯人が意識して隠した場所。

犯人が最初に犯行を行った場所。

犯人が最初に女性に対して邪な衝動を受けた場所。



「欲望は目に付くところから生まれる」

最初の犠牲者は犯人の知り合いに違いない、という推測から

クラリスは犯人像を絞り込んでいくのだが、





言われてみれば、まったくおっしゃるとおりである。



私の欲望は、ま、最近でいうと
恋に対する欲望なのであるが、





女がいるからいけないのだ





私の今、勤務する場所は渋谷にて、

綺麗なお姉さんが闊歩していたり、職場には女の人がいたり、



「あ〜あ。この人付き合ってくんないかなあ〜。」



という気持ちが増長してしまうのだ。

だから、悶々とするのだ。

最近、胸が淡い痛みにさいなまれるのは、

まさにそういう理由に違いあるまい。





ちょっと前は、探偵の仕事中心にて、

いつも車の中で、一人。

空いた時間はパチスロ店。

今ほどは悶々としていなかったような気がする。



今日は土曜日。煩悩に溢れた街を離れ

一人の自由な時間を満喫できる休日である。



ちょっと前にやってたように、ふらふらと
パチスロ屋へ。

何の気なしに
10時間勝負である。



本日の題目は
「アラジン」「大タコスロ」

いずれも過去の大ヒット機種の後継機であるが、

最近は平日、忙しいので始めてのご対面。



ぺしぺし打ってると、そんな時間だけ

エッチな気分からは開放される。

周りを見渡せば、小汚い若者やオタクくさい若者しかいない。

何の生産性もない”非”前途洋洋な若者に囲まれて

愛だの恋だの夢だの希望だの・・・

そんなものは手の届かないところにある。

当然、可視外。

ゆえに欲望は生まれない。



(これはこれでいいのかな〜)



自称気味に笑みを浮かべ、シコシコ打っていると、

いつの間にか、投資金額が5万円に達していることに気づく。



コレはイカン!



何かに取り付かれたように、目の色が変わり、

気合をいれての後半戦で、

何とか
プラス1万円で、試合終了。



無我境地の心づもりで臨んだ休日のパチスロ。



結局は、
金欲という欲望に取り付かれていたと、そういうわけで。



いや〜俺って今日も生きてるなあ!



3月1日(金)

うわあやべ。



今日もどうやらエッチな気分だ。



どうでもいいけど、最近ペースが速くないかい?

このままでは
二日に一回は風俗に行かなくてはならない。

それはマズい。



やはり風俗だけでは、この空虚な気持ちは埋まらないのか。





恋がしたい恋がしたい恋がしたい





いや、もとい。恋は
年中しているので、





恋を成就させたい ×3



・・・こんな感じの表現が適当だろうね。





なしてこんな気分になるのか?ちょっと冷静に考えて見ましょう。



ああ、そうだ。



それは、
に近づいているからだ。



今日はもう3月1日。

めっきり寒さもなくなり、春の訪れの気配も感じられる今日この頃。



ちょっと早めの
巨大なつくしんぼ

私の股間からニョキニョキと。



まさしく春の息吹!





さ、くだらない話はさておき・・・

・・・

さておくと、日記が閉鎖に追い込まれてしまうので、

このペースで続けてみよう。



そう。
春は恋の季節である。

春は出会いの季節である。



寒い季節が去り、春一番が吹くのは時間の問題だが、

極寒人生の終焉は、自分の努力によらざるを得ない。

ただ待ってるだけでは、私に春は訪れない。

うん。僕、頑張る。



意外に思われるかも知れないが、

私は勉強熱心だ。



まず、我思う。

大型の本屋に行けば、私の興味に資する書籍があるに違いない。



この世知辛い世の中、

人間が現代社会に生きるうえにおいて行う、あらゆる行為に対する

マニュアル本が出ているかに聞き及んでいる。

多分、女にモテるマニュアル的なハウツー本もあるのだろう。



しかし、私の求めているのは、そういう本ではない。

所詮はそげな本、机上の空論の心理学者が書いたものや、

ナンパ歴戦の男前の自慢本がほとんどだろう。



時給生活者、彼女いない暦27年(しかもデブ)の書いた



「こんな私でも彼女が出来ました!」



という本なら買ってやらんこともないが、

多分そんな本を書くとしたら私みたいな奴しかいないだろうし、

そもそも私のような奴に、それを書く機会があるとも思えない。



私の求めているのは、マニュアル本ではないのだ。

(かといって、当然、エロ本ではない。)

今日は
女性の書いた本を買ってみようと思う。



コミュニケーションの基本は、相手の気持ちに立つこと。

女性とコミュニケーションを取ろうとするなら、

女性の気持ちを理解したうえでの言動がモノをいうのではないか?

う〜ん。我ながら冷静である。



女性はどんな時に感動するのか?

女性はどのような言葉に感動するのか?

女性はどのような気持ちで仕事に臨むのか?

女性はどのような考えで仕事をしているのか?

そして、女性はどんな男性を求めているのか?




赤裸々に語られる一般論ではなく、

文章の裏に隠れた彼女の真意を読み取ることによって

男は本当の彼女の気持ちを知ることが出来る。

だからこそ、女性の書いた文章を読んでみたいのだ。



文章というものは深いもので

表意者が何を言わんとしていることがわかるのと同時に、

何を書くのはやめよう、という気持ちも推知することができる。

思っていることを比較的ダイレクトに伝えてしまう”会話”とは、

その点がかなり違っている点だと思う。



最たる例は
ラヴ・レターである。



それをしたためる女性は、自分の想いを伝える為に

何度も文章を推敲し、書いては消し、消しては書き

数行の文章で、最も効果的に自分の気持ちを伝えようとする。



男は、その行間にこめられた気持ちを読み取ってこそ、

より相手の気持ちを理解することができるのだ。



ま、
私はもらったことはないので全くわからないが。





ということで、私はこれから出会うであろう女性に対しては、

それなりに相手の気持ちを理解できる大人の男になる努力をする。



そんな理念の下にチョイスしたのが、下記の書籍である。









「風俗嬢菜摘ひかるの性的冒険」
                      (菜摘ひかる:光文社 知恵の森文庫)

「自信を持ってお客に接しているとき、私は一番充実していると感じる。そしてこの状態を維持するために、私はこれからの毎日を生きるのだ。なんて幸福なんだろうと思った」(本文より)十代で実家を出た少女は、キャバクラ、ヘルス、SM、ストリップ、イメクラ、ソープとあらゆる風俗を渡り歩く・・・・・・。性を売る娘の、衝撃のセルフ・レポート。







あらかさまに素人をすっとばして
ますが



ま、私が出会う機会が一番多いのは

間違えなく風俗嬢なので、我がチョイスに間違えなし。





百戦錬磨の風俗嬢の心をつかむのは、かなり難しいかも知れないが、





青年よ、大志を抱け


漢よ、イバラの道を行け
、である。




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