毎日、懲りずに「エロ日記」をクリックして下さった皆様。
おひさしぶりです。凡作でございます。
ようやっと二週間ぶりに東京に帰って参りました。
パソコンの前に座って日記を更新するのも久しぶりです。
いや〜。帰ってきたなあ。
ま、毎日更新しているときにも、
毎日見てる人は少なかったみたいだし、
この長期休載によって、そんな過疎化に拍車をかけたものと
ちゃんと自負してはおりますが、
ひっそりと日記を再開いたします。
今回の休載は、仕事で札幌に行っていたことが起因するもの。
前の日記に「金曜日までお休み」なんて書いてるけど、
なんだか先週の週末は帰ってこれなくて、二週間札幌にいたんですね。
いつものペースで二週間分となると、相当量の文面になるはずだが、
毎日毎日、勢いで日記を更新しているならばいいけれど、
二週間分振り返ってみると、なんとまあ大したことしてないこと。
こりゃこれまでの一生分振り返るとブルーな気分になりますね。
ちゃちゃっといってみましょうかね。
【仕事 1】
今回の札幌への出張は、自社のプロジェクト遂行であると同時に、
提携先からの情報収集が目的でもある。
よく銀行員が融資先に出向するという話もあるが、ま、そんなもの。
平日のその会社への滞在と、自社の仕事の両立に追われることになる。
いきなりその会社のメールアドレスも振られ、机も用意される。
転職経験は長いので、別にさしたる緊張もないのだが
朝、いきなりその会社の女性がコーヒーを入れてくれるという環境。
「いや。お気遣いなく。」と爽やかな好青年顔で対応するも
誤解なきように。私はエリート銀行員でも、会社建て直し職人でもなく
時給いくらで働くフリーターであるということを。
しかし、ここの人たちには気づかれてはいけない・・・
【ホテル宿泊 1 〜札幌グランドホテル 1日目〜】
インターネットで一泊7,800円で予約したホテルは
札幌で最も格の高いホテルの一つだった。
チェックインすると同時に、ボーイが私の荷物を運び出す。
案内された部屋はツインの豪華な部屋。
(7,800円で良かったのか?)
もし間違っていたらコトだ、という気持ちになってしまうのが
悲しいかな小市民たる所以である。
しかし、それ以上に
こんな立派だとデリヘルも呼びにくいな
こんな感情が先に立ったのは、
悲しいかな漢が漢たる所以である。
【仕事 2】
初日の夜は上司と先輩が共に札幌に滞在していたので、
札幌の駅近辺で食事をして、就寝。
昼まで寝ているであろうその上司、先輩を尻目に
朝8:30にホテルを出て、提携先の職場に向かう。
その提携先はいわゆるベンチャー企業であり、
私の所属は、いわばその業界の老舗、というか最大手である。
先にも述べたように、私の仕事は自社のプロジェクト遂行と
それと同じ比重で、その会社の内情をそれとなく調べる
間諜のような役割も要求されている。元探偵の私にはもってこい?
とはいえ、東京から指示がバンバン飛んでくるし
そのベンチャー会社の人間からは、
(ふん。部外者が!)というような警戒のような視線も感じる。
(へえ・・・こりゃキツイわ)
と、正直思うところがあるも
そんな環境下で盛り上がるのが江東区のOO7たる私の所以。
まず、オジサン連中とクセのある男、そしてオバサンを抑えることが
今後、うまく立ち回る術であることを思い出す。
【ススキノ 1】
上司、先輩の帰ったその日の夜。
OO7にしたって、トム・クルーズにしたって
魅惑的な女性の存在は不可欠である。
札幌に行く、ということで
『現地妻でも作ってください。』というご意見も頂くが
一つところで20年近くも
おままごとでも付き合ってくれる女性が現れなかった
そんな私が、短期間でパラダイスを築けるはずもなく
当然、ススキノではソープである。
一回目はススキノの「ミカド」の●●●さん。
結構遅い時間に行ったので、食事にでも誘って
あわよくば宿泊先のグランドホテルにでも誘おうと・・・
ムフフ・・・
そんな気持ちでコトに臨んだのだが、
軽いタッチで「ゴメンね今日は用事があるの」ですって。
彼女の仕事が終わると、もう多分午前1:00〜2:00。
どんな用事なんだろう・・・
そんなバカ正直に思い巡らすほど、
私は世間知らずでも、お人よしでもなく
体よく断られたことを湯上りの肌で感じながら、
恋愛対象としてまでも風俗嬢に求めてしまっている自分の体質を
ちょっとばかり見直す必要がある、と感じた次第。
でもしょうがないでしょ。
素人女性には、相手にされないんだから・・・
【宿泊先 2 〜札幌R&Bホテル〜 】
自分ひとりが寝るだけなら、人間立って半畳寝て一畳。
別にツインの豪華な客室である必要もなく、
R&Bという激安のホテルにチェックインする。
このホテルは非常に新しくて、きれいなホテルなのだが
一切の無駄を省いた合理的なホテルにて、料金が安いのだ。
例えば、髭剃りがない。
人件費をかけないために、手続きはすべて機械。
徹底的な合理化によって、料金を下げているという
なんとも現代的コンセプトなホテルである。
合理的なサービスの反対のスタンスこそが、ホテルという職種の
生命線であるような気もしないのだが・・・
そんな石の森章太郎プロデュースのようなホテルばかりでも
現代都市生活者にとってはうっとうしいのかも知れない。
それにしても、
ホテル内の有料放送の番組表までないのはいただけない。
私は、再三書いているようにかなりの映画好き。
フーゾクに行かない、そんな穏やかに過ごしたい夜は
映画を鑑賞しながら眠りにつきたいものだ。
そんな映画の選択権すらないのは、いかがなものか?
ハリウッド映画、寅さんのようなほのぼの邦画、ヤクザ映画、
そしてムフフな番組・・・
どんなコンテンツがあるかもわからないのに、
1分10円の有料放送用のプリベイドカードを買うわけにはいかない。
そこで、だ。
「すみませ〜ん。有料放送の番組表とかないんですか?」
「すみませ〜ん。ないんですよ。」と、フロントの女の子。
「ないの?」必要以上に驚く私。
「何が放送してるかわからないのに、カードを買う人っているの?」
奥からベテランそうな女性が現れ、
「ごもっともでございます。今すぐお探ししてお届けしますので。」
「いや、そこまでしなくていいけど・・・」
すぐに、先ほどの女の子が「ありました〜」といって、
ベテランそうな女性に、一冊の本を手渡す。
「お待たせしました。こちらでございます。」
一瞬、思ったことは
・・・エロ本?
エロ本ではなく、月間のエロ有料放送の番組表であった。
「・・・こういうのしかやってないんですね。」
「・・・こういうのしかやってないんですよ。」
自分もかなりこっぱずかしかったが、
合理化を目指すこのホテルにおいては
こんなうっとうしい客も珍しいだろう。
ごめんなさい・・・
しかし、
「いや〜映画はないんですね。あるかと思ったハハハ」
なんていうのは、言い訳がましくて、実に男らしくない。
カードをその場で三枚買った。
【ホテルの部屋にて】
札幌のローカル放送局では、
地元のパチンコ屋のCMを堂々を連発で流している。
『♪ドンキードンキードンキーっつ!』
耳についてしまった。
(・・・そういや駅前にドンキーってあったな)
仕事が早く終わったら、下見にいってみよう、と思った。
【仕事 3】
まだ、あまり話す人がいない提携先の職場にて、
東京に残してきた仕事が気になりだす。
残した仕事がどうなっているか、東京のオフィスに電話を入れる。
メールや電話等の連絡手段が発達したことによって、
現場にいなくとも8割の仕事はこなすことができる。
『段取り8割、仕事2割』と、昔の上司に教わったものだが、
その8割をうまくやれば、どうにか仕事はうまくいくものである。
そう。俺の名は『ジョーカー』。
この俺をどう使いこなすか、それが会社の仕事だ。
俺という”切り札”。このカードをここで会社は札幌に投入した。
それでも俺は、以前の仕事を放るようなことはしない。
この徹底ぶりが、”切り札”とされる俺に求められるもの・・・
「どうだい?俺がいなくても案件は回っているかい?」
すると、電話先のその女性は
「ええ、回ってますよ。それはもう地獄車のように。
以前よりいいペースですねえ。」
・・・
そう。俺の名は『ジョーカー』。
ただ、会社が今やってるゲームは、
どうやらババ抜きらしい・・・
電話を切り、
俺は思い切りの笑顔を、周りの人たちに振りまいてみた。
【パチスロ 1】
札幌で初めてのパチスロ。
噂に聞いてはいたが、札幌のパチスロは等価交換にて
地域の出玉競争が激しいらしいので、結構な客つきだ。
ここ最近悶絶している『不二子』が設置してある店を発見。
・・・
・・・2万5,000円負け。
まあ、いい。これは旅打ちのようなものだから、
これぐらいで済めばいいのだ。なにせ縁起物だから・・・
【パチスロ 2】
どうやら『不二子』は相性が悪い。
設定1の確率でBIGを引けばカワイイものだが
”マイナス設定4”という設定があれば、多分こんな感じだろう。
・・・ということで、パチスロ二日目は、『ハクション大魔王』へ。
・・・2万6,000円の負け。
・・・二日連続はマズイねしかし。
ヤベ。カードの借入額が限度額に達しそうだぜ。
よ〜し。明日を見てろよ!
【パチスロ 3】
さて、ここは東京ではなく、北海道である。
東京であれば、無一文になっても、とりあえずは食うものが確保できるが、
ここでは食うに困るどころか、宿にも泊まれない状況になる。
幸か不幸か、土曜日である。
カードで限度額一杯まで引きおろし、一か八かの勝負を行うこととする。
そんな心境で座ったのが『アラジン』。
そこのお嬢さん。
こんな破滅志向な男とは、決して結婚しちゃあいけないよ。
事実、何もアクションが起きず、2万円を消費したあたりで、
とりあえず外で寝るための毛布を買うお金だけはとっておこう、と
そこまでの心境になっていたのである。
しかし、その2万円目の単チェリーが、とりあえずアラチャンに繋がる。
1回目・・・
(よしよし、なんとか何もでない、という状況は打破したぞ!)
2回目・・・
(よしよし、これで単発ではないことがはっきりしたぞ)
3回目・・・
(ショートの確率を超えたぞ)
5回目・・・
(これでBIG一回分ぐらいはでたぞ)
10回目・・・
(おっ!なかなかいいペースだぞ!ロングに違いねえ!)
15回目・・・
(よっしゃ!ロングの確率まで来たぞ!後はどれだけ伸びるか・・・)
30回目・・・
(うきょ〜!結構伸びるなあ!)
40回目・・・
(あと7連チャンで、一回のアラチャン新記録だ!)
50回目・・・
(お〜!新記録じゃない?それにしてもBIG引かねえなあ)
70回目・・・
(70回目にして、スーパーアラチャン100だってよ。凄いねしかし)
71回目・・・
(マジで?スーパーの100がニ連続だってよ。恐くなってきた・・・)
100回目・・・
(一撃100連チャンだってよ・・・この記録は自分じゃ抜けねえなあ・・・)
110回目・・・
(はいはい。終わらない終わらない。)
112回目の後
(うそ?もう終わり?)
・・・ということで、112連チャンをブチかまし、
その後もアラチャンの初あたりを何度か引いて、
結局、生涯出玉ランキング1位タイの14,000枚を獲得!
手元には28万円残ったわけで・・・
そこのお嬢さん。
結婚するなら、不可能を可能とするこんな男と結婚しなさい!
どーでしょう?この勝負強さ!
これで今月の収支は大幅にプラスになったはずだ!
電卓をピピピのピッっと。
ん?
チャラ?
お〜。相変わらず際どい勝負をしとるなあ。
一体これまでいくら負けとんねん!
ま、野宿用の毛布購入まで考えていたのが、
カードローンを全額返済して、かつその後
ソープに行けてしまうのだから、人生面白い。
ありがとう!札幌のパチスロ屋!
東京のパチスロ屋も、少しは見習いなさい!
【ススキノ 2】
”帯に短し、襷に長し”・・・
こんな言葉をよく耳にするが、
ホントに実感するのは、漢の諸氏に関しては
多分、ソープに行ったときなのであろう。
顔がよければ、ボディが貧弱。
性格良ければ、顔が少し不自由。
テクが凄けりゃ、結構歳がイッてたり・・・
今回のススキノのソープ『エアポケット』の●●●ちゃん。
この子は若く、おっぱいが素敵で、テクニックが素晴らしく、
しかも性格が良く、先の例に当てはまらなそうなものであるが、
残念ながら、かなりの下げマンであるとみた。
何を隠そう、それ以来、日記を更新している今現在まで、
せっかくチャラになったパチスロ収支が、
破竹の勢いで24万負けまで一直線である。
ええ。間違えなく、100%私のせい。
でも、意外にゲンを担ぐ私としては
札幌にまたいったら、間違えなく指名するところであるが、
ちょっと躊躇してしまうのは、こういう固定概念からなのである。
ええ。間違えなく、100%私のせいなんですけども。
”帯に短し、襷に長し”・・・
中途半端でもいいから、こういう人間になりたい。
”箸にも棒にも引っかからない”今の私よりは、いくらかマシなはずだから。
(次週につづく・・・)
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