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3月6日(木)


合コンで知り合った女の子とラブホテルに入ったとしよう。



「自分でエッチが上手いっていう男って、大変下手なのよね」



聞いたようなことをヌかすが、とりあえず息子は臨戦状態。

反旗を翻すようにそそり立つマイ・モニュメントを眺めながら、

とりあえずその女の子は、期待に胸を膨らませている様子である。



「えっ?いきなり?お風呂に入らないの?」



第6学区変態偏差値75
の私にとって、一日過ごしたお疲れモードの

女の子の体臭は、かえって耽美な媚薬と化すほどで、

ちなみに外国の香水には、動物のウンコを入れるものもあるとは聞くが

つまり、そういうアクセントも、性欲を掻き立てる要素と成り得る。



片手でブラジャーのホックをはずし、そのままその手で揉みしだき、

もう片方の手は平行進捗にて、ストッキングとパンティを脱がしている。



細心にして大胆な乳搾りに、半分恍惚となっている女の子が

ふと気づいたように、
「え〜。もうパンティ脱いじゃってるの?」



「そうだよ」 いたずらっぽく微笑むと、己の顔面を女の子の股間に。





「え〜。洗ってないから汚いよ〜。やめてよ」



その言葉とはうらはらに、彼女の股間は
水源と化しており、

労せずして温泉をほりあげてしまった農村の住民のような表情で

「もうこんなになってるだ」 と、ちょっとからかってみる。





「だってえ。気持ちいいんだもん」



(おいおい・・・) さっきまでは”自分で言う男は・・・”なんたら言ってた子が

まだワシ、実力の5%も出とらんよ。さ、次のステージに行ってみようかね。



と、小豆大の大きさまで膨らんだクリ☆リスの近くまで顔を持っていく。

ちょうど左目のまつげがその突起に、触れるか触れないかのところである。





「私の・・・見てるの?」



別に見てるわけでもないし、こんなに至近距離では目の焦点も合わない。

その突起に触れるか触れないかの左目のまつげ、ちょっと間をおいて

次の瞬間には、強烈な勢いで”まばたき”を繰り返す。





「うわあ!何?何?何してるの?わあ!」



そう。

スーパーハケ水車が、大胆な味付けの中華料理なら、

まつげ攻撃は、ダシをとる昆布を引き揚げるタイミングを1秒単位で計る、

そんな繊細な技の光る日本料理。

触れるか触れないかの繊細な刺激と、見られているという羞恥が相まって

五感に絶妙なハーモニーを織り成して、海原雄山もビックリだ。



そして彼女の愛液が、まるで私の目から流れる涙のように滴るまで、

私はこの攻撃を続けた・・・







・・・と、

そんな行為に及んだ記憶は
1バイトほどもないのだけども、





いまだ
私の左目のものもらいは治らない





多分、私が悪いのは

日頃の行いのどちらかなのだろうけど、



ともかく、早くなおってほしい。



3月5日(水)


このところ休日出勤やらなんやらで、まともに会社を休んでおらず

加えて私にとっては春の風物詩とも言える病気、

『ものもらい』が私の左目のまぶたに鎮座してしまった以上、

本日は強制的に休みをとってみることにする。



ちなみにこの『ものもらい』が終わった頃には

毎年恒例のように『親知らず』が痛み出し、それこそ毎回歯医者に

「抜いてくださいっつ!」と懇願するのだが、



「う〜ん。これを抜くとなると、手術というより
工事だねえ」



と散々脅されたあげくに、親知らずではなく、

別のものをヌいてくれるサービス業で気を紛らわすのである。



閑話休題。



それで突発的に生まれた休日に、一体何をするかといえば

あいも変わらず、パチスロである。





朝の8時に地元のパチスロ屋に入場整理券を貰いに行く。

いつも出社する時間よりも早起きなのは、ここだけの秘密だ。



するとそれに書かれた番号・・・”6番”



こんな平日の朝8時に、すでに5人もの人間が並んでいたとは、

初老の人間がよくいうように、『世も末』である。



ちなみに今日私の狙っている台(用心棒)は5台しか入っていない。

予想通り、その台に座れなかった第一号となったことを察するや否や

近所の、その台が入っているホールに猛ダッシュをする私。

いつも出社しているときより、エンジンのかかりやすいのもココだけの秘密。





ま、気合を入れればこの私。パチスロで敗北を帰することなど考えにくく、

キッチリと
1万4,000円のプラスで勝負を終える。



ま、普通に会社に行って仕事をしていると同じ時給ぐらいは貰えるのだから

結局のところ、まあ普通の一日と変わらない生活だったと、

そういうところである。



3月4日(火)


”旋風の用心棒”
というパチスロの新台。



ストック機を謳っているが、解除役は約300分の1の純ハズレと

これがまた滅多に入らないAT1回につき1回のみ。



「なんだ。300分の1でビッグかレギュラーは引けるんだあ」



これでマイルドな機種であるという印象を受けたオツムテンテン君がいても

それがメーカーの思惑にて、まあ笑うことは出来ないのだが、

よく冊子を見れば分かるとおり、

解除が確定してからのビッグとレギュラーの振り分けは2対1。





【問1】

約300分の1で発動するボーナスは2:1でビッグとレギュラーに

振り分けられる台があるとする。

さて、ビッグとレギュラーの抽選確率は、各々何分の1でしょうか

                 (某有名中学2003年度入試問題)





正解はビッグは450分の1。レギュラーは900分の1である。



実はこの数値は爆裂AT搭載機の”アントニオ猪木”に近似した数値

(ビッグは猪木より悪いよ)であり、レギュラーはビッグの4分の1相当の

100枚程度しかコインが出ないのだから、相当キツい台である。





まあ、ビッグとレギュラーだけで、一日ちゃらで終わる確率は

私の長年の感覚からすると、

大体ビッグ250分の1、レギュラー500分の1ぐらいだろうか?

ATを引けない以上、せいぜいこの確率でボーナスを引けないと

負債街道をまっしぐら、という展開になる。



さて



【問2】

ではビッグ250分の1、レギュラー500分の1と理論上なりうる為には

解除役の純ハズレを、何分の1で引かなければならないでしょうか?

                     (某有名中学2003年度入試問題)





正解は約167分の1。

要は設定されている確率の半分で引き続けなければならないのだが





昨今、満席になっているその台で、目の焦点のあっていない若者どもが

気が触れたように千円札を突っ込んで、後ろで腕を組んで待っている

そんな私に席を譲る気配もないのであるが、

そんな彼らにこの問題を出したら、きっと回答欄に、こう書くだろう。






A:気合でひく





ま、私的には正解。



なぜなら、やっとこさ空いたその台で

閉店間際に3万円も突っ込んでしまうような私には

きっと数学では解決できない、そんな理論があるに違いないのだから。



3月3日(月)


3月3日はひな祭り。



ひな祭りといえば、桃の節句




女の子の節句




タンゴのセック






うわあ。



我ながら
中学生レベルであると汗顔ないたりであるが



ああ。

戻れるなら戻りたいよ、あの頃に。



俺はあの頃と変わっていないのに

周りや周りが俺を見る目が、

どんどん変わっているんだ。



3月2日(日)


江戸川乱歩の”化人幻戯”という小説があって

ヒロインの大河原由美子という女性が(というか、よく覚えてるなあ、俺)、

疑惑を持った亭主に対する、その疑惑を徒然と、日記に書いてあるのである。



小説として体を成すわけだから、それは大変な文の量で、

”●●月●●日、晴れ”から始まって、

それこそ10ページに渡る勢いで一日の日記を書き綴る。



その日記には鍵がかかっており、つまりは誰に見せるつもりでもない日記。

それを明智小五郎が発見して事件解決の糸口としていくわけだが・・・





この長七郎エロ日記もまた、誰に見てもらうわけでもなく書き綴る

私にとっては本オナニーの前のプレオナニーのような行為。



しかるに彼女のように長く書くこともないし、

そもそも小説の中の彼女は毎日書いてるわけじゃないのだから

私においては、もっとアッサリめに日記を書いてもよいのではないか?





ということで、今日の日記。



今日は一日パチスロを打った。
”旋風の用心棒”という新台。

題材となっているのは、かの黒澤明の名作
”用心棒”を基とした

テレビアニメらしいが(私は見たことがなかった)、

旋風チャンスというATに突入すると、それこそ旋風(かぜ)のように

ボーナスが連チャンする、ということである。



7万円近く負けて、雨の中をトボトボと歩きながら、思った。





この台。

旋風どころか、





神風が吹かないと勝てねーな



・・・おあとがよろしいようで。



3月1日(土)


※今日の模様は寿司漢”続・ダイハード”にて




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