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7月26日(土)


アルゼの
”やじきた珍道中”という台を打ったのだが、

この台を打って盛者必衰、という言葉を思い出した。



数年前、アルゼというパチスロメーカーは飛ぶ鳥を落とす勢い。

とにかく、出せば当たる。



サンダーVのリールフラッシュはオリジナルぽかったが、

大量獲得のB−MAXはサミーのビンビン神様のパクリ、

液晶搭載のデュエルドラゴンは同じくサミーのゲゲゲの鬼太郎のパクリ、

4thリール搭載の大花火は山佐のシーマスターのパクリ、

コンチ4Xは獣王をパクリ、

アステカはウルトラマン倶楽部をパクる。

そもそも隆盛のきっかけとなったクランキーコンドルは

山佐のニューパルサーのリーチ目路線のパクリであると言える。



しかしながらこれらの機種は間違いなく世を彩った名機である。

2番煎じ、と言えばその通りだが、こちとら面白ければ文句はない。

アルゼはこんな私たちのようなガイキチのおかげで

OD2で盛り上がるお台場に立派なビルを建て、

株価を猛烈に伸ばしたのであった。



が、しかし



ストックをパクったバベルはあまりのテーブルの単純さから人気が出ず

(ま、私は好きだったが)

ミリオンゴッドで爆裂機規制のきっかけを作ってひんしゅくを買い、

クレイジーレーサー等の液晶機ではバグが頻発し、

そういえば新台のゴールドXでは攻略法が即判明してシマ閉鎖らしい。



そんなアルゼの新台、ということで若干の期待をもって

”やじきた”を打ったのであるが、いやはや



どうやったらこんなにツマらない台が作れるんだよっつ!



工夫が感じられない。

ハズれない小役告知、たまにしかでないクセに信頼度の低い連続演出、

芸のないBIGとその後の高確、獣王そのままと思われるAT抽選。



これ以上はやめておこう。ヤレば出来る子に説教しているようでヤだから。



所詮はこの程度の台しか作れないメーカーである。言うだけ無駄。





誤解しないように。

今日
4万円遣ってBIG2回のみだったから辛辣なわけではない。



機嫌が悪いわけじゃないよ。

ちゃんとサミーの
ファイアードリフトで4万円取り戻したから。



やっぱり勝った台とか、勝った台のメーカーの方が好きなのは仕方ない。



なんだかんだ言っても、
やっぱ金だよ。



7月25日(金)


今日も今日とてパチスロで負けて家に帰る。11時過ぎの話だ。

家のものが寝静まった静寂の中、台所の電気をつけると

うちの祖母が作ってくれていたのであろうカレーがタッパウェアに入っており



るう(カレーのルーのことらしい)を温めて食べてください



というメモが添えられていた。



仕事で疲れた孫に、手作りの夕食を食べさせたい、という

そんな祖母の優しさが染みた。そして申し訳なかった。



(ごめんよバアチャン。仕事じゃなくて、パチスロだったんだ)



いくら元気とて、もうすぐ30男の祖母である。

手作りの食事を食べれること、ましてや一緒に食卓を囲むことも

あとどれだけあるのだろうか?



いつまでも続くものと信じて、いたずらに時を浪費している自分が恥ずかしい。

俺って、本当にダメだな。



自戒の念に駆られながら、台所を練り歩き、

いかに探したところで
ライス(米)がないことに気づくと

そこら辺にあったアンパンにカレーをつけて食べ、

あまりのマズさに、本当に情けなくなって泣きたくなる。



・・・カレーを作ってライスがない、というのが婆さんの精一杯のイヤミなら

それはそれで大したものだ、と思った。



7月24日(木)


パチスロで
8万円ヤられて、所持金1,000円。

”ネオマジックパルサー”で1350ゲーム回しているので、

このクレジットでBIGがかかる予定だが、

まあこんなにキレイに天井を迎えるとは、さすがは俺である。



”理”を追う者、”理”にひれ伏すではないが、

キッチリ天井でBIGがかかるのも理だが、キッチリ天井を迎えてしまうのも理。



中々望外の大勝利に結びつくことがなくなってきた。



ほとんど涙目になってBIGを消化し、かろうじて連チャン。

計2回のBIGの後130ゲーム回したあたりでマジカルゾーンに突入。



その間はボーナス確率が10倍に跳ね上がる、という垂涎のゾーンだが、

ともあれ、推定BIG確率が1300分の1の私にとって、

過度の期待が禁物なのはいうまでもない。



半ば諦めがちにレバーを叩くその刹那、隣のオジサンが台をこずいて離席。

(まあしょうがねーや、あんなにハマってたんじゃ)とカウンターを見上げる。



1250・・・



”10倍”のランプが光る自らの台を捨て、隣の台に移るのは自明の理。



3000円でBIGが3連チャンして、哀れオジサン

2万円分、カマを掘られたね。



その後、ちょろっと続けて、数百枚のコインを増やし、

両替してみれば4万円近くになったのだから良かった。



(さっきは財布に1,000円しかなかったのに・・・)



今は福沢氏4人と、片手で数え切れない夏目氏に囲まれ

これだからパチスロは止められない、と悦に浸る。



始める前の半分になっているということに気づいて落ち込むようであれば

さすがに本年度収支が70万円を超えることはないのだろう。



ま、この辺は理屈じゃねーんだよ。



7月23日(水)


政権DASH!!




・・・



一説には死んだとも、また彼女が出来て閉鎖したとも

または生来のだらしなさが炸裂して日記を更新していないと思われている

不肖、私こと凡作であるが、最近、

凡作、と打つこと自体懐かしい気分にさせてくれるほど、

この日記を滞納に滞納を重ねております。



夏バテならまだしも、パチスロでの負け勝負に生も根も尽き果て

生霊のように自宅に帰る日々が続くと、さすがにパソコンに向かう気もなく



ああ、ダメだああダメだ、こんなことでは。

なにか一行でも気の利いたことを言わねば、と



思いついたままに書きなぐったのが、冒頭の一行。

奪取とダッシュをかけたのだが、面白くないだけならまだいい。

書いてる本人の時点でまったく意味がわからない。



もうしばらくダメだな。俺。



7月22日(火)


海開きは済んだのかな?



この時期といえば、私が小学生の頃なんかは

家族と連れ立って熱海あたりに繰り出す頃合なのだが、

残念ながら今の陽気で海に入ろうものなら、心臓麻痺は避けられない。

寒中水泳かっつーの!ってぐらい肌寒い気候が続いております。



今日、出張の為早起きして、雨の降りしきる中家を出ると、

家の前のラジオ体操の会場が、”雨天中止”の様相を呈していて

なんだかアンニュイな雰囲気にさせてくれる。



この時期まで雨なんて、実に大したもんだなあ。



例年のこの時期であれば、”漢の海”と称して

何回目かの海水浴に出かけているところであるが

残念ながらこの陽気では海どころではない。

今だ私に夏は訪れない。



あっ、ちなみに私

パチスロで3日連続で2700ゲームはまり、1800ゲームはまり

2400ゲームはまりの後の1600ゲームはまりを繰り出して

なんと3日で15万円の負けを喫しております。



私の財布、夏どころではなく冬そのもの。

相変わらず私のロマンス前線は南極あたりに位置しているので

今はシベリア超特急で人生を駆けている、と言ったところか。





早く夏がこねーかなあ!真面目な話。



7月21日(月)


麻雀というゲームをしていると、それこそ選択の連続である。

どっちを切ろう、どれを切ろう・・・

リーチをかけよう、ダマで行こう・・・

ほとんどの局面で選択を迫られているわけだが、実は

その局面局面でのミクロで緻密な判断が、

時に大局で功を奏しないことが往々にあるのが面白いのだ。



例えば、人生において10円の得と20円の得とで迷う者、

1000円と1200円の違いで悩む者、

よっしゃ得した!と息巻いてみても、損して得とれという言葉を知らずんば

棚からぼた餅的な幸運にはめぐり会えないものである。



牌効率を考えれば、当然残すべき牌をたたき切れる人間こそ

例えば国士無双や清一色などをあがれるのである。



大物手狙いの我が人生、そろそろ花咲いてもいい頃じゃないか?と

すでに棒に振ってきた幸運についての考察をいつものように述べよう、と

キーボードを叩きつつ、実は最近はこの俺様も

細かな損が出来ない人間になっていることに気づく。こりゃイカンね。



ということで、UFJ銀行に立ち寄り、5万円ばかり引き出したところで

(今日は負けたる!)と確固たる決意でホールに赴くわけだが



そういう時に限って予定通りにコトが進んで、

何もあたらずに5万円、さよおなら、である。



なんだか”損して得とれ”の言葉の意味を

根本から履き違えているのではないか?と



気づいて頭を抱えているのは、ここだけの秘密にしておいて欲しい。



7月20日(日)


とち狂っているのは、どうやら私だけではないようで。



どれほど待っても梅雨は明けようとしない。

梅雨、というのは6月いっぱいに明ける、という認識を頼りに生きてきた

そんな従順な私にとっては、いつになっても夏は訪れない。



・・・どころか、ムシムシするのはするのだが

うだるような暑さに苛まれるでもなく、淡々と日々が過ぎ去るのみ。



ニュースによると、冷夏であると言う。



つい去年までヒートアイランドがどうした、と

したり顔で言っていたというのに、もうどうでもいいんですな。





こんなことをエラそうに言っていても

7月20日の日記の更新を8月1日にやっているあたりで

この日記もかなり季節感がない、というか、かなりだらしない。



ええ。本当の7月20日の出来事なんぞは忘れました。



よろしくどーぞ




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