アルゼの”やじきた珍道中”という台を打ったのだが、
この台を打って盛者必衰、という言葉を思い出した。
数年前、アルゼというパチスロメーカーは飛ぶ鳥を落とす勢い。
とにかく、出せば当たる。
サンダーVのリールフラッシュはオリジナルぽかったが、
大量獲得のB−MAXはサミーのビンビン神様のパクリ、
液晶搭載のデュエルドラゴンは同じくサミーのゲゲゲの鬼太郎のパクリ、
4thリール搭載の大花火は山佐のシーマスターのパクリ、
コンチ4Xは獣王をパクリ、
アステカはウルトラマン倶楽部をパクる。
そもそも隆盛のきっかけとなったクランキーコンドルは
山佐のニューパルサーのリーチ目路線のパクリであると言える。
しかしながらこれらの機種は間違いなく世を彩った名機である。
2番煎じ、と言えばその通りだが、こちとら面白ければ文句はない。
アルゼはこんな私たちのようなガイキチのおかげで
OD2で盛り上がるお台場に立派なビルを建て、
株価を猛烈に伸ばしたのであった。
が、しかし
ストックをパクったバベルはあまりのテーブルの単純さから人気が出ず
(ま、私は好きだったが)
ミリオンゴッドで爆裂機規制のきっかけを作ってひんしゅくを買い、
クレイジーレーサー等の液晶機ではバグが頻発し、
そういえば新台のゴールドXでは攻略法が即判明してシマ閉鎖らしい。
そんなアルゼの新台、ということで若干の期待をもって
”やじきた”を打ったのであるが、いやはや
どうやったらこんなにツマらない台が作れるんだよっつ!
工夫が感じられない。
ハズれない小役告知、たまにしかでないクセに信頼度の低い連続演出、
芸のないBIGとその後の高確、獣王そのままと思われるAT抽選。
これ以上はやめておこう。ヤレば出来る子に説教しているようでヤだから。
所詮はこの程度の台しか作れないメーカーである。言うだけ無駄。
誤解しないように。
今日4万円遣ってBIG2回のみだったから辛辣なわけではない。
機嫌が悪いわけじゃないよ。
ちゃんとサミーのファイアードリフトで4万円取り戻したから。
やっぱり勝った台とか、勝った台のメーカーの方が好きなのは仕方ない。
なんだかんだ言っても、やっぱ金だよ。
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