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8月23日(土)


”愛”
という字には心が真ん中にあるが

心の位置からして下心丸出しな
”恋”という字。



”恋愛”などと言って心が揺れ動くのも結構であるが

愛だの恋だのクソ喰らえだ!とツッパってしまうと

私のようになってしまうから気をつけるように。



愛だの恋だのから心を無くしてしまってあべこべになってしまうと

なんか
”変”な感じであり、じゃあ私は変人なのかというと、さにあらず。



私は心をどこかに忘れたりはしない。



ちゃんと隣に心を置いている。





ああ。

私は
変態である。



8月22日(金)


人間、意外に自分のことでは泣けなかったりする。

だから俺は今日、日本映画の
”砂の器”を見て泣くことにする。



まだ観ぬ人のためには、あらすじは話すべきではないが、

まあ、あらすじを聞いたところで、別に泣けるものではない。



が、なんでだろう?涙が止まんないや。



もうなんていうか、
加藤嘉?



加藤嘉が出てきた瞬間に、涙が止まらないのですよ。



この作品の脚本を担当している山田洋二は、

この映画であまりに人を泣かすことに成功したので、性懲りもなく

”お涙頂戴”な映画に精を出しているようだが、



単に加藤嘉の力であることを忘れてはいけない。



嗚咽・・・

彼ほど嗚咽の似合う俳優はいない。



”八つ墓村”でも開始後5分ぐらいにして、加藤嘉登場。

相変わらず嗚咽の直後、盛られた毒薬で唾とかゲロとか吐きながら、

最後には血を吐き絶命するという、

本来であれば
爆笑間違えないシーンにおいても、”砂の器”の影響で

思わず涙してしまいそうになるパワーなのである。

(映画の楽しみ方、間違ってる?)



ま、そういうことで、



何か自分自身にツラいことがあったとしても、

そんなときは意外に泣けないものであるから



加藤嘉のように
『そんな人、知らねえ〜』といいながら

つつましく生きていこうと思っております。



夏の夜の読書感想文ならぬ、映画感想文でした。



8月21日(木)


さて、引っ張りに引っ張った”漢の海”企画であるが、

う〜む。困った・・・



確かに、2日間、という行程で伊豆に赴いたのは事実であるが、

それは冷夏であると評判のこの夏にして、もっとも夏らしくないという

そう、日本各地で土砂崩れが起こったという、かの豪雨が降りしきる

そんな8月15日からの出来事なのである。



いつまで続くんだよっつ!梅雨!



私のフラストレーションは限界に達し、ならば己の行動で

天候をも変えてしまえ、とばかりに例年のメンバー(3名)で車に乗り、

首都高速、東名自動車道をひた走っていた深夜0:00ぐらいはまだ良かった。



沼津インターを降りたあたりから、やはりぽたぽたと雨が来て

天城越えをするあたりでは、それはもう豪雨であった。





・・・



車が止まり、中で3人、タバコをふかす・・・



「なあ、どうするよ」



「ここまできたんだから、行くっきゃねーだろーよ」



「おうおう。簡単に言うけど、運転すんの俺だぞ」



「ま、走ってりゃ、なんとかなんべよ」





再び車が動き出す。

そう。”雨天により通行止め”と書かれた電光掲示版を無視して、である。



途中、何度後悔したことだろう。



例年からすると、浜辺でのロマンスが望めるべくもなく、

そもそもこんな豪雨の中、かっこいい姉ちゃんが水着で闊歩するはずもない。



♪なのに〜何故〜



こんな雨で数メートル先も見えないクネクネ道を



♪君は〜行く〜のか〜



一つ間違えれば、本当に死んでしまうぞ



♪そんな〜にして〜まで〜





友人の盆休みを待ち、

私自身も貴重な時給を返上してまで休みを取り、

そんな思いまでして向かった西伊豆の海岸には



どうやら
気合の入ったご家族だけが、ほんの数人いるだけ。





ええ。麻雀やって帰ってきただけの旅行でした。

だから更新しなかったのよ。



8月20日(水)


一桁に満たない、というよりは、片手にあまるであろう

このHPの女性読者である一人、
”なっちん”さんから、

この間の強引な日記の更新、それをフォローするお言葉を掲示板に頂きました。



ありがとうございます。

おい。未更新を鬼の首取った如く攻め立てる男性諸君。

このいたわりの心を見習って欲しい。



この間なんぞ、友人から



「なあ、最近更新してねーじゃねーかよ。」


「だらしねーよ。ホントだらしねーよ」


「こういうこと続かない奴は、何やらしても続かないよ」


「俺は会社で暇でしょうがない時なんかはなあ」


「更新されてないことを知ると一気にモチベーション下がんだよ。頼むよ」





・・・



言い換えればこれ以上ない賛辞の言葉なのではあるが、

それにしても上司の目を盗んでかようなHPで時間を潰すような彼に

人生の生き様においての説教を喰らっている時点で、

かなり私の社会性が低いことが鑑みられて漠然と致します。





先日のような強引な手段を用いても、まだ1週間の債務があるのですが



なっちんさんの言うとおり、「この1週間は彼女がいたんだよ!」と

開きなおって一気に(8月28日の)今日という日までワープしようと

そんなことを考えた次の瞬間には、ふと思いなおしていました。



だって、29年間も守り通してきた彼女いない歴、

ようやく消えたと思ったら、
1週間でこっちの世界へカムバックじゃ

いくらHPの上でも悲しすぎるでしょ。





う〜ん。俺ってロマンティスト。



っつーことで、相変わらず1週間以上遅れている日記ですが、

明日の分あたりはようやく
”漢の海”あたりの日付になりますので

何卒あたたかい目でお守りくださいませ。



8月19日(火)


結婚前は両目で相手を見据える方がいいが

結婚後は片目で相手を見るぐらいの方がいい。



昔の人はいいことを言ったものである。

盲目となりがちな恋のさなかは冷静に、

アラが目に付く共同生活においては、あまり気にせずに、ということである。



実のところ、結婚までいたることの出来る勢いのある方々が羨ましい。



当然、私においては相手の女性が冷静、と言えなくもないが

私自身もかなり冷静なのでは、とふと思う今日この頃。



かといって、メーラーを確認すると、毎日のように迷惑メールであるところの

『割り切ったお付き合い』が云々という内容のメールが来るのであるが、

どうやらそれも乗り切れない雰囲気である。



どうして
割り切れないのだろう。



それは俺が
素数だからである。



(ハイ、ここで座布団一枚)





素数は1とその数字でしか”割り切れない”数字のことだが、

英語で表現すると、a prime number



primeという単語には、優秀とか、最上級、という意味もあり、

なるほど私にぴったりである。



これから私のことを
プライム凡作と呼んで欲しい。



(山田君、一枚持っていきなさい)





そもそも、
素数って字と、素敵って字は似てますね。

いよいよ私にぴったりの言葉である。



(座布団全部持って行きなさい+突き飛ばし)



8月18日(月)


夕焼けは、空気中の塵に太陽光が乱反射して起こります。

朝勃ちは、海綿体に小水が溜まることで起こります。



なんでもありませんが、今日、新しく買った紙芝居タイプのエロゲーを

いそいそとクリックして物語を先に進めていて、ふと気づいたこと。



キーコンフィグを確認すると、



『スペースキー』 → 先に進む

『マウスの右クリック』 → 既読メッセージの確認


・・・等の説明の下に、カスタマイズのコマンドが。



『通常』 → お買い上げ時の設定に戻します。



・・・



『右手じゃないモード』



・・・



なんだか、幸せな気分です。



8月17日(日)


何でも、道に落ちている1円玉を拾うことは”損”だという。

腰をかがめるリスク、カロリー消費量に見合う行為ではないから、

というのが理由であるという。



何言ってやがんだオメー。オメーはビルゲイツかっつーの?



彼のように、一秒間にいくら稼ぐ、という人間ならいざ知らず、

私のような腰痛持ちであろうと、なんであろうと、

落ちている金は拾うべきである。



かような理論を振りかざす人間にとっての損益分岐点はいくらなのだろう。

10円玉か、50円玉か、100円玉か?



そんなことを言い出したら、

夏休み中の小学生が100円玉を拾って交番に届ける行為など

まったくもって愚にも付かない行為であり、

もし対労働力効果を子供に教える時代が来たなら、本当に世も末である。



そもそも、そんなことをいう人間に限って、500円玉など落ちていようものなら

それこそ目の色を変えて飛びつきそうなものである。



そのときそのときの損得勘定を頭で考えるのではなく

かっこよく言えば、こうした場合にはこうする、という

己の中の己の法律、というものの積み重ねが、人格、というものであろう。



例えば、タバコのポイ捨てはしない、とか

困った人間がいたら助ける、といった道徳的なものもあれば



スキの多い女性には、とりあえず”やらせて”とお願いしてみるとか

そういうことも人格を形成する、重要な要素であるのだ。





例えば、今日私がパチスロ屋で

900ゲーム天井の”ファイアードリフト”で750ゲームはまりの台を発見し

結局は天井はREGで、最終的には3万円負けたといっても



まあ、同じ状況なら100回が100回とも、同じ行動をしているはずなので



これが私の人格と言われれば、まさしくその通りなのである。



ああ。後悔はしていない。



後悔はしていないから



3万円返せ!



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