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10月11日(土)


漢、という職業を営んでいると、

ありがたいことに女性との接点はまるでないのであるが

同年代の男性諸氏からの引き合いは、結構なほどあり

日々退屈することのない生活を送ることができる。



事実、今回の3連休を迎えるにあたっても

とあるところから麻雀のお誘いがあったり、東京に出てくる友人から

飲み会のお誘いがあったり、そんなこんなで始まる前から

ほとんどの日程のスケジュールが埋まっていたのである。



が、連休を迎える前日の金曜日。



金曜日は横浜、連休明けの火曜日は京都、と

業務を行う面でも非常に時が経つのが早い展開に喜びつつ



横浜にてギックリ腰である。



客先でお辞儀をすることができず、相手先からみれば

なんて腰の高いヤツだ、と思われる面もあったのであろうが

それどころではない。
立っているのが精一杯なのであった。



脂汗を書きながら会社に戻り、いよいよ身動きが取れなくなった。



残りの仕事を簡単に引き継ぎ、弟に会社に向かえに来てもらい

オフィスから玄関まで付き添いが必要であるのに加えて

コロのついた椅子にもたれながらでないと移動できない状態で

なんとか自宅近隣の接骨院にたどり着いた、というのが昨日。



意外に仕事熱心な私が、まず危惧したのは連休明け、火曜日に

京都にいけるのだろうか?という回復についての心配だったのだが

実はその数時間後、もっと大きな心配が私を襲ったのである。



トイレに行けないのだ。



家の者は生粋の遊び人揃いで、金曜の夜なので常駐しておらず

(そもそも長男が重体なのに、何考えてるのだ)

想像を絶する腰の痛みから、立ち上がることが容易でない状況で

どのようにしてトイレにたどりつけばよいのだ。



仮にトイレにたどり着いたところで、どのように便器に向かって

放出したらよいのだろうか?



そんなことを考える刹那、やはり来た、ヤツが。



便意



今そこにある危機



選択肢は二つある。

痛みに耐えてトイレに向かうことと、
そこで漏らすことである。



以前、知り合いが言っていた。

『ウンコを漏らしたら男は終わりだ』この状況下だから、といっても

意識ある限りはこれを避けねばならず、気合で痛みを耐えることにする。



まずベッドを転げ落ちてギャーッツ

四つんばいになるスタイルをとりギャーッツ



いかん、たどり着けるはずがない。



痛みが一番少ないポジショニングを模索し、そしてそのポジションが

全く前に進むことのできないものであることを知り、絶望。



大便君はすでに何度も私の黄門さまをノックしており

もう私は男としての”死”を覚悟していた。



しかし、ここから
はじめの一歩の一歩くんのような根性を見せ

激痛に耐えながら、便意に耐えながら、30分かけてトイレに辿り着き

なんとか、事なきを得た。ああ。
漏らした方が全然楽だった。



今日になって、自宅に医者を呼び、いろいろしてもらって、

トイレに行けるような体にはなった。しかしこの医者が言うには

既に入院レベルの症状であることと(1ヶ月ぐらいね)

排泄行為のためのバケツなり、携帯トイレのようなものが必要、

ぐらいのレベルであるとのことであった。



横浜から自力で帰ってきた、ということ一つとっても信じられない次元。

社会保障に守られたサラリーマンであれば救急車で運ばれた上、

1ヶ月程度の入院生活がスタートするところを、ここはハングリーな、

というか
悲しき時給生活者としては、気合で、短期間で治す。



やってやれないことはないな、

と、幾分前向きにこの痛みに耐えられるようになったのは



なんとか
オナニーはできるポジションを探し当てたから、である。



この状況下でオナニーを実践した”漢”は数えるほどしかいないだろう。

この”漢”が綴る手記を読める諸君は幸せをかみ締めるといい。



ちなみに、ティッシュの処理には30分かかった。


10月10日(金)


この更新がない期間の中で、言いたいことも書きたいことも

そりゃまあ、たくさんある。

皆さんにしたって、いきなりこっそりと復活して、

したり顔で日記を再開されても、もっとなんか言い訳とか、

そんなようなものを求めているのかも知れない、と考える。



が、そのような心の機微はちょっと置いておいて、どうしても

どうしても今日お伝えしたいことがあり、その事柄とは







またもやギックリ腰になりました



ええ。今日の話です。

歩けません。立てません。座れません。寝れません。起きれません。



厳密に言うとギックリ腰と呼ばれる症状より、患部が若干上であり、

入院とまではいかないのでありますが、立ったり座ったりする時は

それと同じ痛みが走るわけであります。



このパソコンの前の椅子に座るまでの所要時間、5分。



皮肉なもので、座ってしまえば更新に差し支えないわけで

今最も怖いのが、この文面をWebサーバーに送信した後に

自分のベッドに戻ろうとするときの、あの腰の痛みなのである。



ええ。これから始まる3連休を全く棒に振る悲しさに浸る余裕など

現時点では露ほどもありません。



10月9日(木)



                                平成15年10月9日

漢と書いてオトコのHP愛読者各位

                                      松田凡作



谷啓 拝啓、時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。

さて、この度は私個人所有のパソコンの不具合により長らくの間、

このHPの活動を停止していたことをまず深くお詫びをいたします。

これを機に、バックアップの重要さと日々のパソコンのメンテナンス、

これが非常に重要なことを痛感した次第であります。

加えて、復旧にかなりの時間を割いたことも重々反省はしておりますが

なにぶん時給生活者ゆえ、しかも”パソコンを買いなおす”という

原始的な手段に頼らざる環境下においては、これも仕方がない、と

皆様のご厚情を賜りたい次第であります。

幸運にも、
ほとんど反応がなかった、という

皆様の暖かい対応に感謝しつつ、これからの更新活動に精を出そうと

今まで以上の熱意を持って取り組む所存でございますので

これからも何卒よろしくお願いいたします。



                                        敬具



追伸



…この間に、
彼女いない暦29年を迎えました。

むう。




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