〜 長七郎エロ日記 最終回直前スペシャル 〜
約1週間後にあたる3月19日の金曜日の出来事を話すことによって
残念ながらこの”長七郎エロ日記”は終了の運びとなる。
この日は広島に出張、そしてその日の夜には
ああ、何度数えたことであろう”漢会”が催されたのであるが
”漢会”が私のロマンティックな出会いを目的としている以上・・・
というより、よくもまあここまで引っ張ったものだと、我ながら感心ではあるが
今日の”漢会”にて、ようやくの話である。
(捕まえた・・・)
明けて午前5時。
目の前で眠る君の顔を見ながら、ふとそう呟いてみた。
こんな記念すべき日の始まりは
私が出張のために、いつもより早く起きた7:00AMから始まる。
7:00AM 起床
いつもより早く起きた朝は、意外なまでに寒かった。
数日前に、コートを着込んで通勤に出かけたのが馬鹿みたいに
天気は上々、かなりの温かさだった。
先日より、コートを脱いでの通勤となったのだが、なんだろう、
コートを脱いだとたんに、昨日までのあったかさが嘘のように寒い。
こんな季節の変わり目、春への変わり目。
春は出会いと別れの季節だね、と、
コートなしでは結構寒い、そんな気まぐれな陽気に漠然と心を弾ませていた。
11:30AM 広島着
日本のかなり西に着いたにもかかわらず、結構な寒さである。
しかし、仕事に臨むのには、ちょっとした寒さはむしろ好感すべきであり、
そんな寒さが私に適度な緊張感をもたらせてくれるのである。
とは言え、仕事上、客先の屋上に上がり
吹きずさむ風に身を預けていると、緊張感どころか、
いつも以上に披露の類が私に襲い掛かってくるのである。
(・・・もうちょっとだ、頑張れ。この仕事が終われば合コンだぞ、俺)
6:00PM 広島空港
一通りの仕事を終え、空港まで小1時間かかるバスの中でしばし仮眠。
空港に着いてからは、漢会に向けてのお土産の物色に、数分充てたのだ。
手にしたアイテム。
その時点では、あくまでちょっとしたネタ作りのつもり。
(笑いを取れるといいが・・・) 悲しいかな今までの漢会での不発実績が
私をこんな卑屈で、欲のない人間に仕立て上げていた。
8:00PM JR恵比寿駅着
漢会の開始は7:30PM開始であり、遅刻なのであるが、
それは先の日記でも書いたように、主催者には届出済みだ。
合コンに限った話ではないが、「ヒーローは遅れて現れる」・・・
主催に電話を入れると、もう当然のように始まっているとのこと。
さ、急がないと。
8:10PM 漢会会場、着
(ん?)
到着して挨拶をする時点で、今までの漢会と違った空気を
私は刹那に感じていた。
場は結構いい感じで和み、合コン開始早々のあの独特な間、というか
女性陣の(ああ、失敗したよ)という感じが、初っ端からなかった。
というよりむしろ驚くべきは、こんな和やかなムードの中、
私が遅れて登場した時点で、
水を打ったように(ああ、最後の一人、期待して損したよ)という感じに
転換するいつものムードが今回はなかった点である。
ここでこれ以降の話となる、メンバーの紹介を簡単に行おう。
【白組】
凡作 : 言わずとしれたこのHPの作者にして漢(私)
詳しくはこの過去の日記を紐解くがいい。
兄い : 合コンと北斗の拳に燃えるアツいお祭り漢にして先輩。
鉢巻ネクタイが神奈川一似合う男。
アナルバイブK村 : 私の同期入社のタメ歳。漢というにはあまりにも
機を見るに敏な、いけ好かない好青年。
S氏M氏 : お二方とも私たちの先輩に当たる精悍な男前。
初対面だが、その好青年的ルックスの影に漢のニオイが・・・
【紅組】
・元フジテレビアナウンサーの長野智子を若くしたような感じの人
・伊藤かずえをフランクにしたような感じの人
・岡江久美子を現代にアレンジしたような感じの人
・浜田麻里が歌を歌わなくなったような感じの人
・田中裕子をカジュアルにしたような感じの人
まったくいつもとは異なる意味合いで
どーなってるんじゃあっつ!
ということで、この話は次(最終回)に続きます。
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