以前の日記へ


4月9日(土)


『あいのり』
という番組を見ていて思う。



こんなでだしの日記を、もう2〜3度書いたことであろうが、

そもそもこの日記の本質と、180度違うところから構成されている番組に

異様なまでの違和感を感じるのは、まったくもって仕方のないことだろう。



しかしながらいつも、虫唾が走る思いを感じつつも

その正体が何なのかは、自分でも正確にはわからない。



ただ



あたる場所のない不満



根拠のない自信



疑いようのない確信



もし私をこの番組に出してくれるのなら、

きっと何か、この番組のコンセプトを根本的に覆してしまいそうだ。





ただ一言。



この番組に出ている女性へ。君たちは揃いも揃ってキレイなんだから





恋愛なんぞはそのへんでやれ





わざわざ遠い異国の地にいって、くだらないことで泣いてるなよ。

その土地の人に日本の恥を晒しているようなものだ。





その番組に出る男については言わずもがな。



4月8日(金)


世間でいうところの、個人のサイトっていうものは

やれ旅がどうだったとか、やれウチの猫ちゃんがどうした、とか

そういうものが中心になっていると思うのである。



かくいう私も個人の日記サイトを既に3年近く更新している人間であり、

それだけに今までいくらでも試行錯誤の機会があったであろうに

未だに
己の恥日記から脱却できていない現状があるわけである。



ここで意表をついて、普通のサイトを目指して、

本日の日記更新は
「旅日記」



普通のことをやるのにわざわざ断りを入れるあたりが

いかにこの日記がタダれてケガれているものであるのかを示すものだが、

ああ。私も今年で30である。

そろそろマジョリティに属したい年頃なのである。





【私の旅日記 〜山口県 秋吉台にて〜】



ようこそ。私のホームページへ。

このホームページでは旅好きな私の旅の模様と感想を書いています。

皆様の旅のお役に立つと嬉しいですね。色々ご感想をお聞かせ下さい。



さて、今回は山口県の秋吉台へ行ってきました。

秋吉台というのは、山口県の国定公園で、巨大な鍾乳洞と

壮大な景観のカルスト台地が見所です。









って、まともにやろうとすると、
何を書いていいかわからねえ!

どうやらマトモな日記は、私はに無理なようである。



それなので、いつもどおりの調子で、旅の日記を更新させて頂く。





秋吉台というのは、前の日記にも書いたとおり

金田一映画の
『悪霊島』の撮影されたところでもある。



『八つ墓村』(松竹)はどうやら日本各地の鍾乳洞で撮影されたらしいが

いずれにせよ秋吉台に観光に来て、鍾乳洞内に水を湛える百枚池をみて





(小梅ばあさんの死体でも浮いてねえかな)



と思ってきょろきょろしているのは、多分私ぐらいなものであろう。



目を皿のようにして立て札の文言を読み漁ったのだが、

別に『八つ墓村の撮影に使われました』とのコメントもなく

『悪霊島』は監督がコメントしているから間違えない)

金田一映画にゆかりがあるというということは、

あまりポイントとはならないのかも知れない。



ある仕事で瀬戸内の諸島に仕事で訪れたこともあるのだが、

その時、地元のお客さんに

『ここって、獄門島の舞台ですよね』と、目を輝かせて語りかけて

ちょっと怪訝な顔をされたのを覚えている。



金田一シリーズの原作者の横溝正史が

戦争中岡山に疎開していたこともあり、その辺を舞台にした話が多く

『獄門島』『悪霊島』は岡山県笠岡市を舞台としていて、

『悪魔の手鞠歌』は岡山と兵庫の県境の山村、

『八つ墓村』も岡山。しかも岡山で起こった大量殺戮をベースにしている。



金田一と明智小五郎に憧れて、

本当に探偵になってしまった経緯のある私である。

そりゃ観点が違うのも当然だが、地元の人からしてみればアレだね。



『獄門島』なんて最初のナレーションで

「現在、獄門島に住む人のほとんどが海賊と流人の子孫である」

なんて流れるんだからね。



でも、世知辛い東京に身をおく私にとって、

岡山もそうだし、今回の山口の人たちの親切さ、というか

暖かさみたいなものを感じて、やっぱり人っていいなあ、とか思うのである。



今回もレンタカーを借りて秋吉台まで赴き、いざ現地について

駐車場を探そうとしてうろうろしていると、お土産屋さんの爺さんが

こっちこっち、と手招きをして、店の前の駐車スペースを案内している。



(海の家みたいだなあ)



そんなことを思いながらサーっと車を寄せて、



「すいませ〜ん。ここって1時間いくらですかあ?」なんて尋ねると



「いいよいいよ。後でウチでお土産買ってくれればいいから」と微笑む。





いいなあ。

10分単位で小銭を取られたり、

牛丼を食ってる間にレッカー移動されてしまう東京とは大違いだ。



金額を聞いてる自分が恥ずかしいくらいだよ。ホントに。



そんな気分になりながら、ひとしきり観光を楽しんだ後

(私の場合の楽しみ方とは、金田一になりきり気分なことである)

そのお土産屋さんでお土産でも買おうと、店舗の中に入るのである。





「あの〜、お尋ねします〜」



と、獄門島の冒頭で石坂浩二演じる金田一が復員兵に語りかけるように

お土産屋のオバサンに語りかける時点までは、まだまだ金田一気分。





「はい?」



「ここのオススメのお土産って、何でしょうね?」






気さくに地元民に語りかけ、飄々と話を聞きだすのが金田一の魅力であり、

すっかり打ち解けられたように、「アレなんていいわよお」と言われるまでは

まだまだ金田一気分満載なわけだが、



その高めの置物のお土産の裏面に





MADE IN KORIA



と書かれていているのに気づいて、金田一モード、15%減。





(このオバサン、お土産の意味、わかってんだろうか?)





「いやあ、置物よりも、食べ物のほうがいいなあ」なんて

まだまだ飄々モードで語りかけると、「ならアレもいいわよ」と指差される。





下関名物、とらふぐ雑炊スープ



うん。鍾乳洞とは関係ないけど、ふぐは山口名物だから、これならいいね。





「へえ、とらふぐの雑炊で1、050円とは随分安いなあ〜」





「ふぐは別売ですよ」



「へ?だって、とらふぐの雑炊って、ここにこう書いてますよ」



「その下に”スープ”って書いてあるでしょ?”スープ”って」






あ。確かに。



そんな感じの世知辛さによって現実に立ち返り、

ふと覚めた感じになって帰路につくのが、大抵の私の旅の過ごし方である。



それでもまた、私は旅に出たくなるのだろう。



今後は長野に
『犬神家の一族』ツアーにでも出かけよう。

(信州那須が舞台、長野が撮影地だかんね)



その時は多分、
スケキヨモードになっていると思うので、ちょっと危険だ。



 土曜日だというのに、人もまばらで、いたとしても爺さんと婆さんの姿だけ。
 どこにいても鬱陶しいカップルの姿を見かける東京近郊の名所に比べれば
 それだけで私の心が癒される、というものである。

 とはいえ、一人で滝の前でカメラを構える私が、爺さん婆さんよりも
 人間として枯れた存在で気づく土曜の昼下がり。
 滝が発するマイナスイオンが、必要以上に心に沁みる…
 鍾乳洞内。金田一映画で言えば、岩下志麻が壮絶なオナニーに耽った後、
 実の娘を首を絞めて殺しかけたり、ミイラになった胎児に語りかけたりしたり、
 萩原健一が小川真由美と濃い一発をカマしたり、般若と化した小川真由美に
 追っかけられたりした、ロマンティックにして由緒正しき鍾乳洞のシーンである。

 ああ。もう気分は金田一そのものである。
 地上に出て、記念撮影をしようと思い、その辺にいたギャルに撮ってもらう。

 それこそ最初は快く引き受けてくれはしたものだが、
 金田一になりきった私が「あ〜っつ!しまったあ〜」のポーズをした瞬間に
 いそいそと逃げるように私にカメラを渡して逃げ帰ってしまった。

 うん。とりあえずシャッターは押されていたようだ。ありがとう。
4月7日(木)


山口県に生息するラオウさんは弱いようです。





昨日の日記にも書いたとおり、本日は仕事で山口県に出張。

一応、仕事だからゆえ、18:00ちょっとまで仕事をしていたのだが、

何を思ったか、というより、まるでそれが当然のように食事後

ラオウパネルの
『北斗の拳』に着席。そんな律儀な自分がかわいい。





一番初めに引き当てたBBは、当然のように単発で終了し

(フ、やっぱな)と、ハナから諦めにも似た、最近の不調ゆえに怒れもしない

そんあ不甲斐ない表情を山口県民に披露していたのではあるが



何がどうしたのであろう、3万円以上投資の後に引き当てたBBにて

黄色のオーラに身をまとったケンシロウが現れたと思うと





それが26レンチャン





I・LOVE・山口県のラオウちゃん!






狂喜する前に、ふと振り返ると

過去最高の継続はヌケル君とともに訪れた
名古屋における29連

2番目は今回の
山口県の26連





東京のケンちゃん弱すぎるぞまったく!





ま、せっかく山口の県庁の隣にある湯田温泉の温泉街に宿をとったのに

激闘に次ぐ激闘にて、3万円の価値金額を手にした時には既に11時…





まったく旅情緒のない男だと、自分でも思うわけだが、

明日は珍しく観光です。今日のところは疲れ果てたのでお休み、と。



いや〜しかし。山口という県は実に健全ですな。



都内では非生産的な人種が空き台を埋め尽くす北斗においても

結構いい出方をしているというのに、19:00を回っても空き台がちらほら。





それ以上に





風俗が見当たりません





健全に夜を過ごした旅の夜なんて、ホントに久しぶりさ。



4月6日(水)


明日(4月23日)は山口県に出張である。

初めて訪れる土地であるので、仕事ではあるがそれなりに楽しみである。



とりあえずは金曜日というのもあって(くどいようだが4月23日:金曜日)

その日は泊まって、土曜日はレンタカーでも借りようと思う。





山口県といえば、まずは高杉晋作の
奇兵隊が有名ですな。



長州藩で有名なのは
桂小五郎高杉晋作

とりわけ高杉晋作の奇兵隊は、下関の外国艦の砲撃から日本を守るため

有志(侍だけでなく、農民から隊員を募ったというのも高杉晋作の魅力)が

立ち上がったってところに幕末のロマンを感じます。



江戸に黒船がやってきて、日本を開国しろ、と脅しをかける。

とあるものは攘夷を唱え、とあるものは倒幕を唱える。

今の大河の”新撰組”は、その反体制的な勢力を切り倒す集団だが

いずれも国のことを思う若者が、自分の信じるところに向かって驀進する、

そんな熱い時代が幕末なのである。



そんな時代においても「尊王派?」「攘夷派?」なんて、そんな会話が

あったとは思うのだが、それでも現在のような



「クリ派?」「チツ派?」などとくだらないことを抜かしている若者とは

モチベーションが違うのである。



この長州藩と薩摩藩が、反体制側の2大勢力だったわけだが、

ゆえ在って、この二つの藩は仲が悪かった。

その手を結ばせたのが坂本竜馬(今でいうところの俺)である。



大学時代に坂本竜馬ツアー(withバンブーくん、ズッキーちゃん)を

しばしば行ったものだが、私は山口には足を運んでないので、

今回の出張を機に史跡に訪れてみようと思う。





あと、
秋吉台という国定公園があって、

これは金田一映画の
『悪霊島』のラストの鍾乳洞、この撮影地なんですな。

(確か、松竹の
『八つ墓村』のラストもそうだったと思う)



鹿賀丈史の金田一よろしく、岩下志麻の壮絶なオナニーシーンを馳せながら

鍾乳洞を歩くのも、悪くない。



きっと帰りの車中、頭の中でビートルズのLet it beが流れているだろう。





食べ物といえば
”ふぐ”ですな。



一番好きなふぐは
『しびれふぐ』なのだが、

これは
大人のおもちゃだから当然として、

(※注:シリコンの筒の中にチンチンを入れると、バイブがかかって悶々とするオモチャ)



魚介類がニガ手な私も不思議とふぐはおいしいと思うものだから

食べ物についても楽しみなのである。



以前、福岡のズッキーちゃんのところに遊びに行ったとき、

小倉のソープに連れていってもらった帰りによった関門海峡。

そこで食べたふぐのから揚げが、なぜかうまかったなあ。



ん?そうそう、忘れるところだった。









山口の
オススメ風俗スポットって、ドコなの?



4月5日(火)


今週のベスト3





第3位



職場の女性と話をしていると、なんでも
ペ・ヨンジュンが人気らしい。





凡作
「ま、この会社でいうところの、俺だけどね」



冗談ぽくそんなことを言ってみると、その女性





女性
「う〜ん。凡作くんって、ペ・ヨンジュンというより






ペ・ヤング?」






ソース・ヤキソバかよっつ!



どんな顔だよっつ!




面白いけど、笑うに笑えない。これが第3位。





第2位



これも会社での一コマ。





凡作
「骨伝導携帯って、ホントによく聞こえるのかなあ?」





女性
「凡作くんの場合は骨伝導の前に





肉伝導だから聞こえにくそ〜

なんかあごの下の肉で9あたりのボタン連打して

ピッピピッピいってそーだもんねハハハ」





・・・



こんな
汚辱と恥辱に満ちた毎日を

ええ、今日も全力で生きてます。



第1位を発表すると、
心が折れそうなのでやめます。



4月4日(月)


新入社員の諸君、新社会人の諸君。



社会ってものは、学校と違って、

君の知らないものはすべて教えてくれるものでない、ということを

まず肝に銘じて欲しい。



知らない、知らなかったで済む話である時もあるし

また時には済まない話もある。


いずれにせよ、周りのみんなが君の無知に寛容であるとは限らないし

間違っていたにせよ、教えてくれるとは限らないのだ。



君の無知によって赤っ恥をかいたとしても、それはあくまで君の責任。



君たちは広くアンテナを伸ばして、色々な情報や知識を吸収しなさい。





そんな君たちに一つ教えてあげよう。








3Pとか4PのPはパーソン(person)のPだ




よくプレイヤーのPとかプレイのPと勘違いしている奴がいるが、

良かったな、そう思ってた諸君。赤っ恥をかく前に知ることができて。





在りし日の私なんかは







「私?私はもっぱら1Pですわ。1人プレイですわ。



一人上手ですわナハハ」





と言って赤っ恥をかいていたわけだが、



うん。これは恥の種類が違うね。



春の門出に漢の先輩が贈る、心温まる本日の日記でした。



4月3日(日)


気がつくと4月。

私がどのような人生を送ろうと、季節は春を連れてくる。





春は買うもんだ、と、いつの間にかそう思っていた私にも

いやおうなしに春は訪れる。



季節は春。



春は短い。しかし寒さからあけ、桜の花は息吹をあげ

新しい出会いがあり、また別れもあり、

グリコのチョコレートのように、あまくも切ない、そんな季節。



季節は春。といっても単に季節の話。



この私に訪れる春と言えば、あくまで季節の春と
売買できる春と、

年中
私の頭の中で狂い咲くお花畑、そんなものである。





買春といえば(何が、買春と言えばなのか?)、ニュースでやっていた

ガッコの先生(♂)が生徒(♂)を相手に買春に及んだ、という話。





ガッコの先生(♂)が買春に及んだ、という点でもビックリ、

生徒(♂)が恒久的に売春に及んでいた、という点でもビックリ、



世間的にもショッキングな出来事だと思うのだが



私的には、そのガッコの先生(♂)もまあ、ツラい人生なのだろうなあ、と。



ホモでロリコン…



私のように異性が好きで、ストライクゾーンの広い、という

そんな傍目には一番めぐりあいの機会が多いと思われる人間でさえも

29年(と半年)もの間、春が訪れないというのに、だよ。



ホモでロリコン(って男の場合もロリコンなのか?)なんて

そんな
針の穴に糸を通すような確率でしか、

尻の穴にチンポを通すことができないのである。





かわいそうだなあ。



私なんて、いざその気になれば、3万円ぐらい握り締めて池袋に行けば

法に触れずに性交渉に至れるわけで。





うん。ここまで書いてて



そんな
ノーマルなのに相手が見つからない自分の方がかわいそう。

そんなことに気がついた。





やっぱ春なんてキラいだ。




    以前の日記へ