前に言ったと思うが、最近は黒澤明のDVDにハマっている。
黒澤映画の困ったところを強いていうなれば
それはセリフが聞き取りにくい、ということ。
同じ日本人が日本語でセリフを言っているにもかかわらず
何を言っているかわからない時が多々あるのである。
明瞭なセリフ回しよりも、リアリティを追求した結果と信じたいが
それでも私はちょっと残念な気持ちになるのである。
そこでDVDである。
DVD版の黒澤映画はなんと、日本語の字幕が出るのだ。
一通り当たり前に鑑賞した後に、今度は字幕入りで楽しむ、と
一粒で一度おいしい二度おいしい。
なんともいい世の中になったものである。
話は変わるが、愛すべきこのHPの読者であるところの
アナルバイブK村くんから、下記のようなメールが届いた。
いつも私のネタ切れを心配する氏の、あたたかさが伝わる内容である。
(原文ママ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
黒澤明の話題があったので、
前になんかのHPでみたコメントがあったので、
ネタに使えれば使って下さい。
いかりや長介、下川辰平のW長さん、又野誠治、三ツ谷歌子、
風車の弥七、そして裸の大将。
クロサワだ。世界のクロサワが動き出したに違いない。
あの世でどんな大作を撮るつもりなのか、黒澤明。
そろそろ森繁も呼んでやってください。
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ははは、ありがとうねK村。
どこのサイトで見つけてきたかはわからないけど
全然関係ねーじゃんか!?
強いていうならW長さんのいかりや長介は『夢』の鬼役、
タッペイさんは『どですかでん』に出てたような気がするが、
そもそも7人の侍を演じた7人が既に天国で集合しているはずなので、
森繁呼ぶ必要なんてまったくないのである。
まあ
君のいうとおり天国で『七人の侍(天国版)』が封切られているのなら
ちょっとは天国に行く楽しみが出来た、というヤツだね。
え?天国にいけるとは限らない?
チミと違ってあの会社から早めに足を洗ったから、
チミより可能性は高いはずだよ。
ま、それはそれでも『天国と地獄』。
山崎努さんが召されるまで、ちょっと待っておくことにしようか。
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