「助けてくださ〜っい!」
誰が助けるかよっつ!バカヤロー!
『世界の中心で、愛を叫ぶ』 …アレだろ?
ちょっと頭の足りない女どもを対象にした、やっぱり純愛モノなんだろ?
バカヤローってんだ。
女なんてなあ、計算高いからこそ、純愛なんてキーワードに弱いのだ。
ば〜か
ば〜か
ば〜っかっつ!
じゃあよお。
計算高くないっていうならよお。
この時給生活者の腰痛持ちの単なるデブ(長男)でも
視野に入れてみろってんだよ
みろってんだよ
みろってんだよっつ!バカヤローっつ!
(エロモード2日目:このモードに突入すると私は、凶暴化する)
さておき、京都→広島の出張である。
早起きして”のぞみ号”にて京都へ。
軽いリズムで仕事をこなした後、そのまままたもや”のぞみ号”に乗り
夕暮れ時には広島に到着。駅の近くの宿を取り
エロモードよろしく
(むう。今日はおっぱいパブでも嗜んでみるかあ)とか
(ちょっと贅沢にデリヘルでも呼んでみるかあ)やら
そんな妄想をしながら浜名湖あたりを通過はしていたが
ひょんなハプニングが起こって、
京都にそのまま1泊しなくてはならなくなった。
(…うわあ)
京都もいい街。
しかしながら、京都は中学生と年寄り向けの街。
日本一有名な夜遊び街があるが、
それは日本一入りにくい夜の街、祇園。
入れるわきゃねーって!
いやらしさに股間をギンギンにしている男が
かつ手持ちの金も乏しい男が
祇園にいけるわきゃねーって!
(困ったなあ…)
一度火がついたエロ魂が、そう簡単に収まるはずもなく
(ホテルのエロ放送でも見てみるかな?)
と、1,000円のエロカードを買って(エロ有料放送が見れるカード)
テレビの電源を入れようとするも、無反応。
どうやら電源が来ていないようなのだ。
(うわあ。困ったなあ…)
「すいませ〜ん。テレビの電源がつかないんですけどお」
電話をとってフロントに電話を入れると、慣れなそうな若い女の子の声。
「わかりましたあ。すぐに行きます」
(うわあ。困ったなあ…)
1分ほどして、山本未来を少しブサイクにしたような制服の女性が現れ、
「すみません。ちょっと見てみますね」ですと。
あのね。ビジネスホテルって、狭いのよ。
そんな狭いところで、若い女と二人っきり。
テレビの裏も見るその女の子は、ベッドで横たわる私の顔の前に
前屈みにして、お尻を突き出している…
(うわあ。困ったなあ…)
なんたって、ちょっとブサイクったって、山本未来だからなあ…
思わず後ろからむしゃぶりつきたくなったところで、
ドアがキッチリ開けたままになっていることに気づく。
ああ、やっぱりそういう教育されてるのね。
よかったよかった。犯罪者にならずにすんで。
「すみません。
電源が壊れてるようなので部屋を替わってもらっていいですか?」
と、そのまま私の背広とかを持って、部屋を替わろうとする未来。
いいですけど…
(困ったなあ)
買ったばかりのエロカードが、カードリーダーに入りっぱなしって
(言えねえよなあ… 恥ずかしくて)
そんなこんなで部屋を替わって、そのまま悶絶しても仕方ないので
さて、コンビニにでも行ってみるか、と。
一件目は駅前のコンビニ。
二件目はそこから少し離れたコンビニ。
三件目は種類の違うコンビニ。
四件目はホテルと、駅からかなり離れたコンビニ。
はあ。疲れたよ。
なんだかさあ。
教育県なのか、文化の街なのか、理由はわからないですけど、
京都のコンビニにはエロ本置いちゃいけないの?
4件回って、一番エロいのは”サンクチュアリ”って漫画か週刊ポスト。
これじゃあヌケねえよ!
どうすりゃいいの?このたぎった欲望。
助けてくださ〜いっつ!
ま、京都を含有する近畿圏というところは、位置的には日本の中心。
日本の中心で、エロをさけぶ
ってオチまで読めた人は、果たしてどれだけいるのでしょうか?
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