ホールでカップルを発見。私の横に男、その隣に女。
最近は『梅松ダイナマイトウェーブ』にご執心なのだが、
まさしくダイナマイトな波。出るときは一気呵成だが、
出ない時は財布がダイナマイトである。
そんな危険な台に、若い二人が着席するなんて、一言おいちゃん
「君たちはまだ若いんだから、そんな無茶をしなさんな・・・」
と、寅さんの真似事もしたいところであるが、まあいい、他人事だ。
珍しい展開だが、男の方は淡々とBIGが当たり、増やさず減らさず。
たまにREGが来ようものなら、「あ〜」って声を上げて悔しがっているが、
大したもんだね。連れの女がその間、REG2回。
目算で5〜6万は使ってるだろうが、朝からBIGもかからず淡々と打つ
そんな彼女を横に、やれBIGでラッキーだ、REGでチクショーだの
自分のことしか考えてない男に乾杯だ。
ま、他人事なのでどうでもいいが、出来たら彼女の方にも当たって欲しい。
が、残念ながら、彼女はギブアップ。
「〜くん。ちょっと違う台打ってくるね」
「おう。」
自分のことで精一杯な彼は、彼女の動向に興味がないようだが、
(おいおい・・・ やめちゃうのかよ・・・)と
他人事ながらかわいそうになった。
なぜならBゾーン期待値の高い、1000G近いところ。
次にBIGを引けば連チャンゾーンに行く確率が高いのは当然として
その店、高設定はBIG後にクレジットが落ちるのだが、
今日は一台もクレジット落ちが出ていないのだ。
・・・ということで、彼女が止めた台がクレジット落ちする可能性が大。
案の定、だ。
その台に座ったMr.オクレのような男が3,000円ぐらいでBIGを引き当て
表情に?マークを浮かべながら、冊子を見ながらBIGを消化。
そのままクレジットが落ちたかと思うと、BIGばかりの連チャンをかまし、
血の気の引いた表情の彼女が彼氏に声をかけに来た時、それを見て
動けなくなっているときにBIG中オヤジうちチェリーである(BIG1G連確定)。
「運が悪かったな」と、バツが悪そうに男が言うが
運じゃねーよ。
少なくともこの日は、私と付き合ってたほうがよかったのね、お嬢さん。
私と付き合うと、妙にパチスロの知識が詳しい男にレクチャーしてもらえます。
ええ。引きは弱いですが。
|