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9月11日(土)


『八つ墓村』
の話である。ああ、楽しみである。



10月1日(金)の21:00より、フジテレビ系列で放送される八つ墓村。

半年ほど前に同シリーズの
『犬神家の一族』が放送されたが、

稲垣吾郎の金田一がどうした、というのは置いといて、

ドラマとしての作りこみの気合が入っていたので、今回も楽しみである。



何せ森美也子が
若村麻由美である。

私の青春時代、彼女へ捧げた想いが胸を焦がす。

最近怪しい宗教家と結婚した背景もあり、横溝ワールドにもハマりそうだ。





さて小説を読んだ方はご存知だと思うが、推理ものとしてはかなり壮大で

映像化が困難である話である。



八つ墓村のたたりになぞった連続殺人の話であるが、

たたりのみならず、鍾乳洞あり、宝探しあり。

金田一の推理は、この話ではオマケ程度のものである。



さて、この原作の有名な映画化は
松竹版東宝版がある。





松竹版は
ショーケン(萩原健一)が主人公を演じている。

『八つ墓村』が金田一の話ではなく、

多治見辰也が主人公となる話であることを考えれば

このキャスティングは申し分ない。が。



渥美清の金田一、どう考えても
『寅さん』だろ?



しかも、この映画は結末を
ホントのオカルトにしてしまっている。

原作はたたりになぞって利己的な殺人を繰り返すところが面白いのだが。

だから、金田一の推理も必要なく、村人を集めて話をするシーンは

それこそ啖呵売に勤しむ、元気のない寅さんだった。





続いて東宝版。

これは石坂金田一を監督した市川監督の『八つ墓村』だということで

期待に胸を一杯にして映画館に足を運んだが、

帰りは
別の意味で涙が出そうになった。



ボケたなあ〜監督。



今までの『八つ墓村』の
悪い部分を丁寧に集めた作品に仕上がっていた。





ここまで話して、思い出すのは
I君の話。



彼は私ほど映画は観ないようだが、それゆえ、映画を我が家でみせると

それこそ手に汗を握ってみているので、映画のみせ甲斐のある男。



そんな彼が珍しく自発的にビデオを借りてきて、それが『八つ墓村』。

奇しくも今と同じ秋。

自宅で秋の夜長を推理で楽しもうと、ビールを片手に熱中・・・



・・・してたところに、私から電話が入るのである。





『よお!Iよ。今暇か?』



『今、ビデオで八つ墓村観てる途中だよ』





『へえ、珍しいな・・・で、それは



小川真由美が犯人のやつ?

浅野ゆう子が犯人のやつ?






『小川真由美が犯人だったのかあ・・・・・・』






消え入るような声でI君はこういった後、彼はそのまま電話を切った。



ミステリーの犯人を、見てる途中でバラすという暴挙を働いた私に、

彼は数週間、口を利いてくれなかったが、



まだ2つとも観てない読者の方々に、また同じ轍を踏んでしまったので、

ここでお詫びに変えて、ご報告させて頂きます。







今回のやつは
若村麻由美が犯人です


9月10日(金)


プロ野球の合併やらストやらの話
が、ようやく落ち着いたところで

ちょっと私見を述べてみようと思う。



老害、閉鎖された経営、排他主義・・・アンドソーオン。

言いたいこともわかるし、自分もそれに意を異にするつもりはないが



何度もいうように、私は野球というものに興味がない。

そもそもスポーツ全般に興味がない。

(SEXというスポーツは別だが)



だから、野球選手のスト、という時点で頭の中はハテナマークである。





彼らは別に、月給10万や20万で働く労働者じゃないでしょ?

数千万から数億の年俸を得て、非建設的な仕事をしてるんだから

唯一のよりどころである”ファンの楽しみ”を犠牲にする必要があるんか?



まあ、ファンも楽しんだんだろうね。珍しいことだから。



ストってのはね、労働者の権利なんですよ。いうなれば弱い立場の。

経営者の好きにさせない、っていう意味では、今回のもストだろうけど。





誤解を与えないように言っておくが、私は野球選手は嫌いじゃない。

イチローやら松井やら松井やら、日本人に夢を与えてるじゃんか。



私が嫌いなのは、
サッカー選手である。



サポーターとか言って、その気になっている馬鹿ども。

ほれ、男前で女にモテて、キャッキャされて、莫大な年俸もらってんだぜ。



そんな奴サポートしてどーすんだ?

その前に自分をサポートしろよ。




・・・



っつーことで野球の話だが、ちょっと前にストか否か、という報道が

私が札幌に行っているあたりでやっていたと思う。



その時は球団側と選手側がしかめっ面で現れてスト決行を伝えていたが、



それがもし、アンパイアの格好をした一人の男が、報道陣の前に現れて







♪スッツトラッイキッ!!!





と右手を挙げて叫んだのなら、

ちょっとは野球が好きになったと思う。



9月9日(木)


類稀なる妄想力によって、

熊田曜子をヤったことにして、今までのパチスロの負けを気にせず、

ああ、あと30万円は負けれるな、と思ったのが昨日の更新の9月29日。



で、今日、9月30日。9月の最終日である。





(いつか引くとは思ってたけど、ここで引くかよ・・・)



『梅松』のBIG中、小役の最終ゲーム。

順押しを遵守し、左リールを止めると、リプレイがない・・・





所謂
”純ハズレ”である(チェリーもあるかもね)。

確率は1500分の1から、9000分の1。

他のゲーム数で引けば15枚の損失でBIG連が付いてくるのだが

ここで引いたらキッチリボーナスインをハズし、見事2パンである。





不意に訪れた僥倖でさえも、ちゃんと味噌がつくわけであるが、

いやなに、その時の私の顔は、確かにニヤけていたに違いない。





だってさあ、

今までBIG中チェリーを8回か9回、連チャンまくり。

ゾーンを抜けても通常時はチェリーやらスイカで解除、

そこに来てBIG中純ハズレ。BIGの回数は累計で21回・・・





♪21万円も勝っちゃったんですも〜ん。



そりゃニヤけるわ。



とにかく、変態である。
『梅松』という台は。



結局爆裂モードに入れば、榎本の大航海に匹敵する連チャンなわけで。

・・・もうメロメロですわよ。





さあ。本日の日記の更新のテーマは
『自慢』



まず何が凄いって、累計
1万枚以上最終日に出してしまう、という実力。



そして、それでも
今月は10万円負けているという事実。





最後に、
今日は平日、ということである。





稼動時間、9時間。

仕事をサボった?失礼なことをいいなさんな。





ちゃんと
パチスロをサボった合間に、仕事はしましたよナハハ。



9月8日(水)


パチスロをやるメリットの一つに、自分を振り返る機会が増えるというか

単に
反省する機会が増える、ということがある。



私のようなダメな人間でも、日常生活において頭を抱えるほど反省する、

そんな機会は1週間に1回訪れるか否か、なのであるが、

パチスロの場合は、負けるたんびに反省することが出来るのだ。



(ああ、あの時ヤメてればなあ)とか



(ああ、あの台に座ってればなあ)とか



2〜3万の金額で、自分の行いを振り返れる、というか

反省できる機会を与えてもらっていると思えば、まあ、安くはないが

高くもない、といったところだろう。





しかしながら、その1回の単価が軽々5万を超え、

累積も累積したり、つもり積もってこの3ヶ月の負けが70万に届こうと、

かような状況になってみると、
反省という行為ではおっつかない



まだ私の親が資産家だとか、私がIT関連の経営者なら

こんな金額など一笑に付すところだが、残念なことに私は庶民。

庶民といえば聞こえがいいが、世が世なら小作人がいいところで

水呑み百姓という表現がぴったりなところ。





反省を超えると、
妄想である。



ここで妄想に入るわけだが、



ふとある機会があって、うさんくさい友人と会う。そこで





「なあ、凡作よ。
熊田曜子と1発ヤレる話があるんだが」



「ウ、ウソだろ?」



「いや、ホントなんだって、そのかわり
100万が必要なんだけどね」



「うわあ、ウソっぽいなあ」



「そういうと思って、お金は後払いでいいよ」



「ホントかよ!」



「ああ、その点はお前を信用して立て替えとくよ」



「まあ、おいそれと用意できる金じゃないからなあ」



「そうだろ?だけど、100万で熊田曜子なら、安いもんだろ?」



「まあな。ホントだったら一生どころか、孫の代まで後悔するな」



「じゃ、後払いでいいから、今から会いに行くよ。話はつけてあるから」



「わあ。悪いねえ。ホントに一発ヤレたら、後で100万払うからね」





・・・と、友人と熊田曜子に会いに行くと、本当に彼女が出てきて

そしてその友人は去り、二人っきりになる。





さて。ここからが勝負なのだが



妄想の力でこれを
擬似現実にするのだ。

本当にこの事実があった、と思い込めば、今の出費はそれが原因…



というか、本当にその領域まで達したら、





あと30万円分、気持ちよく負けられるじゃないか!





ということで、





頼むから静かにしてくれ・・・(妄想中)



9月7日(火)


会社も無理やり早く切り上げて、自宅の近くのホールへ。

時間は18:00を少し回ったところである。



(今日はちょっと長く打てるぞ)と、ほくそえんで

ずらりとならぶ
『梅松』の台を吟味し始めると、すぐに飛び込む

1万枚突破!の札の立つ空き台。



カウンターを見ると、BIG25回、REG8回。

この時間なのに変態だなあ、と思うのと同時に、下皿にタバコをトス。





さあ、これからこの台の伝説の第2章だっつ!





勢い余って3万円使ったあたりでREG。

連チャンもしないでREGが3回続いたあたりで

5万円以上使ってることに気づいて



なんだか伝説の第2章どころか



13章ぐらい
『ロード』を熱唱したくなった気分の29と358/365歳。



9月6日(月)


うちの弟のところに行ったら、なんでも



奴は
結婚するらしい。来年。





・・・むう。来年といえば、あと数ヶ月である。

長兄である私が逆転ホームランをカマすとしたら

出来ちゃった結婚しかないと、ふと考えたわけだが



冷静に考えると

ソープのおねえさんたちは避妊対策に余念がない、ということで

アラ不思議、私が種を撒く機会は
無いに等しい



逆転ホームランを狙わずに、素直に弟の幸せを願おうと思う。





おう。兄ももうそろそろ彼女をつくるからな。

いない暦も30年を超えれば充分だろ?



9月5日(日)


新し物好きで、また意外かも知れないが潔癖症の私にとって

パソコンの自動更新やらアップデートっていうのは、なんとも

『常に最新の状態』というステイタスが心地よくて良い。



意味も不明にアウトルックが2003になると、無理無理2003にしたい

衝動に駆られるし、単にこのクサレHPを更新する為だけであったとしても

このホームページビルダーはVer.8。最新版である。



が、しかし

先日ノートPC(LOOXちゃん)にWindowsXPのSP2をダウンロードして

そのままインストールしたのだが、これが実にいけない。



起動も終了も、ソフトの起動も実行も、クソのように遅くなって

しかも不安定である。

いかに最新版マニアといっても、これはいけないので

今しがたSP2をアンインストールしたところである。



新しいから、という観点だけで手拍子でインストールしたSP2であるが、

なんでも追加された機能の最たるものは、セキュリティだという。



ウィンドウズの自動更新は、こういう性格だからマメにやるし、

サイトでポップアップを防ぐ、といっても、そんなものは大したものではない。

ウィルスについては、不本意ながらも市販のソフトを入れてるわけで

私のようなマメマメ人間には、あまりありがたい機能はついてはいない。



だから、私は当分、SP1で行くつもりだ。




願わくは、SP2を導入してセキュリティを強化した皆様のパソコンが

このHPを
『有害』としてシャットアウトしないことである。




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