以前の日記へ


9月25日(土)


最近ね、

「負けてるなぁ」って、よく思うんですよ。



負けたな、ではないんですね。
「負けてるなぁ」なんですよ。



やれパチスロで負けた、とか、アイツに勝負に負けたとかね、

そういう意外と具体的なものに負けるってことはですね、

ちょっと恥ずかしいけど、ま、慣れてきてるんですけどね。



勝ち組とか負け組とか言いますね。



負け組ったて、勝負に負けてこの組に入るわけではなくてね、

ずるずるとしていて、

気づくとこの組編成だった、っていうのが多いんじゃないでしょうか。



30にもなりますとね、

友人なんかはそれこそ会社で生え抜きで頑張ってる奴なんかは

やれ係長だ、やれ課長代理だ、って状態ですわ。

こらえ性のない奴でもね、うまく転職をかまして、

やれ外資だ、やれ外車だ、なんですわ。



ふと気づくと、私なんかはね、昇格?って振り返ってみると、

2年前に時給が100円上がっただけなんですわ。





家庭を持つものもいますね。

やれ結婚式や、やれ嫁がどーしたとか、ね、

10年前なら「いや、恥ずかしい話なんだけどさ」とか言いながら、

それでも気軽に言えましたけどね、ええ、もう言えませんよ。





「彼女いない暦30年超えたぜ」なんて。





この間、メールが届いたんですよ。

「あなたのなおちゃんより」って。



(どこのなおちゃんだよ?むう、ういやつよのお〜)

とか思いながらね、そのメールを展開してみたら



中学時代からの友人の
I田直人くんからのキャバクラのお誘いですわ。



塩分たっぷりの液体が、頬を伝ってましたわ。





子供が出来てる奴までいますよ。



まあ、友人のみならず

ええ、
私の8つ下のいとこが、数日前出産しましたわ。



カワイイ、オトコの子でしたよ。





いや〜。最新版のほうのスターウォーズのヨーダに似てるね」



って言って、
親戚の家から出入り禁止を喰らってる30男なんて

とても何かを言える環境下にないですわ。





・・・



うん。負けてるね。

今まで騙し騙し生きてきたけど、結構負けてる。



(でも、最近は仕事も頑張ってるし、ちゃんと生きてるよ、俺)



なんてね、疲れ果てた体を布団に預けて、

ふと天井の模様を眺めてるときの出来事なんですよ。





携帯が鳴るわけです。それこそ12時近くですわ。



凡作 
「もしもし」



・・・
アナルバイブK村ですよ。





アナル 
「よお。だらしねーなあ、お前





まあね、大体、言われることは目に見えてんですよ。

日記の更新が進んでないことでしょ?多分。



しかしまあ、部活の先輩やら、会社の上司意外からぐらいしか

多分耳にすることがないであろう、この言葉。



同じ歳で、同期であった男からのこの言葉に、

私の耳の奥で、のど自慢の時になるあの



♪カ〜んっつ!



という残念っつ!の鐘を音が鳴り響いてましたね。





アナル 
「お前さあ、何考えてんの?」



凡作  
「まあ、色々と仕事が忙しくて」



アナル 
「そろそろお前、見放されるぞ」



凡作  「・・・う〜ん。確かに最近は掲示板の書き込みも反応ないなあ」



アナル 
「何?掲示板?」



凡作  
「うん。掲示板」



アナル 「俺の会社じゃお前の掲示板はブロックされてて見れない」



凡作  
「・・・家で見ればいいじゃんか?」



アナル 
「バカヤロー!お前と違って毎日家でPC立ち上げるほど



     
暇じゃねーんだよ。忙しくてっつ!」





・・・



今彼に怒られてる行為は、多分、

そのPCを立ち上げた後に、数十分キーボードをカチャカチャしてないという

そんな怠惰を責められてるはずなのだが、



まあ、彼に私の仕事を軽く見られている、というよりは

私を軽く見られている、ということに気づいて、納得ですわ。





(・・・う〜ん。負けてるねえ)



彼からの電話を適当に切り、再度、天井の模様を眺め始めた。





♪ナンバーワンにならなくともいい

♪もっともっと大切な、オンリーワン




こういう状態のときに、
SMAPのあの歌が脳を駆け巡る。





逃げ?なのかも知れないが、私という人間は私というオンリーワンであり、

とりわけ、
松田凡作という、一人の(変態な)漢、という意味では

数人の中でだけかも知れないが、間違うことのないオンリーワン・・・



・・・のはず。



負けてる負けてると、世を憂いていないで、

もっと前向きに、世の中を泳いでいこう、と。



そして少なくとも、埋没していくリアルな私はさておいて、

「松田凡作」というオンリーワンは、決して廃れることのないように、と。





意を決して、日記を更新するためにPCを立ち上げたわけである。





・・・



そして何の気の迷いか、ついでにWEB辞書で

何の気なしに
「凡作」と入力してエンターキーを押してみたところ





【凡作(ぼん・さく)】 − 平凡でつまらない作品





・・・





「オンリーワン」とは
まったくかけ離れた解説を目にしたところで、

あと2〜3日の休筆を思い立ってしまった30の秋なのである。



9月24日(金)


だらしないことを書いて、皆様に喜んでもらう、というのと

だらしないがゆえに、日記の更新が滞る、ということが

本質的にまったく異なることは重々承知しております。



が、この辺の日記更新の滞りは、決して持ち前のだらしなさではなく

2、3年に1度訪れる規模の忙しさが私を襲っているのである。



今無理無理日記を更新するのであれば、

例えば最近寝てない、という他人が聞いて心地よくない

急がし自慢であったり、最近ヤなことがあったという愚痴に

終始する可能性が高いのである。



心配しないでほしい。

忙しい日々は、もう終わるから。



あなた方に、あのだらしなくも暖かい、

そんな日記を更新できる状態になるまで、

カリ首を長くして待っていてもらいたい、という

凡作おじさんからのお願いだよ。んちゃ!



9月23日(木)


前にも書いたが、リアルタイムに時が展開するストーリーの『24』



大統領予備選の当日、0:00から翌日の0:00までの24時間を描く、

さすがアメリカ、スケールが違うね感の漂うお話に、

(先はどーなんだ、どーなるんだ?)とハマってしまった哀れな子羊、凡作。



そんな彼の、もう一つの『24』。





0:00〜10:00

ジャック・バウアー大活躍の『24』のストーリーに付き合って10時間。



11:00〜13:00

そういえば京都で夜間作業の仕事なので、のぞみの中で2時間『24』。



15:00〜18:00

京都に到着。ちょっと早い夕食と、だいぶ早いオナニーを済ませる。



19:00〜翌7:00

何を考えてるんだ!の夜間作業。



7:00〜8:00

ホテルに戻って朝食。ん?ホテル取る必要があったのか?



8:00〜10:00

夜間作業を行った会社の社員が登社。説明を終えて京都駅へ。



11:00〜14:00

鳴り響く携帯電話のおかげで、のぞみ号のデッキでタバコと電話。

ん?指定席とる必要あったのか?



14:00〜19:00

何故か会社に出社。定時までしっかり仕事をさせられる。



19:00〜21:00

横浜で業務があるために、会社から移動。そろそろ眼がうつろに。



21:00〜24:00

横浜は桜木町で仕事。帰りはどーすんだ?ああ。終電ですか?



24:00〜翌1:00

自宅に帰る東海道線内で、はやく布団を抱きしめたい、というよりも

はやくジャック・バウアーさんの活躍を見たい、と思う自分を発見。



1:00〜8:00

『24』の続きを鑑賞。止められない、とまらない。



9:00〜19:00

当たり前のように出社、正直なところ2時間ばかしルノアールで縛眠。



20:00〜現在

『24』の最終回を観終え、ご満悦・・・







・・・っておい!自らの『24』は
サード・シーズンも終わりかけである。



こんな生活が文明人の生活だなあ、と、悦に入ってるところ。

これから日記の更新をしてるんだから、

まあ、暖かい目で見守ってくれたまえよ、諸君。



9月22日(水)


ま、そうとうに日記の日付も遅れているのであるが、

中には 
「おいっつ!文筆業にあるまじき行為だ」と私に

キツくハッパをかけてくださる方も、中にはいらっしゃる。



彼曰く、望まれているうちにそれに応えないのが、あるまじき行為だ、と

そういってくれているので、嬉しい気持ちもないでもないが、

そんな彼に問いたいのは大きくいえば、ただ2つ。



まず一つは



「望まれてるのか・・・?」といううっすらとした疑問と、あと一つ。





私の職業は決して文筆業ではなく・・・













分泌業である。



その辺のトコよろしく。



9月21日(火)〜匿名希望さま@〜


今回は匿名希望さんの投稿日記です。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いやぁ、フィリピンから帰ってきました。

内容は・・・凄過ぎて自粛(削除)ですね。

とりあえず、伝えられそうな所をチョロっと・・・


まず、行く前にフィリピンに行ったことがある知り合いに

散々忠告されました。
「あの国は危ない」と。

昼間でも1人で歩くと身包み剥がされるぞっ!と。


・・・ほほう、アメリカのダウンタウンで過ごしてきた私に挑戦状か?

そんなに危ないのか?



上等ジャンっ!



テンションも上々、先週中国のダウンタウンを制覇して来た私には

何よりの御馳走。

家族・知人に散々止められ、相槌を打つも心の中では行く気満々。



日本人をなめるなよっ!



空港に着くや否や早速魔の手が友達に降りかかる。

パスポートを見せ、こちらが日本人で初めてだと判ると

部屋に連れて行かれ荷物チェック。




日本製の整髪剤やらUSBウォークマンやら、奴らにとっては宝箱。

これはもって入国出来ないだのチップよこせだの集りが始まる。



お前ら、空港の従業員だろうがっ!



友達、勘弁して貰おうとチップ(1000円)を渡そうとする。

そこが日本人の悪いところ。奴ら益々付け上がる。



さて、そこで私の登場。

Fuck you! Why we have to give our staff to you?

Illegality situation don’t you? Call your boss Sticky fingered!

(バカヤロウっ!

何で俺達の荷物をテメーラにやらなきゃいけないんだよっ!

不法なことやってんじゃね〜よっ!責任者よべっ!この盗人がっ!)



向こうは突然私が叫んだのでビックリ。

もういいからアッチ行ってくれと。




空港ではハイエナの如くガラの悪そうな奴らが

旅行者(日本人)を物色している。

が、私は日本人に見られるにはチョット懸離れた容姿でこれを威圧。





第一部完



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



う〜ん。
バイオレンスの香りがしますなあ。



私の更新の1ヶ月に1回ぐらいは、こういうバイオレンスモードの日記を

書き殴ることがままありますが、匿名さんの場合は、こういうモードに

常に入っていそうで、読み手に興味を持たせます。



第二部に期待します。

この日記の更新に必要なのは、ハードボイルドなニオイや、

バイオレンスの香りだと、私は勝手に考えております。



最近錆びたナイフ状態の私ですので、反響の全くないHPになってしまい

ましたが、この辺で他力本願ながら、軌道修正を加えたいところですナハハ。



9月20日(月)


3連休の中日である。



いきなりしたり顔で更新を始めたわけだが、時は10月10日。

明日は月曜日だが、休みというので、気が楽なはずなのだが、

悲しいかな私は時給生活者。休日だろうが仕事に行かなきゃいけない

そんな状況が明日であるので、連休という意識は希薄である。



それでも、嬉しいことに私は時給生活者。

仕事をすれば仕事するだけ、それが時給として跳ね返ってくるわけだから

決まられた月給の中で休み無く働く勤労な方々よりは、すこしは気が楽。



そんな気の緩みなのか、あいも変わらずホールに赴き、そして

あいも変わらず
7万円ぐらい消費したのが、ほんの数時間前。



「時間も金も勿体ねーよっつ!」と、健常人なら20歳ぐらいに気づいて

嗜む程度に留めておいたのであろうが、残念ながら30にもなって、

今日のように、ちょっと反省する程度なのである。





そこで、出来るだけ少ない金額で、長く楽しめる娯楽で

この休みを消化しようと、向かった先はビデオレンタル屋さんであった。



アダルトビデオではない。

その類の映像の場合、私は早送りボタンを駆使し、そして

右手も駆使して、楽しいひと時など3擦り半程度で終わってしまう。





(弟が面白いって、言ってたよなあ)



ふと手に取った
『24(トゥエンティ・フォー)』の第一巻。

今まで話題にはなっていたものの、まだ見ていなかった。



早速借りて、我が家のビデオで再生を始めたのである。





・・・



・・・





・・・・・・やばいなあ。





いそいそと身支度をして、ビデオ屋に走り出す私がいた。

当然、
第2巻を借りに行くためである。





ビデオ屋に走るなんて、
小沢菜穂の新作が出るとき以外には

ここ数年なかったことだが、それだけ面白い『24』、

というか、先が気になる『24』、ということである。



連休も手伝ってか、第2巻どころか、すべての巻が貸し出し中であった。



次の瞬間には家に戻って車を出して、錦糸町方面に走らせ、

その次の瞬間にはヨドバシカメラで何故か24を
ボックス買いしていた。





(・・・馬鹿か、俺は?)





7万負けて、金を使わないようにビデオを借りたのに、

24のボックスDVD、約2万4,000円であります。



都合、本日のみで
10万使った計算になるのですが、

まあ、この24というドラマ、1話で1時間、リアルタイムに時間を追う、と

そういうドラマなので、このボックスで24時間楽しめる、とそういうわけだ。



な?



これがパチスロやキャバクラだったら、

せいぜい
2時間40分しか楽しめないんだからな。



9月19日(日)


キャバクラでグラスを傾けながら・・・



女の子 
「やだ〜お客さん、おもしろーい。キャバ慣れしてる〜」


凡作  
「いや、キャバクラ来た回数は片手で数えられるぐらいさ」





・・・怒涛の誕生日付近の更新はひとまず置いといて、

せっかく30歳になった直後の更新は、アカデミックな雰囲気漂う

”大人の会話”ということであります。



私がキャバクラに通った回数といえば、そりゃ皆様に比べれば少ないが

5回で収まるものではないのは周知の事実。でも、ウソは言ってない。



5本の指で、
32までの数字を表す方法があるのです。



答えは
2進数



例えば



○ ○ ○ ○ ● は1



○ ○ ○ ● ○ は2



○ ○ ○ ● ● は3



○ ○ ● ○ ○ は4



○ ○ ● ○ ● は5




・・・続く





私のキャバクラに行った回数をカウントすると





● ● ○ ● ○ ・・・と言ったところか。







ベッドでタバコをふかしながら・・・



女の子 
「凄かった〜。貴方、そうとう女を泣かせて来たでしょ?」


凡作  「さあ、ね。そんな女がいたとしても片手で数えられるぐらいさ」





・・・



こら凡作!すべての指を足しても、31じゃんか!と律儀に

16+8+4+2+1を足して31回を導き出した読者もいるかもしれんが、

普通に指を折って数えるのと同様、何も加算しない状態、

すなわち
『ゼロ』の分を足して32、とするのが2進数の考え方。

2進数は5ビットで32通りのカウントを行うことが出来るのである。



で、
正解は『ゼロ』。ウソは言ってない。







ソープでマットの上でうつぶせになりながら・・・



女の子 
「お客さん〜。結構こういう店来るんですかあ?」


凡作  
「両手で数えられるぐらいしか来てませんね。」





・・・



さて指10本。すなわち10ビットで表現できる数字は1024通り。

さすがの私も風俗へ
1023回以上行っているとは思えないが、

ま、両手で数えられなくなるのは
時間の問題だろう。



ちなみに物心ついてからの私のオナニーの回数は、

両手の指に
あと2本足さないと、カウントしきれないだろう。





・・・



さて、メールアドレスというのは、実は現在の主流は
IPv4という規格で

アドレスを32ビットで表している。

2の32乗・・・すなわち約43億のメールアドレスを作ることができるのだが

全世界的なメールの普及により、それが足りなくなる恐れがあり、

IPv6という新しい128ビットでアドレスを管理しようとする動きがある。



それにしても、32ビットでも約43億のアドレスは気の遠くなる個数。



そんな約43億分の1の私の個人メールアドレスに、

私の20代最後の日に届いた、ある一通のメールが引き起こした出来事・・・





これを更新するのは、もうちょっと展開を眺めた後の話になりそうである。




    以前の日記へ