ふらりと立ち寄った出張中の福岡のホールで

ラオウ兄さんが天に帰ってくれたのである。





兄さんを天に帰すのに、３２ラウンドも要してしまったのだが

これは間違うことなき、私の最高記録。



それだけで５０００枚弱の出玉を獲得し、その他にもポンポンと

バトルボーナスに結びついて、等価交換も相まって、

梅松から離れてからトンとご無沙汰であった１０万勝ちとなった次第。





12月という、世知辛い季節の中で

思わず手にした、本当に嬉しいプレゼントであったわけだが、



まあ、これから私に降りかかる孤独と悲劇を追い払うために

有効にこの勝ち金を利用させて頂こうと思う。



このHPに訪れて日のない人にはピンと来ないと思うが、

私がこういった場合、それは風俗を指すのである。

ドラゴンクエスト８（以下ＤＱ８）をプレイしているのだが、

そう。あれは私が小学生ぐらいであっただろうか？

ドラゴンクエスト（１っていうの？）をプレイして以来、

ほとんど初めてドラゴンクエストをプレイしている次第である。



２〜５ぐらいまでは、私の弟がプレイしているのを見てたり、

ファイナルファンタジーなんかは、かのブラック君がプレイしているのを

横目でみたりして、呪文やら方法についてはなんとなくはわかるが

なにぶん、再発売されたドラゴンクエストを解いたぐらいが

私のRPG暦であり（ゼルダの伝説は、あれはアクションだから）



最近のファイナルファンタジーを評してブラック君が



「ありゃサルでも解けるよ」



と言っていたのを思い出しつつ、じゃあ俺は類人猿のレベルまで

到達していない、両生類のようなものか、と、怒りながら

コントローラーを投げだした苦い経験が頭をよぎる。





そんな私が夢中になっているのがDQ８。



昔懐かしの効果音はそのままに、

そのバックで流れる音楽は壮絶に美しく、

キャラクターはため息が出るほどの美しいポリゴンではないが、

鳥山明の書いたキャラクターがそのまま動く（アニメではなく）という

とっつきやすくも、スンゲー感じになっているゲームなのであり、



またゲームそのものを複雑ではなく、むしろちょろっと迷えば先へ

進めそうな感じで（あくまでその感じ、というのが初心者には重要）

さらにさらに先へ進みたい、という衝動が私を動かすのである。





さて、私の場合は、当然主人公は”ぼんさく”と名づけているのであるが

「ぼんさく」君のレベル、今のところ「３１」である。



うちの弟に言わすと、３１といえばもう後半に差し掛かっているのか？

ということなのだが、いやなに、今やっとドルマゲスというボスを

一発で倒し、ゼシカという女がパーティーから去ったところ。



大陸も半分ぐらいしか行ってないし、ま、半分ぐらいなのかなあ。



なぜにレベルがそんなに上がっているか、というと、それは

新しい地へ赴く前に、必死でレベルをあげていたから。



メタルスライムやはぐれスライムが出てくるポイントで、

それこそ警察を呼ばれるぐらいにウロウロしていたから。



ま、後先考えずに先へ先へ進むんじゃなくて、地に足つけて

自分の実力を蓄えてコトに臨む、ってのが重要じゃないか、と。





・・・・・・





ああっつ！何で俺、

人生で実践出来ないんだろう！！





私の人生の進め方ってのは、逆に後先考えてないわけで、

どっちかっていうと、リアルライフの方がゲーム感覚です。



俺のバカ！

※準備中

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