確かに
昨日のクリスマス企画は黙殺され、
一人、
誰も入ってこないチャットルームを眺めながら
涙に目を赤くしてドラゴンクエストをやっていたのは事実だが
そんな程度で登校拒否を起こしかねないような凡庸な人生、
んなものを送っているはずもなく、今日は六本木はヒルズの隣
グランドハイアットホテルにて開催される友人の結婚式に参列する
…とまあ、そういう一日なのである。
悲しみや暇さを紛わせてくれるとはいえ、ま、私はいいのだが、
他の他人にとっては「なんて日に結婚しやがんだっつ!」的な
かんがえを持つ人も多いだろう。
そんなキャッキャしてる人たちにも、少しでも楽しんで頂くべく、
私、凡作が
余興としてマツケンサンバと、小芝居を繰り広げてやるのだ。
まあ、なんだ。
クリスマスに何にもしてくれない、やら
誰も相手にしてくれない、やら
そんなことじゃなくて、
既に与える側の人間になってしまっているのだから
こりゃ黙って受け入れるしかない。
クリスマスに六本木のホテルでマツケン… 最高じゃないか!
ガタガタ言わずに、100人からの笑いものになっている自分を
頭の斜め上あたりから客観的に眺めるにあたり、
ああ、漢だな、って、そう思った。
実のところ、二次会終了後、ふと新婦の友人たちとエレベーターで
ばったりと会ったときに、中で
「あの〜マツケンサンバ踊った方ですよね・・・」
と、伏し目がちに熱い視線を送られてしまったものだが、
ええ。既に漢モード全開になってしまっている私。
暴れん坊将軍のマネをして、煙に巻きながらその場を後にした。
出会いを全力で振り切ってしまう悲しいサガ。
ああ、来年もこのスタンスである。
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