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1月15日(土)


床屋の話である。



床屋とか美容院とかが、最も自分が造形的に”イケてない”と

痛感する場所なのである。そりゃ自分の造詣に自身がある者は

行くたんびにいい気分になったりするだろうが、私なんかは単に

「髪の毛が鬱陶しいか、そうでないか」ぐらいしか、髪を切ろうと

思うことはないのである。



あ、そうそう。

高校生の頃、大失恋の際、思い切って髪の毛を短髪に刈り上げた

ことがあったのだが、その頃である。



「宮川大輔」というありがたいアダ名がついたのは。



それ以来、私は短髪にはしてないのである。





で、床屋、というか、近所の美容室に行くわけである。



そこの若き主は気のいい兄ちゃんで、いつも私の小難しい注文に

(やれ、さっぱりしたいけど短くしたくない、とかその類)

嫌な顔一つせず、なんとか一生懸命頑張ってくれるのだが、

いかんせんベースがベースである。

こざっぱりとした好青年モードを目指してくれたつもりが

店を出る頃には、
こじゃれた斉藤清六のようになった私を

申し訳なさそうに見送ってくれるのである。



今日も席に着くなり



「あの〜あれ、大河に出てる・・・タッキー?あんな感じで」



と、気のいいアンちゃんを
途方にくれさせても良かったのだが

あまりにも気の毒なので、注文の仕方を考えてみる。



自分では甘いマスクだと思っているので、ジャニーズ系を挙げること、

そりゃやぶさかではないのであるが、タッキーを始めとして、

やれキムタクやら長瀬やらを挙げるのは、いささか自分知らずの感。



TOKIOの松岡のように…と言ったら、間違えなく大輔へ逆戻りだ。



そこで、3枚目の線も狙って、という意味で





「すいません。今日はTOKIOのリーダーみたいな感じで」



と、気の利いたところをチョイスしてみた。



ま、せっかく伸ばした髪の毛の一部は伸ばしておきたいし、

といっても前髪は鬱陶しくて仕方がないので、

リーダーのリーゼントを下ろした感じが丁度いいかな、と思ったのだ。





「リーダーっすか・・・」



自身のないように、ハサミを持ち出す主。





おいおい、わかってると思うが





ドリフターズのリーダーじゃねーぞ





ましてや
オピニオン・リーダーと呼ばれるあの





大前研一でもない!

(大前研一みたいに・・・って床屋で言った剛の者はいるのだろうか?)





・・・ともあれ、主は主の仕事をこなし、

私のイメージした感じで髪形は整ったわけだが、

私のイメージした容姿でないのは、そりゃ
ベースの問題である。



今なお後ろ髪は美容室に行ったとは思えないほど長く、

中学時代なら「もう一度行って来い!」と担任にビンタをくらいそうだが

まあ、私もいい大人ですから。

2週間に1回美容室に行くブサイクちゃんに比べれば、

そんな彼女よりはお得感があるだろう。



とにかく、短いのはダメなのである。

宮川大輔がどうのこうのというより、





単発(短髪)は北斗の拳だけで十分なのだから。



1月14日(金)


一生懸命更新をしているにも関わらず、



「凡作は言葉が多すぎる。もっと簡潔に表現してみよ」という

心無い言葉を頂くことがあります。



いつもは漢心を丁寧に表現している私ですが、

ということで、今日は短く、抽象的に行きます。





「友よ。答えは風に吹かれている」



「お〜い。そんなところで裸でいたら、かぜ引くぞ〜」






終わり。



1月13日(木)


母親が朝から買出しに行くというので、行き場所を聞いてみると

それが私の勤務先に近い、というので



「おう。じゃあ送ってくれや」と、

我が
オナニスト号に乗り込んだのである。



会社の前に着き、重役よろしく、横付けになった車を折り

のそのそと入り口に向かったのであるが、その様を見られたのであろう

その数分後に会社の先輩から
「この甘えん坊」と、メールが届いたのだ。



(ふ・・・)



私と私の母を知るものであれば、間違えても私のことを

「マザコン」と思うものはいないはずであり、

私と私の母を知らない人間というのは、なんとも暖かいものだ、と

ふと口元を緩ませたのである。



数年前の話になるが、
「世界一短い母への手紙」という小説やら映画。

これが今における「世界の中心で愛をさけぶ」的なお涙頂戴コンテンツに

なっていたことを思い出す。



かくいう私は、あの母親から

「世界一短い母からの手紙」を受け取ったことがあり、その内容は





ごくつぶし





・・・であった。





そのお返しとして、あと数年したら
「世界一長い母への手紙」

ささやかながら送ろうと思っている。その手紙の内容は

このHPの日記すべてである。



母は世界を三周するぐらい泣くであろう・・・



・・・情けなすぎて



1月12日(水)


今日、ハッと気づいたのであるが

日々忙しい忙しいと自分と皆さまに言い訳をして、

しばしば日記の更新を怠っていた訳であるが



(ん?じゃあ
会社で内容を書いておけばいいじゃん!)



と思い立って、実のところここ数日の日記の更新分は

オフィスのノートPCより更新されている内容なのである。





「なんでこんな簡単なことに気づかなかったんだろう!」



そういう想いよりも、時給を頂きながら会社とって何の

生産性ももたらさない行為に勤しむ事。それが

本当に申し訳ないなあ、と思ってしまう私の
誠実さ。



その
誠実さが、私の彼女の出来ない大きな原因である。





「男と女は騙しあいさ」 そういう友人の声もある。



「そんなもんかね」「そんなもんさ」



社会的に成熟度の低い私は、にわかには受け入れられない話。



しかし彼によると





「女の方がそれを望んでいるんだ」





ま、言われてみればそうかも知れないねえ。



で、何を言いたいかというと、

明日以降もちょくちょく
会社で日記の内容を更新しようと思います。



誠実なだけでは、世の中は渡っていけない気がする2005年、初春。



1月11日(火)


何事も目標は高いほうがよい、ということもあって、

今年のパチスロの収支の目標を
年間収支100万円プラス

設定してみた次第である。



それこそクランキーコンドルのような技術介入機全盛の時代、

加えて私がいたその時代は、まだ大学生であったので

時間にも余裕があったので、そういう時であれば今回の目標は

とりわけ高いものではないと言えるだろうが、



今は
「北斗の拳」「吉宗」など、財布に5万以上入ってないと

不安でタマらないような機種が主戦力となり、しかも柄にもなく





僕ってば社会人なのである。





今年の正月のように「バトルロード」と称して、三が日全てを

地元のホールの開店待ちに加わるというような暴挙を

平日においてまで繰り出すほど、
時間も根性もない



そんな環境の中で年間収支100万円を達成できれば、それは

現在の環境可では上出来なんじゃないか、ということ。



加えて社会人としての収入もあるわけで、

「年間所得+100万円」というのは、一日の小遣い500円以下の

全国のお父さんでなくても、その素晴らしさはわかるはずである。



この目標を具現化するために必要なことは何か?



それは「遊びのパチスロ」や「熱くなったパチスロ」を減らすこと。

いや、減らすというよりは、
皆無にしなければ100万円は厳しい。



例えば「昨日から勝ったからいいや」とか「当てるまでやったる!」

的な勝負は得てして不毛な結果に終わることは、私の勝負史上

歴史が証明している事実であり、

目標達成のために、常に根拠のある立ち回りを行わねばならぬ。



さて、1月11日。

新年の決意表明というには少し遅いこのタイミングで何故、

このような話をしたか、というと、





(本日の勝負)



@
「北斗」で天井直前に単発(800ゲームから打ち始めて)

A
玉砕覚悟で「吉宗」

B
天井狙いで「猪木」、1300台のシングルで単発



こういう展開でマイナスを喰らったからである。



いやはや全く言っていることとやっていることが違う、というより



ダメのお手本である。鼻血が出るぐらいの。



私の中に住むジキルちゃんとハイドちゃんが一人にならないと

パチスロどころか、人間としての生活も危ぶまれるに違いなく、





2005年も、私。
爆裂に不安で〜す♪


1月10日(月)


お年賀
という名目はありつつも、やはりわざわざ千葉に赴き

I君と会ってからというものは、パチスロ北斗の拳の話題で

持ちきりとなるわけである。



誤解なきように言っておくが、私は千
葉県民に何の偏見もない



しかしながら意気投合して赴いた郊外店。

そこがイベントか何かは知らぬが、数百台ある北斗に一台も

空きがない状態を目の当たりにすると、もはや勤勉な県民性とは

口が裂けても言えないどころか、
キチガ●、もしくはキ●ガイという

表現しか見つからない。





「じゃあ河岸変えるべ」



相変わらず
年齢不詳な表現と冷静さのI君の提案に従い、

それこそ20代前半にはひどい目にしか合っていないホールに

車を運ばせると、
意に反して客付きのよいホールに変貌していて

(もしかしたら設定を期待できるかも・・・)という気分になる。



運良く2台空いている北斗に並んで腰掛けてプレイを開始。

違和感に気づくのに、さほど時間がかからなかった。



お年賀であるにもかかわらず、癖というか悲しい習性というか

チェリーやスイカの数をカウントしてしまう私であるが、

カウントするまでもなく、
尋常じゃないペースで小役が出現する。



そして意味不明な経緯でバトルボーナスに発展する機会が多く

着席後少しの間で10回にも及ぶバトルボーナスをゲ〜ットする。



・・・のであるが、頭上のJACカウンターの数字のアップも10程度。

すなわち、そのほとんどが
「単発」という事象である。





特注だな、この台・・・)



素直に物事を捉えるには、少しばかり歳をとりすぎている私。

千葉中心に活動を展開する闇の商人が、

きっと
ラオウにドーピングを行っている・・・、と、直感的にそう思う。



つまりは、
裏モノじゃないか、と疑ったわけだ。



江東区のケン遅漏と呼ばれる私が、たかが単発でバトルを

終えるはずもないから、多分、ボーナス出現率と継続率をイジった

イケない仕様の北斗の拳だと疑いにかかったわけである。



一点、懸念するとすれば(というより、これが一番濃厚だが)、

「設定6の超ヒキ弱」なのであるが・・・





その
懸念が的中した21:00。

涙で目を腫らした私が打つ台に
設定6の確定札

ブッスリ刺さったのは、私が1100ゲームのハマリを抜けたBBで、

当然のように単発で終わった直後であった。



結果として5万円ほど投資し、最後に
お湿り程度に連チャンするも

設定6を打ったにもかかわらずマイナスですわ。





いや〜。
高設定を確信しつつダメな展開になると、疲れるわ。



まだいつものように低設定を打って負けの方が納得できますね。



出るはずなのに、出ない。

全てのタイミングが狂いまくって、出るはずなのに、出ない。



こういう状態って、終始イライラがつのるものですな。



さて、最後の方に(ああ、自分の置かれた環境に似てるな)と

しみじみ思ってしまったことがあって、それは、



世が世なら
カリスマホスト零士氏に次ぐぐらいに女性の機微に

長けた私、そんな実力があるにもかかわらず





彼女が出来るはずなのに、出来ない



私が終始イライラしているのは、多分これが原因なんだな、と。



1月9日(日)


私の小さい頃は家庭用コンピュータを「マイコン」と言っていましたね。



その「マイコン」時代から現在のパソコンに至るまでの進化は、

年数の割にとてつもない進化を遂げてるに違いなく、

電卓が始めて世に出た頃から考えると、それは凄まじいものでしょう。



電卓、といっても初めてその機械が登場した時には、とても卓上に

乗るようなシロモノではなく、部屋を占拠する巨大な機械であった、と

何かの雑誌で見た記憶があります。



それが今では、電卓の機能なんて
グリコのおまけ以下

何にでもおまけでちょろっと付いているような、そんな機能なんですね。



でも、あまり気にならないかもしれませんが、機械の進歩とともに、

人間の能力って、少しずつ減衰してるのかも。



電卓がないころって、多分、筆算やら、そろばんやらが幅を利かせてて

それを使う人間て、10進数とかを駆使してたわけじゃないですか。



先日
「お正月だよ麻雀大会」で、半チャン数回、数千円程度の勝ちを

現す2桁の足し算ができなくて
「電卓〜、電卓〜」と叫んでた自分、

ま、非常に恥ずかしい次第ですわよ。



それでも多分人間で、テクノロジーの進化は捨てられないと思います。



今だって、私の前のLOOXというノートパソコン。こんな小さな箱の中で

四則計算を行う電卓どころではないですよ、なんたって画面の中で









「♪お兄ちゃ〜ん。ダメだめ〜。

イッちゃうよ〜ん」



アニメ付き、音声付きで・・・





って
エロゲーかよっつ!

長いフリ付けといてよお!









そんな皆さまからのお叱りの言葉も飛んで来そうですが、今現在

私の股間は減衰どころか、いきり立っております。





もう、
はちきれんばかりであります!





ね。一昔前なら、たかだか電算機のような機械で股間が隆盛する

こともなかったであろうに、これは
「生殖能力の向上」を機械が

担っている、と言っても過言ではないですな。





ま、減衰しているのは能力ではなくて、
人間の尊厳、ということで。



ちなみに、
「夜勤病棟・参」っつーゲームす。




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