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1月31日(月)


パチスロがダメである。



長らく日記を続けて、何度このセリフを吐いたことかと思うが、

近年に稀に見るスランプであり、パチスロの勝利契機、

それを避けて避けてレバーを叩いていると錯覚してしまう程

運気の下がった私がいる。



今日も今日とて、北斗の拳で、決していいペースとは言えずに

2枚チェリーを9回ほど引いて、BBにたどり着いた時には

頭上のカウンターは1700を刻み、一発目にラオウ兄さんが

剛掌派を放ったあたりで、

(こんな日はおとなしく読書でもしよう)と、単発のコインが

飲まれた刹那、席を立って家に帰ったのである。



こういう時間に日記の更新をしないのも申し訳ないが、

せっかくのゆったりとした時間である。



今日は江戸川乱歩全集の
「押絵と旅する男」の巻が最近

刊行した、とのことで、家路の途中で購入し、ホットコーヒーを

落として読書に入るのである。



この巻には、
「蜘蛛男」「盲獣」も入っており、マニアとしては

垂涎の巻となっている。



「押絵と旅する男」の幻想的な感じ

「蜘蛛男」の明智小五郎VS怪人の通俗編

「盲獣」The変態!



そこで本日行ったのは、
松田凡作監督第一弾として、

明智小五郎シリーズを映画化するとして、その脚本作り。



そう考えると大抵は「吸血鬼」(天地茂版や稲垣吾郎版)や

「黒蜥蜴」あたりが思いつきそうだが、

江戸川乱歩の明智対怪人という系図は「蜘蛛男」から発して

いるため、ここからスタートするという原作者に対する敬意を

表したいと思う。



そもそも「蜘蛛男」は、明智VS博士(権威の象徴)と、美女、

逃走劇(アクション)は当然として、青髭の要素や人体切断、

そしてラストのユートピア思想など、おどろおどろした要素も

兼ね備えていて、まさしく「The乱歩!」なのである。



さて、天地茂版の「美女シリーズ」においては、

明智の理詰めの推理で知的好奇心を満たした回は

「白い人魚の美女」(原作:緑衣の鬼)等があり、それは

今回の「蜘蛛男」のオープニング(博士版)と、途中に生きる。




そして明智VS博士は「死刑台の美女」(原作:悪魔の紋章)と

「化粧台の美女」(原作:蜘蛛男)があり、それはそのまま

全編にまぶすことができる。



後半の蜘蛛男VS明智小五郎は「天国と地獄の美女」

(原作:パノラマ島奇談)や「悪魔のような美女」(原作:黒蜥蜴)

があり、映画で言えば「恐怖奇形人間」(原作:孤島の鬼等)

のようなユートピア幻想の要素がプンプンで、まさしく映画的に

ラストを飾る真骨頂なのである。



(ああ、ここはカットして)

(ここは回想シーンでいいかなあ)

(ここは時間を多めにとろう)



とか考えて読み進めて、脚本を作るつもりで読んでいると、

あっという間に時間がたち、有意義な時間が過ごせたな、と

悦に浸ることができるのである。



さて、自分でも驚くべきは、今日の日記。全く資料を要せず

ただぺしぺしとキーボードを叩いた結果であって、

それはそれで(無駄ではあるが)すごい知識量だなあ、と

感心したわけである。



あながち誰かに江戸川乱歩作品の映像化を任されても

何とかなりそうだ、と思ってしまったりするのだが、そんな

製作者の方に、私が映像化を引き受けるための条件を一つ。



天地茂を生き返らせて欲しい。以上。



1月30日(日)


「まだセフレを募集してますか・・・?」




こんなメールを真に受けてしまって、
「どちらさまですか?」

返信してしまってから数ヶ月。

今なお私にドメイン以降が変わらない同様のメールが届きまくる。



やれ「満たされないから」云々、「スケベが趣味だから」云々。

甘い話はそうそうない、というのが、
小作人一族である松田家の

教えでもあるのだが、いかに
猜疑心の希薄な御仁であろうとも、

もう少しリアリティのある内容でないと、ひっかかるほうが難しい。



パチスロで負けも負けたりマイナス収支。本年度50万円の負債。

有給休暇取得理由を
「金策」と課長に報告しそうな日々の中で、



「一晩5万円支払うから、いかが?」



的なメールを頂戴した時には、思わずOUTLOOKの返信のタブを

押下しそうになったわけだが、危ない危ない。

今までお金を支払ってさえ、なんとかなったのが風俗という

特殊店舗の女性のみなのだから、そんなうまい話が転がってる、

そんなわけはないのである。もしそんなうまい話が転がってるなら

そこは機を見るに敏な私である。

今ごろは庭の池で回遊している鯉に餌をあげているかもしくは

ニッポン放送の株を買い占めているところあたりである。



さあ、私を悩ます一連の迷惑メール。

手を変え品を変え、色々な名前で送られてくるのだが

(・・・というか、ドメインも換えろよ)

本日届いたその類のメールは、群を抜いて面白かったので

ちょこっと紹介させて頂こう。




メールの送り主は
米田寅美さま。

79歳の婆(本人談)とのこと。



主人は既に他界、盆栽にもゲートボールにも興味が持てず

趣味は専らインターネットでエロ画像の収集とのこと。



そんな寅美さんが何ゆえに私にメールしてきたか、というと

身内の贔屓目で見ても別嬪であると思われる孫娘。

その処女を奪って欲しい、と、そういう内容でございます。



ガハハ!



よく考えるなあ、いろんな事を。



寅美さん。その孫娘の年頃には、殿方との交尾を夜な夜な

繰り返し、
「淫獣」の通り名を轟かせ、快楽に満ちた人生を

謳歌していたので、
おくてな孫娘を不憫に思っているらしい、と

そういうことでございます。



その血を引くものとして、根は間違えなく淫乱であろうことは

疑いないそうで、ついては
謝礼金まで用意して頂いている、と

そういうことでございます。





ガハハ!



もう、騙される以前に、
そのセンスに脱帽ですわ。





「如何せん奥手で内気な性格が禍して、23回目の誕生日を

迎えた今でも処女なんです。



処女膜、在中です。」ってオイッツ!



最高ですね。
処女膜、在中って!



・・・ということで、

私、寅美さんと文通をしたくなりました。面白いもん。



寅美さんがリアルキャラであることを、今までと違う意味で

心に期する凡作であります。返信してみようかしら。



1月29日(土)


インターネットを見ていて、驚いた、というか、笑った、

というか、今から非常に楽しみなのが

「明智小五郎VS金田一耕介」である。ナハハ。



天地茂版明智小五郎「美女シリーズ」が放送されていた

「土曜ワイド劇場」での放映で、2月26日(土)の放送。

明智に
TOKIOの松岡くん

金田一に同じく
TOKIOの長瀬くん、ってナハハ。



興味津々津々浦々。
土ワイの枠で金田一は少し弱かろうが

ま、この二人である。天地茂の明智とは、ハンデもメリットも

全く関係ないところで物語が推移するはずなので、

安心して楽しみにすることができるのである。ナハハ。



名探偵といえば、思わず思いつく明智と金田一。



金田一といえば、岩手の
金田一温泉郷を思い出される方も

多いだろうが、奇しくも岩手南部といえば、

言語学者の
金田一京介、春彦親子が有名である。



わざわざ変な回り道をしてみたが、金田一耕介の生みの親、

横溝正史が金田一京介をモチーフとしたことは明白であり、

映画
「病院坂の首括りの家」で、石坂金田一に

「僕の生まれたところも寒いところだった・・・」と語らせ、

終盤に南部風鈴の手がかりを追って岩手に飛ぶあたりは

確実に金田一京介氏に対するオマージュであろう。



で、
その孫も言語学者であるらしく、先日テレビに出ていて

「敬語の使い方が云々」と語っていた。



金田一(孫)氏は、「言語は時代によって移り変わる」と、

当世ギャル文字を擁護してはいたが、それは学者レベルまで

達観してからの話。どう考えても
ギャル文字はおかしいし、



(要は文字を置き換えた暗号だろ?アレ。努力は買うが、

 想像力は買えない。
お前らは春を売っておれ!



乱れた敬語の使い方には警鐘を鳴らすべきである。



で、敬語というのは
「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」からなるが、

その意味は当然、相手に経緯を表する、ということである。



そういえば私なんかも、女性に対し、惜しみない尊敬の念を

送ってはいるが、今まで尊敬語なんか使ったことがなかった。

なので、ここで少し敬語で、敬意の表明をば。



・お舐めになる。

・お交わりになる。

・おフェラになる。




・・・なんか田園調布が素晴らしいと信じている田舎者の

成金主婦のような
ざます口調と変わらないので、この辺にして



・おフェラ座の怪人



という駄洒落もこの辺にして



見事にウィットに富んだ文章の連鎖だな、とほくそえむ私の駄文、

これこそが日本語の文化を
壊滅的に破壊するものだと気づき、

本日はスペイン式で締めさせて頂きます。



アディオスセニョリータ!



1月28日(金)


私が高校生から社会人になりたての多感な時期であれば

「カブる」と言えば、バイクのプラグの不調を連想し、

あの
カストロールの甘く官能的なニオイを何故か思い出し、

おもむろに歯ブラシと六角レンチを持ち出すところだが、



今現在
「カブる」と聞くと、はて、最近の日記で昔の更新と

重なるネタがあったのかな、と、日記を楽しみにして下さる

皆さまのために、少しはネタ収集に勤しまねば、と

身が引き締まる思いであったりする。



まあ、同一人物がシコシコ毎日分更新しとるわけだから、

本人でさえ微妙な意識しかないネタの重複、

ただ読んでいる人が気づくはずもないとたかをくくりたい

ところであるが、翌々考えればここの日記は



・自虐ネタ(得にモテないネタ)

・下ネタ

・屁理屈ネタ

・パチスロネタ




を延々と繰り返してるだけであり、

ネタの重複どころか、
大いなるマンネリに支配されている

という事実にぶち当たるのである。



ということで、このHPのこの日記。

開設当初からずーっとネタがカブっておりますので、

ご安心してお楽しみください。



ま、高校生やら現在やら、

時期を問わず、私の
人生開設当初から

ずーっと私の亀の形をした粘膜に「カブって」いる、

あの
伸縮性に富んだしなやかな皮膚のことは、

この際触れない方向でお願い致します。



1月27日(木)


「餅は餅屋」
という言葉があるが、

まさしくその通りなのである。



私も会社に出かけたり出張に出かけたりする際は、

携帯にノートPC、デジカメにPDAを
フル装備で出かけるが、

美しい風景写真はデジカメで、電話番号確認はPDAで

メールやサイトはノートPCで、当然通話は携帯である。



ご存知の通り、これらは互いに有する機能を持っている。

が、例えば携帯のカメラやPDAのカメラでは得てして

私が意図する写真が取れない場合が多いのである。

またPDAで見るサイト、やり取りするメールは、

必要最低限の、というより、
遅くて使いにくくてイライラする。



さて、昨日の続きである。



携帯についている機能は、実は上に挙げた全てができる。

写真、動画、メール、サイト閲覧、通信、PIM機能・・・



日本でPDAが流行らない理由はここにある、という意見も

あるほどで、マメな人間であれば携帯1台でこと足りる。



追加するなれば
「マメなのに、大らかな人間」という、

なんとも不思議な人種でないと、携帯では事足りない。



そうでしょ?メールは限られたボタンと限られた機能や

文字数で行わなければいけないし、

写真は限られたスペックの中で、手数をかけてその機能を

呼び出して、それなりの写真しか取れないわけだから。



だから、普通の人間は携帯の機能を使いこなさない。

であれば旧スペックの機種であればいいのであるが、

それを私を含む
ウンコちゃんは許さない。

最新機種を追ってしまうわけだ。



だが、今日、一つの出来事があって、

それはいつも行くパチスロ屋で、

鼻血が出るほど美しいお嬢さまがいたことから始まる。



皆さまも同じ意見とは思うが、

「キレイなお姉さん」

この時点で純然たるシャッターチャンスである。



しかしながらここでデジカメを構えたら、

警戒されるだけなら結構、店に出入禁止喰らう程度ならまし、

最悪のところ
逮捕・拘留まであるわけだから、と

今まではこの段で、デジカメを取り出すことはしないのである。



そこで、
N901iCを持っていることを思い出した。



今までのSOは、そりゃカメラスタイルはデジカメ然としていて

デジカメを構えているのと全く変わらなかったわけだが、

折りたたみ式のN901iCであれば、
メールを確認するふりして

キレイなお姉さんを激写!することが可能なはずである。



で、すぐさま行動に移し、自然な感じで被写体を捉えたのだが、



・・・残念ながらピンぼけである。



カメラについてはほとんど素人なので、間違っている点について

ビシビシ突っ込んで頂いてかまわないが、多分、こういう事?



パチスロ屋のように光の量が少ないところでは、

シャッタースピードを早く切ると真っ暗になってしまうので、

レンズを経由する光の量によっては

シャッタースピードを遅く設定してあり、

そうするとシャッターを切ってからしばらく固定しないと

手ぶれ等でピンぼけの写真を記録してしまう、と。



デジカメとの最大の違いは、その光を取り入れるレンズの直径

だとすると、確かにコンパクトカメラといえどもレンズの直径は

1cm近くあって、携帯のレンズはそれこそレンズ周りは1cm弱

あるけれども、レンズ部分は2mm以下な感じだから、

光の通過量が少ない、って事?



携帯も、爛々と輝くお日様の下では、結構キレイに写るので、

多分当たらずとも遠からずだろうと思うが

(もしかしたらCPUの処理速度の問題かもしれんが)



いずれにせよ、
バカヤローっつ!である。



レンズの前で微笑んでくれたり、下穿きなしで
M字開脚をして

くれるパートナーをお持ちの諸兄であれば、

それこそデジカメだろうが一眼レフだろうがかまわないだろうが



私は、違う。



盗撮は一発勝負なんだよっつ!






「誰でも(それなりに)キレイに簡単に」撮れなければ、

携帯に搭載する意味がないだろう?



画素数うんぬんというのは、あくまで記録する点の数だろ?

元々の画像が悪けりゃ、意味がないだろう?



デジカメに匹敵、と謳うなら、それは画素数だけで語るべきで

なく、機能や品質で匹敵してもらいたいものである。



フォトライトは昼間では意味をなさず、暗闇では光量が足りず

薄暗いところでキャッキャ飯を食う
合コン常習者にしか対象に

してないことは明白。おためごかしというのだ。そういうのは。



工学ズームはいらん。2M以上の画素数もいらん。

AFは是非搭載して欲しいが、被写体に合わせてピシャと

やるだけで、インスタントカメラ並の写真を取れるカメラを

今後の携帯に搭載して欲しい、と切に望む。



・・・あとね。

シャッターを切る時の効果音も出ないようにね。





は!




もしかして、
俺のような人間がいるから

ワザとそういう仕様にしてる?メーカーさん?





1月26日(水)


新しい携帯の「N901iC」を入手する。



FOMA端末なので、自前のノートPCに接続した際の

通信速度はなかなかのものであるが、それ以上に

手にとった際のフォルムや質感は、確かに衆人の人気を

誇る
「N」の系図であると実感した。



知らない人も多いが知ってる人も多いと思う。

問われていうのもおこがましいが、なにぶんこの私、

チ●ポもデカいが、それ以上に「顔がデカい」



折りたたみ式携帯の入手は、通話感や通話時の携帯の

「顔のフィット感」・・・ むう。買ってよかったな、と

衝動的な購入に対する言い訳が出来てご満悦である。



私が初めて購入した形態はツーカー時代のソニー製。

特徴とも言えるジョグダイヤルに慣らされたせいか、

今に至るまで10台近く機種変更を繰り返したが、

今回の「N」が初めてのソニー以外の機種。



正直言うと、ソニーで慣らされた携帯ユーザーからすれば

衆人に評価の高い「N」ことNEC製も、その使用感は

(ああ、こんなものだな)程度の感覚であった。



前に携帯はウンコちゃんの個性を彩るツール、と辛辣な

ことを書いたわけだが(自分を棚に上げて)、

個性?というより、強烈に素晴らしい機種を目指す、とか

唯一無二の個性を目指すということではなく、

「一長一短」、この言葉がピッタリくる。



それも
ワザとだろ?ってぐらいに。



例えば今回の購入に当たり検討した901シリーズで言えば



・SH(シャープ)

 →液晶画質とそれを使ったコンテンツは素晴らしい。

   が、稼動部分の造り込みとデザインが甘い



・F(富士通)

 →指紋認証ギミックとカメラ・動画・アプリ機能は強烈にいい。

   が、デカくてダサい。フォントや画面がいいので残念。



・D(三菱)

 →基本OSはFと同じなので、中身は問題なく、ボタンもいい。

   が、質感にこだわった割には、スライド感が情けない。



・P(松下)

 →小さく軽い。着せ替えパネルがおしゃれ。完成度が高い。

   が、カメラ部分のスペックとか、マニア心をくすぐらない。



そして、好きだから買った「N」(NEC)だからこそ、

多めにツッコんでおくので、開発の諸君。

今後の参考にしてくれたまえ(何様だ)。



・N(NEC)

 →色艶フォルム、渋くてサイコー。ツートンとはいい目の付け所。

  が、どうせなら
本物の革使えや。「革シボ風」じゃなくて。



 →円熟した基本性能やスタイル。奇をてらわない王者の貫禄。

  が、カメラスペックとか、お粗末過ぎるぞ(他に比べて)。

  奇はてらわなくとも、
気は使え



 →T9入力方式等、メールの使いやすさに配慮した機能群。

  が、ボタンが押しにくい。質感とピッチの問題だ。



 →機能設定が行いやすいインターフェース。

  が、処理が遅い(全般的に)。



 →シンプルで使いやすいPIM機能。

  が、面白みがないし、PCとの連携もしにくい。Fを見習え。



 →3Dステレオサウンドの臨場感ある音響効果!

  が、音量が小さい。パチンコ屋じゃ無に等しい音量。



そうそう。カメラ部分については言わせてもらうぞ。

でもこれは携帯についてるカメラ全般に言える話だから、

実体験も踏まえて、
明日の日記で言わせて頂きたい。



ま、ほっといてもNとPは売れそうだから、カメラのAFとか

動画のフレーム数とかは凝らなかったのかねえ。



多分、NTTドコモの主導でコンセプトやらなんやらを各社で

作ってるんだろうね。

「あまねく平等」をモットーとするNTTグループらしいや、うん。



でもそれは901という最先端シリーズである以上、

「一長一短」ではなく、
フルスペック・フル個性で臨んで欲しい。

そこんとこ宜しく。



1月25日(火)


「正義と不正」



NHKの海老沢氏
の話やら、コクドの堤氏の話などが昨今

ニュースを賑わしている。



彼らの立場にたって考えてみると、

ま、そりゃそうしてもおかしくないなあ、と

何故か心の広い私がここにおり、せっかく持ってる立場、

資産、既得権、そんなものを守ろうとするのは人間として

別に変な行動をしているとは思えず、

彼らからしてみると、ギャーギャー騒ぎ立てるマスコミに



「うるせーぞ!この貧乏人めが!」



の一言でも浴びせたいところだろう。



そんな彼らに不平不満をぶつける我々小市民も、

その
小さな幸せを守るための不正がいかに蔓延してることか。



不正、といえば決まり事(法律とか)を破ることと、

決まり事はないが、モラルに反する事、の二つがあるだろう。



昨日の日記の例で言えば、

ストックを飛ばして開店を迎えるのがモラルの問題だとすれば

営業中に設定を変えたり、ストックを飛ばすのは違反だ、と。



放送局が舞台なら、役職立場を利用して背任行為をすれば

法律違反だし、役職立場を利用して、アイドルと
チョメチョメ

ややもすると
乱交にまで及ぶといえば、これはモラルの問題。

(↑どうせどこでもやってんだろ?こんなこと)



放送局を舞台にすれば、そりゃ想像に頼るしかないのであるが

その想像が当たらずも遠からずなのは、自明の理。



いかにどんな業界が「そんな事実はありません」と言っても、

周りがそのまま信じることができるとは思えない。



例えば
証券業界

「一任勘定取引や利益供与はありません」と言っても、

内部にいない人にはにわかには信じられないものだと思う。



そりゃそうだよ。



やってるもん。



少なくとも私が証券業界にいた3年前ぐらいはね。

やってた人の姓名も言えますよ。

暴露本は書くつもりはないですね。少なくともこの日記よりも

面白くないし、なにより
「日常」ですから。そんなこと。



「そんなことはやりません」という
キレイごと担当と、

実行部隊たる実務部署があるわけですよ。



一般的にはキレイごと担当がエリートで高給取りなわけですが

そのトップクラスの海老沢氏と堤氏、彼らが叩かれて小作人は

溜飲を下げるわけですな。



私?自慢じゃないけど会社で不正を行ったことはありません。

それは法律・規則で決められたものを、自分の意志を持って

破る、ということをしたことがない、という意味です。

自分の意志にウソついたことは何度もありますよ。さすがに。



例えば証券会社時代の指示の、不正の程度が低い順に



「強引に説得しろ!」

「無理にでもはめ込め!」

「プロセスは問わない。結果を報告しろ!」




というのがありますが、巧妙なのは
不正を指示しない点です。

が、二番目と三番目はかなり危険なニオイがするでしょ?



青臭い自分は、言いましたよ。

「やれませんし、やりません」って。



そうするとね、イビられるわけですよ。

それで周りの人間に

「凡作のようにされたくなかったら、どうすればいいかわかるな?」

と、そうなるわけです。



それ以前に、ノルマの重責から逃げ出したくなったり、

怒られたくなかったりすれば、自発的にやりますって。



そして、その人たちには

「寿司でも食べにいくか?」ってなる寸法ですわ。



だから、ね。

生まれついての
一任勘定マニアや、利益供与好きっていないと

思うんですよ。雰囲気とかややむにやまれず手を染めるんですよ。



就職活動中、「志望動機は?」と問われて

「はいっ!自分は不正が好きだからであります!」と答えれば

さすがにあの会社でも不採用にすると思います。



清濁を合わせ持つ・・・ 入社して、勝手にそう成長してくれて

売上をバンバン上げてくれそうな社員を採りたいはずですから。



で、私って、

こんな性格ですから、面接担当にはそう見えたんでしょうなあ。



でも、私は規制に反することはしなかった。

それを支えたのは
「正義」っていう漠然とした言葉しかなかった。



で、結局は会社を追われる訳なんで、私の持ってる「正義」なんて

そんなに力がなかったんですなあ。

ただ「自分は間違ってない」と思いつづける意思の力、

それを支えてくれただけの言葉だったと思っています。



(ちなみに「実質的に退社理由は会社都合なんで、そうしてもらって

いいですか?」と上司に言ったら、「ふざけんな!」と言われた。)



でも、そんな「正義」って、キライじゃないです。

自分を信じることのできる力。

自分を好きでいつづけることのできる力。



他人がなんといってもいいじゃないか。

もしや家族が自分を否定してもいいじゃないか。

自分が自分を信じることができるのならば。



自分で自分を納得させる力、それが「正義」という建前であれば

その
「正義」「自信」に繋がるんじゃないか、と。



・・・と話が脱線してカッコいいこと言ってますが、

まあ、心のどこかでこの考えがあり、実践してるんでしょうね。



今はただ、風俗で
「性技」を磨き、

男性
「自身」を満足させてるに過ぎませんが。



え?

風俗で
本番行為を強要することって「不正」ですか?



いや、初耳でした。



1月24日(月)


(質問1:パチスロ「カイジ」のストックは飛ばせるんですか?)

(質問2:
ストックを飛ばした場合、そのような挙動ですか?)



・・・



とある日、私は900ゲーム台の
「吉宗」を発見し、

勢いよく打ち始めたのであるが、最も勢いが良かったのは

その台の金を吸い込む速度だったわけで、気づくと

1500ゲームあたりで
黒い塊が揃っていた・・・



消化中はキンキキッズの
「悲しみブルー」が頭の中で

リフレインしていたわけだが、その刹那画面がピンクに染まり

「わお!JACハズレ!」と心が躍ったのだ。

(BIG1連確定。ストックがあれば、の話)



・・・が、惰性のついた私の右手左手が、通常どおりの動きで

BETとレバーオンを高速に行ってしまい、



何が起こったか、というと、一度ついた八代将軍のランプ、

それが
また消灯してしまったのである。



???



この店は多分、華僑系のオーナーが経営するアットホームな

ホールであり、客つきも良くないし、イベント等の企画もなく、

だからそれゆえに
「客をだます」とかそういう意識の少ない店。


そういう印象が強かった為に、もしストック飛ばしだとすると、

私の
財布くんと同じく、悲しい気分になってしまうのだが。



しかし1500ゲームという回転数からして、ストックがないまま、

ってのも変な話だし・・・



結局、1ゲーム目にシャッターが閉まり、大家紋アタック炸裂。

そのゲームで7が揃って(ということは1G解除ではない?)、

ストックがあったこと、すなわち飛ばしてなかったこと、

そしてそれは
単なるバグだった、と、自分の中で整理をつける

ことができたのである。良かった。

私の財布くんともども、ほっと胸を撫で下ろしたのである。



かように、自分の通うホールが
ストック飛ばしやら不正やらを

している気配を感じると、嫌な気分になるのは当然、

知識の蓄積が著しい若者(なあ、その分仕事に打ち込めば

係長ぐらいにはなれるぞ)が、もしそれに気づいたら、

その次の日には、閑古鳥が鳴きだすに違いないのだ。



で、冒頭の質問に戻るのである。



私が
新橋●●●という店で、「カイジ」を打っていたのであるが、

この店、それは気持ちが良くなるぐらいに
お金が好きな

経営陣
が経営をしているようで、お金が嫌いな人や、真性のM。

そういう方は是非、この店で打ってみたら良いだろう。



何しろ
「感謝祭」は日々働いてくれるホールの店員のために

店にくるお客様からお金を集めてまで感謝祭を催すわけだし、



この日も
「北斗爆裂祭」とあったので、



(私の財布くんが爆裂してしまうわ!)と、

わざわざ北斗を回避して「カイジ」に座ったわけである。



2000円でボーナスに繋がり、ポンポンポンっつと、ボーナスが

群がり、気づくとボーナス累計で30回弱。

なんとその間、
300ゲーム以上のハマリがないのである。



(もしかして、
6つかんじゃったかな?)



これが前出アットホームホールだったり、家の近くのホールなら

素直に幸運を受け入れるところだが、何せこの店

6を置くことがどうしても信じられない、という信頼と実績がある。



しかし30回近くも300以上のRTを選択しないなんて、

まったくもって最高設定6の挙動だし・・・



用事があったので「30分休憩しますから」と店員に告げ、

パチンコ・沼を経由して当たったBIGの次のBIGの消化0ゲームで

その台からひとまず離れたのである。



で、その30分後。



席に戻ってシコシコと打ち出すと、

「ざわ、ざわ、ざわ・・・」が出ても、ざわざわタイムに突入しない。

その他、
度々の違和感



不思議な違和感は300ゲームを超えたあたりで疑惑に変わり

1012ゲームでBIGを引いた時に確信に変わった。



「何かやりやがったな?」と。



論理的に考えてみて



@今までの引きが強かった(低設定での鬼ヒキ)

A今回のハマリがたまたま(設定6では鬼のように低い確率)

B設定を打ち換えた(6からそれ以外へ)

Cストックを飛ばした(3との併用も可)



が挙げられるのだが、

BCを疑いに値する「信じるに足るホール」である。



入れ間違えた設定を営業時間内に元に戻すなんていうのは

お茶の子さいさいとやりそうな店だし(当然6→1ね)、

設定変更は客に有利だからBとCの併用も充分あり得る。



現在のところ、推定だからなんとも言えんが、

もし最初の質問の「ストック飛ばしの挙動」が明らかになったら

「新橋●●●」を伏字にする必要もない。



何せAはその次のボーナスが300を超えた時点でなくなるし、

@の鬼ヒキ、これを今の私に求めるべくもなく、これもなくなる。



要は
店の不正の線が濃厚、ということなのである。



その話を、ちょくちょくその店に行くという
ヌケル君にしてみた。







ヌケル君 
「ああ、あそこの店は遠隔だから」



ああ。だいぶスッキリしました。気持ちが整理できて良かった。









いいわきゃねーだろうがっつ!


1月23日(日)


意外に乙女チックな感覚を持つ私は最近、

北斗の拳を打つためにホールに赴くと、まず中のジュースの

自動販売機の前に立ち、徐に120円を用意する。



勝負のひと時を彩る缶コーヒーを購入するためであるが、

目を閉じ、意を決するように
「ジョージア」のボタンを押し、

その缶に映された人によって、今日の勝負運を占う、と

そういうつもりなのである。



現在は
「藤原紀香」「加藤あい」「佐藤江梨子」の3名だが、

ま、どちらが出ても、これが
ソープであれば当たりも当たり、

大当たりなわけであるが、ここはパチスロ場。



感覚的には、いつも出る「サトエリ」あたりは、(ああまた今日も

7揃いの白オーラ、延びて3発普通で単発)と、申し訳はないが

そんな感じの出現頻度。



リーダーに違いはないが、その割には結構な頻度で出る

「ノリカ」は個人的には大好きだが、当たれば当たったでかなり

プレッシャーのかかる北斗揃いのような感じである。



ま、私の感覚的には突き抜けたところはないが、顔の作りといい

旬な感じといい、強いて当たりといえば「加藤あい」のような

気がするので、これが出た日にはなんとなく

「薄いところを引っ張ってきた」感じがするので、心地が良い。



で、もし仮に「加藤あい」どころか
「阿藤快」が出たとしたら

それは”ボーナス大爆発”の画面が見れるか、もしくは

”いきなりJAC(6万5000分の1以下)”が拝めるぐらいの希少価値。



当然、今日も阿藤氏が出るはずがなかったが(サトエリだった)、


何故か引いたり希少価値。え?当然
”いきなりJAC”の方。



鬼プレミアムにも関わらず、ほぼ単発確定のあのJAC(単発)から、

ポンポンポンと続けざまに単発を3発放ったあたりで

先ほど店員に回収されたあのコーヒーの空き缶。



もしかするとあるはずのない

「西村雅彦」の写真が印刷されてたのでは?と、



来る日も来る日も続く単発地獄という
希少体験

心が折れたままの状態で体感していたわけである。




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