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2月12日(土)


休日には珍しく、パチスロ屋の開店待ちには加わらず

愛車
「オナニスト号」にキーを挿し、ガソリン満タンにして

むかうは伊豆は
土肥金山



私には悲しいとき、嬉しいとき、
何故だか伊豆に向かう習性があり、

それは別に夏に限らないのである。



しかも今回は最近続くパチスロの不調から脱出するために

人知の及ばない何かの力を借りる、という名目と、

はたまたパチスロの不調からくる体の疲れを、温泉に浸かって

解消しよう、という目論見があったわけである。



その前の週に
K君と葛西のスーパー銭湯に連れだって行き、

彼の持つ伊豆のガイドブックを見て、思わず思いを馳せた、という

そんな理由もあるのだが、前日、徹夜で麻雀に勤しみ、

かつ電波状況の悪いFOMAが圏外であり、彼を誘えなかったのは

非常に残念ではあるが、所詮は今回の伊豆は個人的な目論見にて

たまにはぶらり一人旅というのも
なものであろうと、うららかに

東名自動車道と小田原厚木道路を爆走したのである。



ちなみに土肥金山には沼津インターの方が近いが、

そこはドライブだから、海道、山道を満喫したかったのである。



人間とは現金なもので、冬場の伊豆には観光客も少ないのであろう。

夏場は混雑する伊豆の国道・県道も空いていて、私が車中で

ラルク&尾崎豊バラード特集の熱唱を終える頃には

真鶴道路〜伊東〜土肥ルートを制覇し、まさに土肥金山に到着。



別に観光としては何度も訪れている土肥金山ではあるが、

今回のご利益を考え、とりあえず入場料を支払い、駆けるように

うそ臭い人形が飾られる採石場を抜けて、展示スペースへ。




 展示スペースでは金のインゴットを展示。

 パチ屋の特殊景品と比較にならぬ重量感。

 これを手にして、運気を呼び寄せるのだ。





ちなみに展示場のオバちゃんに撮影してもらったのだが、

「あまりにパチ運が悪くて、縁起を担ぎに来てるんですよ」

と言ったら、あらヤダ、面白いお兄さんねえ、と、

なぜか
5分ほど話込んでしまった。

何故か年配の女性にはモテるのよ、私。うん。





続いては、真の目的たる
「お金の貯まるカード」の購入である。

これも、コースのルートの最後にあるお土産屋でしか買えない。

インゴットの展示スペースの奥にそのお土産屋はあり、

その他のお土産には目もくれず、そのカードを探す。



数年前のスランプを救ってくれたのがこのカード。




 数年前と変わらぬフォルムで、今なお

 売り場にあるということは、私以外にも

 ご利益を期待する人が多いのだろう。 





私と同じ悩みを抱える諸氏。

ライスチャームやその類の広告の商品を購入する前に、

まずこのカードを購入してみてはいかがだろうか?

少なくともここに来るまでに、伊豆の大自然を堪能できるのだから。





さて、続いては土肥を少し進み、

ああ、あそこか、と感のよい方々ならご想像にたやすいと思うが、

我ら死ね死ね団とは闘いを避けて通れない、あの場所である。



恋人岬…



ああ、なんて罪深い名前であろうか?

そのネーミングだけで人を
7〜8人殺せそうである。



まあ、確かにい




 この絶景ですもん。鐘までありますもん。

 ロマンティックモード炸裂ですもん。

 恋する二人が来たい気持ちはわかるが…





独身・彼女いない暦30年の男が、ここまで来た勇気を買って頂きたい。

写真?そこらにいるカップルに「撮ってくれ」って写真をお願いする?



できるわけないでしょ?泣きますよ。情けなくて。



今度、K君とかブラック君とかと来たら撮りますよ。

プリクラとか、絵馬とか撮りますよ。

な、いいよな!K君とブラック君!



とまあ、本音のところは女性と訪れるための下見の意味もあったが

何年後になるかわからないので、さっさと切りあげ温泉へむかう。





続いては
「沢田公園露天風呂」。これも景色が壮絶にいい。

近隣の温泉協会が経営しているやらで、入浴料が500円という、

私がいつも行くお風呂の50分の1程度の入浴料であるが、

西伊豆の海を見渡せる岸壁にこしらえた温泉は、かなりの伊豆通でも

知らない人も多いのではないだろうか?



(ちなみに地元民ブラック君は知ってるそぶりはなかった。

 引きこもってないか?パチスロばっかりやってないか?)



しかしながら、シャワーもアメニティもなく、ただ脱ぎ場しかない温泉。

男湯と女湯も、
薄い板一枚で区切られており、

かなりアグレッシブな気持ちになれば、たまらないスポットでもある。



ここについたのは夕方にまで時間のある頃合であったが、

西伊豆の海は波も荒くなり、岸壁では波しぶきが立っている。

入浴券の売り場のジイさんが「もう閉めようと思ってた」というのを

「ちょろっと浸かって出てきますから」と強引にお金を支払い、

その温泉に入ると、そこには既に4人の若者の姿が。





「お兄さん、一人ですか?」と彼らが尋ねるので


「うん。そうね。」と、軽く相槌を打つ。



どうやら彼らは長く入っているようで、4人とも顔が赤いのだが、

湯殿の外は海の冬風が吹きすざぶ状況。湯を冷ますように

外に出るのと、湯に浸かるのをメトロノームに繰り返す若者を

視線の奥で確認しながらも、男湯と女湯とを区切る、

相変わらずの薄板の存在も確認する。





「ここの壁、薄いねえ。この隙間から女湯見れちゃうよね」

軽いタッチで若者たちに水を向けてみると



「ホントそうっすよねえ!」と、勢いよく食付いてくる若者衆。



非常に似たニオイを感じる青年達であるが故に、かわいそうなので



「でも風が強いから、俺で最後って言ってたよ」と教えてあげると


「ああ、そうっすか…」と残念そうに4人が一斉に湯から上がった…





…そしてしばらく一人で、西伊豆の海を見ながら温泉を堪能した。





そして最後は何故か東伊豆の
「赤沢日帰り温泉郷」である。



海風を浴び、潮風でべたべたになった髪と顔。

シャワーのない露天風呂では、気持ちの悪いまま東京に向かうことになり

どこかのスパに寄ろうと思ってはいたのだが、そこで不意に思い出したのは

かつてI君とブラック君と通った松崎〜蓮台寺〜下田・白浜ルート…

ではなく、先週あったK君の、
「赤沢温泉が良かったなあ」の一言。





「日帰りのスパみたいのが出来ててさ」


「うんうん」


「運がよければ、貸切風呂ってのが4つあるんだよ」


「ふんふん」


「そこは海が一面に見渡せてさ」


「へ〜、そんなのがあるんだ」


「中々良かったなあ・・・赤沢温泉」


「な、それって女と行ったのか?女か?





彼はその後、
言葉を濁して遠い目をしていたのだが、

その
悔しさのおかげで赤沢温泉の名が脳裏にあり、



そういえば下伊豆の
河津桜というのは早く咲く、というのに気づき

河津を通り、その桜を車中から眺めながら、赤沢温泉郷に到着。



当然、貸切風呂に入る理由もないので(寂しい限りだが)、

大浴場に入り、既に暮れた伊豆の海を見ながら日々の疲れを癒す。

ああ。本当にいい湯である。

日々の喧騒に疲れた私に染み入る、やわらかい湯である。



加えてこの温泉は、化粧品売り上げNO.1!というCMの
DHC

提携やら協賛やらしているらしく、シャンプー類はすべてDHC商品で

かつB1にDHCのエステがある、ということで、年頃の女性の姿も

まばらで
うひょ〜って感じである。



またI君やらブラック君と来たいものである。

K君も女と行かない時は、一緒に来たいものである。



っつーことで、後は東京までの帰路を爆走するだけの話なのだが、

本日一日、非常に有意義な日を過ごしてご満悦であります。



これが通常なら、頭痛に苛まれながらパチスロ台に向かう一日。

しかも出費は数分の1である。



今回の土肥金山のご利益は、ま、これ以降の更新に譲って

今日の更新はこれでおしまい。ちゃんちゃん。



2月11日(金)


新台「ポパイ」を打っていると、どうも挙動がヘンである。

相変わらず負けではあるが、ボーナス間が狭い。

単発ではあるが、ポパイチャンスにも4回ほど入っている。



それでも負けているのはボーナスが
ほとんどREGであることと

4回のポパイチャンスが
すべてスルー(50%であたるはずなのに)と

これはすべて私のヒキであるからして、台のせいではないのかも。



するとその店から定期的に届くメールサービスの着信があり

なんとそこには

「本日、なんとポパイは全台設定6!!」

と、そう書かれている。



(なんだよ!6かよ!)

そこまでの3万円の投資。んなものはどうとでもなるぞ、と

勢いよくレバーを叩き始めるも





結果として
6万円程投資して、勝負終了である。



・・・



ここまでくると、
「もう、少し休んだら?」という啓示が聞こえてくる。



神様。そういうわけにはイカンとです。



江東区の新宿鮫と言われた私。

何を言ってるか自分でもわかりませんが、

ここで止まるわけにはイカンとです。泳ぎつづけにゃナランとです。



とはいえ、設定6でも大負けするこの環境下において、

少しでも建設的な行動を起こす必要があるので、



そう。明日は伊豆は
「土肥金山」への祈願の模様を更新します。



2月10日(木)


携帯を買おうとしている時に、今となっては所有済みのN901iC、

この発売日が不明だったもので、1月の末はかなりの頻度で

ドコモショップへ通ったものである。



そこにいくと、幸の薄そうな女性が寄ってきて

「ドコモのポイントが2倍たまるカードのキャンペーンですが・・・」と

こういうわけなので、無下にするのも何かなあ、と話を聞いてあげ

あげくに彼女の差し出す入会申込書に記入をしてあげたのである。


よくよく読まないでもそれは
「NICOSカード」の申込書。



キャンペーン中、という触れ込みで、かなりのノルマが課せられるのか

彼女はすべてを記入し終えた私に「ありがとうございます」と

感謝の意を満面に出してくれたものだが、



本日送られてきた日本信販からの手紙には



「弊社の基準による審査の結果、今回は見送らせて頂きたく・・・」





・・・なんだか
組織ぐるみでバカにされた心境である。



その昔エロどっきりの常連であった
大川栄策氏でさえも、

ここまで複雑な心境ではなかったであろう。



かなりの数を取り込むために、頭を下げられてまで申し込んだカードの

その審査に通らなかったのだから、それは社会的にダメを出された、と

それは強烈なダメの出され方なわけで、ここもとの心境上、ヘコむ。



まあ、借金がないとは言わないが、

どう客観的に見ても、私。多重債務者なのではないのである。



パチスロのおかげでキャッシングに手を染めはしたが、

支払い期日を過ぎたことは一度たりとてなく、

車のローンとて、せいぜいがオナニスト号(トヨタ・イスト)で

スカイラインを駆る10代の若者よりも余程、無理がない。



そして彼らにわかるはずもないのだが、

シコシコ投資している投資信託は既に100万強、そして

部屋の中にある、パチスロの箱に俵積みしてある500円玉も

同額程度あるので、借金の一括返済も可能なのであるが、

やはり彼らがダメを出したのは、私の
生活基盤のもろさだろう。



自給生活というのが、いかに社会的信用がないか、ということを

今回のことで思い知ったのであるが、前に書いた私の親戚の話。

その親戚は羽振りがよく、可処分所得も相当のものであるが、

自営業であるがゆえに、銀行から長期の借り入れが出来ない、と

そういう話を聞いたことがある。

(しょうがなく
ポケットマネーで家を建てた、というオチもあるが)



「晴れの日に傘を貸し、雨の日に返せという」銀行の体質とは

昔から言われているが、日本の金融機関というのは、人を見ずに

データを見るという傾向がある。



データとは、安定性であったり、資産であったりだと思うが、

そればかりではこれから先の金融機関は立ち行かないだろうと

敢えてここで苦言を呈するものである。



やれ消費するしか脳のないセレブという人種に限度額のない

「ブラックカード」なるクレジットカードを発行したり、

カードには全く縁のない、堅実でまじめを絵に書いた公務員に

一生懸命カードを勧誘したり、

勢いで企業の株を買いあさるIT企業社長に数百億貸したり、と



律儀で、金の重みを知っている人間をないがしろにしてまで

そういう人を優先する感覚が、どうも私には理解できないのだ。



まあ、後々考えてみれば、

信販会社からの電話があったときに、会社の住所を間違えたり、

連絡先が既に繋がらない番号だったりと、めちゃくちゃだったので、

(在籍確認が取れるはずがない…)

その人間性も見られた可能性もあったとは思うのだが。



うん。それも含めて、社会的にダメを出されたのは事実。



そのレッテルを貼って、堂々と生きていきま〜す。



あ、そうそう。

私ってば、
女性からのイエローカードは、即日発行されます。



2月9日(水)


安田美沙子
が俺好みの女に育っている…



ま、私が何をしたわけではないのだが、少しは彼女の成長に

貢献したいので、今度発売されるDVDは
発売日に買ってあげようと

ささやかながらそんな思いであるのだが、ふと思った。



少し前はアイドルにうつつをぬかすニート気味の若者を

冷ややかな視線で見ていたに過ぎないのだが、何言おう

私が今、その状態である。



そう。彼らや私に足りないものは
愛だ!



もう一度いう。
愛だ!



私のような達観したものになると、愛など
自給自足できたものだ。



毎朝、出勤前に
鏡に向かって

(お前は大丈夫、お前は大丈夫)
と語りかけて、

何とか一日を乗り切っていたものだが、愛に満ちた皆様など、

そんな経験をしたことはないだろうね。



でも私はそうすることによって、

この社会の荒波に向けての航海。その力を得ていたのであるが、

パチスロという機械にさえもそっぽを向かれた昨今において

この毎朝の儀式をカマす気力も体力もなく、

ただ偶像にすがろうとする傾向が、先の現象に現れている。



何度でもいう。



俺たちに必要なのは、愛だ。



そしてついでに

安田美沙子ちゃん。頑張れ!



2月8日(火)


「Tarzan」
という健康・肉体改造系の雑誌、ご存知だろうか?



私がふと目にしたとき、その特集は
「腰痛、肩凝り」

日々腰痛に悩む私は、反射的に購入してしまったのであるが、

ぺらぺらと速読法を駆使するように眺めた後は、

ポイと私の部屋の雑誌の山へ投げはなってしまったのである。



そりゃそーだろ。



ターザンを熟読して、健康や肉体に気を使う人間であるならば

そもそもこの
90kgに迫ろうとしているダラシない体で

恥ずかしげもなく街を闊歩できるはずもなく、それ以前に

腰痛に悩む要素もないはずなのである。



それが出来ないから
デブで、腰痛なのだ。



そんな私から皆様へ(特に女性の皆様)効果的なエクササイズを。



SEX体操といって、これは気持ちよくて簡単です。

硬い棒は私が用意しますので、

あとは
湿った穴のご用意をお願いします。



2月7日(月)


北斗の拳
でデータを採り、小役の落ちが悪くないから、と

勝負を続行するも結果の出ない日々が続く。



私の通うホールは
「設定1は置かない」というホールで

それも私の知識や経験から導くに、嘘ではないと思われる。



負ける理由?それは明白である。



小役がボーナスに結びつかない、ボーナスが続かない、と

すべては
タイミング、ひいては私のヒキの問題である。



例えば羨望の眼差しを浴びる「北斗絵柄揃い」。

ここもと5回ほど引いてはいるのだが(そりゃあんだけ打ってれば)

その継続回数を少ない順に言えば、1・1・2・2・5。

多い順に言っても 5・2・2・1・1。



…逆に大したものである。



7揃いは言わずもがな。当然緑や黄色のオーラで始まることはなく、

ほとんどが単発。2発で
お百姓さまに感謝するほどである。

これでは勝てるはずもない。



その日も2枚チェリーを9連発ハズして、ようやく獲たボーナスを

単発で終了して帰路についている時に、ヌケル君からメール。



「俺は怒っている」



オイラは怒る気力もないのだが、どんな内容かと見てみると



吉宗で大量投資。なんとか5,000枚出して両替に行くと、

なんと6枚交換。しかも、その店はゴト対策でJACゲームは

順押し限定で、
俵8連続を2回達成したら、ボディーチェックだ。

俺は怒っている。と。



…大丈夫。君はまだ戦える。



2月6日(日)


パチスロで負け続ける、ということは

これすなわち凡作氏が女性に触れる機会がない、と

そういうことに他ならない。

言わずもがな、
有料専門だからである。



そんな日々が続く中で、ま、ここから書くことでこのHPの

女性の読者がどー思おうが知ったことではないのだが、

自分の意に介さずであるが、電車の中で水商売と思しき女性、

その女性の
尻っぺたに手が触れてしまったのだ。



職業軍人ならぬ、
職業痴漢でないわけだから、

その悪意のなさを悟ったであろう年頃の女性は騒ぐでもなく

というよりも、男の手が自分の尻に触れたと気づく様子もなく

騒がれるなどはなかったのであるが、

うっかり触れてしまったこちらの方がむしろ

その衝撃たるやすごいものがあった。



女の尻って、あんなに柔らかかったんですなあ。



しばらく忘れていたあの感触にしばし酔っていたかった感。

後から考えれば一瞬だから良かったんでしょうなあ。

それは痴漢行為で捕まらなかったから、そういうことではなく

一瞬の刹那に訪れるあの衝撃、あの感触。

その感触をもとに、後から訪れる余韻、膨らむ想像。



かの千利休も、これを
一期一会と称したのでしょうね。

ワビサビですわ。



違う?
うるせ〜




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