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10月30日(月)


また悪い病気が出ようとしている…



懐かしいマッキー槇原のフレーズで言えば



♪も〜PDA買うなんて〜言わないよぜぇったい〜



という心境に、今所有する東芝GENIOのe850の購入直後に陥った

ものであるが、ここもとのニュースリリースで、



■ウィルコムとシャープで、スマートフォンを12月上旬発売(予定)


http://www.sharp.co.jp/ws/





という記事をみて、正直グラグラしている。





「PDAって、なんじゃらほい?」という粋な方のために説明しておくと

パーソナル・デジタル・アシスタンツ、ま、電子手帳ですわ。



連絡先、スケジュール等の手帳機能と、最近はメールやインターネットの

閲覧機能が付いているものが多いですな。

またMP3などのプレイヤーとしても、写真のビューアーとしても使えます。





「電話のできない携帯みたいなものじゃん」



あ。それは正解ですね。

ただ、それは携帯の機能が強烈に進化した結果であって、

とはいえ、携帯でこと足りるんだから、日本でPDAがブレイクしない

大きな理由かも知れませんね。





で、そのPDAに電話をつけたのがスマートフォン。

発想として、スパッと出てきそうなこのスマートフォンというものが

今年のFOMA(モトローラ)とか、今回のウィルコムのW−ZERO3まで

出てこなかったというのは、実は日本のキャリアの陰謀だったりします。



スカイプとかで通話されたら、従量制で生きている通信キャリアは

おまんまの食い上げですからね。携帯できる端末に、通話の機能が

ついているのは、それは携帯電話しか許さなかった、と。





で、私のPDA遍歴は、10年以上前に、パチンコの景品で

カシオの電子手帳をとったところから始まり、

NECのモバイルギア、NTTドコモのシグマリオン(※これはモデム内臓で

携帯やPHSに繋いでご利用くださいな、ってヤツ)、これを数台。そして

東芝のGENIOについても、ソニーのクリエについても、3台づつ…



って、ならすと1年に1台以上買ってるなあ、オイ。

(携帯もほぼ1年ごとに買い換えているが・・・)



そこで、これらの特徴としては、一言



「帯に短し襷に長し」なんですわ。



最近の機種であるソニーの「TH55」と、今もってる東芝の「GENIO」とで

ちょっと説明してみましょう。





【ソニー : クリエ・TH55】



・手帳としての機能は秀逸。が、PCとの連携性が甘い。

・有効ドット数はそこそこ。が、ハイレゾで表示は凄くキレイ。

・Parm OS搭載でソフトはサクサク動く。が、汎用性が足りない。

・無線LAN内臓。が、PHSカードや携帯のケーブルが挿せない。

・ジョグダイヤル搭載。が、ソフトが対応してないか、使いにくい。

・PDAの完成系(個人的には)。ソニーはこの機種から市場撤退。





【東芝 : GENIOe830】



・PDAの粋を集めた仕様。が、高い(7万円以上)。

・持ちやすく、みかけの割には軽い。が、デカい。

・通信カードスロット搭載、無線LAN搭載。が、Bluetoothはいらん。

・VGAにより有効ドット数は多い。が、それほどキレイではない。

・PCとの連携性は秀逸。が、手帳機能に芸がない(アメリカンだねえ)。

・PocketPC(マイクロソフト)OS搭載。が、重いよ動作が。

・WindowsMediaPlayer搭載。が、動画はコマ落ちするね。

・質実剛健なコンセプト。が、カメラぐらいはつけようよ…。

・親切なバッテリー残量等表示。が、バッテリーの減りが早すぎる。





【共通してダメなところ】



・インターネットの表示は、やはり遅く感じる。

・無線LANのスポットはまだ圧倒的に少ない、かつ認証等が面倒。

・OS、ソフトのアップデートは、基本的に「新しいPDAを買いなさい」

・キーボードがついてない(ザウルスは解決してるけどね)。

・高い(下取りとかのサービスを強く所望)。





ま、大体こんなところですけど、要は私のようなマニアや法人しか

相手にしていないので、完成度が(メーカーの技術力の割りには)低い。



3D画像処理をサクサクこなすPSPを2万円で売っているこのご時勢に

7万近いPDAが、なぜエクセルの閲覧程度でもたつく?



このPDA浪費家の凡作さまが、マニア心を刺激するPDAコンセプトを

提案するから、マーケッターは是非参考にして欲しい。





【理想のPDA】



・マイクロソフトはOSに気合を入れよ!

 →OUTLOOKの予定表のように、色をつけられるとか、そういう細かい

  ところの同期をしっかりしてほしい。連絡先のインターフェースも、だ。



・AV閲覧機能に注力せよ!

 →モバイル用のプレイヤーの改良と、リモコン付きイヤホン等のことだ。



・キーボードを搭載し、かつヒンジの部分は強化せよ!

 →キーボード搭載機種は、どうもカチャカチャして気になるのだよ。



・バッテリーの持ちは、PDAの命!

 →5時間連続使用できないようでは、手帳の意味なし。



・ソフトも本体も、より軽く!

 →ノートPCのあの軽さへの追求をPDAでも発揮して欲しい。



・筐体にこだわれ!

 →カラーバリエーションや、本皮風皮シボ処理とか、そういうことだ。



・デジカメは200万画素以上のものを搭載せよ!

 →出来ればオートフォーカス。フラッシュつき。携帯でもやれてるんだぞ。





こんなところかな?



今度のスマートフォンでも、例えばPSPでも達成できてるところが

多いので、あとはメーカーのやる気だと思ってますが。



ここまで書いてて、多分、新しいスマートフォン。買っちゃうんだろうなあ…





ちなみに、大学生の頃、女の子に自分の連絡先とかプロフィールを入力した

PDAをプレゼントしたことがあったが、その数日後、共通の友人の男が

そのPDAを使っているのを見た時には、へこんだなあ…



女性の興味を引かないものは、市場価値が低い、という証明ですかね。



ま、その女性の興味がなかったのは、PDAよりもむしろ私、でしょうがね。



10月29日(日)


昨日今日と、会社の有志で
「湯けむり温泉麻雀」という催しがあり、

栃木県は
鬼怒川温泉に、一泊二日の温泉旅行に繰り出した次第である。



会社の有志、とは言ったがこちとらバイトの身であり、

やれ部長だのやれ幹部候補生のエリートだの、ま、この催事に私が

参加すること自体、厚顔無恥と言われて仕方のないことでもあるのであるが

まあ、聞きなさい。





雀卓についてしまえば、そんな肩書きなどは関係ない








頼れるのは己の腕のみ、である。





皆さんもうすうすは想像がつくと思うので、簡単に報告するが、

所詮はエリート社員様という、高水準で安定した戦後日本の勝ち組の方と

「これしかない」私が同じ土俵で、同じ勝負ができるはずもなく。





3位の方 +20ポイント


2位の方 +40ポイント





1位の方 松田凡作、





プラス350オーバーの仏恥義理





温泉麻雀、という、云わば逃げ道のないところに、

私以外の7人を追い込み、ほぼ全員から回収を図ったような形であるが、





よくよく考えると、1,000点50円という、私が中学生の時のレートにて

宿泊代ですべてがふっとんでいるという事実と、



「鬼怒川温泉」というところに行ったにも関わらず、終始勝負に徹した私、

一回も温泉に浸かってないまま帰京、という事実。





雀卓、という土俵以外では、全く勝てるところが見当たらない現実に

少々頭がクラクラし始めてる10月、誕生月の終わりであった。



10月27日(木)


この日記が不定期更新になったとたんに

いつの間にか毎日更新しているのに気づいたあなたは、鋭い。



プレッシャーとやらされ仕事に弱い私を如実に象徴しているといえば

それまでだが、ま、実はそれまでPCが調子悪かった、ということもある。



今日もPC起動時に、HDDがガリガリと小気味いい音を奏でていたが

”VISTA”が出るまでの辛抱である。気にせず行ってみよう〜!





で、今日は
「大奥」を徒然なるままに見ていて思った。





「あ〜あ。将軍になりてえなあ・・・」 ということを。





・・・なんかダメ人間みたいだが、本当なので、別にいいじゃないか?



世の中には、ガンダムに乗れさえすれば人生が変わると信じている

ニュータイプ予備軍もたくさんいるだろうに。





俺の子種が欲しいのかYO!


俺とMAKE LOVEしたいのかYO!






と、そんな人間の第一次欲求もさることながら、



男は権力的にひれ伏し、

女は性的にひれ伏す、SHO_GUNである。いいじゃないか?





まあ、俺が将軍になった暁にも、君らはがっかりすることはない。



ちゃんと
童貞哀れみの令を出してやるからYO!



これで君らは
”お童貞さま”だ。豊かな人生を約束してやるZze!





・・・とは言っても、



実際に将軍にしてやる、といわれても、自信ないんだよなあ。



公約っていっても、
今の政治家よりはまし、って約束ぐらいかなあ。

今よりひどくは出来ないもんなあ。歌丸でした。



10月26日(水)


資生堂とか、化粧品のCMに出てくる女性は、

それこそもともと綺麗な人が、さらに数割増しで綺麗に見えるものだ。



前にブラック君が

「化粧品のCMだから、そりゃ綺麗に見せるだろうよ」



と、したり顔でのたまっていたのを思い出すが、



ま、どう考えたって素で美人だろうよ、彼女らは。



話がそれるが、若手の芸人が、整髪料のCMでカッコよくなっている

そんなCMがあるが、次は俺Verでやって欲しい。



私も、見栄えに気を使えば、多分大したもんだと、ひっそり思っている。



で、なぜこの話になったか、というと



伊東美咲と蛯原…なんつーの?

女性誌で人気があるという「エビちゃん」という綺麗な女性コンビが

資生堂の化粧品のCMに出ていたのを見て、思ったことがあるから。



「エビちゃん」と聞いて、連想することと言えば



角海老?



ぐらいしかなかった私ではあるが、彼女の



「その…、大人げな〜い」のフレーズ。

それが頭の中をぐるんぐるんしてしまった出来事があったからである。





つい先日(昨日ともいう)、私がPCに向かって作業をしており、

つい息抜きで、エロい動画を見たのが運のツキ。



自然に股間の突起物が隆起するのも大人げないが、

オモムロに利き腕が股間に伸びるのも、これまた大人げない。



擦り始めた右手が大きくストロークを始めて、とまらなくなるのもそうだし、

(ああ、このまま…)と、そういう気分になるのも大人げない。



キーボードやディスプレイという精密機器が、ことセーエキという液体で

耐久テストをしてるかどうかは不明につき、左手でティッシュを構えたのは

どうにかこうにか大人げある行為であるとは思うが、



勢いあまって、予想着地地点を遥かに超え



重力に逆らって、
プリンタまですっ飛んでいったその時には





「・・・その勢い、大人げな〜い!」 と思った。



現役中学生童貞諸君でも、なかなか
2mは飛ばないだろう。





ま、今年の忘年会は
レイザーラモンHGの真似して

腰を振りながら
♪フォ〜っつ!にしようと思う。



10月25日(火)


この私にも、師匠と呼べる漢がいる。



漢として生きている以上、私の周りには当然、私の認めるに足る

ある一面では私より上回っている漢も、いる。



しかしながら師匠と私が呼ぶ以上、ほとんどの漢の要素で

私がかなわないと思うからこそ、師匠なのであって、

今日、その師匠から数年ぶりに私の携帯に連絡があった。



その師匠は、私の証券会社時代の同期であり、

遠い目をしている彼に「何を考えているんだ?」と聞いたら





「ん?

片平なぎさは、いいオナニーをしてるんだろうな、て、思ってさ」



と、真顔で言い放ってきたり、



新小岩のテレクラでは、入店早々下半身を丸出しにし

ビデオと電話のハイブリットで快楽をむさぼった師匠。


腹のそこから笑えるトークテクニックを、私は忘れることが出来ない。

(あんまり笑いに走りすぎて、アポがとれたかどうかは別、だが)





そんな彼からの久しぶりの電話である。



ある種の期待を胸に、話を聞いてみると







「いや〜。チンチンが異様にかゆくてさあ!

 
性病について教えてくれよ!」





グハハ!
さすが師匠、期待を裏切らない。





「ハハハ。それは毛じらみだろ?」



「いや、肉眼では確認できないんだな」





「フハハ。心当たりはあるのか?」



と言ったあと、彼は妻帯者なことを思い出すのだが






「いや〜。あるにはあるんだけどさあ、凡作よお





凡作はどうやって治したんだ?







・・・





「俺、毛じらみなんかもらったことないんだけど・・・」





「え?凡作でもなったことないんだあ!お前ほどの男が・・・」






師匠と思っている漢に、こういわれる私である。

さ、山の頂が見えてきたあたりだな。



10月24日(月)


実のところ、私は小心者である。



…ん〜、厳密にいうと小心者というのは違うかも知れないが、

言ってみれば、こういうことである。



例えば、前に、自分の人生を振り返って、少し泣いてみよう、と思い

栃木県は塩原温泉
「ホテルニュー塩原」に向かった日のこと。



このホテルは「素泊まり3,500円」という破格の宿泊料金で、

当然、夜メシも朝メシもついていないのだが、私は人生を振り返って

少し泣きに来ているのである。別にそんなことは構わない。



温泉で「スタンド・バイ・ミー」と一昨年の合コンを思い出して少し泣き、

部屋に帰ったら、告白の前に振られたアノ娘を思い出して号泣しようと

浴衣姿で廊下を闊歩していた時、ちょっと薄暗い廊下には

ホテルに常駐していると思われるマッサージのおじさんが、

ひっそりと椅子に座っていた。



サングラスをして、うつむいているおじさんは、多分、目が不自由なのだ。



見たところ客もまばらな、その時期のホテルでは、

控え室で電話を待ってるなんて悠長なことが出来ないのではないか?



漫画はエロ週刊誌でも読んで待っていてくれれば、まだいいものの

多分、目が不自由なのである。お客さんに不快感を与えないよう、

きっちりと整髪された頭をうなだれて、じっと待っているようなのである。





(ああ。誰かマッサージを頼めばいいのに・・・)



じゃあお前が頼めよ!という声も聞こえそうだが、

このストレス無しのお気楽な人生を送っている私なので、今まで

肩こりやそのようなものを感じたことすらなく、



ただ私にできることは、30分に1度程度、こっそりと部屋から廊下を

覗いて、(ああ、まだ座って待ってるよ・・・)と確認することぐらいだった。



そして、22時ぐらいに確認したら、

ようやくそのおじさんの姿は消え、多分、疲れた宿泊客に呼ばれて

張り切ってマッサージをしているところなのだろう。



(よかったね、おじさん!)





先日、友人にこの話をしたところ






「さっぱり意味がわからない」と言い切られ



ああ、こういう人はいいなあ、と思った次第なのである。





「なんとなく、わかるね」と思った人は、私と同じ、小心者なのかも。

ここまで読んで、意味のわかる人と、わからない人がいると思うが

気にしないで先に進めよう。





よく表現できないが、私にはこういうところがあって、



これまた先日、久しぶりに家の前をチャルメラが鳴っていたので、

バアさんとババア(祖母と母)を連れ立ち、家の前でチャルメラの

おじさんを呼び止める。





「ラーメン3つ。ひとつは大盛りね。」



しわくちゃの手をしたおじさんに、こう注文すると、

まだ秋になったばかりで、客入りも少ないのだろう。

大量に仕込みをしていたと思われるゆで卵を取り出し



「サービスしますから」と、メニューに50円、と書いてある卵を

ひとつにひとつの割合で、入れてくれたりした。





「あ、すいません」 と、礼を言い終わるな否や





ババア 「アラやだ。お兄さん、本当にありがとうねえ」



バアさま 「また今度通ってくれた時にも、また頼まないとねえ」



ババア 「そうねえ、私たちってラーメンが好きだしねえ」



バアさま 「前にチャルメラが来てた時には、3日と空けずに食べたねえ」



ババア 「お兄さん。この辺を通る時には、大きく鳴らしてね。」



バアさま 「そうね。気づいたらまた呼ぶから。ゆっくり通ってね。」




と、不意にゆで卵をサービスされた嬉しさか、まくしたてるように

ラーメン屋のおじさんに話かけた。



嬉しそうに顔をほころばすおじさん。

自分のラーメンを待つ人がいれば、それは当然嬉しいのだろう。





「ありがとうございましたあ!」

私たちが食べ終わり、意気揚々と次に向かうおじさんを尻目に





ババア 
「ま、あんまりおいしくなかったわね」



バアさま 
「まあ、角のそば屋さんでいいわね」





…と、超冷めた感じで部屋へ帰っていった。





で、どうしたって?






それが毎晩のように、そのチャルメラのおじさんが家の近くに来ると



張り切ってチャルメラを吹くのよ。

そして家の近くの
滞在時間が、明らかに長いのよ。





家族の者が、調子コイた手前、ほとんど毎回、

外に出て、私の分だけラーメンを頼むことになりやす。





ババア 「あんたね、食べてばっかいるから
になるのよ!」





…誰のおかげだと思っているんだ?





と、いうことで、今日の話。感じがわかるかなあ?

わかった人は、小心者、というより秋を愛する心清き人、だね。



10月22日(土)


土曜日というのに早く起きてホールに向かい

「開店記念際」というイベントのため、発売よりだいぶ年月のたった

「北斗の拳」の最後の空き台となっている台を死守し、血眼になって打ち、

半日たったあたりで、
回収不能になっている投資金額に気づく。



「●●円を赤字の目指して」の仰々しい店の謳い文句はあながち

過大でもないような周りの状態ではあるが、間違いなく、

私がかかわった台は黒字。



台を変わろうにも
私以外の台は出ているのだから、

空き台が出る気配はなく、いつもであれば

「なんだったんだろうなあ・・・」

と、不条理と不意に訪れたぽっかりと空いた土曜の夜のスケジュール。

これらに頭を悩ますところであるが、今日は違う。





昨日も言ったように、24(トゥエンティー・フォー)に夢中である。

昨日、3本まとめて借りたDVDが、あと数話分見ていないので

秋の夜長、休日の夜を過ごすのに、ちょうど…



…よくはない。

見終わったときには8チャンネルでIQサプリをやってるような時間帯。

こんな夜をもてあますのが、彼女のいない男のツラいところ。



そもそも、途中でヤメれるほど、タチのよいストーリーではないので、

早速、次の24のDVDを借りようと、自転車にまたがって

いつものビデオ屋に向かう。





で、今回目的としているシーズンWの9巻と10巻は貸し出し中。

そこで退散するほど箱入り娘ではないので、店員に返却のビデオが

ないかどうか聞いてみたわけである。





「トゥエンティー・フォーのフォーの9と10あります?」



「は?」





まあ、「は?」の意味はわからんでもないが、

こちらの意図も汲んで欲しいところである。





これを「アメリカのTVドラマのトゥエンティー・フォーのシーズンフォーの

 DVDの9巻と10巻の返却分はありますか?」と尋ねたのなら

私に1ミリも非がないのは重々承知だが、日常生活でここまで丁寧な

ものいいができるなら、多分今頃、弁理士事務所でも開業しているはずだ。





「だ・か・らあ。トゥエンティーフォーの…」



「あ、ビデオのコーナーは2階にありますよ」



「だから、貸し出し中だったから、帰ってきてないかと思って…」



「あ、なら調べますよ」



「お願いします」



「で、トゥナイト…なんでしたっけ?」





俺は
乱一世じゃねーぞバカヤロー!といいたいところだが、





「だ・か・ら〜 アレですよ、アレ!」



と、店の中に展示してある販促品のジャック・バウアーの看板のような

ものを指差してあげた。





「あ、24(にじゅうよんと発音)ですか。わかりました。」



「お願いします」



「9巻と10巻ですね。返却されてますよお」





と、店員が手にしているのは
24(シーズン1)の9巻と10巻





「だ・か・ら〜 4ですよフォー」



「…4巻ですか?」







すべからく
バカ同士の会話というものは、こういうものである。




結局、そのビデオ屋には返却がないことがわかったのである、が、

もし私がジャックだったら、ヤツの脳天をブチ抜いていただろう。



そして、どうにもとまらない24病に侵されている私は自転車で

近郊のビデオ屋を回り、ようやく3件目のビデオ屋で9巻10巻を発見。



久しく運動していない身なので、息を切らしながらDVDをセット。

ハアハアしながらDVDをセットするのが、AV以外でも機会があるとは

自分でも驚きである。



で、それも一気呵成に見終わって、こうして日記を更新しているのだが

この続き(11巻そして完結編の12巻)を見れるのは、11月上旬の

リリース日を待たねばならんのである。



ああ、楽しみだなあ。



10月21日(金)


映画マニアの私であるから、それはもうかなりの数の映画を見ていて

大抵の映画俳優の出演作を見ていることになると思う。



中でもゴッドファーザーやヒッチコック監督の映画、邦画で言うと

市川昆の金田一映画は、寝る前にDVDを再生してから眠りにつくなど

ほとんど病気な程、ヘビーローテーションで鑑賞しているため、

ゆえにアル・パチーノやケイリー・グラント、ジェームス・スチュワートや

石坂浩二が、最も私が演技を鑑賞する映画俳優ということになるが…



これをのべ、ということではなく、純粋に作品の本数でいうと、

もうすでに、多分、ぶっちぎりの映画俳優がいることに気づくのである。





その俳優の名は
キーファー・サザーランド



父は名優、ドナルド・サザーランド。

映画では「スタンド・バイ・ミー」や「フラットライナーズ」

そして近年の傑作である「フォーン・ブース」の声の出演でおなじみの…



って、こんな主演でもない、しかも声の出演でおなじみといってはなんだが

感のいい方はお気づきでしょう。はい。





24(トゥエンティー・フォー)であります。





米国で起こるテロによる危機。テロと戦う米国政府機関「CTU」、

そして捜査員「ジャック・バウアー」を描く、アメリカの連続テレビドラマ。



それが「24」でありんす。



このドラマは、24時間、リアルタイムで進行する、1話1時間帯のドラマ。

要はご丁寧にトイレタイムと毎話55分あたりで盛り上がる展開によって



その気になればひとつのストーリーを1日あれば一気に見れる仕組み

と、そういうテレビドラマである。





いや〜。最新の
「シーズン4」にハマってしまってるところですよ。


ジャックは不眠不休の24時間耐久レースを、4営業日経験してるわけです。





時給生活者にとっては、出来るだけ長く仕事をしたいわけですが、

例に漏れず、私なんかは24時間拘束される仕事なんかはホクホクですが

それでもジャックのやってる仕事、

時給1億円ぐらいもらわないと合わないですわ。







ネタバレになりそうだから多くは語らないが、

「シーズン4」は同窓会的な楽しさもあって





「ここで出てくるかあ!」と、ニヤニヤしながら深夜のひと時を過ごしている。





それにしても、毎回最後の方で盛り上がる展開に





全盛期のトシちゃんの連ドラでも、

こんな
露骨は引っ張りかたしねーよ!」



と、心の中でツッコみながら、次のDVDをセットしているのだから

本当に始末に負えない。





昨日も気づくと、午前5時。



日中の勤務につく社会人にとっては、この作品こそまったくの
テロ行為だが

冗談はさておき



「シーズン5」のテロ首謀者は、
ジャック・バウアー自身をスカウトすれば

確実にテロ行為が成功すると思う今日この頃。





10月20日(木)


ヨン…もとい、よそ様のHPをほとんど読まない私としては、

ちまたでどのようなHPやブログが注目を浴びているのか、

それほど深くは知らない。



眞鍋かをりのブログが流行っているというが、

それは眞鍋かをりの時点で、流行るべきだし、

彼女のようなスレンダー巨乳の立役者でなくとも

有名人・芸能人のものであれば、一般人の作成するものより

注目を浴びるのは当然だと思う。



私もK君やズッキーくん、ヌケル君やブラック君がHPを立ち上げたら

3日とあけずに更新を確認するだろうが、ま、私にとってのHP観は

実のところそのような感じである。



そんな私が、会社の喫煙所でタバコを吸っていたら

北斗の民(パチスロ北斗の拳の中毒者)の一員である同僚がきて

やれ2枚チェリーが1000ゲーム出なかったとか、そういう類の

不幸自慢に興じてた時の出来事である。





「DJラオウ」ってHP知ってます?と





それを聞いたときにはさっぱりわからなかったのだが、

彼のいうに、読んで字の如く、パチスロ北斗の拳のラオウがDJやってる

そんなHPらしい。





「なんですか?それは?」





検索サイトにそう入れて、すぐ引っかかるというので、

会社のパソコンでアクセスしようとすると、すぐにブロックされたので





(やはりエロかバカの類か・・・)と、むしろ興味を引く形になり、

家に帰ってから思い出したようにアクセスして、





思わず声を出して笑った





・・・いや、大声を出して笑った。





ウチの母親なんかに、ついに私の脳の危険レベルが3に達したか、と

ブラックジャックによろしくが引き続きそうな展開を引き起こされる懸念を

省みずに笑ってしまったのは、本当に久しぶりで







(いやあ、世間にもこういう才能が埋まっているんだなあ)



と、嬉しくなったわけである。



滅多にこういう紹介の仕方をする日記ではないが、

パチスロ北斗の拳好きは、是非アクセスして欲しい。





ちなみに、パチスロはやらないが、漫画「北斗の拳」のマニアの先輩氏は

何がなんだかわからん!と怒りを私にぶつけてきたものだが、



あくまでパチスロ北斗の拳好き向きだから、そのつもりで。



10月17日(月)


〜 
松田凡作、政治経済を語る 〜



北斗の拳やウルトラマン倶楽部STをひとしきりまわした後は、

そのまま店の外に出て、コンビニに走る。



最近のコンビニは便利なもので、財布の中には現金がなくとも

その財布に入っているカードを差し込むと、現金が出てくるのである。



「ご利用は計画的に」と書かれた案内紙を見るにつけ



(そんなことはパチンコ屋にいって欲しい)と



そんな言葉が脳裏を駆け巡る時点で、

この日本に生息する社会人の中では、かなりの底辺に属しているものと、

普通の人なら自己嫌悪のひとつも嗜みそうなところだが



底辺は底辺たるゆえんがあり、普通の人なら、そこまでパチスロには

きっとのめりこまないはずなのである。



負の残高が記載された明細書を見て



「ああ。まだこんなものか?



国の借金は
500兆円以上あるんだから、な」



と、己の小ささすら実感してしまうほどであった。





どこかの政府系広報機関が、先のように国の借金は500兆円以上あり、

これは私たちの孫の世代までツケが回るほどの金額である、ということを

しきりに危機意識たっぷりに知らしめていた。



国を代表するようなエリートの諸君や国民に選ばれた大した人間が

使い道を決め、それでも負債が蓄積するのだから、

こと私のような人間が、だらしない借金を蓄積することなど、

考えてみれば、至極当然の話である。




で、私の場合はモビットとかいう金融機関とか、JCBとかいう信販会社に

シコシコと返済をしていけばよいのだが、さて、国が貯めた借金は

果たしてどこに返済すればいいのだろう?



よくよく考えてみると、国の借金の大部分は国債であり、

それを買っているのは金融機関や富裕層の投資家であると気づき





またあの豚どもかっつ!



と、怒りがこみ上げてくる次第なのである。





彼らは国債の償還や利払いなどをきっちりと得て、

そのツケは、国債や貯蓄の残高などを持たないところに増税という形で

それこそ孫の代までかかってくるのである。



源泉が違う、といわれてみても、所詮はおためごかしであって

貧乏人は生真面目な者から搾取して、持てる者に流れる図式は

誰がどう詭弁を振るっても、まさしくその通りなのである。



そのシステムに乗れなかったものは、すべからく搾取されたり、

私のようにボーフラのように生きていくより他ない。



ああ。俺はなんて無力なんだ。



ただひとつ、これだけは何とかして欲しい。



「障害者自立支援法案」が先日可決したそうで、これにより

介護等費用の1割が、自己負担になったそうである。



何考えてるんだ?まったく。



俺のようにだらしない人間や、逆らう術を知らない小市民から搾取し

だましとるのは、まだいい。



しかしながら、そういう法案を通す前に、もっとやれることがあるはず。

国債に徳政令を出せとかまでは言わんが、子供や障害者や病人に

負担を強いるぐらいなら、
税金を上げろよ。



そんなことで国民がガタガタいうようなら、日本もおしまいだからな。

ま、使い方に関して信用がないから、それもできないんだろうが。



豚やセレブと呼ばれてその気になってるバカを向いてるから

そんなことをしでかすのだ。恥を知れ。





・・・とまあそんなことを考えてつつ、パチスロを打っていた。



私はあまりにも無力である。

無力ではあるが、こんな私にも出来る小さな一歩は、



その後まともにボーナスを引かずにただ浪費してしまった5万円の行方を

もっと真剣に考えることだと思う。



10月16日(火)


「ウルトラマン倶楽部ST」の解析記事がでて、

ああ、なるほど、今まで私が1000ゲーム程度しかハマらなかった理由と

かなり多い頻度で1000ゲーム程度ハマる理由がよくわかった。



リプレイが150回揃うと天井を迎えるシステムである故

リプレイが7回ちょっとに1回揃う確率を考慮するに、大体1100ゲームで

いずれかのボーナスが放出される仕組みである。



そのかわり、ゲーム数解除は搭載されておらず、

私のようにヒキの弱い人間にとっては、

メインの放出契機はリプレイ150回、というゲーム性である。



本来であれば、レア小役でモードがあがっていってボーナスを射止める

仕様であるとのことだが、今日も3回引いた2枚チェリー(千分の1)が、

1回しかボーナスに結びつかない私である。



北斗の拳ではリプレイに泣かされたが、この台においてはリプレイは

それほど悪役でないどころか、ボーナス放出に関連するのだから、

これは歓迎すべきである。



そう。北斗の拳でもそうだったように、私は多分、健常人よりリプレイに

関してはヒキが強い。6分の1から7分の1ぐらいの確率で引いているから

1000ゲームに届くことなく、天井に到着するだろう。



詳しくはカウントしていないが、頭上のカウンターは900を数え、

ふふふ、まあ、あと数回リプレイが揃えば、もう天井のはずさ。




ほれ、1回。



続いて2回。



畳み掛けるように3回目。それ



1・2・3






ダーッツ!







ちなみにこの台、
リプレイの4連続もボーナス放出契機だそうで、



天井間際でリプレイ4連続でREG放出、という偉業は

偉業であっても収支には結びつかず、



この運命の星の元に生まれて、グレなかったのはほとんど奇跡である。



10月11日(火)


今日、ボーっとテレビを見ていて、

かつては
「火曜サスペンス劇場」の時間帯で放送されている

日本のシンドラーと呼ばれる、
杉原千畝の物語をやっていた。



私が幼少の頃から慣れ親しむ「火曜サスペンス劇場」

(通は”火サス”と略す)

視聴率の低下が打ち切りの理由らしかったが、そんなことは

どうでもよく、ただ「いつもやっている」ことが重要だと思っていた。



「マンネリ」と評されてた向きもあるが、大体見てるのは高年齢層。

マンネリを安心感と捕らえる高年齢層にとって

仮に
船越栄一郎が殺人鬼だったとして、

仮に
山村紅葉が知的で物静かなヒロインだったとして、

このような奇をのてらい方をしても、一体何の意味があるのだろうか?

いいじゃねーか。マンネリ。



日本テレビ。ウチのバアさんの貴重な時間を奪った罪は重い。



しかし、その火曜サスペンス劇場の最終回、

水谷豊を主役に持ってきた時点で



(ああ。しょうがないな、打ち切りも)



と、内心思ったものである。



水谷豊が出てくると、
安いのである。なんとなく。

そんなセンスの製作陣が作っている以上、先は見えている。





で、杉原千畝の物語。



正直、
反町隆史にここまで泣かされるとは思わなかった!




杉原千畝という人は外交官で、このままドイツにいたらナチスに

虐殺されるに違いないユダヤ人のために、外務省の意向を無視して

ビザを発行した人なのであり、それなりにそれは知っていたのだが

重ねて言おう。



ここまで
反町隆史に泣かされるとは思わなかった!

ほとんど始めて反町隆史を認めざるを得なかった瞬間だった。



見逃した人は、周りに録画をしている人を探して見たほうがいいだろう。



こういうクオリティで、これから先のドラマを作ってくれるのなら

「火曜サスペンス劇場」を葬ってでも、この時間帯を取りに来た意味が

あるだろうと思う。今後に期待ですね。





で、それでもやっぱり、小悪党とか、いけすかないキャラとして

勝村政信の存在は捨て切れなったみたいだね。ま、それでいい。



10月10日(月)


会社に行くと、眠くて仕方がない。

こんな時は京都に出張にでもいって、行き帰りの「のぞみ号」で

心地よい振動に抱かれて眠りにつきたいものだが、



実は時給の身分で異動が出て、それなりに忙しい日々を送り、

そこまで破天荒な睡眠のとり方が出来ない環境である。



日比谷に位置するその勤務先では、その土地柄か、

マンガ喫茶の類は、新橋まで出ないと店舗がなく、

しかもたどり着いても、新橋という土地柄か「おさぼリーマン」が台頭し

11:00頃までに到着しないと、入店すら出来ない程盛況である。



かといって「帝国ホテル」で惰眠をむさぼる程、太いはずもなく

せいぜいが会社のトイレでウォシュレットを全開にしながら

5分程度の仮眠を取る程度でお茶を濁している。



が、気づくと、新橋に行くより近い有楽町までの高架線の近くに

「リラクゼーション・花太郎」という店がオープンしたようである。



外見は私にとって昔懐かしい「テレクラ」のような感じであったが

私は単なるおさぼリーマンである。会社の近隣で寝れればそれでいい。

軽い気持ちで入店してみると、中の雰囲気は外見以上に

「テレクラそのもの」であった。



(いやいや、俺は寝にきたんだ…)



自分に言い聞かせつつも、きっちり
AVを3本借りて個室に向かう

そんな自分がたまらなく愛おしい。



そしてまどろみながら
「小沢菜穂」の名前のあるDVDを個室でセット。

しばらくして、一気に眠気が覚める。



あのガードの超固かった小沢菜穂さまが





アナル丸見えじゃないですか!



小沢菜穂と言えば、ヌケル君とともに裏ビデオを探しに探した経験があり、

ついには蛇の道は蛇をもってしても、それにたどり着くことがなかった

こと”消し”については、相当ガードの固いイメージのAV女優。



比較的”裏”が出回っていた「飯島愛」や「及川奈央」をブラウン管で見る度



(ふふふ。この有名人の局部を見たことがあるのだよ)



と、意味不明な優越感に浸ったものだが、小沢菜穂についてはほとんど

あきらめかけていた矢先の出来事であった。





ああ、どうしよう!

ああ、何とかこの映像を記録したい!

ああ、本当にどうしよう!






さて、唐突にリズムと内容を変えるが、



K君、こういうこともあるから、早くノートPCを買いなさい。





君の迷っている富士通の新型LOOXにしてもソニーのVAIO−Tにしても

DVDの書き込みが出来るから、その場でDVDの複製が可能である。

(そういうソフトを入れれば、だが)



私の持っているLOOXちゃんは、DVD書き込みドライブがないから

その場でDVD作成は出来なかったのだよ。

(書き込むつもりがないから、ソフトも入れてなかった)





僕のオススメは6:4でソニーのバイオかな?





で、午前中に
一発放出すると、

その後、かなり快適に仕事ができることを知った。



10月9日(日)


「ウルトラマン倶楽部ST」というパチスロの新台が導入された。



詳しくない人にはさっぱりわからないだろうが、この台はサミーの

「ウルトラマン倶楽部3」というCT機の後継機である。



BIG1回で270枚ぐらいしか取れず、すごく好意的な言い方をすれば

ST機で忌み嫌われるREGの価値を相対的にあげる措置でもあるが

フルスペックのCTを搭載し、ツボにハマった時の爽快感がたまらない

前機を知るものにとっては、ハテナマークの飛び交う仕様である。



「ウルトラマン倶楽部3」もBIGの獲得枚数は250枚程度だったと思うが

赤7でBIGがそろうと、終了後100G、もしくは150枚獲得するまで続く

CTに突入し、結局、継ぎ目なく数千枚のコインを獲得できる(夢のある)

そんな名機だった。



こんな話を思い出す。

それは私の就職活動中の話である。



売り手市場でも買い手市場でもない、当時の就職戦線の中で

その「サミー」が新入社員を募集していた。



当時からパチスロに造詣が深かった私は(ヒキは弱かったが)

興味もあることから、エントリーシートを記入し、集団面接に呼ばれた。



当時のサミーは既に
「アラジン」を輩出したメーカーとして知られたが

その試験を受けた時期はズルスベリだけが特徴のメーカーで、

市場はサンダーVを発表したアルゼの独壇場であった。



脳味噌が筋肉で構成されている社会人を数多く輩出すると呼ばれる

私の出身大学であるから、大手金融やメーカーは当たり障りのない

面接の後、「ご縁がなかったようで」と、女性にしか言われたことのない

内容の文章を我が家に送りつけてきたものだが、



…サミーの面接の気合は、ただ事ではなかった。



集団面接では、開発者に質問をしない学生は落とすためにチェックし、

個人面接では、熱くも、厳しい質問を繰り出した。

が、やる気と知識のある人間には容易いと思われる内容であり、

当然、クリアするべく人間が、クリアする面接であると言える。

そして、当然、私も最終面接の切符を手に入れたのである。



私に、若い人事の担当者が、去り際に語りかけてきた。





「今、ここでは言えませんけど、すごい機種が発表になるんだ。」


「・・・そうですか」


「君も頑張って、最終面接を乗り切ってください」






期待されていることがわかり、嬉しい気分になった。

そしてそれ以上に、メーカーのいう「すごい機種」に対する期待も

壮絶に大きくなった。



アラジンという過去の遺産と、ズルスベリのみを武器に戦うメーカーと

そんなイメージのメーカーがいう、「すごい機種」とは、果たして…





そしてしばらくして、近所のホールに「サミーの新台、登場!」とかかれ

意気揚々として、その期待の新機種を目指すと







フィフティーズだった…



今思い出しても、パネルの女の子がカワイイ、というイメージしかない。

そんなスベリ主体のフィフティーズを数時間擦って、

そしてサミーの役員面接をすっぽかし、そして

「クランキーコンドル」を打ちに行った…





で、本当のところの「すごい機種」というのは先のウルトラマン倶楽部で



これを高崎で血反吐を吐きながら証券会社時代のの外交中、

サボって入ったパチスロ屋で見つけたときはさすがに



「これだったのかあ〜!」



と、自分の浅はかさを呪ったものである。





その後のサミーは、初液晶搭載の
「ゲゲゲの鬼太郎」。初AT搭載の

「ゲゲゲの鬼太郎SP」。RT搭載の「ディスクアップ」を発表。



そして伝説の
「獣王」。ギネス級の「北斗の拳」と続き、

株価もウナギのぼりで、セガを買収までする企業になった。





本日の「ウルトラマン倶楽部ST」の初打ちは、その爆発力のショボさから

1,000円の勝ちに留まった。



しかし、そのプレイ中、常に頭に描いていたのは、

もしあの時、面接に行っていれば、違った人生もあったのではないのか。

彼女の一人も出来てるんじゃないのか、という、逃した大魚に馳せる想いと、





こんなんじゃ
昨日の北斗の8万負けの足しにもならねえ…

という、二つの悲しい想いであった。



10月8日(土)


先日の所信表明をもって、このHPは毎日更新でなくなったわけだが、

実はここ最近においても、皆様に報告させて頂きたい出来事もあった。

諸所の事情により更新が出来なかったこと。機会があれば更新したいが

ここで簡単にご報告させて頂きます。





【韓国旅行】

K君とズッキーちゃんと3人で。これは更新途中だから、折をみて更新。



【深川の本祭り】

兄イと翼くんとヌケル君が参加。

この3人が集結すれば、ま、小ネタに困ることはなかったのだが…



【漢の海】

I君とブラック君の住む西伊豆の海へ。

ちょうど祭りがあって、なんだか汚い「スタンド・バイ・ミー」のようだった。



【金田一ツアー : 長野編】

「犬神家の一族(石坂浩二版)」が撮影されたという長野県の上田市へ。

石坂浩二、というより西田敏行Verの金田一が、柳町を闊歩する…



【バアさんの兄の葬儀】

頭の温かい家族構成の松田家が繰り広げる、阿鼻狂乱の地獄絵図。



【珍しい家族旅行 : 静岡県・浜松】

余命いくばくもないウチのジイさまと、11月に結婚してしまう弟を含め

バアさまとババアと私で、ジイさまのルーツである浜松へ旅行。

穏やかにして遠い目のジイさまの視線が、静かに私の胸を打つ。



【松田凡作、31歳の誕生日】



・・・



そんな
生んだ本人が忘れている私の誕生日。

自分しか意識していない10月5日という日に、ここに記すべき出来事など

起こるはずがねー!って話だ。





まあ、どっかで更新するかも知れないから、適当にチェックをしておいてね。



10月7日(金)


【反省】



いいかげん、認めよう。

この
「漢と書いてオトコのHP」というホームページは、すでに脳死状態。

もっとやわらかく言えば、開店休業の状態になっているのである。



私は他の人が公開しているHPというものを、あまり見ることはないのだが

それでも、閉鎖間際の末期HPがこういう状態なのも、容易に想像がつく。



彼女ができたわけでもなく、

そしてこの”漢ロード”を引き継ぐ後継者ができたわけでもない。



単にこの松田凡作という人間の怠惰のみによって、この歴史ある(4年)

HPが終焉を迎えようとしているのである。



ここまでの道のりを振り返ってみる。



当然、いいことなんてなかったさ。



しかし、不満とか色んなものをこのHPに叩きつけ、同志の共感を求めたり

「ああ、相変わらずバカだね」という意見を頂いたり、そんな年月だった。



ああ。それでも楽しかったよ。



この場を借りて、唐突に
「アディオス!」と、壮絶なネタも考えた。



私は10月5日をもって、31歳になった。



自分でいうのもなんだが、

20代の頃程、自分の人生にオチがつかなくなった。



10代の頃や20代の始めの頃は無意識にオチがつき

20代の後半は、意図的にオチをつけるようにしてきたが

ここ最近は、さすがの私も、自分で自分の人生にオチをつけず

大したことのない人生でも、ひそやかに過ぎることを願うようになった。



きっかけは日記の更新の遅れだったと思う。



日々を遅れながら埋めていく作業が、ほとんど日記の体をなしていなく

実際に起こった出来事を更新できないでいた。





本当に、申し訳ないと思っている。



毎日毎日、このHPの更新を確認してくれた方。

仕事をサボってパソコンでこのHPにアクセスし

「また今日も更新してねーや」と言っていた方。



そして
「え?まだやってたの?」と言ってくれたオブザーバーの方。



皆様のおかけで、なんとかここまで続けることが出来ました。

そして



そんな方々のためにも、中途半端に続けていくことが失礼にあたり、

潔く閉鎖することが、
オトコとしてカッコいい生き様だと思う。




























別にオイラはカッコいいわけではないので、ダラシナイまま続けます。



先の「日記のズレ」をまずは是正するために、日付は飛ぶけど、

書けるときに書く感じに改めます。



そんなことで、ご了承の程、よろしくお願いいたします。





まあ、ね。

よくよく考えたら、やはり後継者が出てくるまで

細々とでも、この”漢”を火を絶やしてはいけないのだ。



皆様には、私のダラシナサについても暖かく見守って頂くと同時に、

二代目を目指して、日々”漢道”の邁進をお願いしたいところであります。





これからもよろしく!






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