ようやく地道な努力が実を結ぶ時が来た・・・
説得力に乏しいかも知れないが、私は地道な努力が好きな男である。
ただし、好き、とやっている、とでは異なり、
ここでいう私の地道な努力とは、パチスロの話であるわけだが、
本年度収支は目も当てられないほど膨らみ、そしてその理由というのは
「楽しきゃいいじゃん!」 所詮は趣味なのだから、楽しめばいい、という
刹那的な理由で、空いてる最新台に腰を下ろす毎日だった、というもの。
11月に入って、地道な努力を始めた、ということは、以前の日記にも
書いたわけであるが、具体的には収支表をエクセルシートで作り、
くさいものに蓋をするように、忘れ去ろうとしていた収支と向き合った。
「1,000円の勝利を大切にする」ということで、事実、昨日なんかも
31,000円使って、32,000円回収、というシビアな勝負に興じた。
ともあれ、大量投資を行うことはあるが、それでも勝ち、
もしくは1万円前後の負けで済んでいる理由のひとつとして
毎回小役の数をカウントしている、ということが挙げられるだろう。
今、もっぱら「北斗の拳」専門なのであるが、チェリーとスイカの数と
打ち始めのゲーム数をカウントし(具体的には合算で50分の1を超えるか)、
数値的にダメなら台移動。
もしギリギリならば、勝っている間に即、ヤメとするわけだ。
5月・6月の鬼武者景気の時も、このように徹底していた。
あの時の事が思い出されるが、
「それって、楽しいのか?」と問われたとして
楽しいに決まってるじゃないか!
空いてる台に座って、強制的に3万円以上ボッタクラれる毎日より、
意思の力で、いくばくかの収支を残せる立ち回りのほうが
ゲームとしても趣味としても、ぜんぜん楽しいに決まっている。
今日も、2万円以上投資はしていたが、頭上には1,000枚(2万円)程度
コインを有しており、下皿には軽く盛った程度のコインがあった。
(次の2枚チェリーあたりが潮時かな)
ミスター4桁と言われても構わない。
1万円に満たない金額を手中に納めて満足する程度なら、
北斗の拳なんぞ打つべきではない、と、ラオウ系の諸兄なら言うだろう。
ただ、勝ちをキープしながら、その残りのコインで夢を見るのも
ゾーンがなく、1回の大当たりがどこまで続くかわからない北斗の醍醐味。
1,000円でも2,000円でも勝ってる時に、きっぱりやめればいいじゃんか。
ま、大抵は1万2万浮いてたはずのコインが本当にその水準にまで減って
しまうことも多いのであるが
(ほら、きたじゃないか)
チャララインである下皿のコインを一掴み残して、ジャギとの戦いに勝利。
右下段に「北斗」絵柄をビタ押しし、そのまま止まってベルかと思いきや
右上がりにテンパイ。そして北斗揃いの虹オーラ。
(よしっつ!よしっっつ!)
カイジではないが、心の中で、そう呟いていた。
平均7〜8連とされる北斗揃いで、単発の経験もままあるが、
仮に5連でもしてくれれば、1万円以上の勝利となる。
(頼むから単発はやめてくれ・・・)
と、祈りながらレバーを叩いた結果が、はい、ドーン!
自己最高記録の44連の6,000枚オーバーと相成り、
軽いタッチで12万円以上の上乗せを行ったばかりか
その後も絶妙(というより神がかり的)な小役のヒキを見せ、
3連、3連、5連、8連と短い間に繰り出して閉店近い時間を迎える。
昨日の同じ店の3万円両替の台は、あらかさまに「6」の挙動だったし、
本日の台も6ではないにせよ、小役の落ちは高設定のもの。
いやいや、前任者のボーナスの引きと、私のボーナス終了後の天国の
ヒキが若干弱かったと思えば今日も、6がありえるかも知れない。
そもそも物心ついた時には100回のカウントを振り切っているなんて
低設定では出来ない芸当。
しかも両替時に、キリのよい数字にするために、店員さんが2枚のコインを
入れてくれるなんて、イキな感じである。いい店である。
で、ここで出てきた数字が「9,550枚」。
惜しくも万枚には届かなかったか、と、業務終了後の5時間を振り返ったが
いやいや、待て待て。
昼休みに小1時間、9,000円遣って700枚ちょっと出したじゃないのよ。
ということで、本日の両替、万枚達成であります。
私の言う「地道な努力」というのは、昼休みにメシも取らずに行う
サボりの豆北斗のことである。
ま、今日のような出来事を今年中に7、8回やれば
どうやら年間収支はチャラになりそうです・・・
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