アラエボを打ち始めて、そうさなあ、もう5月だから、
かれこれ半年が経とうとしているのである。
古事記打法(600ゲーム付近からしか打たない)を駆使するために、
等価交換の設置台数の多いホールまで通っているものだが、
最近は客付きがそれほどでもなくなって、それこそ打つ台を探すのに
難儀するようになってきたけど、それでも半年間の累計となれば、
相当のゲーム数を消化しているはずである。
それでも飽きずに、というより、私を意地になって打たせているのは
なんといっても、出玉の伴うプレミアムである”超高確率”つまり、
9万分の1の純ハズレBを、未だに引いてないからゆえである。
5月に入り、アラエボを打つときはメモ帳を持参。
あまりに引けない9万分の1を、どれだけ回せば遭遇できるものか、
引くまで記帳しようというのが趣旨である。
例えば600ゲームから打ち始めて、900Gであたったとすると
「600→900(300) 15チェ(3連チェリー15回) : BIG」
「 →50G ヤメ」
と記載しているのだが、もう月の半分弱の営業日が経過しているのに
累計が7000G程度であるのは、それは客付きの悪くなったアラエボの
シマで、古事記打法を使用できる機会が少なくなったことと、
なにげに「俺の空」が、アラエボにいい台が出来るまでの時間つぶしとは
言え、段々と主戦力になってきているからに他ならない。
さて、この日も「俺の空」で、連チャンのあと145Gを回して4~5,000円ほどの
浮きを手にした後、アラエボのシマにとりあえず状況を確認しにいくと
ほとんど客の飛んだシマゆえに、やれ800だの900だの台は当然落ちて
いないわけだが、その中で一番ハマっている650G程度の台があり
(打たなきゃゲーム数は稼げない、か)
と、俺の空でちょっと浮いたのに気分を良くしていたのであろう、
軽い気分でその台に腰かけ、手帳に”650”と記したのである。
が、しかし、だ。
頼みの綱である3連チェリーがなかなか揃わない。
当然、単チェリーも出やしない。
あ~あ、と思いながらダラダラ打つこと約1万円ほど、
背景にジミ~にヤシかなんかのオブジェが登場してオヤジ打ち。
どうやらラクダでも取りこぼしたようで、払い出しがない…
というか、我に返って、ラクダの場合はもっとオブジェが派手だし、
そもそも中段に緑・緑・赤と7が並んでいる…
(期待しちゃいかん、期待しちゃ)
そのBIGの後は、2ゲームでBIG。
そのBIGの後は25ゲームほど回したが、チャンス目非経由でBIG。
その後は5ゲームでREG…
(ついにきたのか?)
ボーナスがBIG4回、REG4回と、鬼のようなスピードで出現したわけで、
当然、AC音も、SAC音も鳴らないままでボーナスを積み重ねる。
もう、間違えないだろう。
しかし、確実に引いたという、確かな証明が必要である。
JACインの度、祈るようにレバーを叩いていた。そして耳を傾けていた。
キタ~っつ!!

…さて、
念願の超高確率、そして宇宙画面を引き当て
その初めての超高確率は、その直後、つまり
BIG5回、REG4回で幕を閉じたわけだが、
9万分の1を、ついに引いたことに意義がある。
ありがとう、アラジン。
そしてこれからも。
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