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6月18日(日)


本日、サッカーのワールドカップのクロアチア戦が行われるとのこと。

前回、オーストラリアに負けた日本軍であるが、その数日後、

中田何某という男が、「勝ち点4は狙えるか?」的な質問を受けて



「4点?なんで4点なんだ?後試合は2回残っている」



と、真顔で言ったそうである。



今までサッカー選手は、いけすかないなあ、と思っていて、

中田何某なんて男はその最たる例であったわけだが、

この発言で、少し見直してしまったわけである。



ちょっと精悍なウド鈴木のようなルックスのくせに、と思っていたのは

私の持つサッカー(プレイヤー)に対する偏見と、彼のプレイ自体を

まじめに見たことがない、ということに起因するわけだが



そうなんだ。ゲームセットの笛が鳴るまでは、勝負はまだついちゃいない。



王者、ブラジル。

みかけは漢仲間の
ブラック君のような感じの連中に違いないが

聞くに付け、その強さは強烈らしく、まあ、その強さは

麻雀をしている際に、周りの3人が私に感じる脅威、

そして私が脅威に感じるところのぱちんこ「冬のソナタ」並みなのであろう。



つまるところ、
勝てる気がしない、ということだ。



この間の試合が始まる前は、オーストラリアに勝って、

クロアチアに勝つか引き分けるかして、ブラジルに負けて、

どうにかこうにか2位で勝ち抜こうという気持ちがプレイする側はおろか

応援する側にも漂っている、というのだから、たちが悪い。



お前ら、なんのために参加しているんだ?なんのために応援してるんだ?



優勝を目指せよ!大会なんだから。





ということで、今日は勝つ気の起きないはずの冬のソナタに

全身全霊で戦い



俺は10万勝ってきた。



次はお前らの番だ。つべこべ言わず、戦って来いっつ!



6月17日(土)


通称、村上ファンドの村上氏が捕まったわけですが、

なぜ捕まったか、というと、インサイダー取引(証券取引法)違反ですって。



証券取引法は「不公平な取引」を排除する趣旨の条文が多々あるのですが

正直言って、金持ちとそうでない人がいる時点で、既に不公平。



株式というのは、金持ちが勝つ最たるギャンブルと言っても過言ではない。



少なくともメディアに露出しているだけで、数億数十億を稼いだトレーダーが

いることは、皆様ご承知の事だと思いますが、その原資はどこから?



アホみたいに負けてる投資家がいるのか、

負けてる投資家がアホみたいに多いのか?



答えは後者。

株式に一番近いギャンブルは「ババ抜き」。

大多数の個人投資家が「ババ」を引かされて、塩漬け株を持ってたり、

もしくは「損切り」を余儀なくされたわけです。



今週は相場がめちゃくちゃ下がりましたね。

でも、貧乏人代表である私は、却って儲かったんですよ。

20万円が24万円ぐらいになったかな?

言ってて恥ずかしくなる金額だけど、でも20%の運用率だから大したもの。



取引回数は20回ぐらい。

落ちてる500円を拾いにいくような売買を繰り返して積み上げていった勝ち。

こういう相場環境では、ゲリラ戦術が効くので

金持ちが勝ちやすい上げ相場よりも、全然やり易いですわ。

上げてる時は、バカらしくてやる気が起きなかったですよ。



今度機会があったら更新しようと思いますが、

これから株をはじめようとする人に、簡単なアドバイスを。



「株の基本は、安く仕入れて、高く売る」

「株にも賞味期限や在庫リスクがある」

「情報誌は読んでもいいけど、信じるな」

「人と同じことをするな」



何を言っているかわからない人は、気が向いたら更新するので、

待っていてくださいな。



何をエラそうに、と思った人。

あまり気にしないでください。負けてますから。



ええ。ライブドアが紙切れになった分を戻すのは大変です。



6月5日(月)


なんというか、相変わらずエロ☆スパムメールが届きまくる。



手を変え品を変え。

彼らの工夫をどうにか日記の更新に生かせないものか、と

そんな殊勝な考え方を持っているとすれば、ここまで日記が滞ることはない。



とりあえずOUTLOOKの「迷惑メール」のフォルダにブっこむのであるが、

それでも総量は毎日変わることがなく、つまり、相手方には受信拒否と

伝わったとしても、別のアカウントで送付してくるわけだから

なんというか、頭が下がる思いである。



私?といえば
2〜3回踊らされたことがある程度

彼らのマーケティングでいうと芯でとらえたような見込み客の私でさえ

おいそれとは引っかからないような内容のメールを、一日に50通以上

送りつけてくるのだから、そりゃまあ、大したものである。



しかしながら、それほど怒っていないのは、ま、こういうことである。



最近、そのスパムメールに、
写メールを貼り付けて送ってくる

良心的な業者がいることである。



なんか、素人臭の漂う、きれいな乳首の若い女性の写メールを見て

そのままゴミ箱にドラッグするのはしのびなく、ついには専用のフォルダを

つくって、たまに閲覧して悦に浸っている次第である。



それよりも私が怒りに感じてるのは、
ウィルスソフトの更新の案内



毎回パソコンを立ち上げる度に「有効期間が過ぎております」だなんて

迷惑メールよりも迷惑である。



俺はお前らと契約を結んだ覚えはないっつ!



どうせコイツらが
ウィルスをばら撒いているに違いないのであるが、

適当にアンインストールなどすると、コイツらの攻撃の対象になって



「ね、だから更新しておいたほうが良かったでしょ?」

的なメールが届きそうで、現時点で既に、はらわたが煮えくり返っている。



ウィルス駆除ソフトをいれると起動は遅くなるわ処理は遅くなるわ、

挙句の果てにはメールは送信できないことはあるわ。



少なくともこういうものは、ソフトとして売るのではなく、

WINDOWSで実装するか、メーカーがつけておいて更新するか、

もしくは国の機関として運営するかしてくれないと困る。



私企業が売り上げ目的のために販売するような性質のソフトではないと

思うが、皆様はどう思いますか?



6月4日(日)


「そうやって、料理のできる男の人って、いいですね。」




バジルの入ったソーセージを、念入りに焦げ目をつけて炒めながら

下目使いに、ふっと口元を緩める男が、久しぶりの登場の凡作である。



とあるマンションの一室。日曜の昼下がり。

甲斐甲斐しく食器を並べる女性を気遣いながら、大胆に、そして繊細に

調味料を振る男、凡作がふと思うのは、

男子厨房に入るべからず、という言葉は遠きにつけ

この年代ともなってくると、優しく気の付く、そして包容力のある男こそ

女性にとっての理想の男なんだろうなあ、と、そういうことである。



久しくなかった、しっぽりとした展開ではあるが

この凡作が日記の更新を怠っていた半月の間に、そんなドラスティックな

変貌が訪れるはずもなく、そう、いかに漢の世界と真逆のスタンスで涙を

誘う「冬のソナタ」のヨンさまを心の中で師匠と仰いでいたとしても、

そんな天変地異は、めったなことでは訪れない。





この日は久しぶり、というか、恒例というか、そんな感じで行われた

大学の同級生との
バーベキュー大会であった。



しかし、日頃の行いが良いのか悪いのか。

催行の判断基準となる朝の段階では、ぐずってはいるが雨は降っておらず

11:00の集合時間の段階で、ようやく梅雨らしく小雨が降り始める。



近所のジョナサンで時間をつぶすと、通り雨と思われた小雨は綺麗にあがり

Dマートでアメリカの肥満家族のような勢いで食材を買いあさった後で

なんとも無残なまでに雨が降り注いだわけだ。





「じゃあさあ、俺んちで焼いて食うだけ食おうぜ」



そんな粋な計らいをしてくれたのは、嫁どころか2男まで設けた友人。

突然の訪問にも関わらず、部屋に招き入れてくれたのは結婚式以来で

お目にかかる奥様で、丁重な挨拶をしつつも図々しく、家にあがりこんでの

先ほどの展開である。





用意された上質な肉と付け合せ、そして私が手当たり次第にワゴンに

放り込んだ野菜やサイドメニューなどの食材を食卓に広げているときは

それこそ踏ん反り返って成り行きを見守っていたのであるが



飲んで食い、食って飲むのを、人の3倍のペースで進めていたあたりで

そろそろお腹もこなれてきたわけである。



5名の男女の同級生、そしてその嫁と、その旦那。

加えて3歳に満たぬ二人の子供と、1歳にも満たぬ女児。



そこで繰り返された会話は、概ねこんな感じである。





「そういえば、この間言ってたマンションは買ったの?」


「副業が利益をあげちゃって会社化するんだけど相談に乗ってくれる?」


「うちの事務所でやってるから、大丈夫だと思うよ」


「この間●●子が結婚したんだけど、仕事仲間の公認会計士だって」


「冬ソナに出てくるチョンアさんて、伊藤みどりに似てるよね」


「やっぱり年収は支給額で見ないとわからないもんだよねえ」


「最近は私立の保育園は入園も、順番待ちで大変なんですよ」





誰が誰の会話というわけではないのだが、

まじりっ気なしのフリーターの私の会話が、どうにもこうにもかみ合いそうに

なかったので、厨房に立つ、というよりは、逃げ込む、と言った感じである。



念入りにソーセージを炒めていても、こんがりと仕上がってしまう時が来る。

照り焼き風味に丹念に鶏肉に味をつけていても、完成してしまう時が来る。



ジョイまで飛び出すフライパンの洗浄に着手してもなお、彼らの会話が

続いていたので、どうしたものか、と思案していると、

助け舟を出してくれたのが、先ほどの友人の奥さん。





「結構家でも、ごはんとか作ったりしてるんですか?」

という感じで、社会性の乏しい私でも対応できそうな質問を投げかけてくれた



・・・のだが、



「う〜ん。まあ、デブは一日にしてならず、ですから」



という煙に巻くような回答にて、終了。





まあ、帰ったら田原総一郎の書いた本でも読んでみようかなあ、と

ふと思ったりもしたのではあるが、



家に帰ってNINTENDO DSの「ニュースーパーマリオブラザーズ」で

オールクリアの画面を出した頃には、もうどうでも良くなっていた。



こんな30男が、この5年の小泉内閣の総括とも言える象徴である。

と、最後ぐらいはそれらしく言ってみたりして。




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