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7月31日(月)


埼玉は鳩ヶ谷にお住まいの●子さま。

貴女に必要なのは優しい彼氏でも充実した仕事でもなく

多分、いいオナニーだと思うのですが、いかがでしょう。



仮にそれがベストだったとしても、それを伝えることはベストではなく

適当にお茶を濁すことの多い社会人としての受け答えなのである。



今日は7月の最終日の更新。

皆様にはこの場をお借りして「オナニー」について語ってみたい。



さて、2006年10月5日をもって32歳になった私でございますから

彼女いない暦は32年、そしてオナニー暦は20年以上、ということです。



私のオナニー暦を遡ってみると、ここで「空白の10年」があることに気づく。



そのすっぽ抜けた10年、というのは何か?それは”質”の問題である。



私が始めて射精感を感じたのは、それは多分10歳ぐらいの頃の話。



「ザ・ベストテン」か何かだろう。中森明菜の切なく歌い上げるメロディが

遠く聞こえる風呂場の中で、徐にシャワーをチンポの裏っかわにあてて

いると、何やら込み上げるものを感じ、そのままジッとしていたのだが、

その数分後、確実に私の中での何かが変わった。



その翌日、小学校で悪友にその話をするも、ピンときた顔がないもので

「お前らも風呂場でシャワーをあててみろよ!」と力説するも、

こればっかりは才能だったのだろう。

中々イケない女性も多いとは聞くが、10歳程度の少年にとって

いきなり快感を貪れといっても、まあ、それは難しい話で、

翌日もピンと来ない顔の面々である。



私は、どうすればこの体験を共有できるかを考えた。



そこで編み出したのがもっと直接的な刺激を与える行為、すなわち

チンポを右手でシゴく、という方法である。



その方法を伝授してから数日、ピンときた顔の同士が増えて、

その数日後にはほとんどの悪友がその体験を共有した感じになった。



私たちはその行為を「シコシコ」と名づけ、定着を図った。



すごいことには、その悪友の一人が、この行為が大発明だと思ったらしく、

敬愛する中学生の兄に、「シコシコって凄いのがあるんだけどさ」と

あっけにとられる兄に向かって実演したところ



「それはオナニーっていうんだよ」と冷静に諭された、という話があったのだが

もっとすごいことには、その兄が机の中から取り出した「いけないルナ先生」と

いう漫画を渡し、「これだともっと早く気持ちよくなれる」と教えてくれたそうだ。





「おお〜っつ!」



一同がアツく見つめる先には「いけないルナ先生」。



正直、こんなエロい(当時はエロという言葉はわからなかったが)アイテムが

この世に存在していていいものか、と思ったものだ。



股間にアツいものが走るのを感じ、なんだかいてもたってもいられなくなった。

(ま、小学生なりに”たって”るのだが)



そのアイテムを悪友の中で回し借りをする中で、オナニーという行為が

定着したわけであるが、まさしくその「いけないルナ先生」が”おかず”の走り。



今思うとジャッキー・チェンの「スパルタンX」のシルビアのシャワーシーン

(シャワーを浴びるシルビアのシルエットが映っているだけなのだが)

などで抜いていたのだから、その時の私にエールを送りたくなる。



中学生になり、私は一時親元を離れる期間があったのだが、

その開放的な環境の中で始めてマ●コの一部が描かれたエロマンガを見て

それはフランス書院文庫の森山塔という人が書いた「夜はこれから」という

ようなマンガだったと思うが、そこから先はよりローリングストーンのように

過激なオナニーへの道を辿っていった。



中学高校の時は溢れる若さと体力が、大学そして社会人になってからは

経済力が、日々のオナニーの後押しをした。



私のオナニーの歴史とともに、世の中のエロは加速していった。

エロ本、エロマンガ、裏本は古本屋にところ狭しと並べられ、

エロビデオは私の年齢と比例するように質・量とも充実していった。



大学生ぐらいになると比較的容易に裏ビデオが入手できるようになり、

インターネットを覗けば無修正の画像がいくらでも閲覧でき、

ちょっと前では裏DVDが簡単に手に入るようになった。



今はまともな品質の裏動画を、ネットでダウンロードできる。



今もダウンロードの最中、シコシコと更新を重ねているのであるが、

思うに、今の若者はかわいそうである。



私が初めて「いけないルナ先生」を手にした時の感動を、

私が初めて、意中の同級生を思い描いて暗闇の中で握り締めた感覚を、

果たして体験できているのだろうか?



人間というものは、刺激というものには慣れるものである。

私たちが”おかず”と呼んでいるものの多くは、オナニー促進剤である。



特に男は視覚に頼る傾向があるという。



先日、大阪に出張となり、ふりそぼる雨の中、エロ本を買いにいくのも

憚られた私は、ベットの中の暗闇の中で、そっと目を閉じて握りしめてみた。



瞼の裏に映ったものは、遠い記憶の憧れの女性や過去のベストバウトなど。



途中で郷愁の念に駆られて、胸が切なくなった。

そしてこの感覚こそが、中森明菜の歌が聞こえる中、シャワーをあてて体験

した初めての感覚、初めていけないルナ先生を見て感じた切ない感覚だった。



これを多分、いいオナニーというのだと思った。



長々と書きなぐったが、人生に必要なのはいいオナニーであると思う。



32にもなってオナニーについてアツく語るのはどうかと思う、

という周囲の雑音には耳を塞いで、今宵もそっと目を閉じて

15歳の時の私に戻って、15歳の時の●●さんと対話をしようと思う。



それでは皆さん。皆さんもいいオナニーを。



7月30日(日)


いや〜、暑いですね。



白々しく始めて見ましたが、季節はもう秋。

現在時刻は12時を回り、既に10月2日へ突入しております。



ちなむところ、10月の5日をもって華の32歳に突入するわけですが

そうねえ、28歳ぐらいから、何も変わってないですね、正味のところ。



さて、本日のお便りは、私からすると彼も消息不明になっている

漢メンバーのかつての猛者であるエロ☆ゲイツ君からのお便りです。



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このHPまだまだ、存在していたんだなー!!感心したよ。

日記見たけど、盗撮したりしないとか書いてたけど、

しっかり水着姿のギャルを

狙い撃ちしてたぢゃないか?アンタ

極楽山本の件では、ワシ以外にも警告を受ける人が

周りにいたのネ。あぶない・アブナイ。




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な、失礼な!



今年は撮ってね〜よっつ!



確かにね、昨年やらそれ以前は、

キレイな女性はそれだけでシャッターチャンス!とか思ってて

水着でお日様の下を闊歩されていたら、それは衝撃的瞬間に匹敵。

ああ、このデジカメが10倍ズームぐらいあったらなあ、と思ってたけど



最近はカメラを構えたら”キモい”呼ばわりで、下手すりゃ警察沙汰よ。



モラルとか、そういうことじゃなくて、”誰がお前らなんぞ撮るか!”って

そんな心境なわけですよ。



正直ね、じゃ、なんであんなカッコで、うろついてるのかが解からない。



もし私が地元の深川の本祭りでね、ふんどし姿で練り歩いててね、



「あら?素敵な子豚ちゃんじゃない?記念に激写しようかしら?」



なんて小粋なマダムがいたらね、そのマダムの方に向かって

臀部にプリッと力を入れて、妖しい視線だって送りますよ。



人目につくところでさあ、半裸で闊歩するってことはそういうことだよ。



そもそもさあ、肖像権ってのは解かるけど、

肖像権侵害って、刑法に触れるのかな?



したり顔で警官やライフセイバーの野郎どもに囲まれて

「カメラの中身を見せなさい」なんて正義面されたって、面白くないでしょ?



エロ君。な?言い訳くさいだろ?



何を言ってもいいわけになりそうでみっともないから、だから今年から

撮影することを止めたのだよ。



大体さあ、福山雅治が
「FHOTO IS・・・」なんていいながら

ケツに向かってカメラを構えてたって、キモいっていうどころか

その水着にシミつくってんに決まってるんだから。



キムタクがさあ、「やっぱいいよなあ・・・ニコン」とかいいながら

望遠を効かせてスナイポーしたって、

「え〜、やだ〜」って、黄色い声だされて、それで終わるんだよ。



ブサイクな男に、タダで撮られてるのが頭にくるだけなんだよ。多分。



要はさあ、セクハラにしたって痴漢にしたって盗撮にしたって、

男前にヤラれたいことをブサイクにヤラれるから問題にしたがるんだよ。



やっぱさあ、漢の目指すところはさあ、本当のところは

水着で溢れる砂浜で堂々と海に向かってカメラを構えて、さ。



「おいっつ!そこのブス!

その醜いカラダをどけろ!そこの汚いケツも、だ!」



とか言いながら、風景を激写するぐらいな感じが理想だけどさ。



ま、私なんかは”触らぬ神にたたりなし”程度でいいんじゃないか、と。

突然の女性トラブルに巻き込まれないための第一歩は、まず己が

ブサイクであることを知りて一歩目、ということを肝に銘じるべきでしょう。



ただ、男前でも許されないことが一つあって、

それが
レイプ



だからエロ☆ゲイツ君。

それはよく気をつけるんだよ。お兄さんからのお願いです。



7月29日(土)


モチベーションが下がる、という言葉をよく耳にするが、

振り返るにこの言葉、3〜4年前は聞かなかった言葉であるからして

ここ最近の言葉であると思うところは

朝な夕なここの掲示板を徒然に確認してためいきをつきながら

「ああ、今日もリアクションがないなあ」と、そういう時に件の

モチベーションが下がる、ということなのだろうなあ、と思う。



このHPの存在を知るリアル友人ですらも、日記の内容に触れることはなく

「ミクシイがさあ」などとご満悦な次第。

そんなサイトを訪れる片手間に、ここに訪れていてくれさえしたら

もう少し弾む話もあろうが、彼らにとってもうここは忘れ去られた存在。



思えばこのHPが始まったは、小泉内閣が発足したあたりであり、

奇しくも巷では安部新総裁が誕生し、小泉首相はお疲れ様モードである。



小泉首相は非常に清々した表情ではあるが、私と言えばまだまだ後ろ髪を

引かれる思いでいっぱいであり、そういう気持ちで今日も掲示板を確認すると



今日は
分室長さまより「凡作さん、生きてますか?」との投稿が。



ええ、生きてますとも。

最近はパチスロ北斗の拳SEにハマり、オンラインの麻雀にもハマり

忙しいには忙しいのでありますが、かといって更新する内容がないでもない。



こういう感じで私の生死を案じてくれる方がいる限り、

フェードアウトするような無礼を働くことがないよう、

まずは7月の日記を仕上げることをもって返信に代えようと思います。



でも今日はモチベーションがあがった、というよりも

どっちかというと
マスターベーションのほうに興味があるゆえ



本格的な更新は明日以降ということでお願い致します。



7月28日(金)


7月の日記は全部の日にちで更新、という約束。

7月28日まで暦をすすめた以上、この公約はどうやら達成できそうだが

残念なことにこの日記を更新している本日は8月28日。



24時間テレビも終わり、頭の中では森山直太郎の「夏の終わり」が

ヘビーローテーションを繰り返しているアンニュイなひと時なのである。



夏休みの日記に追われる小学生であるまいし、ここから8月分の日記に

着手するほど私は若くもないし、そもそも夏休みでもない。



実は9月にとある計画を立てており、その内容というのが

大阪のエキスポランドで開催されているアトラクション「獄門島」を訪れ

そのついでに岡山入りし、獄門島の舞台となっている笠岡諸島や

「八つ墓村」や「悪魔の手毬歌」の舞台となった地域をまわろうという

通称「金田一ツアー」を催行することなのである。



8月の日記は特別編として、この模様をお届けしたいと思っている。



12月の正月上映に繰り上げ・格上げされた「犬神家の一族」の

ロケ地巡りツアーの更新は諸般の事情により見送ったが

(ま、面倒くさかったからだが) これで少しでも皆様に金田一作品に

興味を持って頂ければ幸いである。



今まで金田一に関するリアクションが皆無であったので、

金田一風に言えば「これは復讐」でもある、のである。



興味のない人からすると、一ヶ月分の更新がなかったことになるが

興味のある人からしても、何の役にも立たない更新となること請合いだ。



7月27日(木)


西伊豆で行われる”漢の海(後半戦)”においては、

実にゆる〜い空気が流れているのである。



中学時代からの友人であるI君とブラック君であるからして

気負いも何もないというのがその理由だと思っているのであるが

それでも毎年訪れてしまうのは、そのゆる〜い空気と、

それに加えて、彼らが非常に変わっているからということもある。



ブラック君の家でゴロゴロしていて、テレビを見ている。



「なあ、ブラック。なんかすることないんかよお〜」



あまりにヒマな私に向かって、彼はこう語りかけてくる。



「俺って、五木ひろしが大嫌いなんだよね」



・・・



どう返答していいのか解からないで唖然としている私に

彼は真面目な顔をして語るには、このようなことである。





彼が夕日の沈む西伊豆の岩場の沖で一人浮遊していると、

はじめは水平線上に浮かぶ小さな点のようなものが

次第に大きくなって見えて、それが何かと見据えると、

まるで金曜ロードショーのオープニングの光景のように

夕暮れに浮かぶクルーザーのようなもので、

それがどんどん大きくなって、

ああ、これは俺を目掛けて向かってきているんだな、と

半ばぼんやりと一人水面に浮遊していると

目前にまで迫ったクルーザーからひょいと顔を出したのが

件の五木ひろしであったわけだが、その表情からはいつもの

あのうさんくさい笑顔がなく、能面のような表情で彼に淡々と



「ここらへんは僕の海だから、勝手に泳がないでくれるかな」



と言い残して去っていく様を、

やはり水面に浮遊しながら見送り続けていた。





そんな話を聞いて、一体どこからツッコんでやろうか、と

思案に耽っているあたりで、ブヒっつ!という強烈な放屁音。



音源はI君であるが、それ以降、先のエピソードについての

オチやコメントやフォローは一切行われることがなかった・・・





・・・なんか、いい時間が流れてるでしょ?



7月26日(水)


昨日の日記では旅情を綴ってみたわけだが、

毎年開催される
I君・ブラック君と行う”漢の海(後半戦)”には

旅情もくそもあったものではない。



アホのように毎年同じルートを通って西伊豆のブラック君の家に行き

近所のプールに行って身体を焼き、

コンビニで弁当とエロ本を買いあさって、

ついでにちょこっとパチスロを記念に打って

クーラーのついた部屋で雑魚寝する3日間である。



大抵はお盆の祭りで打ちあがる花火なぞを鑑賞して、

その日が明けた1時やら2時ごろブラック邸を後にするのが常だが



なんとまあ、今年も全くその通りのツアーを決行してしまったのである。



変わったこと、といえば、今回はI君のお兄さん(
バビダ兄さん)と、

常連の
K君が何故か「静岡に法事がある」ということで途中参加して

途中で帰っていったことぐらい、



そうそう、あと、私はほとんど海には入らないで3日を過ごすのであるが

今回は西伊豆の隠れスポットの”浮島海岸”で、足ヒレをつけて泳ぎ、

そのまた隠れスポットにまで赴いたこと。これも変わったことだろう。



ファミリーやカップルが鎮座する波打ち際の端っこに、

岩場が裂けた洞窟のようになっているところがあり、そこを抜けると

それはもう絶景かな、人気も少ないスポットが現れる。



泳げるの?失礼な。これでも私は元・水泳部。

風俗嬢を泣かせる腰使いは、バタフライの選手として培ったもの。

こんなぶくぶくとしたなりはしているが、今回のように海に入れば

イルカのようにキュートな泳ぎっぷりを披露してしまうのである。



イルカは漢字で
海豚と言ったヤツはバケツを持って廊下に立ってな。



さておき、昔とった杵柄ということで、すいすいたち泳ぎで洞窟を抜けると

そこには大きな流木のようなものが岩に刺さっており、

それを掴んで一休みでも、と、それにめがけてすいすい泳いでいると



グサっつ



ぎょええええっ〜っ!
と叫び声を上げて水中を見てみると

その流木は水中で折れた枝がむき出しになっており、

見事に私の股間に突き刺さってしまったのである。



幸いにも私の
ボールドスティックからはそれてはいたが、

あと5センチ左に寄っていたら、

全国20有余名の風俗嬢が涙に暮れるところだった。



まあ、あんまり馴れないことはするもんじゃありませんな、って。








町営のプールでご満悦のI君。

ビール片手にタバコを吹かす強面の彼を見て

家族で訪れていた幼女が恐怖で泣いていた。

ついでに俺も泣きたかった。







私が手に持っているのは「パチスロ必勝ガイド」。

おそらくは北斗の拳SEの解析記事が載っていたので

真剣に読み漁っているのであるが・・・

こんな挙動不審な人間がつまみ出されないのが伊豆の魅力







ブラック君。言わずとしれた原住民。

水中メガネだけで潜水を続ける合間の一コマを激写した後、

「何をしてるんだ?」と問うたところ

「喰えるものを探している」とのこと。

その数分後に新鮮なとこぶしを発見し、そのまま食べていた。







元・水泳部、現在はデ部に所属する著者近影。

カメラが濡れないように頭にタオルをほっかむりのように立ち泳ぎ

水面そこそこにせりあがる岩場で撮影に及んだのであるが

両足を水面に突き出してのスケキヨ撮影は、命の危険に関わるので

中止した次第。何卒ご容赦頂きたい。







絶景ですな。

もう薄汚れた都会で仕事する気力が一気に失せてしまいます。

ま、薄汚れたホールで2枚チェリーは必死に目押しはしますが。



7月25日(火)


札幌駅のホームに到着し、人気のいない先頭へ向かって

そこは喫煙ができるそのスペースで、おもむろにタバコに火をつける。



上目遣いで煙をふーっと噴出して、しばし待つこと3分程度だろうか?

旅情あふれるアナウンスとともに、青い車両がホームに入ってくる。



「北斗星・・・」 札幌〜上野間を結ぶ、寝台特急である。



一度、これに乗りたいと思っていたのは、

何もケンシロウとラオウの斗いに触発されただけではなく、

いつも出張の帰りにこの車両を横目で見ながら、空港へ向かう

”味気ない”移動ではなく、

心に残る旅。それを一度満喫してみたかったから。



翌日の仕事は午前中を休みとし、

時計を見ると17:10、明日の9:40まで揺られて東京に向かう「北斗星」

かねての念願である寝台特急に、売店で買った駅弁を片手に乗り込んだ。



停車中に荷を解き、集めの文庫本を取り出す。

動きだす車両。千歳までは同じルートを通るが、見慣れた光景が

ゆっくりと流れる様に目を奪われ、文庫をめくるペースは遅い。



苫小牧につく頃は、もう夕暮れである。

目の前に広がる雄大な景色が赤く染まる様は美しく、

またもタバコに火をつけながら、遠くに想いを馳せて見る。



北斗星の食堂車は、赤い絨毯に彩られたシックなイメージで

それはそう、

幼い弟を連れて初めて田舎にいった頃のビュッフェのイメージか。

それよりも多感な時期に見たヒッチコックの「北北西に進路を取れ」の

ワンシーンを思いださせる。




「私はニジマスで」



映画でエヴァ・マリー・セイントがオーダーした料理があるかどうか。

それでもワイングラスと綺麗にたたまれたハンケチが並ぶ食卓は

気取った洋食を出すに違いなく、そこにいる私の気分はすでに

ケイリー・グラントである。





列車は函館に着き、進路を変える。

そういえば、飛行機で帰れば、自宅についている時間である。



(のんびりしてるなあ)



社内販売で買ったスジャータのアイスクリームを食べながら、

流れる夜景を車窓から眺めて徒然に思うのである。



そう。まだ旅の途中。



俺にとっての、青春という旅の途中。



激しい旅を好んだこともあった。

めくるめくイベントを求めたこともあった。



でも、今はこう、ゆっくり時が流れるのもいい。



目的地についた旅人もいる。

最短ルートで駆け抜ける青春もある。



でも、俺は今は部屋の電気を落として、

車窓から見える点々とした明かりがゆっくり流れる様を見ている。



そう。まだ旅の途中であり、

そう。まだ何も始まっちゃいないのだ。





と、まあ、そこから爆睡してしまって青森から日暮里までの記憶が

全くないあたりが私の青春を暗示してしまっているようではあるが



みんな、心配はいらない。



俺の青春には、目的地すらない。


7月24日(月)


ま、実際の話である。

学生時代の同級生とやりとりする掲示板を覗いたり、

古い友人に近況を尋ねると、こんな感じである。



「マンションを買いました」


「二人目の子供が生まれました」


「東京の○○(超有名企業)に採用が決定しました」


「妻が歯科医を開業します」


「マネージャーになりました」


「趣味が嵩じて会社を設立します」


「公認会計士と結婚しました」


「戸建てかマンションか迷ってます」


「この間出版物の監修をして、名前が載りました」


「武蔵小杉に戸建ての家を買いました」





ま、若いヤツは若いヤツでも





「今しかないと思うんで、転職します」


「そろそろ年貢の納め時なんで結婚します」





とかいう近況もよく聞くこの頃。





親しい人間が地に足をつけた生活を送っているのを

それこそ、うんうんと目を細めて聞いているのではあるが



かく言う私も、最近は
追い風が吹いている。



しかし、しかしだよ。





彼らのそんな話を聞いた後に



「僕も努力が認められて時給が上がりましたとか



「この間、北斗の拳SEで54連チャンしましたよ」とか言っても



自虐ギャグなんだかなんだかわからずに、返答に困る友人の顔を

見るのは忍びない。

だから、この幸せは自分の胸にとどめておいている。



そう。それ以外のトピックスはとりわけないのであるが、

それでも本当に幸せなのである。



7月23日(日)


まあ、会社に行く前のワイドショーで笑ってしまったのですが、

よくよく考えれば、笑い事ではございません。



「ライフセイバーの活躍」的なタイトルで、シーズン真っ盛りの海水浴場。

そこで働く浅黒いマッチョなブーメランマンの仕事っプリを朝もはよから

放送していたのである。



それが迷子の案内や、酔っ払いの保護ぐらいをシコシコしてれば

う〜ん感心感心、と、自分のペースで朝飯も食えそうなものだが、



話の内容が、彼らの元にコギャル風水着ちゃん2人が近寄ってきた

あたりから、キナくさくなってきた。





「後ろのキモい男が、写メで私たちのこと撮ってんだけど・・・」



おいおい君たち、ここはそういう相談をするところじゃないよハハハ、と

その白い歯を見せながら軽くあしらうような良かったが、



なんでも、
盗撮は犯罪らしいのである。



泣き叫ぶ子供を保護するより真剣に、血相を変えてその男に近づくと

周りを取り囲んで「その携帯を見せなさい!」と勢いづく。



「なんだよ、警察でもないくせに!」 年の頃30後半のその男は

腕を掴まれながらも切ない抵抗を繰り返したが、



あわや警察を呼ばれるってところで観念し、マッチョに連行されていた。





「そういうことって、傷つくから止めて欲しいよね?」



浅黒い水着ちゃんは、レポーターに向かってそう語っていたわけだが

彼女らはその瑞々しいボディを、
全国ネットであるはずのカメラの前に

堂々とさらしていたのである。





十中八九、そのオッサンと同様「キモい」と分類されるはずのこの私は、

彼女らが、皆に見て見て!と、彼氏に見て見て!と、

いい男なら声をかけて!と、精一杯のアピールをしているはずの姿を

控えめに目と電子媒体に焼き付けるだけで、警察沙汰になるはずで、

いやいや笑い事ではない、と、オッサンに感情移入してしまった次第。



ああ、俺が妻夫木みたいに生まれてりゃ、後ろ姿の写真どころではなく

彼女らのジューシーピーチを味わうことも出来ただろうに。





そういうことで、私もいい大人。



同じことをしていたとしても、痴漢やセクハラと誤解されがちな

ブサイク代表としては、ここもと大人しく生きることに専念している。



水着ちゃんの写真も撮らないし、

電車に乗るときはいつだって両手でつり革を掴んでいる。



表面上だけでも優しくしてくれる女性は、風俗で働いている女性だけ。



ま、そこだけでも夢が見れるんだから、よしとしようじゃないかと思う。





そんな気持ちで風俗雑誌をペラペラやってたら

某有名SMクラブの売れっ子XXちゃん。なんでも真性Mで

「ご主人様、いっぱい調教してくださいね」とのコメントの下に




好きなタイプ:面白くって優しい人



って、なんでしょね?





面白くって優しいハードSの男なんて、
意外にみたことねーよ。





なんというか、女心なんてわかろうと思わないほうがいい。



7月22日(土)


友人が本を出したとの便りを聞いて、羨ましかった。



厳密には監修として名を連ねている、ということであったが

アマゾンのHPで検索してみると、私にとっても見慣れた彼の名が

表紙に堂々と記載されていて、羨ましかった。



表現者のはしくれ(…なのか?)として、作品が一つの形になることは

どうあれ憧れの一つであり、何かの間違えでこのHPを訪れた編集者が



「なんだコイツ、バカで〜」



と、出版依頼の一つでも投げかけてくれないだろうか?



真剣に数えたことはないが、このHPで更新した駄文の量といえば

多分単行本何巻かになるだろうし、

そもそも、ちゃんと書き下ろすよ〜。で、筆者、松田凡作。





誰だよソレ?って話ね。



読者にとっても、私にとっても、って話。



7月21日(金)


ぱちんこ冬のソナタ
にせよ、北斗の拳SEにせよ、

いい戦績を残そうと思ったら、大切なことは「ハマらないこと」である。



一日の勝負を決めるのは、連チャンの数よりも

「いかにハマらなかったか?」に負うところが大きく、

冬ソナであれば1,000回ハマり、新生北斗であれば天井(1500G+α)を

喰らってしまえば、まず大勝ちの夢は絶たれ、まあ、ほとんどの場合が

負けを喫することになる。



そして「ハマらない」という点においてはまさしくこれは運。

確率・効率をいかに意識していても、ヒキの弱さはいかんともしがたく

ぱちんこパチスロの最大の攻略法が「打たないこと」だとすれば、

次なる攻略法はヒットアンドアウェイ、もしくはハイエナ、ということになる。



本日、北斗の拳SEで、早くも大爆発(35連)をカマしてしまったのだが

収支はプラス7,000円。



つまり閉店近くまで7万円近く遣っていたのが、微々たるプラスに甘んじた

最たる理由なのだが、まあ、負けなかっただけ良しとしたい。



千円でアレを引いていたら、7万円以上プラスだったのであるが、

大抵新生北斗の継続は、それでも3〜4連がいいとこである。



7月20日(木)


私の友人、マブと言ってもいいだろう。

K君から株を買ったよ、というメールが携帯に届いたのだが、

彼はパチンコや株についての質問や報告をよくしてくれるのである。

これはアドバイスを求めているのだろうと勝手に解釈し、

今日(8月7日)付けではあるが、株式の、小出しに分析やテクニックを

披露して見ようと思う。



さて、彼からの本日のご相談はニッセン(8248:大証)についてである。











直近でいうと7月末に700円割れをかまし、

8月初旬に860円近くをつけて、本日は808円引け。



さて、結論から言うと、ここで買うなら配当を取るまで持つべきである。



配当利回り3%。ある程度まとまった金額を投資するならば、

銀行に預けておくより全然いいし、信用リスクが少なそうなので

マンションの頭金のための蓄えのような「すぐに遣わないような」性質の

お金であれば、PER10倍割れ、PER1倍台のこの銘柄は

なかなかの銘柄といえると思う。



が、短期ならちょっとなあ。



チャートの赤い線、25週移動平均線というのだけども、

ここから乖離(離れること)すると、近づこうとする動きをするんだけど、

もう、触れそうでしょ?こうなるとここが上値抵抗線になるわけ。

これが平行線になって、徐々に上向きになると、この線にサポートされて

上昇していくことが考えられるんだけど、そうなると結構時間がかかるよね。



そもそも、この銘柄が700ちょっとの時に話したはずだよ?



様子を見ていたなら、見過ぎ。

正直言うと私は850円どころで売ってしまって、もう100株しか残ってない。

ま、800円を割れたら、また買うつもりですが。

もうちょっとフィーリングに基づいてもいいんじゃないかな?



といっても先月の暴落。これは信用の売りも結構でております。

この方々がいずれ買いを入れてくるので、確かに割安圏内だと考えれば

どっかで売れる時がくると思いますけどね。



それよりも、遊びでやるなら、こんな株はどうでしょう?





【サイボウズ(4776:東証)】





まず40万円程度用意します。

そしてこの水準で1株買ってください。

騰がればそのままで良し。

10万円ちょっとになったら、もう一株買ってください。

10万円切ったら、もう一株買って下さい。



で、重要なのは最後に買った株は買値より5,000円程度上がったら売る。

二回目に買った株は10,000円程度取れたら売る。

いずれも売れたら、取れた程度分の下の買い指値を入れる。



値動きの幅が大きめだから、騰がったり下がったりを繰り返して、

ちょこまかちょかまか取れていく感じになります。

(上昇と下落のヘッジをかけているわけなので、ガツンとはとれませんが)



買いっぱなしで放っておくより、全然いいでしょ?



もしくは前日比7,000以上安いところで、無条件で1株買い。

5,000円以上高いところで無条件で1株売り、という方法や、



平均買単価が表示されるWEBを使っているならば、

それを見ながら、1株あたり1万円利益が出ているところで1株売り

(3株持っていて、浮きが3万円になった時など)を繰り返してみては。



そして9万円を割ったら、貯金を崩しても1株買い。

8万円を切ったら、風俗に2回言ったつもりで買い。



こうやって買単価を下げて、浮きが出てきたところで1株ずつ外す、と

そんなリスクヘッジも可能ですね。どんどん安くなるんだから、そういう

場合のナンピンも、それほど抵抗なくできます。



私は9万円どころから参加してますが、この方法で1ヶ月で30%程度

浮きが出てるかなあ。

動きがそれなりに大きく、それでいて14万円ぐらいを上値にして

9〜13万のレンジで動いているからできる方法なのね。



ま、他の銘柄の負けと、

何度もいうけどライブドアがゼロになったものとしてるから、

そんなに浮いてないけどね。そもそも投資金額が50万円以下だし。



ということで、余裕があるなら2株単位や3株単位でも可。



お役に立ちましたでしょうか?



7月19日(水)


新しい北斗の拳でしこたまシバかれた後、どうせまた負けるなら、と

車を伊豆に向かわせ、夏めいた雰囲気を味わおうとする週末。

世間では夏休み。カップルやら家族連れやらが一斉に都内へ帰る



そんな夜の渋滞に巻き込まれ、深夜の東名高速、そして

人気もはけた首都高速に差し掛かるあたりで、いつも思うことがある。





「心配だから、家についたら連絡してね」



もう何年も前のことだろうか。

同じように、12時を回った伊豆の帰り道、家まで送ったその女性の

そんな一言と、その風景が記憶をよぎる。



彼女は明るく、そして快活だった。



そして私は少なからず、憎からず想っていたのであるが、

先のような言葉を投げかけられる時点で、彼女も同じ気持ちであったと

今はそう信じたい。



城ヶ崎海岸を抜け、下田を超え、

(いつかまた二人で来れたら)と、西日の沈む恋人岬を通過し、

沼津の漁港で食事をし、ちょうどそのあたりで花火大会に出くわし

渋滞に巻き込まれた。





「どうせ車が動かないんだもん」



私を誘って、沼津の近くにある駐車場に車をとめ、

河川敷を二人並んで夜空を見上げながら歩いた時、

果たして手を繋いでいたのか、そうでなかったのか。



そして、ひとしきり花火を楽しんだ後、東名高速の沼津インターに入り

しばらくして目に入ったのは、延々と続く車の赤いテールランプ。



沼津や厚木、もしくは横浜町田のきらびやかな宿泊施設の近くで

ああ〜んもおう、お腹がいた〜い、と

好きな女性にそんな風に切り出すことができるのであれば、

松田凡作。今でも漢稼業に苛まれていることはなかっただろう。



その時はただ、ゆっくりと進む車の流れに身を任せていただけだった。



そしてその車中の中で、仕事の話や映画の話をしながら

まるで渋滞に感謝したくなるような時間を過ごして

彼女の家の前についた時には、もう12時を回っていたのである。





「じゃ、ここで。今日は楽しかったよ」



「うん。今日は本当にありがとう」



「ずっと車で、疲れたでしょ?早く寝てゆっくりして」



「ううん。着いたら連絡して、心配だから、それまで起きてるから」





それまでそんな優しい言葉をかけてもらったことがなく、

飲み会の帰りに狭山市まで送らされたり、柏市の自宅の近くの駅の

自転車置き場で「ここでいいから」と言われた時のことを思い出しながら

内心は(これだよ、これ)と、嬉しさのあまり小躍りしたものだが、



「うん。わかったよ。じゃ、また」



と、努めてクールに、その場を後にしたものである。





家に着き、彼女に連絡する。





「もう、家についたから。心配しないで。お休みなさい」



「え?もう切っちゃうの?」





実のところ、君が見送る車のテールランプの点滅で5回、

「ア・イ・シ・テ・ル」と発したサイン以上に、伝えることはないんだけども



お互いが色々な言葉を交わしながら、

「じゃ、もう切るね」「うん、じゃあまた今度ね」を繰り返し、

会話が終わる頃には、もう雀の鳴き声が聞こえる時間だった。





彼女は明るく、快活な女性だったが、決して自分の思いを自分から

男性に告白するような女性ではなかったように思う。



そして今でこそ「告白するのとフラれるのは男の仕事」といってる私が

自分の想いを言葉で伝えることをせず、フラれることすらできず、

なんだか私のような男が、太陽のような彼女と釣り合うはずもないと

自分で自分と彼女の間にバリアーを張ってしまった苦い思い出。

そのバリアーは、彼女を守るための殻、

そして自分が傷つかないため殻、・・・だったのかも知れない。



そんな風景が、深夜の伊豆の帰り道には、ふと思い出されるのである。





二人は何かの言葉があったわけでもなく、お互いの道を歩んだ。



彼女はいくつかの恋を重ね、私はやさぐれた恋路を歩む。



そしていくつかの歳月を経て、数年前に届いた便りは



「今度、結婚します」という内容。





不思議と、そういう時には「お幸せに」の一言しか、でないものである。

男なんて生き物は。



その時、彼女がどう想ってたか。今、どういう気持ちでいるのかなんて

私にはわからなかったし、そう、それは今でもわからない。



彼女の結婚式で見たものは、あの日と変わらず、太陽のように輝いている

彼女の微笑みと、なぜか、私によく似た、彼女の選んだ伴侶の姿だった。





(どこですれ違ったのか・・・)



そんなこと、考えようとも思わなかったが、それでも頭に浮かぶこんな考え。

長らくそんな時期が続いたが、私の中で一つの結論を見たのは、

ちょっと前に、彼女とその旦那と話す機会のあった時である。



その旦那と話してみると、仕事に関しても、人生に対しても

まあ、決して立派でないにしても、私にとって共感を覚える考え方だった。

そもそもまず、控えめかうぬぼれかはわからないまでも、顔も似ている。



(俺と何が違うのかな?)と、その段階でかえってすれ違いの思いが強まり

彼女がトイレか何かで席を外した時に、そっと彼に聞いてみたことがある。





「で。〜さんは
風俗なんかはよく行くんですか?



「いや、そういうところには行ったことはありませんねえ」





あ、
多分それ



7月18日(火)


ブラウン管や液晶を通さずにAV女優に遭遇した事が

いくら女性に縁遠い私であっても、いや、やはり僥倖というべきか

今までの人生において、数回ある。



♪あ〜あ〜 高校2年生〜



当時憧れであった藤本聖名子というAV女優が浅草ロック座という

ストリップ劇場でショーをやっていると聞いて、バッグに制服をつめ

単身で乗り込んだ私の記念すべき初風俗(?)という類の例を除き、



やれバイトしていたピザ屋の店舗の3階に住んでいるのが

村西とおるのダイヤモンド映像専属のAV女優で、

バイト仲間と階段を下りてくるところを見て欲情するとか、



まあ、そんな類であるから、知り合いや名前を知る女性がAV女優だった

と、そういうことがないのである。



また、AV女優といっても、割合としては「企画女優」という、例えば

有名な女優のレズ相手であったり、4〜5人同時出演のバラエティなど

「名前の出ない」ケースの多い、そういう女優の占める割合も多い。



さて、その数回のうちの一回。とある飲み会に現れた女の子をみて

(いや〜、しょうもないほどのエロさをかもしている女の子だなあ)

という印象を得た、ということがあって、



その数ヶ月後に、その女の子が「企画女優」として出演するAVに

めぐり合った、という出来事があった。



当然、ヘタレ凡作のことだから、電話番号やメールアドレスの交換なぞ

しているはずもないし、また硬派凡作のことだから、仮に交換していたと

しても、それでどうしたということでもなかったであろう。



そして昨日である。



漫画喫茶で「代紋TAKE2」の全巻読破に挑戦しながら、設置されている

インターネットで、オンデマンドで放映されているAV。それを垂れ流しに

していた時の出来事である。



ご想像の通り、(おっ!)と気づいたことには、その女の子が

多数のAV女優とともに乱交を繰り広げており、ラッキーなことに

その源氏名を示す名札のようなものをつけていたので、



彼女がその世界で使用している名前、これをようやく知る事が出来た。



インターネットで検索をかけてみると、カテゴリは”豊満な痴女”



ま、私の印象にかなり近いものがあるのであるが、

今日の話は、私がふと思いついた発明についてである。



それは、名前も分からないAV女優がいたとして、

その画面をキャプチャーし、適当な大きさに切り抜きして

発明したソフト上にドラッグする。



人相学的な分析に基づいて、データベースと照合。



「この女優は○○さんです」と、フィルモグラフィーやデータの一覧を

簡単に検索できるサービスである。



人の好みは十人十色だと思うが、AVが男を魅了するのは

女優の名前のメジャーさでもなければ、制作会社のデカサでもない。



好みの顔、好みの体型、好みのシチュエーションであるに違いないので

こういうサービスは、少なからずニーズがあると思うのである。



こういう技術をAV女優や風俗の女の子のデータベースと照合する、

そんなシステムはいかがだろうか?



とまあ、ここまで考えたが、当然プライバシーの問題もあるし、

そもそもAVにしても風俗にしても、一期一会の気持ちで望まないと

逆に面白くないかもしれませんね。



7月17日(月)


【アイ・アム・ジャスティス】 (To:匿名希望さま)



♪串にささってダンゴ、ダンゴ。



ガラの悪そうな三兄弟のほうが今は旬であると言えるが、

一昔前はダンゴのほうの三兄弟がブレイクし、

上記のテーマを耳にするたんびに、匿名さまのいう



>「お国からのお仕事をウチラだけで回しちゃおうぜ!」



な方々は、肩をピクンとしながら反応していたに違いない。







・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ワタクシ、JCなる集まりに所属しておりまして、

簡単に言えば

「地域の為にみんなで力を合わせて頑張りましょう!」

の会です。

ワタクシから言わせれば

お国からのお仕事をウチラだけで回しちゃおうぜ!」

と言うピーでポーな会にしか思えませんが・・・



そこに入会"させられた"ワタクシ、

初めは「頑張るぞ!」との意気込みで入ったのですが、

会議の内容がピーでポーだったので幻滅。

5回行って既にゴースト会員。



そんなワタクシも3年目に突入し、新入会員からメールが。



「初めまして、〇〇の〇〇と申します。」



向こうの熱いトークが始まりました。

この人既に洗脳完了か?


内容は簡単に言いますと、

会員を増やす為に2人以上知人を教えろ!です。



知人を売ることは出来ないと押し返すとあ〜だこ〜だ難癖つけて、

「やるべき事はやる!」と言われてしまいましたので

「やるべき事は退会だね」と言ってやりました。



元々、強引に会員にさせられ、

自分が良いと思っていない会に

知人を入れれる訳無いでしょうが。

でも、入ってしまったから年会費だけでも貢献していると

思っていたのですけど。



千葉のJCの理事長さんは知り合いで、

この前全国の集まりの時、私の所属JCに来て、


「〇〇君を宜しく!」と言われ、

来期のワタクシの処の理事長は、

ワタクシが他で加入している会の元会長。


こりゃ、来期から彼等の顔に泥を塗る訳にも行かず、

出ようかと考えております




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



しかし私が初めてこの仕組みを知った時には

(ああ、なるほどなあ〜!)と膝を打ったものである。



共栄共存といえば彼らの大儀名分だが、

こういう村社会的な発想も多分にお国柄であり、

今でもこのシステムや、独占禁止法なる法律



何で独占したらイカンのじゃあ!



と、腑に落ちない点もあるのである。



両方とも「なぜイケないか?」という建前は知っての上での言葉。

まあ、上記は明確に法律違反なのではあるが、

世の中には玉虫色と呼ばれるように、時々で解釈を変えるものも

色々なものがあると思う。



正義、というものは言葉にするものによって異なるものであるし、

俺のジャスティスは俺の心にあり、

多分に匿名さまは法律がどうした、とか、会の趣旨がどうしたとか

そうことでなく、根底にあるのは匿名さまの中にある法律に

そぐわない、ということなのであろう。



人が他人が、法律が、ダメと言っているからダメなのではなく、

自分の中にある信念、ま、そんなにカッコよいものでなくともいいが

そういうものがあることが、漢の道への第一歩なのだと思う。



いい機会だからお伝えしよう。

マイ・ジャスティス。





■千代田区の路上でもタバコは吸うが、子供の前では吸わない。



■パチンコ屋は全面喫煙。隣で煙を手で振り払いしかめ面をする

 イヤミな仕草のヤツがいたら2本同時に吸う。



■売春はOK。18歳未満はNG。



■結婚詐欺という犯罪はない。もしくはすべてがそうである。



■引き落とし手数料は当然であるが、入金手数料には納得がいかない。



■告白と振られることは男の仕事。しかし可憐でいることは女の仕事。



■パッシングはOK。追い越し車線の右ウィンカーには全力で嫌がらせ。



■部屋での放屁は脱糞と同じ



■ブ男美女のカップルは可。美男ブ女のカップルは不可。



■Aカップ・Cカップ・Dカップ・Fカップは可。Bカップ・Eカップは不可。



■アタッカーのマイナス調整は可。スルーのマイナス調整は不可。



■仕事の出来ない後輩は可。仕事をしない後輩は不可。



■上司の場合は、その逆。



■写真指名はよろしくない。





まあ、ごく一部を挙げてみたのだが、

はじめに書きたかった方向性を異なってしまったので、この辺で。



7月16日(日)


【ゴッドファーザー】 (To:分室長さま)



こちらこそボブ沙汰しております。凡作です。



分室長さまもボイトレしてるんですね。歌手志望なんでしょうか?

え?私は違いますよ。「分室長さま”も”」なんて書くから?いやいや。

ボイトレをしてるのは私の知り合いですよ。

私も歌はウマいんですけどね。ま、勢いだけですから。

言ってみれば
歌手脂肪ですかね?意味がわかりませんが。



で、その知り合いが言うんですけど、最近許せないのって、

KAT−TUNらしいですよ。

「REAL FACE」ですか?

カッコいい旋律に乗せて、気持ちように歌いあげてますが

作詞がスガシカオ、作曲がB’zの松本ということで、

いい曲もらってんな、と。



で、知り合いの怒りはそういうことではなくて。

これが
デビューシングル、って言い張ってるところですって。



デビューでそりゃねーだろ?って。

しかもほぼ同時期にデビューアルバムって?意味わかんね〜。

不公平だ、って。そういうことらしいです。



ま、亀梨くん、たって、加藤鷹みたいな顔してて、顔が小さいから

写真栄えするけど、どう考えても背も小さいし、



名前の通り、カリ首も貧粗だろうから(カメナシ)まあ許してやんなよ、と。

分室長さまは、どんな感じなんでしょうね。





さて、分室長さまから頂いたお便りは
「大人の飲み方」ということですが、

私はほとんど下戸でございまして、へべれけになって記憶を無くして

「あ〜あ、やっちまったよ・・・」となることはほとんどありませんが、



残念ながら人生の大半である
シラフの時に、そういう心境になる機会が

異様に多いので、あまり恵まれた人生ではありませんな。



あまり音楽に造詣のない私でも、存じ上げているご高名な出席者を前に

舞い上がってしまった分室長さまの焦燥と後悔がよく現れていた文章で、

私も、数少ない「酒の上での失敗」を思い出してしまいました。



・・・



それは数年前、まだ私がXJR1200というバイクに乗っていた時の事。



ひそかに憧れていた年上の女性から、金曜日の夜に電話が入る。





「どうしました」


「凡作く〜ん。今、一人なの〜?」



彼女の声は、酔っていた。

これから少ししたら、朝まで生テレビの田原総一郎に向かって

ブツブツ言って夜を明かそうと考えていた私には、サプライズであった。





「終電なくなっちゃって〜 出てこれない?」



彼女は銀座で飲んでいて、今は友人と別れてしまったのだという。

それでもちょっと飲み足りない彼女は、近くに住んでいる私の存在を

思い出し、こうして電話をかけてきているのだろう。



(チャンス?)



今でいうとぱちんこ冬のソナタのハングル予告のような文字が、

頭の中にひらめいた。チャンス?

いやもしかしたら「チャンス!」の赤文字だったかも知れない。



いずれにせよ、この時間に女性を一人にしておいていいことはない。





「今、どこですか?単車で迎えに行きますよ」

「ええ〜?迎えじゃなくて、これから凡作くんと、の・む・の!



彼女がへべれけになっている場所を聞き、(大体あの辺だなあ)と

あたりをつけて、メット片手にエンジンに火を入れたのは、もう0時過ぎ。



銀座につき、スーツ姿で酔いつぶれてる彼女を見つけたのは、

それから30分ぐらい過ぎた頃だったろうか?





「ダメじゃないですか、こんなところで寝てたら」

「いいのだ〜。これからどこに飲みに行く?」

「あの、俺、単車ですから。」

「もおう、なんで単車なんかで来たのよ〜?」



言われてみれば、その通りである。

どうやら俺はこういうところがツメが甘い。



それでもカッコつけの俺は「送って行きますよ」と言って

彼女をタンデムに乗せ、単車を走らせていた。





「ねえ。雰囲気のいい店があるから、ちょっと寄ってかない?」



池袋にさしかかったあたりだろうか?

単車が駆ける時の風に良いが少し醒めたようで、

少し落ち着いた声で、私にこう語りかけた彼女。



その言葉に従って訪れた店は地階にある、落ち着いた感じの

その通りの「いい感じ」の店だった。



壁にかかったレコードの数々。店内でさりげなくかかるジャスや

オールディーズのメロディ。

「色々なレコードをかけてくれるの」 彼女の言うとおり、

奥ではマスターと思しき男が、タバコをふかしながら針を落としている。





「いい雰囲気の店ですね」

「そうでしょ?」





注文をとりに来たマスターに、ウーロン茶とスナックのようなものを頼み

「何にしますか?」と彼女に聞くと そうねえ、と、しなを作ってから





「アーリーのロックと、それといつもの音楽」



とマスターに告げていた。



このような店に、女一人でくるものではない、と思った。

そして、しばらくうつむいている彼女の目に涙が滲んでいることから

ツラい別れをした彼氏と来ていた店であるということを悟った。





「凡作くんなら、なんとなく話せちゃうんだよねえ」



彼女はいかに元の彼氏が酷い男で、そしていかに自分がツラいかを

淡々と語っていた。



夢を追って、彼女を捨てたという元彼。

いや、捨てたというよりは、彼の夢の邪魔をしたくない彼女が

身を引いたように思える内容だった。





「すみません。こっちに”ゴッドファーザー”を」



「あら?凡作君も飲むの?」 彼女はちょっとおどけて言った。

「ええ」 僕はほとんど飲まないもんで、何がいいのかわからないけど



「今日は、ちょっとお付き合いする気分なんですよ」





「へえ、どうして?」



「ゴッドファーザーって、酒の名前が、ね」




どんな味がするのか、気になったんですよ。

ゴッドファーザーって、僕の大好きな映画の一つでね、

マフィア映画なんですが、ドンパチの映画じゃなくてね、



マイケルって主人公がいて、人望があって、家族を愛して

家族と、家族と同様の忠誠を誓われた仲間に愛された父にね



近づこう、近づこうとすればするほど、愛するものを遠ざけていく

・・・そんな話なんですよ。



家族を守るために掟を守り、掟のために仲間を殺し、

仲間のために、掟のために、兄を殺して、家族に去られる、って

そんなマイケルって主人公の話。

どんな切ない味がするんだろうな、って。



「人を愛するがあまり、人を遠ざけてしまうって、悲しい話ですね」



愛って、もっと自分勝手なものでいいのかなあ、って思うんですよ。

お互いが、その気持ちを持ってれば、ですけどね。



こんな話を聞いたことがあります。

人を愛するっていうことは、お互い身に着けている武器を交換すること。

差し出した剣で、身を切られてしまうかも知れない。

傷つくかも知れない。

だから、相手に盾をください、って、要求してもいいんですって。

差し出すだけが愛じゃないってね。お互いがお互いを求めてこそ、

それが本当の愛なんじゃないかな、って。




「ゴッドファーザーってね、そういう映画だな、って思ったんです」





「ふ〜ん。で、どういう味がしたの?そのカクテル?」



彼女は、多分、興味津々に、私に尋ねた。





「う〜ん、正直分からないなあ。結構強いし、酔っちゃってるから」

「え〜、もう酔っちゃったの〜」





「うん。でもこのカクテルか、
貴女にかはわかりませんけど」








さて、分室長さまの問われる
”大人の飲み方”というものは、



酔い覚ましに、と私の目の前に出された
ウコンの力

どのような顔して飲むか、ということであると思う。



どうやら、すんでのところまでは行っていたとは思うのだが、

その後に





「ちょっと酔っ払って単車に乗って帰れそうもないので、

泊まっていきません?

おっぱい以上のことはしません
から」



という台詞の後にウコンの力が出てきたことから、

この
最後が余計だったのだろう。ああ、確かに俺は酔っていた。





ということで、お酒は取り返しがつかないほどの勢いを与えてくれる水。

酔ってしまったのではなく、酔っているのだ。



ということで、分室長さま。

憧れの人の前で、本当の自分を臆面もなく表現できたのだから

大成功ではないでしょうか?



問題ないですよ。





OK牧場!!


7月15日(土)


詳しい人に教えて頂きたいんですが、

ゴキブリって、死んじゃうと、どうなっちゃんでしょ?



というのは、今日もご機嫌で家でテレビを見ていると

3センチ級のゴキブリが壁を這っていて、ドキッとしたんですね。



私はこう見えてゴキブリは嫌いで、

キライなのはサッカー選手のように動きが俊敏な5センチ級の黒光りした

ゴキブリなんですが(俺はこれをジャックと呼んでいる)

今日の遭遇は3センチ級の茶色がかったヤツ(これはトム)。



なんだよもおう、と思いながら気配を殺して洗面所にある
「ゴキジェット」

それを手にして戻ってくると、なんとまあ間抜けなゴキブリで、

一つところでジッとしていたのであります。



ジャックだったら、目を離した隙に安全地帯に逃避して、

数時間は私を恐怖に陥れるのであるのだが、ま、所詮はトム。



俺の空(刑事編)に出てくる殺し屋のように、ゆら〜っとジェットを向け、

躊躇なく「プシュ〜」っと噴射。

効果が強いのか、トムはその刹那から動きが鈍り

一定の速度で(ジャックはGO・STOPの動きが気持ち悪い)進み

やがて噴射し続ける毒霧の威力に負け、そのまま壁から落ちた。



・・・が、落ちた先は、色々私の私物(というかガラクタ)が芸術的に

積み上げられたスペースであり、トムの死体を捜すために、それを

ひっくり返すのは、それは至難の業、といえそうだ。





ということで、
何事もなかったように更新作業を続けている私。



ここらへんの豪胆さが漢らしいといえば漢らしいが、

荼毘に付されたとはいえ、まだ彼の亡骸があるということを意識すると

かなり気持ち悪いものがある。



大抵私は、このようなスナイプに成功すると、

ティッシュで3重くらいに包み、わざわざ
水洗便所で流すということまで

行うほどであるが、そこで先ほどの質問なのである。



SFのように、生命が途切れた後は、さらさらと風化してしまうならいいし

ミイラになって、オブジェ化してしまえば、まだ救われる。



まあ、今はそれ以外のことは考えたくないのだが、

そう考えると、バルサンなんかたけない焚けないよね、実際。



ヤツらの死骸は、そのままなんだからさ。



あと巣までエサを運んでコロリってヤツも、どうせヤツらの巣なんて、

目に付かないとは言っても、家の中にあるんだろ?こえ〜なあ。





・・・ということで、漢、松田凡作の苦手なものは

不意に遭遇するゴキブリと夏の恋、夏の憂鬱なのである。



7月14日(金)


「くまぇり」
というネットアイドル(?)が、リアルアイドルを目指すべく

自身のブログのヒット数を上げようと
放火を繰り返し



「いや〜ん。火事こわ〜い。」という更新をしていた、というニュース。



私に当てはめれば、日記の更新のために
レイプを繰り返すようなもの。



ま、確かにテレビで
夏川純がつぶらな瞳で、緑の色鉛筆で

レ、レ、レとレ点を打っているCMを見るに付け

計画的にレイクならぬレイプでもしてみるかあ、と

そこまでラリって来た夏漢な凡作ではあるが、



放火同様、無期まであるレイプという行為に及ばないところが、

まだまだ救いがあるという点だと思っている。

(あ、放火は極刑まであるか)



見よ!レイプなんてしなくとも私のHPは、

ここ数ヶ月内で
一番の盛り上がりを呈しているじゃないか!





・・・ま、7月いっぱいだとは思いますけどね。



皆様のご声援が、というより、

私のモチベーションは夏の始まりがピークだ、という帰納法に基づいて。



7月13日(木)


【ハートで語れ、夜明けまで】 (To:りょうたろうさん)



まあ、最近と言えば最近だが、ヌケル君が思い出すように言ったことは

「なんだかんだいっても、マイクロソフトは大したことないね」という言葉。



「どうして?」というと、
”彼女”という単語が一発で出ない、ということ。

彼、という単語と女、という単語を組み合わせていつも表現している彼は

どうしてこんなメジャーな単語、登録してないんだろIMEに?と

そういうことらしいのだが、よくよく聞いてみると



彼はずーっと彼女のことを
「カナジョ」と発音していたらしい。



(カナジョじゃ出ないだろ?さすがに・・・)

マイクロソフトが大したことないというよりは、彼自身が大したものだが

かような私においても、当然、そういうことはあるに違いない。



例えば
「フルチン」という単語があるわけだが、その語源を知らない。



多分「チン」の部分は
チンポという類の単語で間違えないと思うが、

もしかしたら天皇の一人称の「朕」かもしれないし、3000年の歴史を持つ

中国は福建省からいらした「陳」さんに何か関係あるかも知れない。



フリチンが正解なのかも知れないし、そもそも”振る”チンチンなのか

神にかかる枕詞の千早振る、




『千早振る 神代も聞かず竜田川 韓紅に 水くくるとは』



と、なんらかの関係があるのかも知れない。



FULL、という男らしい英単語から、その豪胆な様を表している

フル・スロットル☆フル・チンチンが一番すっきりするのだが、

そもそもこういう疑念は、金田一京介先生のお孫さんあたりが

整然と教えてくれないと、すっきりしないものなのである。





で、
りょうたろうさんの相談なのである。



正直「俺?俺でいいのかしら?」というまともな質問である。



多分
「右の乳首だけが肥大し始めました」とか

「トニックシャンプーでオナニーするとバカになるってホント?」的な

相談に終始するものと、たかをくくっていたのが甘かった。





【ご相談】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以前お話したとおり塾の先生をやっているのですが、

去年の12月にオープンして現在生徒は小中学生7人です。

知り合いと二人でやっていて毎月4万円くらいの赤字を出しております。

ぼくは深夜にガソリンスタンドのバイトをしており

それでなんとか生計を立てているのですが、

生徒を増やすよいアイデアなどいただけないでしょうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





塾の先生をされているぐらいなので、やれマーケティングやなんやらと

そんな話をしても頭の良さから考えても釈迦に説法になるかも知れないし

ここは勢いのある回答を望まれているものと(勝手に)解釈してみよう。



オープンしたてで、毎月4万円の赤字。



今後を買われて売買高を上げ、黒字に反転し暴騰する株式市場を仕事と

して扱ってきたことのある私にとって、今こそが面白い時じゃないか、と

それだけで相談を終えることも可能かと思うぐらいだが、

りょうたろうさんが求めているのは、今後のアイディア。というより

今後の道しるべや心の支えとなり得るポリシーのようなもののように思う。



自慢になりそうで恐縮だが、私が証券マン時代は、

やらされ仕事はどうであれ、顧客開拓数はトップクラスだった。



他の営業マンと変わっている点としては、今思うと

法人や太い客に対しては、自分で作った提案書を一月とあけず提出し、

DMはパワーポイントで作成。

返信があった”見込み客”には
「凡作レポート」と評してメールを送り

時にはオバサン連中を集めて、株式口座を開いたりした。



「ねえ、松田さん。今のいってた株をやるには、どうしたらいいの?」



茶のみ友達の家に集まったおばさんに、こう尋ねられ

玄関先で土下座をすることなく、向こうから口座を開設してくれたのは

ラッキーとしかいいようがないなあ、と思ったものだが、

人を集めてくれたリーダー格のオバサンの顔をつぶさぬように、

集まってくれたオバサンに、丁寧に資料を作って教えてあげたこと。

こういうことが、誠意として相手に伝わったんじゃないだろうか。



当時は、メールという文化は、まだまだ浸透していなかった。

会社で提案書を作成するときには、

「なに遊んでるんだ!」と四季報が飛んできた。

営業というものは、電話を100回かけるものだと教わっていた。



だから、これらにかけた時間は、業務時間外だった。

一ヶ月の残業時間は、5〜6時間だったと思う。

つまり、給料に反映されない時間であったということ。



ただ、全くこの時間は、苦しくなかった。



お客様のために、自分の言葉で表現する。

自分が意思表示するために、お客様に向けて表現する。



今思うと、顔から火がでそうな内容の資料だったと思うのだが、

向こうからすれば「自分のために」年端のいかない青年が

多くの時間を割いたことに、信頼をしてくれたのだと思う。





塾経営、ということであれば、多分必要なのは
実績口コミ

そんなものは、きっと後からついてくる。



りょうたろうさん。きっと今必要なことは、

「子供(と親御さん)のために」りょうたろうさんが何が出来るかと

その溢れ出てるアイディアを、どれだけ実行に移せるか、

そして、どれだけ一生懸命に取り組めるか、ということでしょう。



現実性とか効率とかで、多分アイディアは埋もれてしまうものだけど

大人の意思とは裏腹に、子供は勉強したがらないものです。



大人は「子供には無限の可能性がある」と考えているものですが、

子供は、思っているより冷静で、それでいて世間知らずなのです。



進学やテストの点によって、自分の可能性がジリジリと狭まって行く

そんな焦燥感を感じているし、それでも自分だけは勉強しなくとも

多分なんとかなると、そんな幼い一面を持つ生き物なのです。



実際は
その逆であることを、教えてあげる必要があると思います。



正直者の上だけに降り注いでくる理不尽さを、生まれや門地、

見かけで判断される世の中を。そんな中でも自分の居場所は

自分の努力でジリジリと広げていくことができるんだ、と。

それが今の君たちにとっては、学を身につけることなんだ、と。



そのためには、
子供をほめるべきです。

いいところを見つけて、
ほめ倒すべきです。



ほめ方のバリエーションをメモ帳にしたためてはいかがでしょうか。

「美味しんぼ」の京極万太郎が、四万十川の鮎を食わされた時のように

仰々しくも芸術的に、子供をほめてみたらいかがでしょう。



子供はほめられてやる気を出します。自分のことを考えてくれてると

安心もするはずです。子供の話で、親にもそれは伝わります。

安心して任せられるし、そういう子供が増えれば仲間が仲間を呼び、

やる気が成果を呼び、成果が実績となるでしょう。



・常に子供と親御さんのためを考え、心に残る誉め言葉をストックする



これが、今のところの私のアイディアですかね。

まあ、真面目な質問だったので、

真面目にして抽象的なアイディアですいません。



経営のことを考えること、塾を維持することは大変だとは思いますが、

願わくは数年後、窓ガラスを拭く時間にはご家庭に励ましのメールを送り

灰皿を掃除している時間には、新しい問題のプリントを作成している

そんな姿のりょうたろうさんがいることを楽しみにしております。



つまらなくて申し訳ないので、最後にいい話。



このHPで紹介している
「ブラック君」も、奇しくも塾の先生であります。



今年の正月には地元を捨て、ずっと東京に出てきて遊んでいたのですが

年が明けての乱痴気騒ぎの私が、「次はどこにいく?」と車の運転席から

声をかけると 「湯島の根津神社に行ってくれないかな?」と言う。



そこで彼は、祭られている学問の神様に、教え子一人一人のために

5分も10分も願をかけた後に、

「おみやげだよ」と言って合格祈願の御札を買っていた。



そんな先生を、わざわざ裏切ろうとする子供なんているわけがない。



仮にその後いった
ROUND1のボーリング場で、

ほぼ半ケツのジーンズの女の子を彼の視線が追っていたとしても



こういうところで、私はブラック君という男を信じていいと思っています。



7月12日(水)


極楽とんぼの山本氏
が思いっきり振りぬいたものは

自身の属する欽ちゃん球団での試合で振るべきバットではなく、棒。



人生を棒に振ってまで私たちに教えてくれたこと。敢えていう。





未成年者とスケベするな





もう一度いう。





未成年者とスケベするな





ああ、
痴熟女マニアで本当に良かったなあ、と

ロリコンという性癖をもって生まれてきた多くの漢たちに同情しながら

一連の報道に興味を傾けていたのであるが



仮に私が諸君と同じロリコンという星の元に生まれついたとしても、

よくよく考えてみれば素人と名の付くうら若き女性と、そういう事態に

陥ることは可能性として考えにくく



せいぜいが非合法で運営されている
伊勢崎あたりの風俗

うっかり働いてた未成年に遭遇してしまう程度だろう。



これが杞憂というやつか。



俺には関係ねーや、とチャンネルを変えてみたけれど、

君たちは少し、気をつけたほうがいいと思う。



特に●●●●君。
君のことだよ。



7月11日(火)


【漢の投資術】 (To:K君)



こんばんわ。北斗浜流一郎です。



別に掲示板での書き込みではないのですが、K君より下記のような

ご質問を頂きましたので、回答させて頂きます。

(冒頭から、あまり真面目ではないような気がしますが)



【ご質問】 銘柄:XXXX

「来週も株価が25万円台なら2回目のナンピン買いにいくつもりですが、

どのようなものでしょうか?ちなみに取得価格は35万円です。」










ちなみに、このご質問を頂いた日には、直近の最安値をつけております。

相場感は素晴らしいものがあると思います。



その上で、私のアドバイスは「NO!」。

確かに底を打っているように見えますが、

この銘柄のナンピン買いをするならば、他の銘柄を購入し、

銘柄分散を図るほうがメリットが高いように思います。



まともな意見については後日。今日は日記の更新ですから。

K君に私の意見をお伝えする前に

ここからは”漢の投資術”についてご説明しましょう。





【漢の投資術1】 〜まずはナンピン買いについて〜



ナンピン買い、といってピンとこない皆様のために、簡単に説明をば。



例えば10,000円の株を一株買い、

それが8,000円に下がると2,000円の損。



その時点でもう一株買い足せば、二株で18,000円、つまり

一株あたり9,000円で買ったことになります。



そしてこの株が6,000円になったとします。で、また一株買い足すと

三株で24,000円の投資。つまり一株あたり8,000円となります。



つまり、買った値段が安くなった、ということ。

この株が8,000円まで値を戻せばチャラになるということです。



これはリスクヘッジとして、古くから伝わる手法です。

わお!なんて数字のマジック!と思われる人も多いでしょうが、

実はこれ、”株を買い足せる”資金を持った人しかできないんです。

金持ちはこういう意味でも強いわけですが、このナンピンには実は

漢らしくない要素も多々あります。



まず、この手法が”負けを認めたくない”という側面が大きいという点。

騰がると思って買った株が下がった時点で、これは負けなんです。



負けをフォローする、とか”取り戻してやる!”という気概が大事ですが

まずは負けてる現状を把握することが大事です。

ナンピン買いって、そういう意識をどこかにしまいこむ作業なんです。



ナンピンをやる人は、大抵、チャラになると売りたくなります。

時間と、思った以上の金額を投資して、チャラ。



考えてみてください。同じ24,000円で6,000円×4株買った人がいたら

8,000円になった時点で、8,000円儲けが出てるんですよ。

読みを外した時点で、8,000円損したとも考えられませんか?



”騰がるか下がるか、どっちか分からないからナンピン”

”負けたくないからナンピン”

”金があるからナンピン”



ナンピン買いの理由は、大抵こんな感じだと思うのですが、

上の理由に当てはまるなら、ナンピン買いはやめたほうがいいですな。





しかし下記の理由に当てはまるなら、この限りではありません。



・インサイダーおよびそれに近い情報を持っている(取引先とかね)

・株主優待券や配当利回りなど、株数を保有するメリットが高い

・今回の暴落で、どうかんがえても大目に足を引っ張られている

・定期的に購入し、株数を増やすことが目的(これはドルコスト平均法)

・あんまりバタバタせず、景気の上昇やインフレに備えたい



・・・と、”漢の投資術”と書いた割には随分まともになってしまいました。





さて、K君へ。

まあ、相談の例でいうと、負け、というには早すぎるかもしれないので

売ることはないし、幸いにも2株(以上?)は持っているわけだから、

上昇しても十分享受できるわけで。しかも25万円追加できるのだから

今の暴落で安く買える株だっていっぱいあるよ〜。



それがナンピンではなくて、他の銘柄がいいんじゃないか、という理由。

(他にも根拠はあるけどね)



あと、「来週〜」のくだりだけど、もしこの水準で来週ももみ合ってたら

この銘柄はすぐにはダメだと思うよ。



もし安くなると思ったんだったら、その時売っておけばいい、って話だし。

俺的には、直感とか勢いとかをもうちょっと信じていいと思いますが。

少なくとも”待つ”理由は、あまりないでしょ?



かくいう私は、この日に
「ニッセン」(8248:大証)を購入しました。



暴落の前に悪材料が出て売られ倒していた、とか、

悪材料の内容の割りには売られ過ぎてると感じた、とか

売り叩いて喜んでる人たちの不幸を私の喜びに変えたい、とか



そういうまっとうな理由というよりは、ただ単に私が



Mだから、です。

(といいつつ、すでに浮きが出てるけどね)



7月10日(月)


【マイ・ビューティフル・ライフ】 (To:匿名希望さん)



いやあ、参りました・・・



ネタがないといいつつも、ドミノ倒しのようにネタを綴りながら

この中から使いやすいテーマを選択してね、という厚情の傍らに

(凡作め、どういう更新で返してくるか)と、

そういう意図もあるだろう点はまさしく漢。



その挑発にも似た書き込みに、

こちらとしてはヘッドバッドで返すわけにも行かず



ここもとの幸せも不幸せもない私の生活に、不甲斐なさを感じる次第。



冒頭から言い訳しても仕方がないので、最近の私の生活でもちょっと

書き綴ってみますかね。





■某日、ぱちんこ屋にて

ぱちんこ冬のソナタを打っていると、肉体労働者然とした浅黒いオヤジに

サンドイッチされるように挟まれる。



ハングル予告で”純粋な愛”と赤文字が出現し

オヤジは
「これは来たな」と得意げに私に語りかけるので



「まあ、よく外れるんですけどね」と言ったら、真っ赤な顔して

「これは絶対くんだよ!」と怒り出される始末。



「だからね、そういってくれるのは嬉しいんけど、確定じゃないから」

うるせ〜。黙ってみてろよ」



ミニョン群から青アルバム、丸太叩きリーチへ発展し、鉄ハンマー。

極めて微妙な信頼度であるが、オヤジは私の反対側の隣のオヤジに

「これ、来たよなあ!」と、肩越しに話かけている。



生まれて初めて
「外れてしまえ!」と思いながら液晶を凝視。

そういう時に限って、初雪リーチに発展して、
♪ヨ〜モニ〜



大当たりの瞬間に、オヤジは
してやったりの視線を私に向ける。





「な?覚えておいたほうがいいぞ」



なぜか
「ありがとうございました」とオヤジに言って、

時短を消化して離席。屈辱。





■某日、ぱちんこ屋にて

冬のソナタで両脇にオバサンにサンドイッチされているオジサンが

突如として



「このドギツイ香水の匂いを撒き散らしてるのは

一体どっちのババアだあ!?」
と叫びだす。



あ、オジサン。それってこのオバサンです。



オジサンの2台隣で打っている私。

隣のオバサンの強烈な匂いと共に
当らぬまま800回転ほど回してたら

いつの間にか鼻が曲がってました。





■某日、会社にて

私と同じ時給生活者の40代のオジサンが、私に語りかけてきて言うには

実はこの姿は世を忍ぶ仮の姿であり、

本当はヘッドハンティング会社も経営してる男だと、こういうのである。



「凡作君、君はいい。君は将来のヴィジョンはあるかい?」と聞くので

将来はウサギでも飼いたいと思ってます、と告げたところ



「外資系の通信会社で引き合いがあるのだけども、君は英語は?

と尋ねてくる。



「人並みですかね?」と答えて、別に縄文人並とか北京原人並みですが、と

丁寧に注釈もつけることないな、と二の句を告げずにいたら



「それならもっとブラッシュアップしないとね、
ブラッシュアップ!

とご機嫌に言い放った。



適当に言った引け目もあったので、駅前留学でもと思って立ち寄ったのは

駅前は駅前でも、やはりビデオ屋のAVコーナー。



『日米ファックバトル』って感じのAVを借りて鑑賞を始めたところ

肉感的な色白の痴熟女風のお姉さんが出てきて、その後には

別にアメリカ人と言い張らなくてもいいような、アジア風痩身のグラサン男が

星条旗の描かれたブーメランパンツを穿いて現れた。



驚くほどいつもの展開のカラミにつき、
別にバトルじゃねーだろ!

ツッコミの一つも入れたかったが、どうも痴熟女が私のツボのようであり

私自身も、
その後の展開はいつもの展開につき、不問に処した次第。





■某日、秋葉原にて

K君
とラオックスのコンピューター館へ。

DELLの新型ノートPCが、10万円の割には高スペックだったので買い。

自宅にて、ババアか大ババアに踏み潰されて液晶が使い物にならなく

なったLOOXが、修理の見積もりに出したら9万円だったので、

直すことを考えたら新品だよね、とK君にはそういったが



ベッドの上であられもない格好でエロゲーをエロサイト探訪するなら

ノートPCに限る、というのが本当の購入理由。



今年のI君と行く西伊豆ブラック邸の”漢の海 〜お盆編〜”までには

屈指のエロPCとなるように、カスタマイズを重ねる所存である。

(DELLなので、まだ着てない。

 ステイタスを確認したら”国際空輸中”とのこと。なんかププッ。)





■某日、自宅にて

テレビを見てたら、
若村麻由美という凶暴な性器が出ていて

下半身に血液が集中する。



(ああ、相変わらず俺はお姉さんマニアだなあ)と思ったが、

気づけば私も30超え男。年上の女性を物色するとなると

意外に若者の頃よりハードルが高いことに気づく。



多分、単車でいうと程度のいいZUやGS1000を探す感じだろうから。



ちなみに私にとって年上と言えどもRIKAKOや工藤静香は

スペイシー125やZZR250程度の出物。

まだ
西川峰子の方がツボだ。





■某日、スーパー銭湯にて



千葉・浦安の”湯巡り万華郷”というスーパー銭湯に行く。

数種類の温泉があり、水着着用の屋外温泉もあり

一台テーマパーク然とした施設なのであるが、

18:00以降は入場料も割安になっている、ということで赴いてみた。



当然水着着用で屋外の男女共用のスペースに足を踏み入れたが

折りしも豪雨であり、そんな時に屋外で温泉につかる修行僧のような

人間は私ぐらいなもの・・・



と思いきや、
木枯らし紋次郎のような頭からかぶる傘のようなものが

用意されており、首から上は雨風をしのいで、首から下は湯に浸かる。

こんな風情もまた、Zなものである。



しばらく悦に浸っていると、やはり土地柄かヤンキーのカップル風が

雨の中にも関わらずキャピキャピ入場してきた。



若さゆえ、の
ビキニちゃんであるが、健康なビキニちゃんは実にいい。

思わぬ目の保養に、また来ようと頑なに誓う私と
息子であったが、



雨の中の人気のなさ故、彼らは必要以上にいちゃつき、そして

雨風をしのげる”洞窟風呂”なる、ある意味での個室に消えて入った。



私も彼女が出来たら、是非かように楽しみたいものである。



ま、今は彼らが後に訪れるであろう”五色風呂”なるこじんまりとした風呂。

その色に”黄色”を追加する程度の嫌がらせしかできないのであるが。



うん。

正直なところ”大”も辞さない心境だったが、さすがに茶色はどうかと

思いとどまった次第である。





■本日、パソコンの前にて



まあ、こんな感じですかね?匿名さま。



色艶のない日常生活で、また、それ以上に何の芸もひねりもない更新で

大変恐縮しておりますが、まあ「負けも負けたり」。

それはそれで漢ならではの更新と、一笑に付して頂ければ幸いかと。



は!小出しにすれば
1週間分の内容だったのでは!

と気づくも後の祭り。



1週間分のネタを一気に、貴方に捧げます。



7月9日(日)


初めて喰らったラオウ兄さんの攻撃は、

やっぱり
剛掌波でした・・・





新しい北斗の拳が出るまでは、と自分を律して



ぱちんこ冬のソナタでいそいそと勝ったり負けたりしていたのだが、

ようやく登場!の
「北斗の拳SE(スペシャル・エディション)」だが、

キチガ●が閉店間際の22:30までリールを回し、

しがない会社勤め(時給)の私が、台にありつけることがなかった。



で、昨日やっとこ21:30に台につけたのであるが、

3万円遣ってようやく得たボーナスは、単発でした・・・





続きやすいんじゃないんかいっつ!今度の北斗は!





ま、ようやく本日、3連2連、15連と、まともに継続しましたので、

ちょっとしたレビューを致しましょう。





まず、初打ちの印象を初代と比べてみても、まあ、なんだかなあ感が

大きかったですな。

液晶の切替がシームレスではなく、期待感もかなり削がれてます。



2チェやナナメスイカにしても直後に演出が発生しないとサムい感じで

場合によってはレア小役の直後で夕方→昼間、なんて降格もあったり。



そして、台枠のランプの色違い。どうやら天国でなくてもでるような感じ。



で、1回の獲得枚数を減らして連続性を高めた、ということですが、

普通に単発、2〜3連で終わってますよ。みんなも。

普通にハマってますしね。ちょっとキビしいんじゃないかなあ。



でも真昼間の画面で黒王が登場したり、

今回初登場のハート様も、体型的に他人の気がしないので、

この辺は新鮮な感じですよ。



ちょっと細かい話をしますと、リール制御的に順押し推奨となるのですが

先代に比べ、チェリー・スイカのアツさが激減する仕組みとなってます。

そりゃそうでしょ?左から押してりゃ、2チェか4チェか丸分かり。

第3停止で服が脱げたって、あっそ、って感じですよね。



オーラも大と小しかないし、それもレア小役との因果関係が薄まっている。



で、ボーナス中。

今日は運よく7連目に「愛を取り戻せ」、

そして14連目に「TOUGH BOY」てゆーの?音楽が変わったんだけど



・・・この音楽でラオウの昇天を迎えるの?



なんかさあ、先代の北斗の拳を作成したチームが作ってないんじゃない?

そそりどころが結構スポイルされてるよ。前のは(わかってるなあ)系の演出

傾向がみてとれたのに、今回のは過去の遺産に頼りきりだよ。



って、悪い部分ばっかり書いたので、いいところを。



バギーからレイが降りたら、数ゲーム後にボーナスでした。わお。

リールの絵柄配列もいいね。リーチ目がキレイそうだね。

やっぱりプレミアムは赤ナナでしょ?黒い塊よりは、ね。好き好きですが。

チャンス目の制御がいいね。小役ダブルテンパイハズれってのはいい。

先代は変則押ししないと、なんだかピンと来ない出目だったしね。

音声系も充実しましたね。ボーナス確定後の効果音や消灯もGOOD。



そして



ボーナス中の継続の有無。
レバーオンですぐわかります。



例えばケンちゃんが攻撃喰らって立ち上がろうとプルプルしてる時、

レバーを叩くとスッと画面が暗くなります。

(続くときはいきなりケ〜ン!とか、炎とか)

フルウェイトで消化するとドキドキしなくていい
淡白な勝負が出来ます。



これを改悪と捕らえるか、
漢らしいと捕らえるか。



重ね重ね、好みの問題ですが、

大多数の人が、がっかりしてるんじゃないかなあ。残念!



もし俺が新しい北斗の開発に参加できたら、続編・デラックス(DX)として

「北斗の拳SE-X」とし、ラオウの昇天の代わりにユリアの昇天を採用。



♪いっくう〜の効果音とともに。



7月8日(土)


先日先々日のような大作を披露していると、到底目標である

「7月は全部の日、日記更新!」

なんか達成できないような気がする今日この頃。



実は昨日の更新については、なっちんさんの掲示板の内容が

「友人の死などの大変だったこと」と

「ブスカワ」だったので、どっちにしようか迷ったわけだけど、

今日はかる〜く、
「ブスカワ」について書いてみようと思って次行へ続く。





最近、倖田來未なんかが
「エロカッコいい」なんて言われてますね。



K君に聞いてもらえればわかると思いますけど、そんなこと言われる前から

彼女に関しては一目置いていたんですよ、私は。



でもその根拠が

「西葛西のキャバクラにいて、ふとした拍子に乳首の一つでも見せて

 くれそうな隙のある大衆的なエロさ」 と分析していた私にとって



彼女が「エロカッコいい」っていうのは、どうかな〜って心境なんですね。



で、まだ「エロカッコいい」までは分かるんですが、

「ブスカワ」については、全く意味が分かりませんでしたね。



よく国語のテストで出てきましたよね?

「左右」とか「上下」とか、「醜悪」とか「憎悪」とか

反対の意味をくっつけて意味を成す単語ってあると思うんですが

「ブスカワ」って、まさにその典型ですよね?





どっちやねんっつ!

って言いたいところだったんですけど、



>「顔はブサイクだけど、性格がカワイイ女性」



なるほどね、そういうことでしたか。了解しました。





ただ倖田來未の時みたいに冷静に分析してみてしまうと、

多分、もっと狭義・・・いや、広義かな?



デブじゃないかと思うんですよ、ブスカワって。



顔のつくりがよくっても、性格が悪けりゃ大抵ブスのカテゴリーだし、

そもそも、まともな男はあまり相手にしないですよ。だからモテないよね。



顔のつくりが悪くって、性格が悪いってのは、

これは漢の世界では”1円”って言いましてね、

つまり
これ以上崩れようがないって。



”1円ちゃん”を形成する要素ってね、やっぱり
勘違いでしてね。

女の人が自分で勘違いできるって、やっぱり巨デブは少ないですよね。



顔のつくりが悪くって、性格は穏やかなんだけど、自分に自信がない・・・

っていうか、卑屈になっている人って、これは結構多いと思うんだけど、

まあ、こういう女性って、世間一般といえば一般ですかね?



で、おデブちゃん。性格の朗らかなおデブちゃん。



こういう女性ってね、
笑顔が素敵なんですよ。屈託が無さそうだし。

で、残念なことに、そういう人って太ってないと完全に「美人」とか、

「かわいい」に属するんだけど、そりゃおデブちゃんだから、そういう

美しい要素が脂肪で隠れちゃうんだよね。



で「キレい」とか「カワいい」とか言っちゃうと、本当にアレなんだけど、

間違えなくヤな気分にはならないのですよ。

で、あれ?カワイイんじゃないの?・・・ってことはないかなあ・・・?

あ、そうだよ、君ってきっと、

痩せたらすんげえキレイなんじゃないの?って



そういうところが「ブスカワ」なんじゃないのかなあ?って。



あ、でもそれって、性格が良さそうってことだよねえ。

じゃあ、性格の話なのかな?





・・・ということで、この議論をしていると深淵を覗き込むような感じで

とても答えが出そうにありませんな。



かくいう私だって、散々ぱら「痩せたらカッコいいよ」なんてこと言われて

試しに20kgほど体重を落としてみたところで、何の変化もなかったよ。



花も恥らう10代から20代中旬かなあ。

その時でも、恋の予感なんてビタイチなかったもんなあ。



で、ここもと30kgぐらい
太りなおしてみたんだけども、

これまた何も起こりそうにない気配だから、結局のところ・・・





って、またラビリンスに陥ろうとしてるよ。



何の解決にもなりゃしね〜って話よ。ペッ!



7月7日(金)


【アイツが死んだのさ】 (To:なっちん さん)



同年代の友人が死んでしまう、というのは、理屈ではなく感覚的に

うら寂しいものがある。それが”親友”と呼べる存在なら、なおさらである。



私と
Mとの出会いは、大学の入学式後のオリエンテーリングであった。



今以上にハスに構えていた私は、単車で入学式会場に乗りつけ、

革ジャン姿でオリエンテーションに望んだ。

誰も知るものもいない状況の中で、それでいて既に孤立していた。



そんな私に、目を合わせた男がいた。それがM。



(何だコイツは?)

ホントの部分は草を食べて生きる小動物のような私なのではあるが

目をそらしたら、
これからの4年間は負けだ、と思った。



ああん?という表情でMをにらみつけ、多分、向こうも同じだったのだろう。

ピンク色に彩られるはずの大学生活で、長い間見つめあい、アツい視線を

飛ばしあったのは、後にも先にもこの
Mとの3分間だけだった。



それがきっかけで、しばらくしてMと話すようになり、

そして1年後には、かけがえのない親友となっていた。



彼は当時パチスロに狂っていた私(あ、今もか?)と同じパチスロ狂で、

とりわけ爆裂3号機(裏モノ)に造詣が深かった。

それだけではなく、人生感というか、そういうものに共鳴することが多かった。





「俺らが30歳になったらよ」



「ん?なんだ?」




不意に語りかけられた秋の夕暮れ時、私は夕日に照らされたMを見た。





「俺らのことだから、その頃には一角の男になってるだろうよ。」



「まあ、そうだろうな」






彼は野心家だった。そして彼は私を多分、

アングラな世界で天下を取る男だと思っていたのだろう。

そういう口ぶりで語りだした。





「そしたら30歳になったらよ、お互いなんかの計画を立てて

 
なんか一緒に事を起こせるといいな」



「・・・ま、そうだな」




後にも先にも、こんな
サンクチュアリのようなこっ恥ずかしいマネを

したことはないが、夕暮れがそうさせたのか、何故かそういう展開だった。





「お前はその頃になっても、彼女が出来てないだろうけど、な」



「ふざけろ、バカ」




照れ隠しか、Mはそう冗談めかした。





が、Mは30歳を待たずに、その数ヵ月後、この世を後にすることになる。



死因は水死。

女の子の前でカッコつけて酒を飲んだ挙句、車で送ると言い出し

ついでにドライブとしゃれこんで、山道で立ちションをしにいって、

中々帰ってこないMを心配した女の子が通報したところ

数時間後、山中に流れる川の下流で、ドザエモンとなって発見された。





20歳前後の死因としては極めてショッキングな死因。

大学を挙げて葬儀が営まれ、大学総長からのお悔やみの言葉や

えぐ、えぐっ、と泣く同級生の女の子、



「どうして死んじまったんだよお!」と叫ぶ、

大して親交のなかったオールラウンドサークルの男の声が

なんやら耳障りな効果音のように感じて、

その会場の外でタバコを吸っていたのを覚えている。





(一大イベントじゃねーか、Mよ)



ま、お前らしい感じやね、と、心の中でMに話しかけて。

なんだか、もったいない感じやね、と、心の中で自分に話しかけて。

そんな感じで葬儀に参加していた。



で、また数日後、線香の一つもあげたくなって、Mの自宅を訪問した。

彼の母親が、仏壇にいるMに案内してくれた。



焼香を終えて、応接間に案内されて、Mの母親に

Mのことを話してくださいね、と頼まれた。





「そうですねえ、こんなこともありましたねえ・・・」



思い出すまま語る私の話に、涙を流しながら聞き入るMの母親。

母親の知らない、Mの思い出を伝えようと、色々な話をした。





「みかんでも持ってきますから、ちょっと待っててくださいね」と

Mの母親はその部屋を後にした。





不思議な時間が流れていた。

ここでMは育ち、ここで様々な青春を過ごした。

それが、ぶっつりと切れてしまった。





ジーっという音が聞こえていた。



何の音だろう?

会話を終えた静寂の中。とりわけ寂しい空間の中で響く、かすかな音。



心の所在ない状況の中で、無意識のうちにそのかすかな音の出所を

さぐるようにあたりを見渡してみた。



その音は、テーブルの下から聞こえていた。



テーブルをかがみこむようにして覗き込んだ私がみたものは

RECボタンが光っている、テープレコーダーであった。





それを置いたMの母親の姿が脳裏に写った。

それを置いたMの母親の心境に気づいた。



嗚咽だった

今まで堰き止めていた感情が、一気にあふれ出した。



少しでもMの思い出を所有したい。

少しでもMの生きた軌跡を所有したい。



残された者の拠り所は、そんな切ない言葉や記憶。





(死んだら・・・ ダメだよ・・・)



その時思えることは、そんなことしかなかった。





・・・



「死んだ人へのプレゼントは、忘れてあげること」(ヨン様:冬のソナタ)



「死んだヤツは、負けだ」(ドサ健:麻雀放浪記)



いずれも尊敬する男の言葉であるが、どうなんだろう。



心臓が止まるだけの話である。死んでしまうってことは。

でも、敢えてクサいことを言わせてもらうよ。



見てるんだよ。志半ばで果てた友人の魂が、若者の魂が

俺の心の中から、俺の生き様を、君の生き様を。





「M君へ。

俺も30歳を超えました。君の人を見る目は、どうだったのかなあ。

えらそうなことは言えないよ。俺、頑張ってるとは言えないなあ。

お前だって、ぼちぼちだったんじゃないのかな?

そんなに責めるんじゃないよ。生きてりゃ、それなりに大変なんだ。」



そうやって、心の中から語りかけてくる声に、

耳を傾けるってことが、残されたものに出来ること。

残されたものが、してしまうこと。・・・だと思う。



「でも、楽しくやってるよ。



時が経って、頻度は減ったけど、

こうやってMと話すのも、キライじゃないよ。」








M 「でも、やっぱり彼女は出来てないだろ?な?





「ああ。いねーよそんなもん。」



7月6日(木)


【ルーツ】 (To:りょうたろう さん)



私の数少ない自慢の一つには、浜松で遠縁の親戚がやってる
ウナギ屋

このウナギ屋のウナギが
殺人的にウマい、というものがある。



私のために繁盛している店に火をつけられたりしたら申し訳ないので

公共のHPでは名前は伏せさせて頂くが、そう、りょうたろうさん。



浜松、という土地は、私のルーツである。



したり顔して下町っこヅラしている私であるが、私のヒイ爺さんにあたる人が

単身、浜松を出て東京に出てきて、事業を立ち上げたわけである。



製鋸(のこぎりを作る仕事)の工場に勤めて、そして独立。

戦後の建設ラッシュで、仕事として成功し、貧乏子だくさんに苦しむ

浜松は
都田というところにある生家から、次々と家族と近隣の人間を呼び

私の生息する江東区のこの土地に「浜松ソサエティ」を構築した、というのは

一族の中ではあまりにも有名な話(当たり前か)。



ヒイ爺さんの嫁も、浜松の都田の出。ヒイ爺さんの息子にも都田の嫁をもらい

うちの爺さんなんかは浜松で今でいうところのニート生活を営んでいるところ

口減らしのために都田の近所のよしみでヒイ爺さんの工場に勤めに出され、

経年変化を考慮しても、私から見てどう考えても若かりし時分も美人とは

言えないであろうヒイ爺さんの娘(つまり俺の婆さん)と所帯を持たされる・・・



と、そういう経緯を経て、今私という人間がここに存在しているのである。





そんな爺さんと婆さんを連れて、先日、浜松へ行ってきたところである。

爺さんが世話になっていた、という、爺さんの姉さんが死んだから。



(ジイサンバアサン孝行ができるのも、そんなに長くないだろうしなあ)



そんな気分もあってか、私は会社に有給の届けを出し(時給が出るんだよ)

オナニスト号に爺さんと婆さんを積んで、3人で東名高速に乗り込んだ。



車中、婆さんは田舎である浜松の思い出を間髪入れずに語りだし、

目的地が近づくに連れ、景色を眺める爺さんが遠い目をしだした。



親孝行とか、そういうものは所詮自己満足なのかも知れないなあ、

でも、こんなジジババの姿を見れて、ま、悪い気分じゃないな、と



私も終始顔に笑みを浮かべながら、彼らとの旅をともにした。





「凡作・・・ ありがとうね」



法事が終わり、宿泊先に向かう、夜も更けた国道を走る車内にて

珍しく殊勝な言葉を放つ婆さんに「いいってことよ」と返す私。



「食事ぐらいはご馳走しないとね」と、そんな言葉を聞いて思いつくのが

(ああ、うなぎだな)と、そういうことであった。





「あ、そうそう。

喪主の●●くんが珍しいお寿司やさんができたって言ってたから」



と、予想に反して寿司屋を主張しだした婆さんであったが

(どうせ明日も食べる機会があるしな)と、素直に従うことにしてみた。

うなぎと寿司、いずれにしても贅沢な選択であるのだから・・・





って、言われるまま車を走らせ、着いてみたら





スシローだった





珍しくもなんともないよ、婆さん・・・

全国区じゃねーの?スシロー。







「ほれ、アンタはプリンでも食べてな!」



消化器官の弱った爺さんに、狂ったようにプリンを勧める婆さん。

私は「ねぎまみれチャーシュー」の類の寿司を中心に皿を積み上げて

この日のディナーは終了した。





で、この話のオチというのは、この旅の最終日である翌日の昼。

浜松インターに乗り込むために車を出したその瞬間に





「昨日のマンゴープリンが食べたいっつ!」

猛烈に駄々をこね出した爺さんに付き合って





前の日とは違う立地の
スシローで食事をしたことである。





さあ。

その旅で私がありついた食事は、うなぎでなく、2回のスシロー。

浜松近郊のスシローを制覇したには違いないのであるが・・・



確かに、私の生まれのルーツは浜松で間違えないが、

私の支離滅裂さのルーツは、間違えなくこの爺さんと婆さんである。



7月5日(水)


7月といえば、漢の季節・・・



せめて7月分の更新ぐらいは、31日みっちり更新したいと思い立ったので

色々なテーマを考えてみていたところ、

先日までの4日分の更新をみたかみないでか、

掲示板に書き込みがあったので、贅沢にも(?)今月は、書き込んでくれた

皆様、そう、そこのあなたのために1日分の更新を捧げようと思う。明日分から。



今月の俺はやる気が違うよ!



常連の皆様も、どしどしネタを書き込んでくれっつ!



さ、これで一日分の更新完了(って、やる気がホントにあるのかよ・・・)



7月4日(火)


放送されているワールドカップを、今までにない頻度で鑑賞した。



DカップやFカップはいうに及ばず、Aカップにおいても興味津々な私だが

サッカー嫌いな私はワールドカップと聞いてもピンとこなかった20代。



「これは祭りなんだな」と、ある程度割り切ってテレビをつけると、

これはこれで面白いものだな、と、考え方を改めたものである。



で、
ジダンである。



彼のミラクルプレイを過去から遡って放送している機会があったのだが

パスといい、ゴールといい、(人間技じゃねーな)と思えるほどの技術で

麻雀でいうと
ブラック君のブッコ抜きを見ているような、

ボーっとしてしまうほどの技、これがプロなんだなあ、と思ってみていた。



それで、あの
ヘッドバッドである。



優勝のかかった決勝戦で、しかも自分の引退をかけたあの試合で

堂々のヘッドバッドである。なんというか、素晴らしいっつ!



翌日、同僚に聞いたところ

サッカーにおけるピッチ上の罵詈雑言はすざましいものがあるらしく、

私のような関心のないものにとっては、そんなことは知る由もなかった。



私はかねてより、

ファールをもらっては必要以上に痛がって(いるように見える)選手、

思いっきりアッピールを繰り広げるヤツらを見るにつけ

(スポーツマンらしく、いや、男らしくねえなあ)と、それゆえサッカーが

キライだったわけだが、やはり
あの馬の骨ども

技術と体力、精神力を競う協議においても、いらぬプレッシャーや

罵詈雑言で、自軍を有利にしようと画策を繰り広げていたのである。



それで
コンニャロー!となってのヘッドバッドということであるが、

それがあの腐れサッカーという協議であれ、それを極めた男が

そんな思慮の浅いことをするとは思えない。



何かしらかの
提言、メッセージがあると見て間違えない。



少なくとも、この件で何かしらの影響がある。

少なくとも、私のような人間が、

実のところサッカーには技術・体力・精神力以外の小汚い駆け引きが

あることを知り、何とかしたほうがいいんじゃないか、と思ったのだから。



さて、この件についてはどうなることやら。



ただ、自分の名誉を棒にふってまで、このような行為に及んだ彼が

あ〜あ、あんなことしなきゃ良かった、と

ジダン駄踏まないことを切に望む次第である・・・



・・・って、我ながら恥ずかしくなるほどベタベタで恐縮です。

あまり見ないけど、これって4年以上前に使われ尽くしたネタなの?



7月3日(月)


さて、7月といえば”漢の海開き”なのであるが、

例年通りには気持ちの盛り上がらない私がいるのも、これまた事実。



6月のボーナスシーズン。

ま、自給生活者の私にボーナスもくそもないのだが

立派な社会人の皆様に紛れて、ヨドバシカメラでデジカメやらなんやらを

勢いよく購入して、夏の海(と
水着ちゃん)に思いを馳せるのも今は昔。



思えば、昨年、10倍ズームのデジタルビデオカメラを購入したこと、

これがいけなかったと思う。



伊豆は熱海の堤防にあがり、自慢のズームを駆使して

ビーチバレーもどきに興じる水着ちゃんや、波打ち際で戯れる水着ちゃん。

彼女らを激写して悦に浸っているうちは、まだ良かった。



犬の散歩をしている地元民と思しきおば様に怪訝な顔で見られようと



(美しいもの、すなわちシャッターチャンスっつ!)と

悪びれることなく激写を続けていたものだが、



これが自宅に帰って、PCに取り込んで編集をしている時、ふと

我に返った時の、あの気分といったら。



光沢液晶の黒の画面に映る自分を見た時、あまりのダメさに呆然とした。



もう、こんな思いは、今年はしたくないなあ、と思う。



アキバの撮影会あたりで満足してようと思う。



7月2日(日)


♪走り出したら 何か答えがでるだろ なんて

 俺もあてにはしてないさ してないさ

 男だったら 流れ弾のひとつやふたつ

 胸にいつでもささってる ささってる



言わずとしてた
「男達のメロディ」であるが、

私も若かりし頃は「運が悪けりゃ、死ぬだけさ」という歌詞に背中を押され

そりゃ無茶をしたものであるが(うん、まあ風俗的なことだけだけど)



テポドンを気持ちよく放ってくる北の方のSHOGUN様については

胸に、というよりは脳に何かが刺さっているに違いない。



運が悪けりゃ、国家崩壊



うん。これはこれで漢の生き様でございますね。



7月1日(土)


最後の日記の更新より約1ヶ月。

掲示板の最後の書き込みよりこれまた約1ヶ月、しかも

それが
自分の残した書き込みであるという寂しさから鑑みるに

独り暮らしの老人が、誰も気づかれないままその生涯を終えるように

このHPも終焉を迎えていく。そう、誰にも見取られないまま、

誰にも気づかれないように。そんな様相を呈しているのだろう。



「老兵は死なず。ただ去るのみ」などと気取った文言でも書き記そうかと

キーボードの前にただずむ私に去来した感情というのは



この
荘厳な放置プレイこそが、私が私であるための

そう、ドMがドMであるためのモチベーションであることに気づいた次第。



なればシコシコと日記を更新し、それをハードディスク君にだけ読ませて、

ネットにアップしないのも一つの手だとも思ったが



北は北千住、南は南行徳にお住まいの当HPのファンに対しては

これが私の生存証明であるから、いそいそとキーボードを叩き始めた。



(ん?随分狭いエリアで展開されてるな。このHP)



さあ、7月もスタートです。




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