| 宗 派 | 天台宗 |
| 本 尊 | 十一面千手千眼観世音菩薩 |
| 開 基 | 行満上人 |
| 創 建 | 欽明天皇時代(539〜571) |
| 拝観時間 | 8:00〜17:00(12月〜2月は16:00まで) |
| 拝観料 | 無料 |
| 所在地 | 大阪府和泉市槇尾山町136 |
| 電 話 | 0725-92-2332 |
| 葛城山脈の北、槙尾(まきのお)山の山腹に建つ。標高530mの位置にあり、西国三十三カ所の中でも屈指の難所といわれている。 寺の関係者用の道路もなく、全員が徒歩で歩かなければならないそうだ。 寺の創建は古く、仏教が伝来してまだ間がないころ、欽明(きんめい)天皇の命を受けて、播磨の国の行満(ぎょうまん)上人が弥勒(みろく)菩薩を本尊として創建し、航海安全道場として発展した。 宝亀2(771)年には、行基(ぎょうき)の高弟、法海(ほうかい)が和泉大津の浦に浮かぶ千手観音を感得し、その姿を刻んで本尊とした。 (長い石段が続く) |
| 延暦12(793)年には、20歳の弘法大師空海がこの寺に住む奈良大安寺の高僧、勤操(ごんそう)を慕って訪れ、剃髪得度したという。大師は唐から帰国すると再びこの寺にこもり、真言宗開宗の思索をねったといわれている。 その後、寺は繁栄し、天正年間には寺領二万石、坊舎約970、僧侶の数3千人を抱える大寺院となったが、織田信長の焼き討ちで諸堂は焼失。 現在の諸堂は安政年間に信徒によって再建されたものである。 |
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樹林の間を急な参道が本堂まで約1km続いている。 駐車場から山門までは、コンクリート舗装のかなり急な坂が続く。約10分で山門に到着。急勾配斜面を登ってきたため、この段階で足には疲れが出ている。 そこからは、自然石で造られた急な階段をひたすら上る。 途中、かなり狭い区間もあるので、譲り合いながらの登山となる。ここでは他の寺と違い、行き交う人と挨拶をする光景をよくみかける。やはり山登りという環境がそうさせるのであろう。 息を切らしながら登ること約30分で、上の写真の愛染堂が右手に現れる。ここで、お参りがてら一服する。 そして最後の急な階段が見え、頂上らしきものが確認できる。その階段の中程にあるのが、弘法大師御髪堂である。 ここを越えるとラストスパートだ。 |

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御朱印です。 納経軸の場合、ドライヤーで乾かしますが、こちらの場合、建物の外側に場所が提供されています。 風が強い日は軸があおられて大変なことになる可能性がありますので注意してください。 |

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御詠歌の御朱印です。 (深山路や ひばら松原 わけ行けば 槙の尾寺に 駒ぞいさめる) 意味:奥深い煩悩の根を照観した彼方に開かれる本有の仏性を訪ねる巡礼行こそ、槙尾寺ご本尊の千手千眼観世音菩薩の心に帰依する行に等しい |

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ご本尊の御影(200円)に、御朱印と一緒にいただける梵字の札、そして、先達もしくは同行者のみがいただける御詠歌の護符です。 |
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展望台の横にかなり古びた御茶屋さんがあります。はじめて訪れた時は、真冬の強雨の日でした。 体を温めようと入ったところ、開店1周年の記念品(ボールペン)をいただきました。 うどん500円(2010年現在)はめちゃくちゃおいしかったです。店主さんも、巡礼を始められ、お茶屋さんを重点的に回っているそうです。 お話では、材料を担いで毎日登っているそうです。 |

![]() 駐車場を出て、参道の入り口を見た状況。 勾配は緩く見え、「なんや楽そうやん」と錯覚します。 山門まで4町。そこから本堂まで10町 |
![]() 長々と続く坂路。写真では低い段差の階段にも見えますが、平場部に急な勾配がついています。どうせなら、普通の階段にして欲しかった。約400m続きます。約10分。乳酸がふくらはぎにたまります。 進行方向に対してギザギザに歩くと楽だと、何かの資料にありました。(試してません) 雨の日の下りはかなり滑るので注意が必要です。 |
![]() 山門が見えてきました。普通ならここで到着といったところですが、ここから本堂までは1kmほどあります。 たいがい、ここで疲れています。 |
![]() 山門をくぐると左手に東屋があります。ここから山登りですので休憩したほうがいいでしょう。トイレもここでしておいてください。 自動販売機がありますが壊れています。山頂にも自動販売機はありません。水筒は要持参です。 |
![]() 山門を越え、しばらくは広めで緩い勾配の階段が続きますが、急に狭くなり、曲がりくねり始めます。勾配もきつくなり始めます。自然石を積んだ石段が続きます。 |
![]() 途中、勾配が緩くなる区間もありますが、段差がまちまちなので疲れます。 |
![]() 中盤より少し進んだあたりで、加工された石を用いた石段に変わりますが、同時に勾配もきつくなります。ここですでに息も絶え絶えなので、この光景を見た方の中には落胆する方も少なくないでしょう。途中、バス停に置いてあるようなベンチがありますので休憩するのもいいでしょう。 |
![]() さきほどの階段を上りきると少し緩勾配の区間があり、曲がり角に愛染堂があります。 そこを過ぎるとラストスパート!。頂上らしきものが見える最後の階段です。 かなり急勾配です。 この階段は比較的最近に修繕されたようです。 |
![]() 頂上から下を眺めた状況。 かなりの階段です。 |
・公共交通機関では、南海本線泉大津駅から南海バス槇尾山口行きで1時間。
・自家用車では、阪和自動車岸和田和泉ICから国道170号を経由、府道228号を槇尾山方面へ10km。
・3番札所の・粉河寺からの最短ルートは距離では35kmほどとたいしたことないですが、国道480号はかなり細い山道で、所々すれ違えないほど細くなります、「山道が苦手だ」、「バックが苦手だ」という方は迂回路を探したほうがいいでしょう。
また、カーナビでこられる方は、寺の位置と道路がかなり離れていますので、下手すると隣の沢に誘導される危険性がありますので、必ず手動で補正してください。参道は、府道228号の満願寺の向かいです。
30台ほどは停められそうな駐車場ですが、なんせ時間のかかるお寺です。回転が悪いのでかなり混雑します。私は冬場の雨天時と、春先の平日に行ったのでかろうじて停められましたが、混雑時は駐車場待ちの渋滞ができるそうです。
駐車場の数百メートル手前に登山者用の駐車場もありますが、やはりちゃんと停めたほうがいいですね。

駐車場で待ち時間が発生する可能性があります。
駐車場から山門まで10分、山門から本堂まで40分、境内で30分、帰りが30分。
と考えて、駐車場の待ち時間と休憩を考慮すると、2時間30分はみておいたほうがいいでしょう。
ピーク時には相当混雑するようですので、さらに余裕を見るか、公共交通機関を利用するのがいいでしょう。
御朱印のみが目的の早登り、早下りでも1時間以上はかかると思います。
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粉河寺からの自家用車での移動だったのですが、国道480号の道の細さには参りました。グニャグニャの山道走行は、田舎者なので得意なほうなのですが、さすがにすれ違えない道はどうしようもない・・・・ 2回目の巡礼のとき、普通車さえすれ違えない区間で、前から6tトラックが登ってきた時は頭が真っ白になった。 しかたなく広い場所までバックし始めたら、後ろから車が・・・ 結局、数台が数珠つなぎでバックする羽目にあった。 その国道480号にある看板。不法投棄者を見つけて通報したら「沖縄旅行!」。。 よく見ると、「抽選で」という言葉が・・・・・ |
さすがは、最難関クラスという感じでしょうか。1回目は、強雨でした。登りは問題なかったのですが帰りが大変でした。山門から上の階段区間は時折滑る程度でしたが、山門から下のコンクリート舗装区間は、滑るわ滑るで、ガードレールにしがみつきながら下りました。大変でした。
2回目は、春先の暑いくらいの陽気の日でした。この日は1人での参拝。
超ハイペースで登ってしまい、本堂に着いたあと、展望スペースで10分ほどくたばってしまいました。ゆっくり登ったほうがいいですね。
ここは登山という感じで、参拝者同士がすれ違う時に「こんにちわ〜」と挨拶を交わす参道です。なんかいい感じでした。
また、駐車料金も参拝料もとられませんので、お金もかからない良いお寺さんです。
| 四番札所 |
| 槇尾山 施福寺 |
西国札所の中でも最難関クラス!。ほぼ登山です。汗ふきタオルに水筒を忘れずに!。
また、歩きやすい服装に靴も必要。土産物屋さんで何か買うなら杖を貸していただけますが、そうでないなら杖は持参したほうがいいでしょう。