宗 派 真言宗
本 尊 千手観世音菩薩
開 基 泰澄大師
創 建 養老6(722)年
拝観時間 8:00〜16:30
拝観料 300円
所在地

滋賀県大津市石山内畑町82

電 話 077-534-2412
 正式名称は正法寺だが、「岩間寺」という名称が一般できである。
 養老6(722)年に泰澄(たいちょう)が元正(げんしょう)天皇の病を法力で治した功績を讃えられ、天皇の祈願所として建立された。本尊は15cmの金銅の千手観世音像で秘仏である。毎夜136の地獄を駆け巡り、夜明け前に汗びっしょりで戻ることから「汗かき観音」と呼ばれる。また、「雷よけ観音」とも呼ばれる。
 山門はなく仁王像が両端に立つ。
境内は細長く、まっすぐ歩くと本堂に行き着く。

ぼけ封じに霊験あらたかだそうです。

 本堂の右横にある「蛙池(かわずいけ)」には、松尾芭蕉の句碑「古池や蛙飛び込む水の音」が立つ。
 芭蕉は岩間山の麓に庵を構えており、この寺にもたびたび足を運んでいた。
 しかし、意外と小さな池だったんだと、思わず感慨にふけること間違いなしである。
この池の周りは、本堂の右手側に廊下があり、不動堂の間をぐるっと回ることができる。短いがお勧めのコースだ。
芭蕉の気分だけでも味わえるかも。
池の石の上には、蛙の石の置物がかわいい。


●本堂
 本堂は天正5(1577)年に千手堂として再建され、江戸中期に修理が行われた。
内陣は撮影禁止である。

●駐車場を下りたら・・・
 駐車場を下りて、左手の坂を登っていくと、目に飛び込むのがこの鉄筋コンクリート製の建物。
 スピーカーからはお経が流されている。
厳粛な雰囲気かと思いきや、いきなり近代的だった。



●御朱印
御朱印です。


●御詠歌

御詠歌の御朱印です。

(水上は いずくなるらん 岩間寺 岸うつ波は 松風の音)

意味:岩間寺から沸き出た水が谷の岸を打っているのかと思えば、松風の音だった。

意味:観音様はその御名のように世の中の音を聴いておられる。岩の間より流れ出て、岸打つ水の音も、松風の音もすべて法の音に聞こえる。

※自己流の解釈です

●ご本尊御影

ご本尊の御影(200円)に、御朱印と一緒にいただける梵字の札、そして、先達さんもしくは、先達さんと同行した人だけがもらえる御詠歌の護符です。



●アクセス

・公共交通機関では、JR琵琶湖線石山駅から京阪バス中千町経由南郷行きで20分、中千町下車、徒歩50分。毎月17日はJR石山駅から直通バスあり。
・自家用車では、京滋バイパス石山ICから南郷方面へ4km
・醍醐寺からは、京都回りか京滋バイパス回りかを選択する。番号順に回らないなら、先に三井寺へお参りするのも考えられる。


●駐車場
 お寺専用の駐車場があり無料である。詰めれば数十台が停められる。
入山料は、駐車場に小屋があり、そこで支払う。
 結構な山道を登ります。途中狭い箇所もあるので、安全運転で・・・・
徒歩だと相当大変だと思います。

●所要時間
 駐車場から本堂までは歩いて10分ほどです。お砂踏みがあったり、奥の方に大樹があったりと見所はありますので、ゆっくりと拝観すると、45分〜1時間はかかりますが、御朱印だけが目的ならば30分もかからないと思います。


●感想
 到着して、鉄筋コンクリートの建物があり、スピーカーからお経が聞こえたときは、「うぁ〜・・・」と思いましたが、境内に入ると芭蕉の句のように静かな所でした。
 自家用車なのですぐでしたが、徒歩だとかなり大変でしょうね。




                                                 

十二番札所
岩間山 正法寺
     「岩間寺」

「古池や蛙飛び込む水の音」
静けさが境内をつつんでいます。