宗 派 真言宗智山派
本 尊 十一面観世音菩薩
開 基 空也上人
創 建 天暦5(951)年
拝観時間 8:00〜17:00
拝観料 無料 宝物館600円
所在地

京都府京都市東山区松原通大和大路東入ル2丁目轆轤町81

電 話 075-561-6980
 寺の開基は「市の聖」と呼ばれ庶民に慕われた空也(くうや)上人。天暦5(951)年に疫病がはやった。上人は十一面観世音菩薩を刻み、車に乗せて曳き回り「皇服茶(おうふくちゃ)」を人々に飲ませ鎮静させた。そして亡くなった人々を供養するために一堂を建て、十一面観音を祀ったのが寺の始まりといわれている。その後も上人は、破れた衣をまとい、念仏を唱えて庶民を救済して回ったそうだ。
 宝物館では、念仏を唱える口から6体の阿弥陀が現れるという空也像や、教科書でおなじみの平清盛像がみられる。
 境内には平清盛の供養塔がひっそりと建っている。
 平安時代には、六波羅蜜寺は広大な境内を誇っており、「平家物語」には、東西5町、南北8町であったと記されている。
 この頃、栄華を誇った平清盛、重盛ら平家一門の邸宅があったといわれている。
宝物館所蔵の清盛像はこの頃から寺にあったといわれている。

 
 
●本堂
 現在の境内は狭く、本堂も道路から見ることが出来る。
庶民的な雰囲気の漂う本堂は、本瓦葺き寄棟造りで朱塗りが鮮やかである。南北朝時代の貞治2(1363)年の再建で、昭和44(1969)年に解体修理されたのである。本尊は、上人が市中を曳き歩いたとされる十一面観世音菩薩である。



●御朱印



御朱印です。

●御詠歌

御詠歌の御朱印です。

(重くとも 五つの罪は よもあらじ 六波羅堂へ 参る身なれば)

意味:たとえ五つの大罪(五逆罪:一つには父を殺し、二つには母を殺し、三つには聖を殺し、四つには平和を擾(みだ)す、五つには仏の身より血を流す)を犯した者でも、観音さまと縁を結び今後は六つの波羅蜜を日々実践することにより罪は消えていくであろう。(消えればいいなという願いの思い)



※自己流の解釈です

●ご本尊御影

ご本尊の御影(200円)に、御朱印と一緒にいただける梵字の札、そして、先達さんもしくは、先達さんと同行した人だけがもらえる御詠歌の護符です。



●アクセス

・公共交通機関では、京阪本線清水五条駅から徒歩8分。阪急河原町駅から徒歩15分。JR京都駅から市バスで15分、清水道下車、徒歩5分。
・自家用車では、名神高速道路京都東ICから国道1号、東大路通りを経由して六波羅裏門通りを烏丸通り方面へ7km
・京都市内の札所は、バスの利用が便利です。一日乗車パスをうまく使いましょう。また、バス系統は充分に調べておいてください。系統図を印刷しておくのも便利です。(観光用路線図あり)
 清水寺直近の市営駐車場から徒歩15〜20分ですので、自家用車の場合は、一緒に参拝されるのもよいと思います。


●駐車場
 六波羅蜜寺に駐車場はありません。清水寺と一緒に参拝されるのが経済的です。
 清水寺の周辺には、多数の民間駐車場があります。清水寺の参道の中腹には市営の巨大駐車もあります。(800円/日)ですが、混雑時には「2時間までですよ」と言われます。実際に2時間以上駐車したらどうなるかは不明です。(駐車券に入庫時刻は刻印されています。)この駐車場から清水寺と反対方向(下り)に10〜15分で六波羅蜜寺です。
 この参道が結構な勾配ですので、往復はかなり疲れます。
 また、六波羅蜜寺の近くには小さいですがコインパーキングも存在します。(安い)

●所要時間
 清水寺近くの市営駐車場に停めた場合、往復するだけでも30分近くはかかります。特に、六波羅蜜寺から清水寺方向は結構な登り勾配ですので疲れます。
 お寺自体はこじんまりとしていますので、宝物館に行かないならそれほど時間はかかりません。15〜20分くらいでしょうか。
 ただ、結構いろんな催し物をされていますので、それに参加さっるのもよいかと思います。それを考えると、少し余裕をもった計画がいいでしょう。 
 御朱印のみの参拝の場合は、10分ほどだと思います。


●感想 

 1回目の参拝時は、電車とバスを利用しておりました。2回目は車で来ましたので、清水寺近くの市営駐車場に車を停め、徒歩で往復しました。駐車場の係りの方に「2時間までやで〜」と言われていましたので、ちょっと慌ただしくなりました。一応、1時間50分くらいで車を出しました。駐車券に入庫時刻が刻印されていますので、実際に2時間で戻れなかった場合にどうなるのかは分かりません。
 坂の勾配が急なので、駐車場と六波羅蜜寺の往復はかなり疲れました。
 私が行った時は、清水寺の駐車場は満車に近かったのですが、六波羅蜜寺の近くのコインパーキングはかなり空いていました。
 六波羅蜜寺では、拝観料が無料ですので、地域の方と思われる多くの方が来られており、活気のあるお寺です。
また、写経のイベントなども結構やられているみたいです。
 2回目に行った時には、「1願だけお願い事を」聴いていただけるというのをやっておられ、ご住職の指導で金剛杵をしっかりと握り、目を閉じて、頭の中で「一願」を願います。すると、ご住職が経を唱えながら、棒のようなもので頭をコツッ!とたたかれます。
 横にずれ、ご焼香を行い終了。
なんかよくわかりませんでしたが、ありがたかったです。「お心付け」っていうのが一番難しいですね。1円〜1万円が置かれていました。
 私は、300円を置きました。(少なかったのかな〜・・・・悩みました)

 結構活気があっていいお寺だと思います。やはり、地元の方が一杯おられるお寺は活気があります。
参拝料無料はさすがですね。


                                                 

十七番札所
補陀洛山 六波羅密寺

庶民に慕われている寺