

レビューでは、たまに客席通路で生徒さん(役者)が、演技をすることがある。
かけ声と共に、あられもない衣装を着たおねえさん達(生徒さん)が多数、観客席になだれ込む。私の座る席の目の前で、ポーズを決めるおねえさん。私の隣の女性等は、大喜びで、身を乗り出している。しかし、しがないサラリーマン風情が、宝塚の生徒さん(役者さん)のような、スタイル抜群の美人さんを見る機会は皆無に等しく、あわてるのが先に立ち、ほとんど「見た」という記憶は残っていない。嵐が通り過ぎていったという記憶しかない。
このように、あまりに近距離で演技をされた場合、野郎の場合は、はずかしさのためかほとんど見ることはできない。女性の場合はやはり同性であるためか、楽しんでおられるようだ。
せっかくのチャンスを棒に振る「野郎」でした・・・。
梅田芸術劇場でショー(ミロワール)で水夏希さんが、客席の中を歩き、私の目の前で数秒間熱唱した事がある。私のひざに水さんのひざが当たっている。
手を少し伸ばせば届く距離。
ありえない事態だ。
後ろの座席の女性は、半狂乱で私の頭の両側から腕を伸ばし、水さんにアピールしている。
私といえば、腕を自分の体に引き寄せて、固まった状態。拍手する事すらできない。
頭の中には、なぜか「踊り子にはお手を触れないで下さい」がこだましていた。
お顔を見ることすらできない。
下を向いたウブな少年のようでした。
そして極めつけは、翌日現れた。
筋肉痛・・・・・・・
あまりにも、硬直しすぎたようだ。