豊鉄7300系"なのはな号" さよなら運転
〜  取材日 2002. 3.31
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豊橋鉄道7300系は旧名鉄の車両で、支線直通特急に使うことを目的にして1971年(昭和46年)に登場。しかし、当時の名鉄は新型車両を新造する余裕はなく、旧型車の車体だけ更新し、モーターなどの足回りは再利用する半新造電車でした。

名鉄特急おなじみのパノラマミュージックホーンを備えて特急運転を行なっていたのですが、後に登場した7700系が特急運用に入るようになると、7300系は次第に急行や普通で走るようになっていきました。しかし、足回りは旧型車両そのままなので、ダイヤが込み合っている本線での運用は厳しいため、晩年には各務原線、三河線、豊川線、そして小牧線などの支線で活躍していました。その後、新型車両が続々と登場してきたため、1997年 (平成9年)に全ての車両が廃車されました。

しかし、グループ会社の豊橋鉄道が1500Vに昇圧されることになり、7300系は2両を除く残り全てが豊鉄に譲渡されることになりました。ところが、2扉車のためにラッシュ時は乗り降りに時間がかかることが問題となり、元東急電鉄の1800系が入線したこともあり、2001年 (平成13年)3月7日をもって定期運用から外れました。

1800系が入線してからは予備車としてなのはな号が最後まで残ったのですが、走ることなく車庫の片隅に置かれたままの状態であったために廃車が決定し、2002年 (平成14年)3月31日にさよなら運転を行ないました。


高師車庫にて、1800系との並び。"なのはな"号の車体がいかに派手か分かります。

特製のヘッドマークを掲げていざ出発進行。

植田駅にて東急から移籍してきた1800系と交換。 新芽が咲くこの季節、黄色い車体がよく生えていました。
"なぎさ号"との交換は植田駅での1度きりでした。 高師駅に進入する7300系を上から眺める。
最後の花道を桜と共に。 芦原〜植田間の西ノ川鉄橋にて。
植田〜向ケ丘間でなのはなと競演。
芦原駅にて、高師への最終運転を見送りました。 車庫に移動して記念撮影会が行なわれました。
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